終わってソックスを脱ぐと、見た目はなんともない。まったく平気な面をしている。そして痛みもひいていき、足も引かずに歩いて帰路につく。あとは風呂に入ってモミモミ。じわっと痛みは残るが、常に意識するほどではない。なんだかなあ。
この痛みは以前からあったが、それでもフルマラソンをこなしてきた。それがひどくなった。先月の荒川ハーフマラソンも痛みが出て最後は悲鳴をあげながらとなったが、立ち止まることはなかった。
こんな状態ではとてもフルマラソンなんて出られないなあ、というのが直後の感想。
そこでいろいろと考えることになる。前回のハーフでは、5本指ソックスが原因の一つかと思い、今回は普通のソックスにした。靴は前回はレース用のものだが、今回は練習用のものにした。こちらのほうが足に余裕があり、ゴム紐にしているため、着脱しやすく重宝している。前回より痛みがひどいのだから、この靴が原因の一つかもしれない。ソックスについては、まだ判断保留だが、当面五本指ははかないなあ。
一番の原因と思っているのがフォアフットのフォーム。このフォームを意識しだしたのは、いつからだったか。去年は青梅、板橋Cityに参加し、共に完走できたのだが、さて、このときのフォームはどうだったか。なんと、思い出しても、よくわからない。でも、今年のマラソンシーズンは、フォアフットへの意識が高まっていることは確かだ。
だから、フォアフットをやめてみる。これが一番ということで、今日のラントレはフラットフットを意識したのだが。今日のメニューはキロ7分のジョグを1時間だったのだが、45分で痛くなり、やむなく中止した。日曜の痛みが残っていたかなあ。
そして足の底を鍛える。タオルギャザーなど、足指トレーニングを研究しよう。それとソックスだが、ショップで相談をしてみるか。
足の痛みを振り返ると、初めに遭遇したのが足底腱膜園。ソールを特注した。次がアキレス腱。共にメインはあ左足で、今回の痛みも左足だ。身体のバランスなのかなあ。
まめにストレッチングを行い、いまは双方ともなんとか何とか収まっているが、これもいつ出てくるか、戦々恐々ではある。
つまり、いつも常にどこかが痛んでいるという感覚がある。
そして、ストレッチも大切であるが、筋肉を鍛えることが必要との認識がある。
それで、今回のことで感じるのは「まあ、仕方ない」。イライラせず、ゆっくり、じっくりと痛みと付き合い、いろいろとためしてみる。そうするといつしか痛みは薄れるか、なくなるか、違うところに移転する。まさに肉体との会話だなあ。
足の痛みとの格闘の果てに、随分と枯れた心境になったことを実感。これを収穫としよう。
菜の花や 走るリズムで 目にさやか
春が近くなってきた。このところ、この1年のレース予定に取り組んでいるが、まずは5月17日の横浜・スプリント、6月7日のセントレアで初のハーフとなる。どうなることやら。セントレアをターゲットに身体をつくっていこう。
写真はレースではいた練習用のシューズ。気に入っているんだけどなあ。
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