出だしの3キロは苦しく、5キロから8キロは気持ちがよかったが、最後の2キロはいささかばてた。右の腰と股関節、左足のアキレス腱にかすかな痛みを感じたが、大事にいたってはいない。正直安堵した。
「小松菜マラソン」は荒川沿いのローカルな大会で、会場は自宅からママチャリ30分。着替えの必要もない。毎月開催しているようなので、なじみにしたいと思った。
夏に入って1,500メートルのオープンウォーター、10キロマラソンと大会に参加している。10キロなら自主ランでもとも思うが、やはり草大会とはいえ、大会ならではの緊張のなかで身体を動かすのは気持ちのいいものなのだ。
こう書いていると「好調」のようだが、そうでもない。
このところ、身体の変化を感じている。なんとなくではなく確かな手ごたえとしての変化なのだ。これが老化か、などと思っている。ちょっとギアが一段入った感じかな。
まず、食事の量がいくぶん減っているように思う。おいしいものを食べたいといった食事への意欲も衰えている。満腹感が不快になっている。かといって体重が減るわけではない。そこが困ったところ。
お酒の量も減っている。お酒については意識的に減らしてもいるのだが、弱くなっており、たいして飲まなくても二日酔を感じるようになっている。特に飲んだ翌日は下痢に見舞われて面白くない。
一段入ったギアに合わせて、食べ方、飲み方を基本的に変えていきたいと考えている。手探りだな。ポイントは「心地よさ」。年齢に応じた心地よい食事と酒を、この夏には探し出し、身につけたいと思っている。
このほか、いつ頃からか、この半年くらいか、喉に違和感を覚えるようになった。食後に誤嚥した感覚が喉に残り、咳をして整える。気にしていると声もかすれてきたような気になってくる。そんな折、私より2歳年下の友人が初期の声紋癌になったとの話が舞い込み動揺する。次回の血圧検査の折に伝えよう。すぐに検査となるのだろう。
運動機能としては、屈伸を負担に思うようになっている。このキッカケは間違いなくヘルニアであり、ヘルニアの回復に合わせて屈伸も楽になっているのだが、でも「衰えた感」が強い。身体がめっぽう固いが特に下半身がひどい。腰、股関節、膝、足首と連なって硬い。よって下半身の衰えには敏感になる。これからは下半身がテーマと自覚する。
夏来たり 荒川土手を ひた走り
トライアスロンを始めた理由の一つに「老化のプロセスをできるだけリアルに感じたい」との思いがある。よって「老化の記録」はこのブログでも大きなテーマとなる。
これからも書いていきます。
帰宅後、テレビで早実の西東京決勝戦を観戦。実は息子は早実卒業で、私も父母の会会長を務めたご縁がある。残念ながら敗戦で清宮の夏も終わった。
写真は今日のマラソン大会開会式。
10キロに参加は10人程度だった。こんな感じが気に入っている。
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