場所はいつもの八重洲BOSSOで30名以上が集まった。
初めにちょっと解説をしておこう。
ATA(アスロニアトライアスロンアカデミー)はアスロニア(http://athlonia.com/)が経営するトライアスロンスクール。岩田ヘッドコーチと藍コーチは当初の立ち上げからの中核メンバーであるが、この5月・6月で相次いで退社されることになった。昨日はATA南行徳校としての「感謝&激励会」であった。
岩田コーチは奥様のご実家がある奄美大島で農業を始めながら、地域でトライアスロンを広げる活動を求めていく。藍コーチは最近結婚されたばかりだが、このタイミングでスイッチを切り替えることにしたようだ。
現在ATAは全国で10校を数えるが、私が所属する南行徳校はルーツ校。ほぼ1年前まで藍コーチがずっと担当で、この5月までは岩田ヘッドコーチが担当されていた。このお二方は私にとって、スタートから今日まで見ていただいてきた、まさに「我がコーチ」であり、私のトライアスロンライフそのものなのだ。
このお二人がいなくなることで、またお二人がそれぞれ新たな道に進むことで、まだハッキリとはわからないが、私のトライアスロンライフも少なからず変わっていくように感じている。
これまでは、コーチから大会を勧められてモチベーションをつくり、大会会場でコーチの顔を見ることで大きな安心感を抱き、レースを間近で見ていただくことで、明日の練習への糧を得ていた。沼津駅伝、タテトラ、九十九里、伊是名といった大会はすべてそうした物語の中にあるのだ。
この物語を失うことの喪失感は大きいだろうな。まだ申し込んではいないが、参加するとしても、今年の九十九里は昨年とはまったく違うものとなるように思える。
一方、このお二方とはこれからも末永くお付き合いさせていただきたいので、新たな世界が広がることを期待している。岩田コーチ手作りの奄美大島合宿やプライベート感覚のミニレースなど、想いは勝手に広がっていく。新しい物語に、そのスタートから参加できることは、大きな歓びだ。藍コーチは「今後はまだ未定」と昨日は話されていたが、藍コーチがこれからどのような世界に踏み出していくのか、これも大いに楽しみで、シッカリついていきたいと思っている。
新緑の 木漏れ日は 明日へのときめき
と、ここまで書いてきて、改めて二人の存在感の大きさに気がつく。二人に出会えたことの幸運に感謝する。こうした形の人付き合いというのは今までなかったように思う。さらに、昨夜の会に集まった仲間たちの人間関係も、このほかにはないものだ。こうした人間関係も、トライアスロンの魅力なのだ。多分、ゴルフならゴルフならではの味わいや文化をもった人間関係があるのだろう。野球の応援仲間とサッカーの応援仲間も、違う文化があるのだろう。トライアスロンを始めてよかったと、改めて思う。
写真は我が二人のコーチ。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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