痛めた足と増えた体重をかかえて私の一年の計

年の暮れから扁桃腺を痛め、左足の痛みは治らず、体調不良、運動不足、過食の状態で、箱根駅伝と大学ラグビーをテレビで見ながら正月を過ごした。特に扁桃腺の痛みは「風邪ではない」との診断ではあるが、喉のひどい痛みもさることながら、どうにも身体がだるく、正月明けの4日以降も日々宴席をこなしながらも半分寝込んだような状態で、気力も衰え、ともかく寝ることに専念した。
それでも8日土曜日はようやく回復し、ATAのスイム練習。足の痛みでランの練習は休むが、水中ウォーキングとエアロバイクの自主練習。30分のエアロバイクで、久しぶりに汗をかく快感を得ることができた。
しかし風呂上りに気になっていた体重を計ると、なんと69.7キロ。70キロの大台超えとはならなかったが、運動不足、過食のつけはしっかりとついていた。昨年のホノルル大会時点からは4キロの増加。トライアスロンを始める前の体重が概ね67キロ~68キロ。それがトライアスロンのおかげでダイエットストレスなく65キロ台まで落とし、この調子で目標の63キロ台ともくろんでいたのに、ここで見事にリバウンドしてしまった。
年末年始の食べすぎもあるが、やはり走れないのがつらい。ということで、昨日の日曜もジムにでかけてエアロバイクを30分こなしてからスイムに。今日も夕方にはジムに出かけてみよう。
ちなみに、スイムではプルブイをはさんでのフォーミングに重点をおき、前のめりに、潜るように、大きなボールを超えるような泳ぎに意識を向けてており、身体に受ける水の手ごたえなど、だいぶコツをつかんだ感じを得てはいるが、しかしタイムが伸びない。でもここで限界とも思えない。まだまだあがいてみないといけないなあ。
足の痛みから、1月15日のフロストバイトへの出場はすでにあきらめた。1月29日のドイツ村駅伝までには何とかならないかと念じているが、どうかなあ。少なくとも1週間前の22日には軽いトレーニングができるようではないと、おぼつかないだろう。
昨年のフロストバイトは私にとっては人生初の大会参加。和やかな大会の雰囲気と大会会場での仲間との出会いや共有など、大いに刺激を受け、今年は何とか2時間切りを目指していたのに、ああ、残念。
といった調子で、2011年が始まった。昨年は1月末の引越しを控えて気ぜわしい年始であったが、今年は足を痛めて練習不足、体重増加の年始というわけで、意欲はあるものの、なかなか意気があがらない。いまも外は風が強いものの、それだけに雲もない快晴で、身体の生理としては日差しと風を受けて走りたくでウズウズしているが、それもかなわない。
「最近は粘り、根気がなくなってきたんだよね」
「何をやるにもスピード感がない。てきぱきいかなくてイライラする」
「何かをすますと、次に移るまえに休んじゃう」
「以前ならすぐ次の行動に移ったのにね」
「ボーっとテレビを観ている時間が長くなって自分でも驚く」
「一日に一つのことしかできなくなってきたんだよ」
これは年末年始に交わされた年齢に関する会話。
身体の状態も思うようにいかず、粘りと気力が衰えていくなかで、どんな毎日を過ごしていくか。日々の暮らしの時間割、事にあたる手筈、スピードとリズムを改めて、還暦相応に、作り直していかないといけないなあ、なんて思い始めている。
新年に わが身抱きしめ 年の計
どこへ行き 何をするのか 年初め
今日は成人の日。といっても自分の成人の日より、子供たちのあの日を思い出す。
思い出茫々。
過ぎた日は日々遠くなり、思い出を探す旅も、また果てがない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました