2ヶ月目で、いい気になってはいけない。それとアクセス数が1,000を突破

これまでのブログを見返すと、どうも最近、いい気になっている。よくないね。
多少のことを覚えたくらいで、もう、「人に遅れるのがしゃくに触る」という。
あるいは例えば今日の水泳。この3日間の休みで何とか自信を得たかに思えたが、今日の練習ではまったくのNG。すぐに息があがって、これまで何を分かった面をしてたか分からない。
いけない、いけない。
第一に大切なのは自分との対話。うまくできたかどうかの基準は、人より遅れないことではなく、いくら遅れても、下手でも満足できるような「自然な心地よさ」「自己満足」。だってこっちは70まではいくつもりなんだから。そこで競っても、スパートをかけても、仕方ない。そこに人と競う勝負の土俵はないものさ。
60歳からの暮らしのリズムをつくることが大切。単純に人に勝ちたいなら、58にもなってこんな負け勝負をしたりはしない。改めて肝に銘じます。
実はあたしは「勝ち負け」の世界が大嫌いで、だから運動会も大嫌い。それで勝ったか負けたか誰もわからない、勝負の土俵も見分けがつかないような世界で仕事をしてきたのに、それが、いまこうして「遅れる」ことに拘るのはなぜだろう。
あるいは、そこまで分かっていても「負ければ悔しい」は人間の業でもあるし、振り返ってみれば、あたしにも業があるんだねえ。改めて思い知りました。
ということで、2ヶ月を過ぎての心境、自戒は「ゆっくりマイペース」「楽しむ価値観」。
次に生活管理だが、私はこれまで、午前中は自宅でデスクワーク、午後に会社あるいは打ち合わせを基本にしていたが、朝6時のスイムの練習を終え、自宅に帰ると、気がつけばウトウト。あるいは帰宅後に部屋を掃除し、洗濯をし、アイロンをかけ、ゴミを捨て、なんてしていると、下手すればそれで1日が終わってしまう。
そこで、早朝トレーニングを終えたらすぐに会社に行くことにした。これは私の特殊な個人的状況だが、これを敷衍すれば、サラリーマンでもいけるということかも知れない。
以上、2ヶ月で肝に命じるのは「マイペース」と「時間管理」。簡単にいうとそうなるが、おそらくトライアスロンを始めた人の多くはこの課題に直面するかと思う。この課題は、あまりに当たり前であり、だからこそ「本質」である。それぞれに真摯に向きあう課題と思う。
また、「自己管理がポイント」という点から考えれば、「自己管理」が比較的しやすい、定年退職者向けのスポーツかと思うが、どうだろう。
60歳より2歳若いあたしとしては「競わない」ことで60歳定年後のスポーツとしての魅力を発見してそれを広く伝えたいと思っている。それだからこそ、改めて「人とは競わない」「自然に気持ちよく」を実践したいと思っている。
名月や 振り向いてみる おのれのかな
秋となり 遠い月日が 声かける
結局、これまで自分はどのようにして、何を価値観として生きてきたのか、そしてこれからの「老後」はどうするつもりかに思いを致す。
今日のブログは、私の下手な心情吐露となって、お恥ずかしい次第。
そうそう、このブログのアクセスが1,000を越えました。皆様ありがとうございます。多くのブログは身辺雑事を軽いタッチの短い文章と写真で綴るものであるのに対し、当ブログは基本的に「60歳前後でトライアスロンを目指す方、及びその指導にあたる方」をターゲットにした「レポート」で、トレーニング内容と合わせて心境を伝えることえを狙いとしている。写真はなく、文字量も多く「ハード」な体裁だが、書く身としては、より多くの方々に読んでいただくことを願っている。皆さん、お付き合いいただき、本当にありがとうございます。
少なくとも、最初の大会出場報告までは、書いていきますので、よろしく。

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