トライアスロンのトレーニングを始める直接の契機は、アスロニアの岩田聡コーチからいただいたメールだが、もちろんその前にしかるべきプロセスがある。
まず、ポイントはKさんからの紹介。このブログの冒頭の会話からしばらくたち、Kさんと私をつなぐ基盤であるイベント学会の集まりで、Kさんより岩田コーチの名刺をいただいた。いただいたのは2枚で、1枚は順天堂大学大学院のもの。なるほど、Kさんの大学院の先輩です。もう1枚はアスロニアのもの。これにはかなり驚いた。
というのは、これに先立つ数日前、ラジオ(J-WAVE)でアスロニアの紹介があり、アスロニア代表取締役の白戸太郎さんのインタビューがオンエアされていたのをカーラジオで偶然耳にしていたからだ。私がクルマに乗るのは週に1回、買い物に行く程度。乗っている時間も短いのにたまたまこの番組に出会い、その直後にKさんの先輩にしてアスロニアのコーチである岩田さんに出会ったというのは何かの縁。いよいよ「よし、いってみるか!」という気になった。
早速アスロニアの名刺アドレスにメールをし、岩田コーチよりメールをいただいたというのが事の顛末。6月30日にメールをいただき、7月6日月曜15時にアスロニアでお目にかかることとなった。
こうしたタイミングの良い事の巡りが私の背中を押し、お会いするときにはもう、「はい、おっしゃるままにやります」
「すべてお任せ」の心境。
そこでの話のポイントは。。。。
・7月22日より渋谷で水泳のトレーニングが始まるので、タイミングはちょうど良い。なおトレーニングは渋谷のTIPNESSのプール。
・渋谷の水泳トレーニングは火曜日、水曜日の週2回で時間はなんと朝の6時から1時間。岩田コーチより「電車はありますか?」「はい大丈夫です」。
・それとは別途にバイクとランのトレーニングを週1回土曜日に南行徳のTIPNESSで行う。
・事前に渋谷と南行徳のTIPNESSに行き、それぞれ申し込みの手続きを行う。
・用具は何もないので、アスロニアで揃える。ポイントはバイクだが、私は漠然と5万ぐらいを考えていたが、「安いもので20万を超える程度」と言われ、正直この瞬間は目の前が暗くなり、やめておこうかとさえ思った。
・「何か目標がないといけませんよね。具体的にどんな大会が目標になりますか?」「11月のロタ島の大会がいいですよ」「ロタ島ってハワイですか?」「いや、グアムとサイパンとの間にあって」といった会話はいいのだが、ロタ島のコースは「オリンピック仕様」というのはビックリした。オリンピック仕様というのは、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmである。「まさかあ」。スイム0.4km、バイク10km、ラン2.5kmなんて仕様もあるというのが「これならなんとかやれそうか」と始める意欲のもとで、オリンピック仕様なんて考えてみたこともない。「ちょっと待ってくれ」であったが、その一方で「プロが言うのだからありえるのか。ままよ、飛び込め!」といった気分で気持ちの決着をつけた。
打合せのあと、雨模様の空の下、渋谷のセルリアンタワーへと打合せに歩く。
雨模様 こころの奥は 定まらず
どこへ行く 傘をさす手に 雫かな
心で決めてはいても、実際にコトを始めるにあたっては、戸惑いと高揚感がないまぜになって、心が落ち着かない。これも58歳、久しくなかった新鮮な快感といっていいいのかしら?そう思っておこう。
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