ロタ大会を終えて日曜日に帰国。
まずはリザルト。
スイム 1:17:23
バイク 1:54:52
ラン 1:16:09
トータル 4:28:24
順位 81/84(完走者)
ロタはなかなかタフなコースだった。今シーズン最後を飾る結果としては、うーん、満足はしていないが「こんなもんか」と受け入れる心境かな。やや残念ではあるが、いまの実力どおりの結果だったと思う。
まずはスイム。波が高くブイが見えない。よって波でリズムが崩れる、見えないブイを探すといったことで、クロールをやめて立ち泳ぎで立て直し、少し休んではまた泳ぎだすことになる。10回以上は立ち止まったかなあ。10回としても150メートルに1回となる。
今回は1500を休みなくというテーマだったが、思いは到底かなわず。泳ぎ自体はだいぶよくはなっているが、結局は余裕がないということ。ロタは海がきれいなことで名高いが、それも堪能する心の余裕はなかった。そんなことだからすぐに立ち止まってしまう。また出直しだな。多分泳ぐ距離を重ねて余裕をつくっていくことなのかと思う。
あと、次回からは袖なしのウエットにしようと思う。現在は袖つきだが、どうも腕のかきに違和感を感じる。なるほど腕は浮くが、キャッチアップスイムのような感覚になり、腕をつっこんでローリングしていくダイナミズムが失われるような気がする。
バイクは行きは坂ののぼり、帰りは坂の下りというなかなかに厳しいなコースだった。坂は大の苦手だが、今回はダンシングで登るコツを覚えた。下りもドロップハンドルで降りるフォームがブレーキ操作も含めて自然に行え、時速59キロオーバーのメータを確認する余裕もあった。途中スコールがあって、身体に打ちつける雨は痛いほど、そのうえ、コースを間違え、戻る位置をミドルのBコースのほうまで行ってしまった。間違えなければ数分はタイムをカットできただろうけど、やはりちゃんと自分でコースを把握してないといけないよね。またやってしまった、ああ。
ランは、走り出したらあんのじょう左の踵が痛む。おっかなびっくり、そろそろと走り出す。次いで左足のつま先あたりに異物の感覚が。なんじゃこれは。多分靴下がよれていたんだろう。よっぽど靴を脱いで直そうかと思ったが、これは走っているうちに直ってほっとしたところで、約5キロを過ぎたあたりで今度は左足の指の根っこが痛み出す。これは今年のフロストバイトのハーフの際に残り3キロで出た痛みではないか。まいったなあ。なんとか走りきれたが、最後は痛みで悲鳴があがった。あと、ランは暑くて日差しが痛いほどで、まいったなあ。
こう振り返ってみて、イメージとしては4時間はきりたいと思っていたし、すべてがうまくいけばそれも可能であった、手がとどかないものではなかったという思いがあるが、一方、心の余裕、コースの間違え、身体の痛みも含め、これが実力なんだなあと自ら納得して結果を受け入れることができる。
ロタの大会の参加者は、今回のショートコースで87名、ミドルで24名。つまり参加人数は少なく、海外のレースといっても、おおかたが日本人。コースは波の高さ、坂道、暑さと結構タフで、お金を使って海外に来るだけに、参加者のレベルもけっこう高い。
ホテル以外にはショッピングや食事を楽しむような店もほぼ見当たらない田舎の島で、インターネットは無線LANのサービスがあったが、電波が弱くで結局は使えなかった。
つまり、何もないだけに、限られているだけに、人間関係の密度が高いというのが私の印象。だから仲間と行けば仲間だけで心おきなく楽しめる。でも一人であれば、孤独をもてあますのではないか。それが私の印象。このあたりはなかなか難しい。
私の場合は、TTA南行徳の練習仲間で、ホノルルでもご一緒したSさん、Hさんとまたもご一緒。vengavengaの知り合いもいっぱいで、恵まれていた。
さらに、海錬で知り合ったTTA月島のMさん、N先生(女医さん)とも出会え、そこからさらに新しいかたがたとの出会いが広がり、アフターレースは思いもかけなかった楽しみをいただくことができた。
皆さん、ありがとう。感謝です。これからもよろしくお願いします。
泳ぎだし ロタのブルーに 身をもまれ
肌こがす 常夏の島 ゴールへと
レースの翌日は左足の踵が痛み、腿の前面が筋肉痛。今年は5つのレースに参加したが、身体のダメージは今回がいちばん。
これからシーズンオフだが、ウエイトトレーニングを取り入れ、もう一段、身体をつくっていこうかなあと思いはじめている。
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