行きたい、行かねばと思っていた「首と腕のしびれ・痛み」の診察。今日、順天堂医院に行ってきた。なぜ順天堂かといえば、第一にスポーツ医療を掲げていること。そして会社のある秋葉原に近いこと。予約や紹介状の必要なく診察が受けられることなどがあげられる。
診察はレントゲンと問診。人間の首は7つの骨によって支えられているという。この7つの骨は連結した電車とおなじように、個別であるとともに、つながることで柔軟な動きが可能となる。ところが、レントゲンでみると、私の場合は、上から5番目と6番目の骨がひっついている。医師の説明によると「おそらく先天的なものであり、こうしたことは珍しくはない」という。ひっついているのだから、当然その部分は柔軟性はなくなり、首を曲げると、その前後の4番目と7番目に負担がかかることになる。そしてその負担が腕の神経を圧迫して、しびれや痛みが起こる。
ただし、しびれは腕に限定され、足にいたっていないので、脊椎に問題があるわけではない。安心してほしい、という。
対処療法としては、手術によって矯正するといったたぐいのものではなく、整体院や整骨院で、マッサージや首の牽引などを受けて対応することになる。これらはいわば首の筋肉をストレッチするものであり、首をのばす、周辺をもむといった首のストレッチングはお勧めである。
ということで、スティック状の塗り薬(スミルスチック)をもらって帰ってきた。
もう一つはアキレス腱の痛み。レントゲンをみると、アキレス腱を支えるかかとの骨が突起しているようであり、これも十分なストレッチのアドバイスと、こちらは塗り薬(ボルタレンゲル)をもらって帰ってきた。
特に致命的な重症というわけではないので安堵はしたものの、といって対応は薬を塗って十分なストレッチなので、なんだかなあ。サッパリとはいかないものだ。スポーツ治療の看板を掲げているので、何かそれなりの指導やコンサルティングを漠然と期待していたけど、そうしたことはまったくなかった。ただ、こうしたケースにはなれているように見えたかな。
とどのつまり、この痛み・しびれとは適当につきあっていかなくてはならないんだなあ。どこか気長に通える整体院・整骨院を探そう。これまで自宅近くで2軒、会社近くで1軒に行ってみたが、いまいちピンとこない。何がピンとこないのかもわからないが、相性があわないということでもあるのかなあ。ちょっと考えてみよう。
でも腕のしびれと痛みは普通に歩いている状態でも発生し、自然と左腕をまげて脇をしめるようにして歩くようになっている。スイムでも痛みが気になって仕方がない。これは困ったことだよねえ。
といって嘆いていても仕方がないから、ストレッチ・薬・整体院のセットで頑張ってみよう。
気がつくとロタ大会(11月13日)がドンドン近づいている。気を取り直して、今週末の練習に向かおうとはいうものの、来週以降は25日~27日、30日~1日、3日~5日と東京を離れての旅がらすでトレーニングもままならない。どうするよ?困ったねえ。せめて体重だけでも落としたいが、外に出ると太るんだよ。
秋の夜 痛みと痺れ かみしめて
肌寒く 空を眺める 秋の朝
ロタまでの体調維持を肝に銘じて。
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