シーズンが近くなってきて、トライアスロンのメーリングリストでは大会のエントリー情報が行きかうようになってきた。いいなあ。シーズンインだぞ!
本来であれば、戸惑いいっぱいの初シーズンの経験をふまえて、きっちり鍛えてシーズンに向かっていくイメージであったのだが、左足の痛みが長引いて、不安な思いもわきあがっている。
はじめは昨年内には回復と思っていたが、1月を過ぎ、もう2月も終わろうとしている。確かに快方には向かっており、日一日と回復の手ごたえを感じてはいる。特注インソールをはいており、普通に歩いているときはほとんど意識はしない。自然と階段を降りることもできる。でも、いまだ完治にはほど遠く、痛みがある。
病名は「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」。ネットで調べるとその典型的な症状である。ではネットでは回復についてどのように書かれているか。
「多くは3ヶ月から3年以内に自然治癒するものなので、痛みが出ても慌てずに、毎日の足のストレッチ運動や足への負担を減らす工夫をして、痛みが落ち着くのをゆっくり待ちましょう」となっている。
どうやら長くかかるものなのだ。快方に向かっていることからして、治らないとは思わないが、ひょっとして今シーズンはあきらめるというのもあるかもしれないという不安もある。そこまでいかなくとも、すでに申し込んでいるホノルル大会が開催される5月中旬はどうなのか。やはり1ヶ月は事前練習の期間がほしいから、4月までにはトレーニングを始められるようになりたい。あと1ヶ月だが、さてどうなるか、どうするか。
つい最近までは、なにをするにも足をつくと痛く、ともかく刺激を与えないようにしていたが、ようやく少しは動けるようになってきた。おかげで、足のストレッチや腹筋やスクワットのトレーニングは行えるようになってきた。つまりこれは、安静期間からリハビリ期間へと移ってきたということ。
そこでリハビリの情報を調べると、まず第一は足底のストレッチング。足の指でタオルをつかむタオルギャザー、単に足底のみならず、足全体のストレッチ、あるいはマッサージなどを行うことなどがあげられる。根本的には身体全体のバランスがよくないので、姿勢の矯正などにも取り組む必要があるともいう。
これまで、身体のケアに通える整体院を探していて、なかなかいいところが見つからなかったが、これもネットで調べて、こちらに行ってみようかと思っている。「ホットカイロ田町 http://hotkairo.com/」
当ブログでお近づきになったKenさんからは、「回復自体を楽しむように」といったありがたいアドバイスをいただいたが、確かにそのとおり。いろいろと調べ、さまざまに工夫をこらし、不安も含めて、回復へのプロセスを興味津々に見つめてコントロールしていきたいと思っている。
こんな状態でいると、テレビでよく見かける「一所懸命リハビリに取り組む」といったコメントも身近に感じる。マラソンランナーの有森裕子は両足とも足底腱膜炎の手術を行っているという。不安だっただろうなあ。
トライアスロンを始めてよかったことのひとつに、プロのスポーツ選手を見る目が変わったことがあげられる。スポーツ選手の心理を身近に感じるようになり、好きなスポーツを楽しむ幅が大きく広がった。勝手に同じ世界の村人と思える親近感を覚えるようになった。なんでも始めてみることだ。
春近し 川面の風が 誘い来る
陽を受けて 汗ばむからだ 春近し
春が近くなってきたことを身体全体で感じる今日この頃です。
コメント