12月26日土曜日はTTAの今年最後のレッスン。南行徳でスイムの実戦トレーニング。バイクはデュアスロンのトレーニング。
スイムでは息があがってなかなか長く泳げない。この件につき、岩田コーチと意見交換。この前の木曜、渋谷のレッスンでは脈拍を測ったが、160後半か170近く。岩田コーチによるとやはりちょっと多い。つまり息があがっているということ。その会話を受け、レッスンの最後に10分ほどフリーの時間があったので、ブレスを特に意識して泳いでみて、かすかながら手ごたえを感じたように思えた。息があがるのは十分に息を吐いていないから、というのはシッカリと頭に入っているが、「十分に息を吐く」という感覚がなかなか身につかない。ブレスは平野コーチからもかなり特訓を受け、入口には立っているが、まだまだ自分のものにはなっていないんだよね。しかしフリー練習で、水中で大きく息を吐き、最後に顔を上げてパッと吐ききる感覚が少し理解できたように思う。このときのポイントは水中で鼻から吐く息によるバブルの光景だ。目の前にバブルが広がり、バブルを眺めつつ腕をかく。「ああ、このバブルなんだ」というのがこのとき感じたコツ。年末最後に確認したスイムの課題は「ブレス」で、課題克服のヒントは「バブルの光景」。
デュアルスロンは、500メートルのラン~ローラーでバイクを5キロ~ランで1.4キロというかなり実戦を意識したもの。トランジットも含め、バイクの所要時間が16分もかかってしまった。靴を脱いではくのが難しい。靴べらがほしい。
バイクのスピードはだいたい時速23キロ程度で、頑張っても25キロは越えることがなかった。もう汗びっしょり。一緒にメニューに参加した山田コーチはほぼ時速38キロとのこと。まさか山田コーチと比較するつもりはまったくないが、自分としては25キロを越えるのが目標かな。最後のランは1キロほぼ6分10秒のペースで、6分を切れなかったのが残念。しかし、「まあ、こなせたかなあ」というのが実感で、落ち着いてトレーニングできたかと思う。
先週は90分のランで、大変に消耗したが、今回もきつかった。そのため、先週も今週も日曜の大井埠頭のバイクはお休み。日曜はタップリと睡眠をとることになる。
1年の最後、トレーニングを開始してほぼ5ヶ月。年の瀬のレッスンは課題の確認も含め、トライアスロンが確実に暮らしの一部となっており、今年を振り返ると、新しい生活の始まりを確かなものとして実感する。
「新しい生活」という点で、最近とみに実感するのは、睡眠時間が長くなったこと。一度もトイレに起きず、8時間タップリと寝る。6時間でいったん目が醒めることはあっても、また、幸せな気分で二度寝を堪能する。同年齢では「最近は朝が早くて」「一度目が醒めると寝てられない」が決まり文句であるのに。トライアスロンで快眠を得たわけだ。
残りの快食、快便はいかに。
食生活は随分と変わった。以前は朝食重視を思想としいたが、いまは朝はバナナとスナック程度。昼は野菜が欲しくなって、中華ソバを食べることが多い。野菜ソバ、タンメンなど。それが実においしい。汁が心を満たし、血となり肉となる実感がある。食べることを楽しんでいる。
夕食はまだスタイルが定まっていないなあ。つい呑みすぎが問題だね。しかし呑む量は確実に減っており、この調子でいけば、近いうちに年相応の適当な状態を掴むことができるようになるだろう。
快便については、トイレに新聞をもたなくなったこともあり、短時間にいい便が出る。この数日は出血が気に掛かるが、これは年末の忘年会による下痢症状のため。痔で悩まされたこともあったこれまでを振り返ってみれば、いい状態と思う。
ということで、トライアスロンのおかげで快眠、快食、快便を得たことになる。いま書いていて、そのことを改めて確かめ、いささか驚いてもいる。
27日日曜は、土曜のトレーニングの疲れから、ゆっくりと8時過ぎに起き、家の片付け、仕事の整理、娘家族、息子、姉と集まってのクリスマス会。
