人生成り行き、物事勢いだけ、の我がトラライフを反省

トライアスロン
 世間では今日からお盆休みが始まる。テレビではいつものようにお盆ラッシュを伝えている。私は私で今週はデスクワークとトレーニングに向かおうと思いを定め、今日は朝からパソコンに向かい、打ち込んだ指がいささか痛くなった。8月末締切原稿の第一段階の整理がついたのが収穫。午後は第二段階への準備へとアクセルを踏む。

一方のトレーニングといえば、昨日のスイム練習では25メートル45秒を30本というメニュー。中盤からほとんど落ちそうになった。このレベルは何とか巡航でこなせるようになりたいなあ。
そんな落胆もあり、今朝起きたときは「今日は千駄ヶ谷のプールに行き、そのあとはアスロニアの夜ラントレーニングに出かけようか」と意気込んでいたのだが、どうも頭と身体が仕事モードになると、だんだんと意気阻喪し、夕方から江戸川沿いをLSDにしようかと変わってくる。このところあまり走っていないし、アキレス腱の痛みもまだ残っているので、夜ランはきついかなあ、往復の時間を考えると、午後のデスクワークの時間が足りないかなあ、などど考えているうち、仕事先からの電話で、明日は14:30よりの打ち合わせになったので、よし、千駄ヶ谷は明日の打ち合わせのあとで、それから皇居に走りにいくか、というのがいまの気分。
立川談志は色紙に「人生成り行き」と書くのを常とし、その題の本もある。我が身を振り返れば、それにさらに「物事勢いだけ」が加わって、何とも計画性というものがない。
なにかといえば、計画的にトレーニングに取り組むことができていないということ。トライアスロンの場合、3種目であるために、今日はどのトレーニングをするか、毎日悩む。大げさではなく、常に頭のどこかで考えている。トレーニングメニューには、スイム、ラン、バイクに、基礎トレーニングとしてのストレッチングが加わり、4種目の組み合わせと配分を考えるのだが、結局は今日のように、場当たりで、計画的に取り組むことが、なかなかできていない。
加えて、目覚めて床を離れる前に脈拍を測ること、簡単でいいから練習記録をつけることもまったくできていない。よく今月は何キロ走った、泳いだなんて報告を見ると、へえと憧れつつ感心するばかり。
スントやガーミンといった計測ギアももってなく、時計は安物のGショックで、いまだにタイム計測の使い方に慣れていない。

そんな自分を改めて考えてみると、どうやら物事を「数字」に置き換えること、数字を管理していくこと、統計的に物事を考えることが、とても苦手なようだ。おそらく人によってはそうした数字を積み重ね、分析していくことが、楽しいのであろうと憶測する。私もやってみれば楽しめるのではないか、とまでは思う。でもやったことがない。
子供のころから模型を作って完成したためしがない。ベーゴマの底をどのように削るかに熱中したことがない。そちらのほうの才がまったくない。それでよく生きてこれたなあ、というのは大げさか。いやいや、それがかなりの実感なのだ。

それで、最近は「なんとかやってみよう」の思いが強くなっている。要は数字でパフォーマンスを管理しなくては、向上していかないのだ。だって、体重計がなくて、ウエイトコントロールはできないだろう。

今年は9月20日の九十九里トライアスロンを大きな目標に置いている。あと40日。この夏は泳ぎ込みによるスイムの克服をテーマに、一方ランは左足のアキレス腱治療を第一に考えてきたが、そろそろ大会向けの追い込みの時期になってきた。
さて、今日はランのスタートと自覚する。合わせて記録に挑戦してみよう。エクセル管理とも思うが、手軽なノートにしておくかな。そうだ、コンビニにノートを買いに行こう。
夏のラン 一歩一歩を 確かめて
なんだか、この年齢になって、生き方を変えるようで、いささか緊張してしまうのが、我ながらおかしい。笑ってやっていこう。
写真は一昨日、台風明けの空。秋が近づいて、なぜか心が焦っている。

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