鹿島槍合宿 青木湖のスイムに感動!

まだまだ暑いなあ。皆さんどのようにトレーニングをしているのだろう。この暑さの中でランの練習なんてとてもできないよね。夜錬とかしているのかなあ。あるいはスイムに集中しているとか。
私のほうは自主錬はまったくのお休み状態。このところも、8月21日・22日の鹿島槍での合宿以降、24日火曜日のスイム練習のほかは、まったく何もしていない。これで9月5日の横浜シーサイドトライアスロンに出るのだが、果たして大丈夫だろうか。
問題なのは、よく寝ているのにもかかわらず、寝覚めた時に疲れが残っている感覚があること。これでトレーニングに向かう気が起こらない。
今週は火曜日のスイム練習が休みでもあるし、今日は千駄ヶ谷のプールにでも行ってみようかと思っているけど、果たしてどうなるか。
さて、だいぶ日にちがたったが、鹿島槍の合宿。当初は27日金曜中に現地に入り、28日土曜日、29日日曜日にトレーニングの予定であったが、出発は28日の朝5時半。かなり道路が混んでいて、到着は12時前、午後の練習からの参加となった。今回の参加はTTA南行徳から私を含めて男性3名、TTA十条から女性2名、プラス男性1名の計6名という小所帯。コーチは岩田さんと松下さんの2名。
食事のあとはバイク。私のみ松下コーチとペアで低レベルのトレーニング。松下コーチがかなり気をつかっていただき、落ち着いて走ることができた。とはいえ、コースは上り坂、下り坂とも厳しく、なんと2回も落車してしまった。始めは上り坂でのスタートでの失敗。2回目は、長い下り坂を終え、信号で停止したときに左の足をつき損ねて左に落車してしまった。二回とも松下コーチにバイクを起こしてもらい助かった。そのうえ、最後には後輪がパンク。これも松下コーチに修理をお願いで、ホント、おんぶに抱っこ状態。なお、松下コーチは日体大トライアスロン部のコーチで現役のトライアスリート。いつもまめに声をかけていただき、感謝です。この日の走行距離は約50キロだった。
今回のポイントは上り坂でのハンドルを手前にひきつける感覚。コツを覚えるにはやはりある程度の走りこみが必要だな。下り坂はブレーキに自信がないのでスピードに臆病になる。ブレーキに自信がないというのは、しっかりとブレーキを握れないということ。さらに今回のトレーニングでまたも困ったのは、首から左腕にかけての痺れ。
つまり、姿勢自体にどこか無理があるのではないか、ということで、バイクのセッティングを見直してみようというのが、今回の結論。5日の大会の前にアスロニアに持ち込んでみよう。
これまでは、自分にとっていい姿勢、楽な姿勢がどういうものか、まったく見当がつかなかったが、身体を痛めることで、少しは自分なりの感覚ができたのではないかと思う。
でも、あんなに美しい自然のなかを走りながらも、バイクを楽しむ気持ちにはならなかったなあ。バイクが好きになれない。これがバイクの問題。
バイクのあと、もう5時に近くなっていたが、青木湖に行ってスイム。青木湖の様子はgoogle画像で見てください。いい光景ですよ。
これは気持ちがよかったなあ。今回の合宿参加の一番の目的は人生初の湖でのスイムだったが大満足。
まず、水の中の風景が違う。青木湖は透明度が高いとのことだが、足がつかなくなるところにいくと、先は見えない。でも、岸辺では樹木の根が異様にからんだ光景が広がり、ゾクッとした気持ちになる。ところどころに湧き水があり、そこでは水温が下がってここでもゾクッとする。湖には、魔物が棲むような、ゾクッとする恐ろしさがあって、それが魅力なのかと思う。ゴシックロマンの世界だね。
夕暮れで雲が茜色に染まるなか、湖のなかに泳ぎだし、水のなかから黄昏に包まれた周囲の森と山を一望した。贅沢な眺めだった。この歳になって、こんな光景を見られるようになるとは思ってもいなかった。人生はおもしろいなあ。
夜はバーベキューのお楽しみ。他愛ない会話がもりあがり、和気藹々。最後は花火に歓声をあげて和やかな気分のなかでお開きとなった。私の子供たちと同じかあるいは年下の方々とこうして楽しむとき、いつも不思議に思う。ありえないことが起こっているように思えてしまう。大げさのようだが人生の不思議を感じてしまう。
日曜日はまずは青木湖でのスイム。昨日で少し慣れていることもあり、少し余裕をもって楽しめた。みんなも、コーチも、トレーニングというより、スイムを楽しんだ。多分1500メートルぐらいは泳いだのではないかな。そして最後は宿までの上り坂のタイムトライアルだが、なんと、ここでも2回落車し、結局伴走車にピックアップしてもらった。
おかげで、いまだに両肘、両膝バンドエイド状態。子供じゃないんだから。横になって起き上がるときに痛いんだな、これが。
湖に 身を浮かばせ 森を見る
黄昏に 山に泳ぐや 染まる雲
どうしたら、バイクを好きになるのだろう。
書店にはバイクの雑誌が並んでいる。
なんでみんなそんなに好きなのか、私にはわからない。

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