東京ドイツ村駅伝見学、オーシャンナビ参加のご報告

1月も今日で終わり、1月は16日のフロストバイト(ハーフマラソン)、29日の東京ドイツ村駅伝(一人5キロ)、30日の新宿シティハーフマラソンに申し込んでいたが、かかとの痛みでいずれも参加中止。
一方の腕の痺れはNTT関東病院ペインクリニックで神経ブロックの注射治療をすでに2回受けているが、現状はあまりはかばかしくない。何をしていても疼痛を感じ、それがジワリジワリと広がっているような感覚がある。MRIの検査を受けたのだが、固定された仰向け姿勢での15分がきつかった。腕の痛みと痺れは時間の経過とともにましていき、よほどギブアップをしようかと思ったほど。
いまもパソコンに向かっていながら、なんともいえない痛みに絶えず捕らわれ、しきりと姿勢を変えて痛みをしのいでいる。
そんな状態で、このところのブログも「トライアスロン記」というよりも「闘病記」のようになっており、掲載のペースも落ちているが、これを機会に何とか身体を作り直すとううのが、当面の目標。闘争心は衰えてはいない。
今回は、まずは29日土曜日の東京ドイツ村駅伝。http://www.doitsu-ekiden.jp/
私自身、参加はできなかったたが、アスロニアが開催協力している関係から、多くの知り合いがチームを組んでエントリーしており、応援に出かけた次第。
リザルトをみると、私が参加予定をしていた「ATA藍フォン」は1.36.20の成績。男女混合レース(5キロ×4人=20キロ)で173チームが完走したなかで68位。私の代わりに急遽参加いただいたOさんも、走ること自体まったくの久しぶりという状態にもかかわらず、アップダウンの激しいコースでを32分で完走と、おおいにがんばっていただいた。
私のほうは、ただただ見るばかりであったが、やはり駅伝はフツーのレースとは違うにぎわいがあり、ロードレースとは異なる周回コースであり、たすきの受け渡し場所には多くの参加者が集まって、会場は祝祭の感覚に包まれた。やはり参加してナンボだなあ。
そんな状態で、トレーニングももっぱらスイムとなるが、先週水曜に、はじめてオーシャンナビのBASICトレーニングに参加した。http://www.ocean-navi.com/swim/index.html
時間は7時半から1時間。場所はホテルラフォーレ東京のフィットネスサロンで定員15名。2つのコースを使ってのレッスンとなる。
参加した回のテーマは「体幹を使った姿勢つくり」で、これが大いに参考になった。
まずは片手を前に出し、身体をローリングさせる。ついで、片手だけでかく、といったドリルだが、お腹に力を入れて持ち上げるように姿勢をつくる、というのがポイント。これまでのレッスンでは、方を大きく回す、腕を伸ばすところに重点がおかれていたが、お腹に力をいれて背伸びをしながらローリングを行うというのが、なるほど、手ごたえを感じた。
次いで普通のクロールに入るのだが、やはり指摘されたのが右手がすぐに落ちること。はじめは「我慢してください」というアドバイスであったが、私の泳ぎをみるうちに「左に顔をあげるタイミングが遅い」点を指摘された。これは驚いた。というのは、右手が落ちるので、その影響を少なくするため、できるだけ顔をあげるのを遅くして短い時間で顔を戻すように心がけていたからだ。だが、これでは顔を上げた拍子に自然と右手の行き場がなくて落ちてしまう。逆に早めに、身体のローリングに合わせて顔をあげれば、顔をあげた状態で右手を前にしたままで、身体全体を大きく伸ばすことができるということ。なるほど。この注意ははじめてで、まさに私にすれば目から鱗が10枚ぐらいも落ちた感覚。
さらに「スケートで体重移動をするように進む感覚で泳ぐ」というアドバイスも私には飲み込みやすかった。グイっと片足に体重を乗せて粘る感覚だね。
レッスンの最後は50メートルを1分30秒サイクルで11本。これはきつかった。なんせ、こちらは1分15秒ペースなのだから、休む時間もない。最後尾でなんとかかんとか振り切られずについていった次第。でも、早い隣のコースは1分10秒程度のサイクルで13本なのだから、私にしてはBASICとはいえ、レベルが高い。
コーチは守谷雅之さん。http://www.ocean-navi.com/staff/moriya.html
いま年齢をみると43歳? いやあとても見えない。30前後に見える。
穏やかで、笑顔を絶やさず、和やかにリードしていただいた。参加メンバーも15名と限られた人数で、違和感はまったくなかった。
帰りはうれしくて、なぜかピザを無性に食べたくなり、品川駅前のイタリアンバーでマルガリータピザにハウスワインをグラス2杯で、一人ささやかに祝杯をあげた。
しばらくこのBASICトレーニングに通ってみよう。たぶんこれが50メートル1分以内への具体的な方策との手ごたえを十分に感じた。
ただし、ブログには書くが、ATAの仲間には「こそれん」。成果をあげて、多少なりとも驚かして、「実は」とご紹介をしたい。
寒空に 広がる草地 風しきり
歓声が 渦となったか 冬の空
なんでもやってみることで、扉がひとつひとつ開いていく。
おずおずと、扉を押してみる。

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