引越しは1月20日過ぎと決定し、この家での最後のクリスマス会。そしてこれから最後の大晦日、最後の正月を過ごすことになる。妻との思い出がつまったこの家での最後の日々を、「トライアスロンで得た新しい生活の始まり」を実感しつつ、思い出に引きずられることなく、前を向いて過ごせているのは、それを意図して始めたこととはいえ、よかったとひとまず安堵している。
28日夜はトライアスロンショップ、アスロニア関係での忘年会。多くの若い方々の間に仲間として忘年会に参加していることに不思議な思いがする。だって私の長女が30歳。子どもの集まりに出ているPTAのようじゃない。
ここには思い出話や仕事のアレコレもない。話の中心はもちろんトライアスロン。皆さんとの会話から、来年の大会デビューは5月の天草から、ハワイのホノルルに変更を決意。「皆さんも行くなら私もそちらにしようか」「みんなも行くから一緒に行きましょう」といった会話が嬉しい。これも新しい生活の始まりの実感だ。
また、ブレスの苦しさについて、TTAの知久さん、アスロニアの富永さんから貴重なアドバイスをいただいた。
「ともかくゆっくり泳ぐこと。ゆっくり泳いでも実はスピードはそんなに変わらない」。スピードは変わらないは目から鱗でした。そのとおり。知久さんありがとう。富永さんの「出だしは誰でも苦しい。300を過ぎるとスッと楽になりますよ」には勇気つけられた。
年の瀬を 確かめ歩む 新しき
積み重ね 師走にながむ 新風景
若い人たちとの飲み会に参加するにあたって私が自戒していること。
呑みすぎない。一人で勝手にしゃべらない。一足早めに帰る。
ちょっと横で仲間に入れていただくぐらいが年寄りのたしなみ。
時折ご機嫌となって我を忘れてしまうが。。。。
投稿者: iwasakihiroshi
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年の瀬を迎えて 新しい生活の始まりを実感
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安定したシーズンオフ とりとめのない日常
前回のブログが12月6日。今日が19日。いやあ、だいぶ時間がたってしまった。その理由としては、やはり忙しかったんだなあ。
まず、年末に向けてだいぶ仕事が立て込んできた。
また、通常の仕事以外に、イベントナビというイベントポータルサイトを一般社団法人として運営することにしたため、その設立手続きがなかなか手間取った。
忘年会など、年の瀬の飲み会が増えて夜の時間がとられるようになった。
引越し先が決まり、その準備が始まった。
もちろん火木土のトレーニングは続けている。
洗濯、掃除などの家事も、これはこれで結構時間がとられる。
といった状態で、起きてから寝るまで、とりとめもなく動きまわり、目の前の用事を済ませていく年末の日々である。
トレーニングとしては、火木土のTTAでのレッスン以外には日曜に水泳で出かけるぐらいで精一杯。本当は週に2回は1時間のランをこなしていきたいのだが、これについては、やはり夜の飲み会が影響しているね。
朝に走るという手もあるが、なんとか午前中に仕事の目鼻をつけたいので、朝はまずパソコンに向かい、そのまま昼になってしまう。
以上、あまり面白くもない近況報告だが、これが現実の日常。
シーズンオフの過ごし方については、岩田コーチの座学で、目標を立てて着実にこなすことが基本だが、無理をしてはいけない、というアドバイスが頭にあり、まずは火木土のTTAでのレッスンをベースにできるだけ安定して過ごしていくことを第一にしている。
そう、いまは安定してトレーニングに取組んでいる状態と思う。十分なトレーニングとは思わないが、日々働く日常を考えれば、この程度のペースで息長く続けるのが頃合のような気もする。
