こうしてみよう、ああしてみようと工夫する楽しみに目覚め始めている。

トライアスロン

ようやく体調回復で、昨日の土曜日より本格的トレーニングに復帰。お気遣いいただいた皆様、ありがとうございます。元気になりました。
昨日のトレーニングがなかなかきつかった。スイムは100メートルハードで、引き続きほぼ休みなく50メートルをイージー。この150メートルを5分サークルで6本回す。100メートルハードはめっぽうきついが、回数を重ねていくと否応なくラクなところを探し出していくことになる。これがフォーミングの意識につながる。
次いでランのトレーニングでは2キロを決まったペースで走り、200メートルをジョグしてそのまままた2キロに挑む。2キロプラス200メートル×3セット。2200メートル×3というわけだ。私の申告タイムはキロ6分のペースであったが、ペース通りに走れたのは第一ラウンドのみ。2ラウンドではキロ6分10秒、3ラウンドでは15秒まで落ちてしまった。いやあきつかった。自分としてはフォームはだいぶいいのだが、疲れると足がふらついてしまう。まあ、病み上がりなので仕方ないとあきらめる。むしろ走っていなかったわりにはいけたかという気分である。そこで、根拠はないのだが「鍛えようはある」と実感している。多分であるが、やっていけばキロ5分ぐらいまではいけるような気がしている。なんとキロ1分以上の短縮。ランについては、これを目標にして工夫してみたい。
こう書いてみると、復帰するや否や、けっこういい気になっていることに笑ってしまう。でもスイムもランも、やってみようという意識は満々である。
体調不良の時期のストレスを発散して、いささかハイな気分になってるのかもしれない。それは別に悪いこととは思わないが。そして、これは原因が特定できないのだが、工夫することに面白さを見出すようになっている。
例えばスイム。今日は750メートルのアップをしたのだが、この長距離を泳ぎつつフォームの細部をいといろと試してみる。泳ぎつつ、あんな感じこんな感じと試行錯誤する。その楽しさに目覚めている。
次いで例えばラン。いま意識しているのは「骨を使う」こと。つまり姿勢だね。骨を操作して姿勢をつくることで筋肉の負担を減らし、ラクな動作を求める。これは階段を上る折に、腰と膝の骨の使い方で筋肉の負担が大きく違うことが実感できる。
つまるところ「工夫する楽しみ」に目覚めている。こうしてみよう、ああしてみようというわけだが、何も無暗にやってみるわけではなく、ポイントとして思うのは、やっぱりフォームだなあ。
私の実感は、第一にぶれない軸、そして軸を中心としたスムーズな回転運動、リズム、そして目線。目線の位置は結構大切で、スイムの場合見るべき対象は明確ではないのだが、ともかくハッキリと前をみることで前に進む意識が生まれる。ランはちょっと遠くを眺める感覚がリラックスして効果的。これはわかってきた。バイクはどうかなあ。多分、力を抜きつつ緊張感をキープする目線というものがあるのだと思う。
といった具合に、工夫する楽しみに目覚めている。老化は進んでいても、それなりの工夫に年齢の限界はない。いやいや工夫はそれが老化への対応であったとしても、上達への道筋と思えて楽しめる。

ああでもない こうでもないの 冬のラン
今日はたまたまNHKテレビでレスリングの伊調香選手を観た。私が惹かれている選手の一人なのだが、これまで試合以外の姿の見ることはなかった。よって選手としての魅力はわかっていても、人間としてはまるでわからなかった。あまりの強さが全面に出て、一人の女性を考えることはなかった。それがインタビューに答える姿、内容ともども実に知的で素敵。顔だちもナチュラルで女性としての魅力にあふれている。いやあ驚いた。素敵な女性に出会えると思わず興奮してしまう。
彼女は自らの努力=工夫を自分の言葉で語った。実に刺激的であり、私は工夫する楽しみを、改めて確認した。新しいトライアスロンの楽しみを見出した。それは「工夫」。練習の工夫、フォームの工夫、レースの工夫と、工夫は無限の楽しみとなる。
今回は写真はなし。伊調香の写真とも思ったが、オリジナルの適当な写真がなくあきらめた。

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