意気込んだ、にしては、3回目のバイク

8月9日日曜日、3回目のバイク。場所はいつもの大井埠頭。だいぶ要領もわかり、8時過ぎに家を出て、アスロニアの仲間を待つ。「もう仲間」の感覚というのが、ちょっと恥ずかしくもあり、偉そうでもあり、微妙な居心地ではある。だいいち皆さん私よりはるかに若いしね。
実はこの3回目は、ひそかに心期するところがあった。まったくコテンパンの1回目、なんとかつかめた2回目。それで、3回目となれば、俺の股を痛めるバイクに向かっても、「ようし、イタリア娘を股に挟んでやろうじゃねいか!」といった戦闘精神いっぱいで臨んだんだよね、実のところ。
アスロニアの仲間は2つのグループ、ひとつは上のクラス、今ひとつは初心者に分かれ、私は初心者に参加。いつものように一番後ろで走っていくと、結構余裕。ちょうどそのとき、先に出発した上のクラスが早くも1周を終え、こちらを追い抜いて先に進む。この日の私はともかく戦闘精神旺盛なため、思わず初心者クラスを離れて、追い抜く上のクラスを追いかける。でもなあ、背中は見えるが追いつかない。1周目はまだしも、2周目は完全に取り残されて、ああ一人道。
20キロを走り、公園で初心者グループを待つことしばし。伴走している鈴木さんに出会い、初心者グループに合流して一番後についたんだけど、最後にはこちらも追いつけなかった。淋しい~っ。もっとも初心者グループとここでは私が適当に名づけてはいるが、それは遠藤さんとの会話から私が勝手感じたことであり、見たところは20代後半の肉体たくましく精悍な若者5~6名で、いやあ、はなからかないませんや。
といったことで、3回目はやや意気阻喪。鈴木さんから「だいぶバイクになれてきましたね」のひとことが唯一の慰め。「はい、そうですね」と愛想よく応えるも気持ちは沈みがちな8月9日でした。
30キロでバイクを終え、同じ場所でのランのトレーニング。すると、なんか足が変なのよね。フアフアと空振りしているような感覚で、きっとバイクのペダルの感覚を引きずっているんだろうなあ。暑くて疲れてランも10分で終了。
意気込んで 我見失い 汗が眼に
熱風が ささやくように 落ち着けよ
ということで、当初の意気込みはどこへやら、イタリア娘に金玉握られて退散といったところかな。まあ、いい薬でした。次回はマイペースで40キロを目標に、そのタイムを見てみよう。そこからスタートしてみよう。

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