私もバイクが一番苦手なんですよ。
実は今年はけっこうバイク練習に励み。力もついてきたかと思うのですが、最近の99里、伊是名の大会結果をみれば、記録は正直なもので、意気阻喪するなあ。
そんな低レベルの個人的な体験ですが「私のバイク」をまとめてみます。
私がバイクが苦手な理由。第一に怖い、無理な姿勢で痛い。走ることの爽快感のというのもわからなくはないが、坂、向かい風、雨は爽快どころではない。見ているとバイクが好きな人には「メカ好き」が多いようだが、その点でもまったくダメ。ガキの頃に模型を作ってうまくいったためしがない。2輪の免許も持っていない。要はバイクを好きになる素質を決定的に欠いていると思っている。
しかし、トライアスロンの大会に出るのであれば、そんなことは言ってられない。
私なりにバイクを理解し、楽しみを見出したいではないか。
トライアスロンの3種目のなかで、バイクは道具を使う。どのように道具を使いこなすかが大きく問われる。よって道具を使う「キャリアの差」は大きいことは間違いない。であるからこそ、この道具の使い方を覚えれば、年齢による差が最も出にくい種目であるという説明を聞いたことがある。あるいは厳しい登りもポイントは体力ではなくペダリング技術であるとも聞いている。
そうなのか。バイクは技術種目であるのか。であれば技術の獲得に向かっていこう。そこに楽しみを見出そう。
これがいま、私のバイクへの基本認識となっている。ではどのようにして技術を獲得するか。自己流で立ち向かう若さはない。専門家、その道の先輩に教えてもらおう。ということで、私のバイク上達方法は「バイクの先生を見つける」ことにある。
いま、私には3つの方法というか先生がいる。まずはATAのトレーニングでこれが基本。隔週でバイクのトレーニングがある。またATAの仲間の吉岡さんがリードするロングライドがいい練習になっている。吉岡さんは高校時代に自転車部であったというキャリアで、バイクのメカも実に詳しく、ライド理論もしっかりしており、私は大いに頼りにしている。ATA南行徳では吉岡さんのロングライドは「吉岡塾」として親しまれている。吉岡さんは「力がついていますよ」と励ましてくれる。
そして、もう一人がトライアスロンショップ「Tail Wind」の遠藤さん。遠藤さんがアスロニア店長だった折に今のバイクを選んでくれた。よっていまでもバイクのメンテナンスは遠藤さんいお願いしてるのだが、バイクを店に持ち込んだ折にローラー台にのって姿勢とペダリングを見ていただいている。
あとはジムでスピニングバイクを1回30分。
事故が怖いので、基本的に一人で走りに出かけることはしない。
バイクにまたぎ 北風に向かい 咳ひとつ
どうもバイクには長距離の練習、坂道の練習、スピードアップの練習があって、それぞれが異なっているようなのだ。遠藤さんは「バイクは奥が深い」とつぶやく。ということは技術の習得にも時間がかかるのであろう。また遠藤さんは「ネコ科動物が走るイメージで」と言う。こうしたたとえはとても好きだ。
いまだ熱心に取り組むことはできないが、それはそれ、息長くやっていくか、と思っている。
写真は「Tail Wind」外観。お店のホームページ http://www.tailwind1306.jp よりDLしました。
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