来シーズンに向けて、現状確認を試みる!

このところ、西オーストラリア、タイのプーケット、メキシコのコスメルでアイアンマンの国際大会が開催され、私の知人も多く参加し、見事に完走している。
シーズンオフに入ると来年はどの大会に出るのかが話題となるが、ロングやミドルを目指す人が多い。
そうした状況に刺激をうけて「よし俺も目指すぞ」といった気分には簡単にはなれない。私の場合、昨年は伊是名がほぼミドルの距離であったがスイムでタイムオーバーとなった。あるいは冷静にこれまでをたどってみれば、オリンピック仕様でさえスイムでつまずき、完走はしているものの、まともにこなせたとは言いがたい。とてもそんな気分になれないゆえんである。
いま考えている私の来シーズンのトライアスロン予定は概ね以下のとおり。
6月   天草 オリンピック
7月   昭和記念公園 スプリント
    館山わかしお オリンピック
8月   沼津  駅伝
10月  横浜シーサイド八景島 スプリント
11月  伊是名  ミドル
この2年はホノルルからシーズンをスタートしたが、来年は天草に行ってみようと思っている。岩田コーチも参加するとのことで、熊本には知り合いもいるので、その気になった。石垣など、4月から大会は開催されるが、私としてまだ冬を越えたばかりの4月ではちょっと準備が不十分の気分がある。5月の連休でしっかりと準備を整えてからシーズンに入りたい。
館山は来年で3回目となる。近い場所というのが第一だが、この3年間の推移を見てみたいと思っている。オリンピックを普通にこなせることが来シーズンの第一の目標で、そのうえで伊是名に再チャレンジしてみたい。こう考えると、伊是名はどのようになるのか、大いに楽しみとなる。
スプリントはいわば練習の延長の感覚で楽しみたい。昭和記念公園は公園内の環境が好きだ。終わったあとの食事もおいしい。沼津は仲間とメンバーを組んでの参加の楽しみ。横浜シーサイドは今年はいい思い出はないのだが、まあ、時期的に伊是名への準備といったところだろうか。
昨年の今頃は足底腱膜炎のため、まともに歩けない状態であったが、今年は大分様子が違う。まず体重が減り始めており、66~67ぐらいまでになってきた。お腹もへこみ、走っていても身が軽い。年末年始はお酒をコントロールして練習に励み、何とかアンダー65まで持ち込みたい。がんばるぞ!
いまひとつはパーソナルトレーニングのおかげで、いくつかの成果が見えてきた。第一に歩くのが確実に早くなった。これはパーソナルトレーニングにおけるストレッチングの威力かと思っている。足の運びがスムーズになり、しっかりとした体重移動を意識しながらリズミカルに歩くようになっている。
それはもちろんランにもプラスとなっており。まずキロ6分は手の内に入るようになった。一昨年の6月、トライアスロンのトレーニングを始める直前にキロ8分で10キロを走って大きな満足を得たことを覚えている。隔世の感があるなあ。さらに、岩田コーチから足の振り上げを指摘され、それをキッカケに6分も切れるようにもなってきた。1月15日にフロストバイトのハーフマラソンに出場する。初参加の昨年の記録は2時間15分程度。今度の記録が楽しみだ。この歳でまだ伸びしろがあることを率直に喜ぼう。
4月には板橋のcityマラソンがあり、これがフルマラソン初挑戦となる。目標は6時間以内だが、完走までいくかどうか。足の指の付け根に痛みがくるので、タオルを足の指ではさんで鍛えている。
スイムもパーソナルトレーニングで、ブレス、腕のかき、キックについて、改めて確かな方法に出会い、手ごたえを感じている。自主錬ではこれらのドリルとともに、プルブイをはさんで1500を泳ぐプログラムを始めている。500メートルが約15分で45分はかかる。これはともかく1500という距離と時間を身につけることが狙い。このトレーニングでブレスがだいぶ楽になった。これは大きい。さらに500メートルをプラスして、それを1時間の基礎練習にしようと思っている。キックも力を抜いて足を打つ感覚もわかり始めている。ということで、スイムについてもランの足の振り上げのように、何らかの、ちょっとしたきっかけで次の段階にステップアップできることを期待している。
バイクはまだちょっと分からないなあ。手ごたえがつかめない。ただし、このところのエンデューロ大会など、経験は重ねているので、できるだけ走る機会を増やしていきたいと思っている。
改めてこのように書き出してみれば、このところ、特に伊是名以降、確かな進歩が見られるようだ。その理由をあげれば、やはりパーソナルトレーニングということになる。パーソナルトレーニングは1回1時間で7,750円。いまは隔週でお願いしている。多少贅沢とも思われるが、私のような年齢となれば、トレーニング量を増やすことでの進歩は望みがたい。私の身体を理解していただいたうえでの個人対応が効果的と思う。
ひとつづつ ひとつづつなり 年の暮れ
木枯らしに 身体を冷やして 前を向く
今年は大変な年であった。
よくなんとかここまでやってこれたと思っている。
年末に会う人の多くは「来年はもっと大変でどうなるかわからない」と言っている。
トライアスロンを始めていてよかった。
いまの状態では始められないだろう。
また、いまの状態でシッカリと日々を過ごすうえでトライアスロンは大いに力となっている。

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