自分の泳ぎをビデオでみるクリニックに「かなり、驚いた」。

今日はTIスイムサロン船堀 http://tisalon.jp/ スイム・クリニック(50分、料金税込6,300円)に行ってきた。いやあ、かなり、驚いた。
場所は都営新宿線船堀駅からすぐ。小さいビルで、2回には栄光ゼミナールという塾が入っていた。そう、スポーツジムというより、下町の駅前によくある塾の1階のおもむき。
ご対応いただいたのは、株式会社トータル・イマージョン シニア・コーチの中村さん。「岩崎さんですね。よろしく」とフレンドリーに迎えてくれる。
まず、簡単な質疑応答がり、いまの自分が何を求めているのかを説明。私の場合は6月のトライアスロン出場であり、スイムの技術としては「足が落ちる」状態を抜け出したい、50メートルを1分で泳ぐようになりたいということ。
すぐに着替えて、流水プールへ。流水プールは2台設置されていた。
プールに入り、泳いで見る。すると、浅いこともあって、すぐに足がついてしまう。数回やるが、いずれも足がついてしまう。「何かうまくいかないなあ」という感触。
そこで第一のアドバイス。手を水面から30センチほど沈めた位置におく。これまではストリーム姿勢で、両腕で頭を挟み、手の位置は水面にあった。その手を沈め、目の位置は真下を見ると、何と足が浮く。これはちょっと驚き。
次に、片腕づつのかき。肩をグイッと伸ばす。「もっと伸ばしてください」ということで、思い切り肩を入れる。その際、身体が少し傾く。泳ぎを止め、立った姿勢で、傾いた身体の感覚を確認して、再び泳ぐ。手は30センチの水面下。
これで基本的な姿勢を体得。
今度はキック。これも驚いた。これまで膝を曲げないことのみ考えてきたが、少し膝をまげて、キックするように伸ばす。プールに立ち、左右をつま先立つ感覚を確認する。つま先立ち、左右の膝を交互に曲げてパンと伸ばす。そして泳ぎながらキックを試す。両手はまっすぐ水面下30センチ。
この段階で、身体がラクに水に浮いている、足が落ちていない感覚を得ることができた。
次は5回キックのタイミングで、左右の腕を順にかく。その際、かいた手の平を腿につける。これが動作の基本。かいた手をエイッと後ろにかき出すのではなく、手のひらを腿につける。
それから手をかくタイミング。キャッチアップクロールのように、次の手が前にきたタイミングでかく。ただし、キャッチアップのように両手を揃えるのではなく、手が前にきたタイミングでかき出すスムーズな回転の感覚をつかむ。
これらのステップごとに、映像を見てアドバイスをいただき、泳ぎ~映像~アドバイス~泳ぎ~映像を繰り返す。
最後に、この感覚で泳いでみて、その映像と、最初に泳いだ映像とを見比べると、当然ながら、明らかに違う。
(なお、以上はあくまで私の記憶で、正しいものであるかは保証の限りでない。というより、ご関心のあるかたはクリニックを受けてください)
感想としては、「かなり、驚いた」。
驚いたのは「なるほど、身体がラクで、足が沈まない」ということ。窮屈な感覚、力を入れる感覚が少なく、浮いている感覚を得ることができた。
さてさて、これで普通に泳いだらどうなるか、明日はTTAのレッスンなので、そこで確かめたものをまた報告したい。
今日は、「かなり、驚いた」ということを、とりあえず報告。それは行ってよかったということだ。
寒空に 小部屋に入り 泳ぐなり
春に向け 新たにためす 驚きや
いやあ、かなり、驚いた。
スイム・クリニック、お勧めします。

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