そこでロッテセンター近くの宿泊先から、ホーチミン博物館、ハノイの中心部まで行き、メトロポールホテルを目標とすることを大まかなプランにして出かけることとした。トレーニングのつもりですべて徒歩である。
今回は、トライアスロンを離れて、ベトナムでの感想報告になります。
ホーチミン博物館はちょうど昼休みの時間となり入場できず。午後のオープン時間を待つほどの熱意もなく、メトロポール目指してひたすら歩く。メトロポールホテルのバーでジンライムを飲みたいのだ。
だんだんと中心部になり、外国からの観光客の姿が目に付くようになる。
ベトナムはなかなか魅力的である。路面店が多く、店の前では人々が椅子とテーブルを出して、憩いの時を過ごしている。そこに日常があるので、こちらも安心して歩くことができる。
この安心感がベトナム観光の基本的な価値だな。
しかし水は安心できない。よって食事の店探しはかなり慎重になる。
トイレはどうしようかなあ。日本のようなわけにいかないなあ。
バイクの音がうるさい。いつも注意していないとひかれそうになる。
安心ではあるが、ハノイを歩くには緊張感が必要なのだ。
などど考えつつ外国人観光客の姿をながめていると「外国から日本に来た観光客はどんな気持ちで歩いているのだろうか」との思いが湧いてきた。
そこから外国人への日本ガイドを勝手に妄想することになった。
以下は、私の日本紹介の妄想である。
日本にはアジアならではの混沌と活力があります。そして伝統と最新の現代の同居があります。このエキゾチックなアジアの魅力を、日本独自な感覚で味わうことができます。
食事はどの店でも衛生面の心配はありません。一人の昼食からカップル、仲間とのディナーまで、レストランは豊富です。おなじみのハンバーガーショップやコーヒーショップも多いので安心してください。どこにするか、大いに迷うかと思いますが、どこも安心で清潔です。衛生はもちろんのこと、特殊なバーでなければ、法外な値段をとられることはありません。もちろん味とサービスは世界のトップレベルです。
水道の蛇口から出る水は、場所を問わず、安心して飲むことができます。
都会であれば、駅やお店など、清潔なトイレを15分以内で見つけることができるでしょう。
ブランドショップの豊富さは、言うまでもありません。
夜遅くなっても安心です。暴力の心配なく道を歩けます。タクシーの呼び出しもあります。タクシーは清潔で値段はメータどおり。チップの必要はありません。大都会と地方とはもちろん違いますが、衛生、安心、安全、便利は日本のほぼどこの町でも手に入れることができます。
財布を落としても届くという話がありますが、これは事実です。100%とは言いませんが、財布お落としても戻ってくる可能性は5割を超えるでしょう。
「これはすごいことなのだ」とハノイの下町を歩きながら考える。
今日はgoogle mapを見て歩いた。googleは外国旅行のありかたを根本的に変える。
マップを見ながら、ほぼ不自由なく4時間を歩き、目的を達することができた。
では、日本をgoogleで旅行したらどうなるのであろう。googleのマップ、自動翻訳、各種ガイドを使えばおそらく、東京の地下鉄でも乗りこなせるのではないか。
そう思うと、日本はますます魅力的なのである。
もし、アジアに旅行したいと思っているが、どの国に行くべきかを迷っているのであれば、ぜひ日本を勧めたい。ハノイ観光を楽しんでいるあなたも、ぜひ日本に来てください。
もし日本に来ることでかかる費用が、他の候補地の倍はかかるとしたら。
「それでも日本です。日本にはそれだけの価値があります」
そう実感する。
極東の島国で、約3万年の月日を重ね、独自な文化を築きあげてきたこの国を楽しんでほしい。
ベトナムで 熱帯の風に 里ごころ
「日本衰退」の言説が巷にあふれている。
果たしてそうなのか。私は違和感を覚えている。
私はこれからの日本の成長を実感している。
「日本とは違って成長著しく活気あふれる」中国、ベトナムへ出向き、仕事をしている現場実感から、そう思っている。来るたびにその思いは深まっている。
写真はハノイ旧市街の中心地。
とても魅力的ですが、ここを歩きながら「日本はいいぞ」を実感しました。
ベトナムレポート。「日本はすごいなあ」という私の実感。
ベトナムはハノイに来ている。昨年は多分9回ベトナムに来た。しかし、仕事で動くばかりで、自分の時間はまったくなかった。それが今回はなんと、この週末がフリーとなった。今日は土曜日。午前中は業務レポートを書いたり、確認メールを送ったりで、仕事がらみであったが、12時ぐらいで切り上げ、フリーの時間になった。
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