引越しをしようと、物件を探しており、これがなかなか時間がとられる。特に週末は物件を見に行くことになり、ほぼ1日つぶれてしまう。一昨日の土曜日は孫の保育園の運動会で南行徳のレッスンは欠席、日曜日はお台場に全日本選手権を見に行くつもりであったが、物件を見に出かけて、残念ながらこちらもパス。日曜の大井埠頭のバイクも3週続けてお休み、ランもお休み気味で、始めて3ヶ月を前にかろうじてスイムのみといった状態。
スイムはただいまキックに挑戦中。キックは苦手で、ビート板をやってもまったく進まない。「トライアスロンの水泳は長距離であり、体力を使うキックはあまり使わない」、あるいは「スイムスーツを着ると浮力がついて足も浮くので、キックは流す程度でOK」といった情報も目にするが、でも上級クラスの人でビート板キックができない人はいない。見ていると皆さんかなりのスピード。確かにビート板キックで前に進まない水泳部員というのは考えられないよね。平野コーチは「ビート板のキックはブレスの練習にもいいし、個人練習ではビート板で1,000メートルぐらいの気持ちで」という。苦手だからやらなくてもいい理由を探すより、まずはやってみなくてはなるまい、ということで励んでいるが、そこで私なりにつかんだ実感。
・ビート板キックは、確かに身体をピーンと伸ばす練習になるようだ。つまり腰と足を浮かす練習になると思う。
・足で水をたたくのではなく、むしろ後ろに足をはねる感覚。つまりダウンだけではなくアップを意識したほうが、多少は進む気がする。
・このことを行うためには、お臍の下のお腹をシッカリとしめなくてはならない。その感覚が分からなかったが、ビート板の練習で少しは掴むようになれた。お腹に力をいれて身体を目いっぱいに伸ばす力の入れ具合がわかってきた。
・そのうえでのキックだが、膝を曲げないというのはわかるが、モモを動かすというのがどうも良く分からない。どこにどう力をいれるのか、シックリとこない。
・どうも力まかせに動かしているが、リズミカルな感覚がない。その感覚をつかみたい。
・リズミカルにキックするには、おそらくモモばかりではなく、腰が関係しているのかと思うが、そこのところも感覚として掴めない。
・そんななかで、今日のレッスンでは、モモというよりも、足の付け根に働きかけて後ろに蹴上げる感じが少しわかった。これがささやかなキッカケとなればいいが。。。
・これを習得するのには、多分身体を伸ばすストレッチが大切のような気がする。膝を折って身体をそり、足の付け根の前面を伸ばすストレッチね。
・実は私はこれが大変に苦手で、たとえば正座の姿勢で身体を後ろに倒すことができない。多分、足の付け根が固いのだと思う。
・ということで、足の付け根と股関節のストレッチを重点的に行おう。
こんなところかな。
今日はキック練習のフィードバック。しっかりとブレスをしながらビート板で25メートルを一気に進むことが目標。それができるようになれば、「浮く」ことができるようになるのではなかろうか?
帰り道 思いめぐらせ 頬冷やす
考えて 身体にたずね 秋いたる
水泳というのは、考えてしまうスポーツなんだなあ。そこに面白さもあるように思える。
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