思い起こすと、けっこう吉岡塾に参加していたのは、もう去年の夏前後。伊是名トライアスロンでは70キロを走ったのだが、それ以降、落車事故とリハビリテーションなどもあったりして、ロングライドに挑戦していなかった。そろそろ私のシーズンインが近づいているので、吉岡塾長の企画に一も二もなく手をあげた。あげたものの、随分とサボってしまったので、不安もあったが、今回生徒は私一人の参加となって、結局は私のレベルに合わせていただくことになった。吉岡さん感謝です。
今朝は7時30分に家をでて、自動販売機で飲料を買い、集合場所の江戸川沿いのポニーへ。ここまでで約5キロ。8時にスタートして関宿を目指す。時速25キロのイーブンペースで、これなら私でもついていける。
天候は晴れ。青空ではあるが、梅雨時だけに雲も多く、肌を刺すような陽射しではない。風も微風で、絶好のロングバイク日和であったと思う。関宿に行くまでに2回の休憩。関宿では15分程度の休憩で復路となる。関宿の時点で約60キロ。ペースとしてはついていけるもののかなりの消耗。復路になると日差しも高くなり、消耗も増していくが、ここは黙って25キロペースを維持。この間、ハンドルを握る位置をあちこちと変えて、姿勢の変化を試してみる。
今日のロングライドのテーマはフォーミング。久しぶりなので、ともかくバイクに慣れることを第一に黙ってペダルを回す。特に意識したのが膝の抜け。膝を開かないように、スッと上げる。第一にそこを意識して、あとはお腹の力を抜いて躍動感を意識する。基本的にレベルが低いので、たいしたことではないのだが、それでも距離が伸びれば身体がバイクに馴染んでいく。
復路は一か所休憩をとって85キロ地点のレストランへ。かなりばてていたのでちょうどいいタイミングであった。レストランはゴルフクラブのクラブハウスのレストランとのこと。カレーがたっぷりのボリュームで完食。ドリンクフリーでカルピスソーダを3杯。
そこでの会話。
私としては月に1回はこうしたロングライドをしたいところなのだが、吉岡塾長曰く、月間500キロを維持するとかなり力がつくという。月間500キロといえば、最低でも毎週100キロとなる。この練習時間をとるのは容易ではない。日常生活のありかたそのものを含めたコントロールが必要になるだろう。
そういえば南行徳の仲間からも500キロオーバーといった報告を耳にした。いやあ、頑張っているんだなあとただただ感心。
食事を終えたあとは、楽に行こうということで、時速を22キロ~23キロ程度にダウン。しかし、日が高くなり、気温もあがって消耗が激しい。足に痛みも発生し、ハンドルを持つ手も痛くなる。1回休憩を入れて、2時半ぐらいにスタートのポニーへ。吉岡さんには最後にギアの調整までお願いしてしまった。吉岡さんに言わせると「これは乗りながら調整が必要なところ」だそうだが、私にそれができるはずもない。感謝です。
ここで分かれて帰宅は15時113キロ。激しい消耗のなか、麦茶をがぶ飲みしてシャワー、ソファーに崩れ落ちるようにして昼寝を1時間。そこで事件が起こった。私にとっては大事件だったのだ。
昼寝から目覚め、足を冷やしたく、冷蔵庫に保冷剤を取りに行くべく、起き上がろうと足をついたら、足の全体が、付け根、太もも、ふくらはぎ、足の甲が連動して大痙攣。とてつもない痛みで身動きも取れない。激しい痛みをこらえつつ、なんとか横になった姿勢にもどって身体を落ち着かせ、ともかくマッサージ。ユックリユックリのマッサージが1時間にも及んだ。そして恐る恐る時間をかけて起き上がり、保冷剤を手に入れて両足を冷やす。ああ、快感。なんとか歩けるまでに回復した。
初夏来たり ロングライドを 走り抜け
バイクに慣れてフォーミングという目的からして、とてもいい練習となった。そして思いのほかのダメージであった。この年齢でこんなになって両足を痙攣するというのは、まあ、いい経験であると思う。しかし、今晩が怖い。きっと両足がつるんじゃないかなあ。どこかに宮内さんからもらった防止の薬があったなあ。探してみよう。
写真は江戸川の光景。久しぶりの関宿であったが、江戸川沿いの整備が進んでいて驚いた。娘がニューヨークではビルの老朽化が激しく、手もつけていないのでひどい状況と言っていたなあ。改めて、この数年で、こうした整備を続けてきた日本はたいしたものだと思った。
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