今日は7時に起床。快晴の空と日差しをカーテンを通して感じながら、すっきりと気持ちよく目覚めた。
昨日は娘家族が、妻にお線香をあげに来訪。
「あなたの家のお墓に一人で入るのはいや」、実家のお墓は、お墓の管理をしている弟と喧嘩中で、頭を下げて入れてもらうのはマッピラ!ということで、亡くなって3年半、いまだに遺骨は家においてある。一緒に寝ている。
娘にすれば母への新年の挨拶となる。
冷蔵庫に冷凍コロッケとレタス、たまねぎがあったので、コロッケをチン、サラダ、たまねぎと豆腐の味噌汁を作り、ささやかながらも賑やかな食卓となった。そこで缶ビールを2本。
娘家族がカルタ取りで遊ぶ声を聞きながら、食卓、食器をかたづける。訪ねてきた子供家族に私の手で食事の世話をするなんて、まるで実家の母親になった不思議な違和感もあったが、皿を洗いながら「これが私たち家族のありかたなのだろう」と苦笑まじりに思いを定め、気持ちよく引き受けた。
9時過ぎに笑顔いっぱいで娘家族を送り出し、テレビで大好きなインディジョーンズを観るが眠くて仕方ない。
昨日はスイム+バイクの練習で、バイクにのったのは、昨年12月の養老渓谷へのロングライド以来。久しぶりで多少は怖く、なんといっても寒いのにはまいったが、久しぶりの爽快感、満足感を味わった。
眠いのはそのおかげ。我慢できずに、インディジョーンズにをあきらめ、11時前には就寝。それで7時に起きたのだから、トイレにも行かずに8時間の睡眠とすっきり目覚め。こうでなくちゃあ。私にとって、この目覚めの感覚こそはトライアスロンで知った醍醐味で、「ああ、はじめてよかった」とかみしめる。
気分のいいまま、バナナと牛乳の朝食で、洗濯と床掃除。テレビをつけると、間寛平のアースマラソン特集をやっていて、思わず見入った。
まず、61歳という間寛平の年齢に親近感を覚える。前立腺癌の発症も他人事と思えない。そのうえで、一念発起の目標の設定と実現への準備、実現への持続力など、やっていることはとても足元にも及ばないものの、わが身にひきつけて共感する。
驚嘆するのは持続力だな。誰も経験したことのないゴールへと一人向かっていく時間の長さ、休むことのない肉体の酷使、それに耐える精神力。私なんか、スイムの1500メートルの長さに耐えられないんだから恐れ入る。さらにテレビでみる明るさがいい。
さて、私はどこに目標をおいてみようか。65歳まで続ける、ハーフを完走する。いまリアルに見えるところは、こんなろころかな。70歳じゃあどうなっているかわからない、アイアンマンじゃあリアリティがない、続けられるだけ続けようとは思っているが、それは目標ではなく心構えだものね。
ということで、これは間寛平が私の還暦目標設定のひきがねになったということ。
今日は、本来であればフロストバイトに出場しているはず。11時スタートだから、12時30分の今頃は最後のがんばりどころだなあ。昨年のフロストバイトは私の人生で初の大会参加。時間は2時間14分。ことしは2時間切りを目標にしていたので、本当に残念無念。
足は少しずつ、少しずつだが、確かに快方に向かっている手ごたえがある。1月末のドイツ村駅伝、新宿ハーフも難しいようにも思う。これまでは何とか出たいと思っていたが、いま、「2月末には確実に治るだろう、であれば、見送ってもいい」と思いはじめている。
冬の陽に 目覚め誘われ 背を伸ばす
陽を浴びて 洗濯ほすや 冬の朝
いい天気の朝にすっきり目覚めると、いい気持ちになる。
いい気持ちになると、仕事にもいい姿勢になる。
これまでためらっていた仕事の方向に決断がついた。
この気分でいってみよー。
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