もちろん、年齢を重ねるというのは継続的なもので、誕生日になって何かが変わるわけではないのだが、それでも自分の来し方行く末を改めて見つめる機会となる。
来し方については、あまり過去を振り返らないようにしている。いい思い出も多くあるが、恥ずかしい、なんであんあことを、もう少しどうにかできなかったか、などという思いが先に立ち、心落ち着かなくなる。人生成り行きで生きてきたので、しっかりと自分を積み上げてきたという実感もない。こうしたデリケートな問題には近づかないのがいいと思い定めて避けている。
行く末であるが、やはり「残りは何年か」の意識が強くなる。あと何年元気でいられるか、その間に何をしておくのか、時間は限られているということを実にリアルな実感としてとらえるようになり、時間割が気になってくる。
これが70歳になっていちばんに感じたこと。
限られた時間を嫌なことにつきあって過ごしたくはない。俺には時間がないんだよ。偉そうにそんな気持ちが強くなる。
基本的には、振り返りはせず、遠くに目標を置くのでもなく、毎日毎日走っていって、力が尽きたら、はい終了というイメージでいるのだが、これを世間一般で言えば「ピンピンコロリ」というやつだな。
また、生きているうちにやっておきたいことがあり、時間割はこれを中心に考えないといけない。
そこで、やっておきたいことを書き出してみよう。(以下順位)
いずれも実現できることに限る。
1 できるだけ長く仕事を続ける
やはりこれが一番だな
収入を得ることが暮らしの基本
そして仕事はおもしろい
2 個人ホームページの開設
いろいろと挑戦している積年の課題 今年の5月目標
乞うご期待!!
3 富士山登山
日本人なら、という気分 来年かな
4 2022年関西ワールドマスターズゲームトライアスロン参加
どうやら参加資格はとれているようだ
来年は富士山登山とこの大会
5 試論作成
これまでかかわって考えてきたことをまとめたい
イベント・スポーツ・情報化など
このブログも整理してまとめたい
個人ホームページ開設に合わせて進めたい
6 トライアスロン大会毎年参加
そのための身体をつくり、緊張を楽しむ
7 ラグビーワールドカップ
2023年フランスは無理かな なら2027年に
8 熊野古道旅
これも日本人なら 行く前に少し勉強しておきたい
9 夏の北海道
札幌は一時頻繁に行っていたが 夏に鉄道で1週間程度
イメージとしてはかなり先に お年寄り旅行
10 邦楽(地歌 三味線)
これも以前から思っていること
お願いできる先生はいるので、いつか飛び込んでみたい
軽い気持ちで書き出してみたのだが、いやあ、疲れてしまった。
でも自分を見つめなおすいい機会となった。
順位をみるとまずは仕事で次に思索、そしてトライアスロン、旅行となる。
これは私の暮らしの実感に近い。
目標ができると何をするのかがわかってくる。
こうしてみると、旅行がいくつかあるなあ。
お金がかかるのはラグビーワールドカップで、そのほかは何とかなりそうだ。
などど、大きな話をしたのだが、いまの課題は「慢性の下痢と痔」の管理というのが情けない。暖かくなってそれを気にせずトライアスロンを楽しみたい。
日一日 早まる朝を 味わう二度寝
このところ仕事も忙しく、いい歳をして精神的にも疲れ、やたらに眠い。11時就寝6時に目覚め、しつこく二度寝をして7時に起床。その間トイレはなし。高血圧で痔の痛みに加え、花粉症のクスリも飲んでいるのだが、まあ、元気なんだろう。
最後に、私は今年のオリンピック・パラリンピック開催を熱望している。スポーツは21世紀の基幹産業であり、社会のエンジン、暮らしの支えであり、その根幹がオリンピック・パラリンピックというのが私の考え。ただのスポーツ大会(その程度のもの)とは考えない。疫病に見舞われたなかでの開催の人類史的な意義は大きい。
こうした考えも「私のスポーツ試論」としてまとめておきたい。
写真は春の到来を雲に感じた一枚。私の散歩道での光景です。
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