それはそれとして、11月2日から5日まで、奄美大島に行ってきた。奄美大島で農業を営んでいる岩田コーチご夫妻を訪ね、合宿を楽しもうというわけだ。こちらは私を入れて5名、ATA南行徳のメンバーで、今年の春から計画をしてきた念願のツアーだ。
ああ、それなのに、10月26日に大阪道頓堀で右足太腿前面を肉離れ。足を引きずりながらの「合宿応援参加」となった。「応援合宿参加」の楽しさは、改めて報告するとして、今回は風邪にまつわる話。
合宿参加2日目、11月3日から咳が出るようになった。4日、5日と咳は激しくなり、4日からは身体のだるさを実感するようになった。風邪の症状である。合宿を終えて帰ってからは、症状は一層悪化して医者に。「飛行機で拾ってきましたかね」と言われ「なるほどそうなのかもしれない」。薬をもらって以降、基本的には回復基調で、週末の11日土曜日、12日日曜日に休めばOKだろうと思っていたが、そうはいかなかった。
改めてひき戻した感覚があり、特に痰のからんだ咳が止まらない。一昨年あたりから、風邪から喘息に移行という状態が増えている。それかなあ。改めて病院に行くと、先生もわかっていて、アレルギー、気管支炎、痰の薬を出してくれる。これでいいかと思い18日、19日の週末を静かに過ごしたのだが、基本的には回復基調にあるものの、回復のスピードが遅い。これはどこかおかしいぞ、ということで、身体の状態を振り返ってみた。
まず考えたのが、痰咳の原因だ。これは鼻汁が喉に落ち、それが痰になっているのではないか。実感としてどうもそんな感じがする。そこで、ネットで調べると「副鼻腔炎」にはそうした症状があるという。なるほど、これかな。ということで、24日に耳鼻咽喉科に。その診断は想像どおり、と言おうか、想像以上と言おうか「蓄のう症」であった。鼻の奥を目視して「これは完全に蓄のう症ですよ」と診断され、軽いショックを受けた。そのうえで、鼻汁を吸引し、実にスッキリした気分になった。これまで感じていた倦怠感も蓄のう症によるものかもしれない。
いま自分がかかっている病気についての情報を整理しよう。
まず、風邪から副鼻腔炎と喘息をおこした。
ネットには「副鼻腔炎は、副鼻腔の粘膜にウイルス・細菌が感染して起こる炎症です。炎症が起きると、鼻づまり・鼻水・頭痛・咳(せき)などの症状が現れます」「風邪や喘息などの細菌による感染が原因で起こります。通常は、1~2週間で治ります」とある。このケースだろう。では、副鼻腔炎と蓄のう症の違いはどこにあるか。
「風邪の症状が2週間ほど続いているなと思ったら、内科か耳鼻科へ行ってみると急性副鼻腔炎と診断されることが多いので、ぜひ受診してみて下さい」「急性副鼻腔炎の症状が3か月以上続いたら慢性副鼻腔炎と呼ばれる」「慢性副鼻腔炎こそがよく私たちが耳にする蓄のう症の別名」といった記載がある。
ということは、私の場合、急に慢性状態になったのか、あるいはもともと副鼻腔炎をもっていて、それが今回の原因でもあったのか。そこがよく分からないのだが、1年を通してアレルギー性鼻炎を発症している状態であり、鼻が弱みであったことは確かだろう。
ネット記事のクリップを続けていこう。
「副鼻腔炎の場合は、痰(たん)が絡むような咳(せき)が特徴です。風邪やのどの痛みからくる咳(せき)は、空咳(からせき)やのどのガラガラを感じるでしょう。しかし、副鼻腔炎はのどに鼻水がたまっているような、粘り気を感じます」
はい、その通り。その感覚を自覚して「これまでと違うぞ」「おかしいなあ」となったのだ。
肝心の治療であるが、医師から言われたのが「時間がかかる」「経過をみて場合によっては手術も」ということ。「それは大変」とも思うが、そうなってしまったら腰を据えて治せばいい。アレルギー性鼻炎で長年苦労しているので、併せてこちらの治療もお願いし、アレルギー検査のための採血を行った。
次の予約は1週間後。もらった薬は抗菌剤、痰と咳のクスリ、鼻づまりを改善する液体。ポイントは抗菌剤だな。これは初めてのクスリだ。
日常生活については「気をつかうことは何もない」とのこと。ごくごく普通に暮らしていけばいい、ということで、これは安心した。
どうも風邪から蓄のう症とは珍しいことではないようだ。副鼻腔炎・蓄のう症も、まあ、ポピュラーな病気であるようだ。あまりおおげざに気落ちせずに治療に励みたい。
風邪が長引き 蓄膿症へと バトンタッチ
事態は風邪から蓄のう症と喘息に移行した。結局11月はトレーニングに行くことはできなかった。診断としては「もうトレーニングしてだいじょうぶですよ」となるのかもしれないが、どうも身体がスッキリしない。あともう一皮二皮なんだけどなあ。第一に寝ても寝ても身体が睡眠を欲している。起き抜けの爽快感がない。ということで、今日もトレーニングはお休み。ともかく体力回復。まずは散歩に出かけて身体の反応を確かめるか。
写真は奄美大島の光景。いいところでしょう。
風邪から喘息、蓄のう症発生。長引く風邪は耳鼻咽喉科へ。
毎年風邪をひく。風邪をひくと長引くようになった。昨年は年が明けて2月に入ったあたりで風邪をひいたように記憶している。ブログで振り返れば確かめられそうだが、いまはちょっと面倒臭い。いずれこの数年をひっくり返して「我が風邪の歴史」をたどってみたい気分もある。
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