またしても扁桃腺炎。頃合のトレーニングを探し出そう。

今日は「15分泳」のレッスンであったのに扁桃腺を腫らしたためにやむなく不参加となった。
腫れに気づいたのは一昨日の木曜日。ちょうど映画館で「ドラゴンタトゥーの女」を観ている時に発作的に咳き込みはじめた。あわてて飴を舐めてしのいだが、そのときから悪化をたどり、今朝起きたら咳がとまらない。果たして風邪か扁桃腺炎か、あるいはアレルギーか、熱はないのでレッスンに出かけようかと迷いもしたが、咳で胸まで痛み出して意気阻喪。これで行っても不本意なものになるだろう、いい歳をして無理は禁物と頭がめぐって、取りやめにした。
そのあと、今日一日は仕事に向かおうと思ったものの明らかに集中力がなく、大半は寝て過ごすことになった。これだけ寝られるというのはやはり体調は不良なんだよなあと、休んで正解と一人納得。
もともと扁桃腺が弱くて、毎年冬には最低1回は扁桃腺を痛めて寝込むことになる。今年は1月に寝込んでこれで2回目。この短期間に2回連続というのはちょっと記憶にないなあ。
ただし今回の2回連続ではたと思うことがあった。2回とも、それまでの1週間ほど無性に眠く、7時間どころか8時間も寝てなおかつ眠い。
これには、やはりオーバートレーニングというのもあるのかと思う。前回はフロストバイト、今回は15分泳を前に、私としてはけっこうトレーニングをこなしていた。この1週間を振り返ってみても、日曜、月曜はスイム自主錬、火曜日はスイムのレッスンで、水曜は千駄ヶ谷の東京都体育館のプールに出かけて約2500メートル。木曜は事前の最終自主錬で、金曜はあえてオフにしてストレッチングを丹念に行うというプランをたててその通りにやってきた。
どの程度のトレーニングが妥当なのだろうか。これは年齢を考えるとかなりシリアスな問題なのだ。村上春樹は毎日1時間10キロは走るという。でも私の経験では30分5キロは消化可能であるが、1時間となると、絶対に1時間ほどの昼寝が必要になってしまう。
白戸太郎さんは「週に1日いい練習ができる程度の練習量」といっている。基本的には毎日心地よく目覚めて意欲をもって一日に向かう状態が望ましい。無理をせず、疲れを翌日に残さないということなのだが、多少の無理を承知で自分を追い込んでいるところもある。トレーニングを重ねることで、こなせる練習量も増えていくこともあるだろう。
これは改めて考えてみる必要があると思っているが、とにかく自分で楽しむためにやっていることで、それ以上のことは何もない。
今年で3年目に入り、ぶきっちょな私でも多少の手ごたえを得るようになってきた。トレーニングも「より上へ」という意識がベースになっている。それはそれで見出した楽しみではあるのだが、頃合というものを、もっと考えていきたいと思う。
冬の朝 咳き込みながら 外を見る
風邪に臥し 一人暮らしを もてあます
いま書いたことを読み直すと、だいぶトライアスロンライフが身についてきたように思う。
いい暮らしのペースを見つけよう。

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