元日以来、何度かブログを書き出したのだが、何をどう書いたらいいものか、どうにも腰が座らずアップができず、とうとう1月も30日になってしまった。
ちょっと間の抜けた感じですが、明けましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
この1か月を振り返ると、1日にラン11キロ、2日は5キロ、3日は5キロ、4日はATAのトレーニングスタートでスイム+ラン6キロ、5日はジムでBIKE10分+トレッドミル10分+ウエイトトレーニング+スイム。体調もよく、意欲満々のスタートであった。
ところが仕事始めの6日から喉を痛め(気管支炎)、新年の飲み会が重なって体重1.2キロ増。これはつらい。意気阻喪しつつ、心の底を流れていたのが、これからの暮らし方だった。やはり新年というのは、自分の今後に思いめぐらす時期であり、それが思い定まらぬままにきたのだが、ここにきてようやくに定まった。仕事、身体、心、人間関係と、この線でいくか、というものがまとまってきた。
これからの暮らし方に思いをいたす直接の原因は老化の自覚にある。
また、同年齢で亡くなる友を見送るなかで、自分の死というものが否応なく見えてくる。
今週は月曜火曜と1泊2日で福島に出張にでかけた。上野からいわきまで特急で約2時間半。自分に向かいあう時間ができて、死ぬまでの計画を考えてみようと思いたち、メモを取り始めて計画立案となった。
第一のメモは「死ぬ年齢」である。これを85歳前後とした。次に「死ぬまでの介護期間」であり、これを2年と考える。最後の2年は介護施設に入る。それまでは元気で暮らす。これを基本の前提とする。なお、80歳を過ぎたあたりで、病気への治療は基本的に対処療法に限ることとする。ガンも同様である。昨年には大腸の初期がん手術をおこなったので、いつがんになってもおかしくない。
次に83歳までは「元気で暮らす」メモを書く。
①【仕事】仕事を続けて生活を管理し、最後の2年の費用を用意する計算。
②【心身管理】老いの収縮が進むなかで、心身とも健全に保つプログラム。
③【生活】生きているうちに取り組みたいテーマ。
④【終活】3人の子供たちに伝えること、時期、方法。
書き出してみると、これまでも漠然と思いを巡らせていたこともあり、悩むこともなく、すらすらと、これで行こうという「死ぬまでの暮らし計画」ができあがった。
この2月で69歳となる。ほぼ15年の計画となる。15年というと漠たる未来ではなく、確かな明日という手触りだ。
計画といっても、何をいつまでに行うといった体裁のものではない。終着点は死でありそれは目標ではなく到達地である。暮らしの計画とは、それに向かっていく「歩き方」「毎日の暮らし方」といったようなものだ。だって来週にガンを発症してもおかしくないのだから。
ということで、「私の死ぬまでの暮らし計画」をテーマに筆を進めていくことに腹を据える。
ちょっと長くなりそうだが、できるだけ簡単に私の「計画メモ」をご紹介する。
【仕事】私はフリーのイベントプランナー(自営業)であり、メインの仕事は一般社団法人国際医療健康交流機構の事務局長であるが、幸いに立ち向かう仕事は多く、元気なうちは続けていくことができそうな状態にある。「無理せず、続ける、カラリで、若い人の力に」とメモ。
【心身管理】いま3か月に1回高血圧の治療でNTT関東病院に通っており、6か月ごとに血液と尿検査を受けている。担当の医師にはこれを健康管理の基本にしていることを伝えており、先生も「そろそろ内視鏡検査ですよ」などと声をかけてくれる。そのうえで、83歳まで元気に暮らすための基本は「身体づくり」。このところテレビでも取り上げられているが、筋トレとストレッチングトレーニングに励み、老化に向かう肉体改造を行う。「肉体改造」なのだ。トライアスロンについては、「できるだけ続けていく」のであるが、肉体改造に合わせて「ギアをあげる」。近いところでは2021年に大阪でワールドマスターズゲームがあり、それを目標にする。ワールドマスターズゲームへの参加については、今後もこのブログで扱っていくので、よろしくお願いします。あと「ケガをしない」。これは何より重要。
【生活】自分のホームページを作りたいと思い、昨年はワードプレスの勉強を試みてきたが、どうにも手掛かりがもてない。そこで作戦変更でbloggerにすることに決めた。昔使っていたが、調べてみるといろんなことができる。ホームページとしては「岩﨑書店」といったものを考えている。もともと(いまでも)編集者であり、WEBというツールを使っての「ささやかな個人出版社」を運営したいのだ。基本は私からのメッセージ発信であるが、できれば編集者として、若い人の表現を編み出すことができれば本望。まあ、遠くを望まず、畑を耕すようにできることをやっていきたい。このブログもそちらに合体させる。
【終活】妻が他界してもう13年になり、3人の子供はそれぞれ結婚して独立した家庭を営んでいる。そこで話は飛ぶが、「死ぬ1年前(いつ死ぬかがほぼわかり、意識もシッカリしている時期)に3人を集めて伝えるべきことを伝える」とメモを書く。すると、これからの日々はその日のための準備ともなる。それが「終活」となる。さらに調子にのって「帝国ホテルに部屋を予約」とメモしたのは我ながら笑ってしまう。
「この通りにいくかどうか」などという野暮な話ではない。
こんな感じで毎日を暮らしていくという自らへの言い聞かせのようなものなのだから。
最近、ユックリとしっかりと、姿勢よく歩くようにしている。
このリズムで暮らしていくイメージトレーニングだ。
こうして書き出すと、やることは多く、これからの「暮らしの時間割」を考えないとならない。
どうも、妙な新年のご挨拶になってしまった。
皆様、今年も元気にまいりましょう。
よろしくお願いします。
冬は鍋 タラに湯豆腐 体重計
写真はいま福島県双葉町で建設が進んでいる「伝承館」の建築風景。復興の記憶と記録を伝える施設となる。この6月にオープンの予定。ここでオリンピック・パラリンピック期に、世界に向けて復興を伝える国際イベントをやろうと、5年前から提案しているが、これまでの反応は思わしくない。福島への出張で現場を見てきた。なんとか実現したい。
コメント