鍼灸を受けてきた。人生初の体験。報告します。
行ったのはあけび鍼灸院
http://www.akebi89.com/
というよりも岩田コーチに紹介された「神の手」にお願いするということ。それは海谷(かいや)さん。珍しいお名前で、61歳の私もこのお名前は初めての出会いです。
6日水曜の10時30分に予約。場所は十条銀座にあるのだが、交通の便から私は京浜東北線の東十条から歩いて約10分。十条銀座を歩いて店を見逃し、だいぶ先に行ってから気がついて戻り、無事店に到着した。
さて、問題の治療であるが、なんと10時30分から12時過ぎまで1時間30分も診ていただいた。
今回の私の問題は右足のハムストリングである。まず、始めにそのことを伝える。そればかりでなく、左足の足底腱膜炎があり、加えて、最近は左膝に多少の違和感を感じている。そのことをまず伝える。
こちらとしては、こうしたこちらの話を受けとめてもらるのかどうか、それが気になる。ちゃんと私の話を聞いてくれるのか。これに尽きるのだが、これは違和感を感じなかった。
次はそれを伝えたあとでの対応であるが、私の伝えた状態への直接的な対応では満足できない。私の伝えた状態を全体として把握し、自らのノウハウで全体を処理する対応を求めたいと思う。ここが肝である。
「はい、わかりました」と私の話を受けいれつつ、それとは一線を置いてポイントを触診により確認し、そのうえで診療方針を示す。しかもその説明が納得いく。こうでなくてはならないが、海谷さんはこれがよかった。
あとひとつ。最も大切なことは、そうしたことえを会話できるのか、ということ。それがOKであれば、あとは任せるだけである。
私はこの段階で、「すべてお任せしますから」と海谷さんにお伝えした。彼は彼なりに私の全体を把握したのであろうと思ったからだ。それが本当に正しいのかどうかはわからない。それは誰にもわからない。でもその分からない世界に飛び込もうという力を彼はもっていたのだと思う。
誤解がないようにいえば、それは特別なことではない。海谷さんが特別といっているわけではない。優秀な人はそうしたものであると言っているだけである。だから海谷さんも優秀と思った。とりあえず身をゆだねてみようかと思った。
治療は指で痛みの箇所を確認しつつ鍼を打っていくという方法であった。この痛みの箇所の発見がたまらない。悶絶である。次いで鍼を打ち、電流を流すとビリビリとくる。これが、まあ。いい感じである。さらに鬱血している部分の血を吸引して抜いたそうである。そうである、というのは私には見えないからである。
それを太股から腰にいたるまでケアしていたら12時なった。
ちょっと長くなってきたので、この次は次回。
海谷さんとは、「吞みましょう」と言ってお別れした。
この言葉が象徴してるかな。
冷房の 音を耳に 鍼を打つ
肉を刺す 微妙な感じに 汗をかく
いいと思います。
3回で1セットということで、次回の予約は明後日の水曜であるが、どうも仕事の都合で先に延ばすか。
自分の身体をを知ることは感慨深いものがある。
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