昨夜、のどが痛み出した。
今週は比較的よく寝ているのに、疲労感が抜けなかった。
この冬は風邪をひかずにここまできたが、ついにひいたか!
ともかく早く寝ようということで、シッカリと歯磨きにイソジンでうがいをして、11時前には就寝。今朝は6に目覚ましなしの起床。
のどの痛みはなくなっている。よかったあ。でも体調は、疲労感とまではいかないが、スッキリでもない。
さあ、トレーニングに出かけるかどうするか、大いに悩んだ。
悩んだが、体調が悪化したら明日の日曜に休めばいいと思い切って出かけた。
今日はスイムとインドアでのトレーニング(スピニングバイク、トレッドミル)。
結果としては体調、気分とも、どこか吹っ切れた気分でいる。
元気でこのように久々のブログに向かっている。
体調が悪いときは無理せずに練習は休み、というのが正解なのだとは思うが、改めて考えてみると、本当に悪ければどうしようかとも思わないだろう。迷っているぐらいなら練習に出ればいいではないか。それが試合ならなおさらだ。
行くと決めたら「大丈夫か」などとは思わず、戦闘精神いっぱいに気分を高めていく。そしてもし悪くなれば、そこでやめることになるのだろう。もし練習を続けられるのであれば、そんなに悪くはなかったということなのだ。
果たして練習に行かずに休んだほうが回復が早いのか。
それだってわからない。
今日のように練習で吹っ切るなんてことだってあるんだ。
ひょっとして「飽きてきた」のかもしれないとも思う。トライアスロンに飽きてきたというより、練習に飽きてきた。練習する日常に飽き、体を鍛えることに飽きる。飽きてくると緊張感を失い、面倒な気分が募っていく。「まあ、やめようか」のセリフが出てくる。
さらに考えると「なかなか上達しない」ことに飽きてくる。それはあるなあ。トライアスロンを始めて10年となり、技術的には上達したとは思うのだが、速くはならない。タイムは落ちていく。なかなかモチベーションが持ちにくくなっている。
寒空に 明日の花見は さてどこへ
多分、体を動かすことそのものを楽しみとする感覚なのではないか。気持ちの良い体調で、神経にスイッチを入れ、汗をかくのはいい気分だ。水を切り、風を受け、地面をはねて全身で自然の刺激を感じるのは快感だ。この快感は能力にかかわらず、年に応じて、もつことはできるのだ。この感覚を求めることを自覚して「飽き」を吹っ切る。
よし、いってみよう。
写真は我が家のベランダから見る今日の寒空。
話は変わるが昔ドイツのエッセンという町に展示会の視察にでかけ、ドイツの寒空と霙に出会った。石畳の広場と陰鬱な建物、店の明かりが暗い寒空によくマッチしていた。これがドイツなのかと思った。それと比べると、日本の寒空は明るいようである。暮らしも人もその地の気候から作られる。
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