トライアスロンが生活に占める割合は何パーセント?
いつもの感じであるとこんな具合。
仕事 60%
生活雑事 10%
映画・音楽・酒などの憩い 10%
トライアスロン 20%
新型コロナの影響で、トライアスロンの比率が高くなって30%ほどの感覚になっている。
そうなると仕事を減らして50%程度となるか。
デスクワークもあるので仕事に費やす時間は減っていないが意識は低くなっている。
「生涯スポーツ」としてのトライアスロンというが、例えば私ぐらいの年齢で年に何回かマラソン大会に出る人にとって、マラソンが60%以上の存在になっている人も多いのではないだろうか。そうなると、スポーツこそが生活の軸でスポーツを第一に考えて生活を組み立てることになるだろう。
仕事とスポーツとのバランスの話である。
「いやいや、仕事とスポーツは50・50」なんて意見もあろうが、それは私の暮らしの実感としてイメージできない。いずれかを高い優先順位においていく以外の実践的な暮らしの方策がわからない。
私としては、仕事を続けている限り、それが優先順位の第一になる。第一に暮らしに必要な収入を得なくてはならない。当然のことを当然に行うわけである。そして、これは私の労働観であるが、仕事をして収入を得ることは自らの行動を社会化することと思っている。あるいは、趣味が高じて仕事になることもあるだろうが、私のレベルではトライアスロンで収入を得ることなど考えられない。
では仕事ではない、「生涯スポーツ」としてのトライアスロンにはどのような意味があるのか。
トライアスロンをやってきてよかったことを思いつくままにあげてみよう。
●1500メートルを休まず泳ぐ
トライアスロンを始めるにあたり、どこまで何ができるのか、まったくわからなかったが、「泳げるようになればいいか」と思い定めて飛び込んでみた。はい、泳げるようになりました。いまだまったく遅くて上達しないが、泳げるようになったことはうれしい。
●フルマラソンの完走を果たす
最後にフルマラソンに出たのはいつだったか。膝を痛めていまは10キロが精一杯だが、フルマラソン完走はいい経験だ。
●琵琶湖一周を果たす
ATAの共同練習でバイクで琵琶湖一周を果たしたのは、日本人としてうれしい。あとは富士山登山をしておきたい。
●サンゴ礁を泳いで楽しむ
昨年の11月に奄美大島の海を満喫した。それ以前も伊是名トライアスロンでサンゴ礁を泳いで眺めた。
●スポーツのある暮らしが身につく
トライアスロンは生涯スポーツとして始めたものだが、トレーニングも含めてスポーツを楽しむ暮らしが身についた。今後は老化の進行から、できなくなることも増えていくだろうが、それなりにスポーツのある暮らしを続けていきたい。
●トライアスロンを通しての知人、仲間を得る
ありがたいことです。
こうしてあげてみると、たくさんの「いい思い出」があり、私の人生を豊かな彩りのあるものにしてくれたと思う。「いい思い出」とは過去のものではない。明日が「いい思い出」の日となるかもしれないではないか。
ああいいな 桜が見える ランコース
写真はいつも走っている私のランコースに咲いていた桜。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。
コロナ騒ぎのなかで「無常」を思う。
先のことはわからないが今日は走る。そして今できることは手洗い睡眠。
「無常」とは今を生きる日本の英知なのだ。
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