毎年年長引く風邪に悩まされているのだが、今年はこれまで風邪をひいていない。インフルエンザにもかかっていない。なお。インフルエンザの予防注射はすませている。
今年は何が違うのか、つらつら考えてみるに「歯磨き」がその理由ではないのかと思っている。
もともと歯磨きには時間をかけている。歯科衛生士に教えてもらった方法で磨くと約15分ほどかかる。外出時はそうはいかないが、家では食後に必ず15分かけて歯を磨いている。それなのに昨年暮れから歯茎の具合が悪い歯がでてきて、医者に行くと歯周病ということで、さらに丁寧に磨いている。家にいるときは朝昼晩の食後プラス寝る前の4回も磨く。
ちょうどテレビの情報番組で、歯磨き・口腔ケアの重要性を紹介していた。高齢者の介護施設でも、感染症予防のために口腔ケアを励行しているという。インフルエンザを診る医師は感染リスクも高くなるが、歯磨き、手洗い、それにマメに水分をとって口の乾燥を防ぎ、予防しているという。
「なるほど」ということで、口腔ケアを暮らしの「心身ケアプログラム」にインプットする。
振り返ってみると、年をとるということは、いろいろと「心身ケアのプログラム」が増えていくということだという思いにいたる。
家から駅まで歩くと15分から20分かかる。最近は時間に追われて自転車利用が当たり前になっていたのだが、「早歩き」にしている。はじめてみるとこんなことでも「上達」というものがあって、だんだんと速度が速まり、軽く汗ばむほとになり、気分としてはトレーニングとなる。
これは積年の課題であったのだが「基本酒を呑む毎日」を約50年近くも続けてきたのだが、ようやく「基本酒を呑まない毎日」が身に付き始めている。酒を呑む代わりにストレッチと筋トレ、読書ににあてている。酒を呑まない暮らしの快適さを実感しはじめている。やってみればできるもんだ。
「人間は習慣の奴隷である」という言葉があるが、年よりとして元気快適に生きていくにはそれなりの習慣をつくっていかなくてはならない。「心身のケアプログラム」を増やすということはそういうことなのだろう。
私にとってトライアスロンは「生涯スポーツ」と公言しているのだが、「生涯スポーツ」というのも、言い換えれば、老化に応じた「心身ケアプログラム」に他ならない。「生涯スポーツ」とは老人のための生活習慣なのだ。
寒風に 陽ざししうれしや ランニング
スイム 100メートル2分30秒
ラン タイムトライアル1キロ5分45秒
昨日の練習の記録だ。
それが練習であれ、レースであれ、タイムをしっかりと記録保存する習慣がない。面倒なのもあるけど、目標管理というのが私にはなじまない。でも、この昨日のこのタイムを評価するには、やはり保存記録がいるんだなあ。さらに、これからはタイムを記録して目標にしてみようかという気分になっている。宗旨がえだな。
スイムはまず100メートルで15秒削る。そのためには25メートルで約4秒かあ。でも25メートルだけなら33秒で泳ぐことはできる。そのスピードで100メートルかあ。などど考えてみる。
要はそれが楽しいことなのかどうかということであり、奴隷となる習慣は楽しいものでなくてはならない。「習慣の奴隷」とは平凡な暮らしの中にささやかな「快適」をプログラムするということなのだよ。
今回は写真はなし。
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