皆様、明けましておめでとうございます。20022年の新年のご挨拶を申しあげます。

トライアスロン

昨年を振り返ると身体の不具合に触れた内容ばかりで、70歳になるとこうしたことになるのか、と自分でもいささか驚いています。
とりわけ12月3日の痔の手術は私にとってなかなかの大ごとでした。日帰り手術で術後の回復も順調なのですが、「完治までは1か月半をみてください」とのことで、確かにいまだに練習再開を見送っている状態です。
そんななかでの2022年の初ブログ、まずは今年の予定というより「見込み」を考えてみます。
本日は2022年1月1日。手術後、今日まで運動はしてこなかった。
回復したとはいえ、肛門部にはいまだに痛みはある。
この状態からどのようにしてこれからの道筋を描いていくか。
はじめは散歩から。
昼食前に30分ほどの散歩をするのが手術前から日課だった。この散歩を手術後3日ぐらいから始め、1週間後には1時間ほどにまで延ばした。
散歩とはいえ、意識的にやっていると、これはこれでなかなか面白い。漠然と歩いているとだいたい1キロ12分。garminの腕時計を見ながらスピードを確認する。速足を意識すると30秒ほどアップする。歩くのも走るのも速さとは回転と歩幅の掛け算である。さらに回転と歩幅を意識すると30秒早くなり約11分程度となる。そこからさらに速く歩くにはどうするのか。いろいろと私なりに試してみる。さらに歩幅を広げると回転がにぶる。回転を意識すると歩幅が狭くなる。なかなか11分から縮まらない。
そこで、足のことは忘れて、胸を張り、肩の力を抜き、腕を振って腰の回転を意識するが全身の力を抜いて(ここがポイント)歩くと、これがなんと10分15秒ほどにまでなるのだ。ちょっと驚いた。人の身体とは面白い。これはランニングにも生きるはずだと頭に刻み込む。

はてさて、散歩の次はどこに向かうか。
私のイメージでは、次はストレッチ、その次はリズム、そして筋トレの順である。
なんて書くと、復帰に向けてストイックに取り組んでいるように思われるかもしれないが、そういうわけではない。
もともとメタボ老人のヘッポコトライアスロンなので、そのようには頭は回らない。
70歳にして初めて手術を受けた身体の回復というのはどのようなものなのか。そのプロセスを見つめている感覚なのだ。自分なりに動く工夫をし、ささやかな反応や結果を全身で確かめる、そんな暮らしの日々は多少の緊張を含むものであり、精神への刺激となる。しかしそのことに没入するような精神の硬直はない。私はガーデニングの趣味はないが、おそらく庭造りの楽しみに近いのではないかと想像している。あるいは「自分という畑を日々耕す農夫」に例えられるかもしれない。収穫は目標であり恵みであるのだが、それに向かう日々の手ごたえに価値があると考える。
私は「生涯スポーツ」としてトライアスロンを選び親しんでいるが、こうした「スポーツとともにある暮らし」こそが生涯スポーツの楽しみであることを実感としている。

今日は術後はじめて、約40分、ストレッチを基本にリズム運動、スクワットを行った。
ストレッチは自分なりのプログラムがある。
リズム運動といっても、好きな音楽に合わせて足を適当に踏み、屈伸する程度のことだ。
いま気に入っているのがオリビア・ニュートン・ジョンのザナドゥで、オリビアの明るい美声に身を委ねる。
オリビアはこちら  https://www.youtube.com/watch?v=cLi8fTlDEag
18歳の私のアイドルはクリームだったけど、70歳のいまはオリビアだ!!!(笑)
クリームはこちら  https://www.youtube.com/watch?v=pwDo0JUeKqM
ジャック・ブルース死亡の報に触れた時はショックだった。
スクワットはゆっくりと四股10本。
最後に、自分の手で、顔頭、腕と足をもんで刺激を入れる。
身体が伸びて、久しぶりに神経が目覚めたようで気持ちがいい。
明けまして 快晴寒風 おめでとう

今年もブログを続けていきます。よろしくお願いします。
昨年末は「我が闘病記」となったが、新年は「我が回復期」としたい。
また回復のプロセスを見つめることを通して「生涯スポーツ」への考えを深めたい。
スポーツは私たちの暮らしと社会にどのような意味をもつのか。
このブログで自らを実験台とした知見を私なりにまとめてみたいと思っています。
写真は今年の年賀状の画像です。

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