タイムはトータルで3時間57分21秒。昨年が4時間12分6秒。自分としては3種目とも結構やり切った感もあり、昨年よりタイムは短縮させたのだが、どうもさっぱりしないのだ。
タイムの詳細を昨年と比較してみよう。
2015年 トータル3:57:21 スイム0:50:45 バイク1:57:37 ラン1:08:59 1271位
2014年 4:12:06 0:51:22 1:57:55 1:22:49 1363位
要はランは短縮しているのだが、スイム、バイクとも大差はない。走っているときの気持ちとしてはスイムが45分、バイクは1時間45分、トータルで3時間40分ぐらいの手応えを感じていたのだが、そうはいかないなあ。
特に落胆したのはバイク。昨年はバイクが不本意で、この1年、この大会のバイクを目標にしてきたにしては、同タイムというのは考えてしまう。走っているときの手応えはかなりあったのだが、昨年と同じというのは不本意だなあ。
結局のところランでタイムを短縮した。昨年はキロ8分であったのが、今年はキロ7分になったので全体のタイムを短縮できたということ。
トライアスロンは記録や順位を競うことを重視せず、それぞれが「完走」を目標とする気風があり、私もそれが気に入っているのだが、でもこうして結果をみるといささか落胆している私がいる
さて、この結果をどのように受け止めるのか。
まず、スイムだが、後半にちょっとした手応えを得た。フォームが安定して自分でも躍動感を自覚し、キックもしっかりと打つことができた。「攻めていく感覚」で臨むことができた。あるいはようやく「攻める」ことができるようになったかと思う。
ついで問題のバイク。1年の練習もあって、昨年とは比較にならない手応えなのに、どうして同じタイムなのか。ちょっと狐につままれた感じもあるが、終わってみれば「もっと攻められただろう」の思いもある。まだ釈然としないのだが、そう思っておこう。
ランは昨年が悪すぎで、昨年はマメも割れた状態であったが、今年は、まあ、普通に走ることができた。ではこれをキロ6分まで短縮できるか。普通に10キロを走るのであれば可能だろうが、トライアスロンではどうかなあ。まあ、6分30秒は手が届くか。
などど、あれこれと考えている。
ここまで書いてきても、まだ気持ちの整理ができていないなあ。
そこでシンプルに考えてみる。
タイムはタイムとして、スイムもバイクも、タイムには反映できなかったが、手応えを得たことは確かなのだ。一方、年齢による衰えもあるのかもしれない。そこでレースを終えての満足感とは何かを考えてみる。
タイムであれば、今回は不満足なのだ。
これまでタイムは悪くとも「まだ伸びしろはある」と納得させてきたが、「この程度でいっぱいなのか」の落胆もある。
でもいくつかの手応えを得たことは大きい。
この手応えというのは、これからまだ伸びていくステップになるのか。
いやいや、この年齢でまだまだ伸びようなんで思っているのか。
秋雨に 滑るハンドル 走れバイク
タイムを見て浮かんだ言葉は「我が身を知る」。
スポーツというのは、実にハッキリと自分というものを知らせてくれる。
などど、戸惑いつつ、次は11月1日の伊是名大会。
今日も左足の付け根が痛んだ。
これをなんとかしないと。
まずはそこから。
ポイントは「攻める気持ち」かと思う。
でも、私の性格なのか「攻める気持ち」より「楽しむ気持ち」が強いのだ。
写真はゴール直前のハイタッチ。手前の手にピンがあった、躍動感のあるいい写真だ。ありがとう。
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