12月26日土曜日はTTAの今年最後のレッスン。南行徳でスイムの実戦トレーニング。バイクはデュアスロンのトレーニング。
スイムでは息があがってなかなか長く泳げない。この件につき、岩田コーチと意見交換。この前の木曜、渋谷のレッスンでは脈拍を測ったが、160後半か170近く。岩田コーチによるとやはりちょっと多い。つまり息があがっているということ。その会話を受け、レッスンの最後に10分ほどフリーの時間があったので、ブレスを特に意識して泳いでみて、かすかながら手ごたえを感じたように思えた。息があがるのは十分に息を吐いていないから、というのはシッカリと頭に入っているが、「十分に息を吐く」という感覚がなかなか身につかない。ブレスは平野コーチからもかなり特訓を受け、入口には立っているが、まだまだ自分のものにはなっていないんだよね。しかしフリー練習で、水中で大きく息を吐き、最後に顔を上げてパッと吐ききる感覚が少し理解できたように思う。このときのポイントは水中で鼻から吐く息によるバブルの光景だ。目の前にバブルが広がり、バブルを眺めつつ腕をかく。「ああ、このバブルなんだ」というのがこのとき感じたコツ。年末最後に確認したスイムの課題は「ブレス」で、課題克服のヒントは「バブルの光景」。
デュアルスロンは、500メートルのラン~ローラーでバイクを5キロ~ランで1.4キロというかなり実戦を意識したもの。トランジットも含め、バイクの所要時間が16分もかかってしまった。靴を脱いではくのが難しい。靴べらがほしい。
バイクのスピードはだいたい時速23キロ程度で、頑張っても25キロは越えることがなかった。もう汗びっしょり。一緒にメニューに参加した山田コーチはほぼ時速38キロとのこと。まさか山田コーチと比較するつもりはまったくないが、自分としては25キロを越えるのが目標かな。最後のランは1キロほぼ6分10秒のペースで、6分を切れなかったのが残念。しかし、「まあ、こなせたかなあ」というのが実感で、落ち着いてトレーニングできたかと思う。
先週は90分のランで、大変に消耗したが、今回もきつかった。そのため、先週も今週も日曜の大井埠頭のバイクはお休み。日曜はタップリと睡眠をとることになる。
1年の最後、トレーニングを開始してほぼ5ヶ月。年の瀬のレッスンは課題の確認も含め、トライアスロンが確実に暮らしの一部となっており、今年を振り返ると、新しい生活の始まりを確かなものとして実感する。
「新しい生活」という点で、最近とみに実感するのは、睡眠時間が長くなったこと。一度もトイレに起きず、8時間タップリと寝る。6時間でいったん目が醒めることはあっても、また、幸せな気分で二度寝を堪能する。同年齢では「最近は朝が早くて」「一度目が醒めると寝てられない」が決まり文句であるのに。トライアスロンで快眠を得たわけだ。
残りの快食、快便はいかに。
食生活は随分と変わった。以前は朝食重視を思想としいたが、いまは朝はバナナとスナック程度。昼は野菜が欲しくなって、中華ソバを食べることが多い。野菜ソバ、タンメンなど。それが実においしい。汁が心を満たし、血となり肉となる実感がある。食べることを楽しんでいる。
夕食はまだスタイルが定まっていないなあ。つい呑みすぎが問題だね。しかし呑む量は確実に減っており、この調子でいけば、近いうちに年相応の適当な状態を掴むことができるようになるだろう。
快便については、トイレに新聞をもたなくなったこともあり、短時間にいい便が出る。この数日は出血が気に掛かるが、これは年末の忘年会による下痢症状のため。痔で悩まされたこともあったこれまでを振り返ってみれば、いい状態と思う。
ということで、トライアスロンのおかげで快眠、快食、快便を得たことになる。いま書いていて、そのことを改めて確かめ、いささか驚いてもいる。
27日日曜は、土曜のトレーニングの疲れから、ゆっくりと8時過ぎに起き、家の片付け、仕事の整理、娘家族、息子、姉と集まってのクリスマス会。
引越しは1月20日過ぎと決定し、この家での最後のクリスマス会。そしてこれから最後の大晦日、最後の正月を過ごすことになる。妻との思い出がつまったこの家での最後の日々を、「トライアスロンで得た新しい生活の始まり」を実感しつつ、思い出に引きずられることなく、前を向いて過ごせているのは、それを意図して始めたこととはいえ、よかったとひとまず安堵している。
28日夜はトライアスロンショップ、アスロニア関係での忘年会。多くの若い方々の間に仲間として忘年会に参加していることに不思議な思いがする。だって私の長女が30歳。子どもの集まりに出ているPTAのようじゃない。
ここには思い出話や仕事のアレコレもない。話の中心はもちろんトライアスロン。皆さんとの会話から、来年の大会デビューは5月の天草から、ハワイのホノルルに変更を決意。「皆さんも行くなら私もそちらにしようか」「みんなも行くから一緒に行きましょう」といった会話が嬉しい。これも新しい生活の始まりの実感だ。
また、ブレスの苦しさについて、TTAの知久さん、アスロニアの富永さんから貴重なアドバイスをいただいた。
「ともかくゆっくり泳ぐこと。ゆっくり泳いでも実はスピードはそんなに変わらない」。スピードは変わらないは目から鱗でした。そのとおり。知久さんありがとう。富永さんの「出だしは誰でも苦しい。300を過ぎるとスッと楽になりますよ」には勇気つけられた。
年の瀬を 確かめ歩む 新しき
積み重ね 師走にながむ 新風景
若い人たちとの飲み会に参加するにあたって私が自戒していること。
呑みすぎない。一人で勝手にしゃべらない。一足早めに帰る。
ちょっと横で仲間に入れていただくぐらいが年寄りのたしなみ。
時折ご機嫌となって我を忘れてしまうが。。。。
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