前回のブログが7月8日。今日は20日。12日もたってしまった。原因は仕事の締め切りと、それと疲れかな。疲れの原因といえば、風邪とそれに続く館山の大会。
では、国内初参加となった7月11日の館山トライアスロンの報告。
タイムは以下のとおり。
総合 3:57:12 395位
スイム 0:57:42 405位
バイク 1:50:05 397位
ラン 1:09:25 370位
ちなみに395位というのは、成人男子の完走者では最下位。ああ。
めげずにレースを振り返ってみよう。
スイムはホノルルと同様に躓いてしまった。200メートルもいかないうちに立ち止まってしまう。立ち止まるというのは、クロールのリズムが崩れ、立ち泳ぎになる。しばらくしてまたクロールに挑むが長く続かない。長く続かないというのは息が切れるか、あるいは不安になるという心理的な要因と思うが、また立ち泳ぎ。
監視員の方がとても親切で「ゆっくりいきましょう」「大丈夫ですよ」と声をかけてくれる。そのうちに「TTAで岩田コーチに習っているんですよ」「なんだ、サトシのとこですか」「あれ、岩田コーチの先輩なんですか?」なんて世間話的なやりとりとなった。まさかレースの最中に世間話もないだろう、とも思うが、これもトライアスロンのよさなのか。今回はこの世間話のコミュニケーションのおかげで、なんとかリタイアせずにすんだ。
バイクは自衛隊の基地内でとてもフラットなコース。その割りにはタイムがよくないなあ。もう少し健闘できるかと思っていたが、こんなところが実力なのかとも思うが、もう少しがんばれるような気がする。
今回のバイクでわかったことは、このところ悩んでいた腕の痺れはスイムではなく、バイクが原因であったということ。首をあげる姿勢を続けると両腕に痺れが走ることがはっきりとわかった。今回は右手の小指がジーンと痺れていった。
ランもフラットなコースだったが、困ったのは靴擦れ。バイクへのトランジットの際に用意してた靴下を履こうと思ったら、なんとひとつしかみつからない。エイヤーっと靴下なしに挑戦したが、バイクはこなしたもののランはそうはいかない。2キロの段階から痛みを感じて、あとは増していく痛みとのたたかい。なっていったっていまだにバンドエイドを貼らないと靴が履けないくらい。こんなひどい靴擦れも生まれてはじめてで、何をしても59歳にして初体験となってしまう。
この大会は制限時間がスイムは1時間、全体で3時間30分という規則。はなから3時間30分は無理と思ってはいたが、なんと30分オーバーでも許容してくれた大会事務局に感謝だなあ。ゴールでは、岩田コーチ、TTAの仲間と一緒に、ホノルルでご一緒した今回大会の主催者である千葉県トライアスロン連合の園川理事長も一緒になってハイタッチで出迎えていただいた。うれしかったなあ。おかげで最下位でも悪びれずにゴールを楽しむことができた。
レース後に記憶に残った会話。
TTA渋谷のUさんと。「またホノルルの二の舞になっちゃって」「それでもちゃんと完走するのがすごいですよ」。うれしいほめ言葉。
TTA南行徳1期生のIさんと。「立ち泳ぎでも何とかなることがわかった」「それは免疫ですね」。「免疫」とはうまいなあ。ホント「免疫」がついた感覚。
監視員として励ましてくれたSさんと。「ありがとうございます」「いやあ、見たとこまったく余裕でしたよ」。ほめられたのかなあ?
ホノルルが4時間16分で、今回は3時間57分。目標は3時間30分で、スイムがちゃんといけて、靴擦れがなかったらとも思うが、これがいまの実力、いまの自分と考えるのが妥当なんだろうなあ。
皆さんありがとうございます。
一人だけ 海に浮いては もの思う
前を向き 飛び散る汗が ものがたり
ホノルルではその結果を受け入れられなかった。
でも、今回は受け入れることができる。
その心境についてはまたの機会に。
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