2年目のスタート。ホノルルトライアスロンまで26時間

現在、ホノルル時間で5月14日午前4時。明日のこの時間にはバスにのってレース会場へと向かうところだ。一昨日、ホノルルのホテルに着いたのが朝の10時。午後3時のチェックインまでアラモアナのショッピングセンター行き、チェックインを終えてバイクの組み立てとチェック。あとは食事にでかけ、10時過ぎに就寝して起きたのはなんと9時。いやあ、よく寝た。昨年は7時からのバイクレッスンに参加したのだが、これがなかなかきつく、今年は睡眠優先。これだけ寝られたのだから結果よかったのだと思う。
ホテルの隣のレストランに行くと、アスロニアの遠藤さんと出会い、一緒に朝食。ゆっくり話したのは初めてのことで、こうしたことも海外レースならではのよさだ。
食事のあとはワイキキビーチで軽く泳いだあと、レース会場となるアラモアナ海岸に出かけて、ウエットスーツを着てのスイムトレーニング。姿勢をチェックしながら、問題の呼吸に意識を集中。できるだけ長い時間を続けて泳ぐことを心がけて、1,000メートル弱ぐらいは泳いだか。昨年よりはだいぶういいとは思うのだが、休みなく泳ぎきれる自信までには至らない。ただし、休むとしてもその回数と時間は少なくてすみそうだ。前へ前へ、という強い気持ちでいこう。
昨夜の夕食はチャイナタウン。ATA南行徳で還暦仲間のSさん以外は、なんとトライアスロン初参加の女性5名となった。こんな状況は考えてもいなかったが、成り行きとはおもしろいものだ。皆さんお元気で、どうも遅れをとりそうだなあ、なんて思いながらの楽しい食事とおしゃべりとなった。
ビールとワインでけっこう酔ってホテルに戻り、就寝は11時。目が覚めたのが2時半。どうもトイレで目覚めたようだ。明日、レース当日の起床予定時間は2時半。意を決して起きだし、昨夜買っておいたミルクとカットフルーツの早朝食。
ここでのポイントはトイレ。目覚めて朝食をとると、すぐに反応してトイレというのが日常だが、この状態ではどうなるか。軽くストレッチをしながら待つと、おお、もよおしてくるではないか。ホッと一息。このトイレがなくては、安心して家を出ることはできない。海外での旅先でも同様。ましてやレースの前にとどこおっては、心配でレースどころではない。さらに、その30分後に第二回目の自然コール。これもいつものパターンでここまでくると心おきなく出かけることができる。ああよかった。明日の朝もこれならいけそうだ。
と、ここまで書いてきて、いま三回目のおよびがかかった。これはいけないなあ。二回はいいが三回は多い。ここらあたりが難しい。おそらく昨夜のアルコールの影響だろう。今夜はもちらん、アルコールを控えよう。
ホテルのバスルームには全身を写す大きさの鏡がある。いま、トイレに行きがてら、クロールの姿勢を鏡に写して確かめる。私の場合、普通に立っていても頭が右にかしぐ癖がある。それが、苦手な右手をかく際に、さらに大きく右にかしぐことを発見。腕に力を入れるとさらにかしいでいく。左は問題はない。頭をまっすぐにすると、なんと、顔があげやすくなるではないか。これは私としては大発見の部類にはいる。今日のスイム練習で確かめてみよう。
といったことで、ここまではいたって「いい感じ」できている。不安ではあっても昨年とはまったく違う。昨年は未体験の不安の一方で「まあ、なんとかなるさ」という楽観的な気分があった。今年は「水泳の安定した呼吸」に「左足の足底の痛み」と不安は具体的になり、特に大きな事故でもなければ完走はできるであろうという見込みをもち、根拠のない楽観的な気分はもたなくなった。
いま、明日のレースを楽しみに待っている自分がいる。
ハワイにて 夜明けを待つや レース前
アラモアナ 泳ぐ塩水 なつかしや
おっと、またトイレに呼ばれてる。
完全に下痢状態ではないか。これは問題だなあ。

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