今日は南行徳のレッスンで、水泳はブイを回る3つの泳法を学ぶ。一つは回る内側の手をお腹に向けてかく、二つは回る外側の手だけを連続してかく、三つは背泳のように身体を回転させて進む方向を変える。いずれも体力の消耗が激しく大変なのだが、水のなかで身体を動かすことで進む方向を変えるというのは、まるで身体を舟を操作する感覚に似て、楽しさがある。そしてこのレッスンでも感じることは、身体を伸ばす姿勢の大切さ。特に足。回るときにややもすると膝を曲げてしまうのだが、伸ばす姿勢を維持するほうが、かえって楽に感じられる。いつも伸ばしていることが自然に身につくようにしていきたい。
ちなみに、今日の水泳は生徒は3名。それも私も含む2名は遅刻で、私が遅れて着いたときは、岩田コーチ、平野コーチ、山田コーチに、生徒はHさんしかいなかった。年末なんだよね。
続けてランは90分のジョグ。ランにはディズニーランドを原因とする高速の渋滞で遅れてきたMさんも参加で、生徒4名、コーチ3名の合計7名。江戸川沿いを45分で往復したが、風は冷たいが天気がよく、冬の風景はあくまでクリアで、さすがに疲れたものの、遅れずに走りきることができ、実に気持ちがよかった。
トレーニングを始めて4ヶ月が過ぎたが、このところ身体つきも一段としまったように思え、少しづつトレーニングの手ごたえを感じられるようになった。やはり年齢のためか、3ヶ月ではなく、1ケ月遅れた4ヶ月目で、ようやくトレーニングに向かえる状態になったように思われる。ただ、気になるのは体重が減らない。67.7キロ。65を割りたいのだが、そのためには食生活を少し考えないといけないのかなあ。
江戸川の 川辺を走る 冬景色
川を見る 冬の風受け 前前に
これといったポイントのない、とりとめのない今回の内容となったが、これが今のところの現実の報告。次は南行徳への引越しにまつわる顛末をご紹介したい。 -
ランは1キロ5分15秒(満足)、スイムは50メートル1分20秒(ああ遅い)
昨日は南行徳でスイム+ランのレッスン。シーズンオフとなり持久力をつける練習メニューとなっている。水泳は実戦を意識した練習メーニューで、例えば、5分間泳ぐ間に笛が鳴るとプールの底に指をつけるなど、突発的な事態への対応力強化といったものなど。
水泳は4ヶ月を経過し、始めた頃の25メートルがいっぱいいっぱいの状態からは進歩したけど、なかなか進まないなあ。薄皮を一枚一枚重ねていく感じで、その積み上げていく感覚は毎回新たな発見もあって嫌いではないのだが、果たしていつになれば「泳げる」ようになるのやら。来年5月の大会デビューを遠くに眺めるばかりの心境。
現在の状況と言えば、25メートルは何も考えず泳ぐことができるようにはなった。50メートルだと、ちょい緊張して後半25メートルがバタバタとしてしまうが、何とか手の内には入る。50メートルのインターバルも、まあ、キツイとは思うが、こなせるようになった。では100メートルとなるとどうか。今日は家の近くの伊藤学園プールで挑戦し、100メートルは泳げたが、逆に言えば、それでとまり。200を目指そうかとも思ったけど、あきらめちゃった。自分で限界をつくったというやつね。情けない。
また、スピードも少しはましとはなったものの、25メートルで30秒~40秒。50メートルで1分20秒もかかってしまう。やはり50メートルで1分をきるレベルにはならないと、1500メートルではひたすら長時間泳ぐことになってしまうよね。50メートル1分以内、25メートルをビート板バタ足キックで完泳というのがいまの2つの目標で、この目標はきっと同時に達成されるんだろうなあ。つまり、それが「泳げるようになった」ということのように思える。
一方のラン。土曜日のレッスンは、1周1.4キロの周回コースを4周で、各周ごとにだんだんとスピードを上げていくビルドアップトレーニング。始まるまえに自己申告があり、3周目に自己申告のレベルとなり、4周はそれを上回るのが目標。とはいえ、こちらは段階的にスピードをコントロールできる域には到底達していない。ゆっくりと早く、オンとオフの2つのスイッチしかないのが現状。とりあえず6分30秒を自己申告。
それが走ってみると、残り2周のオンのスイッチ状態で、1.4キロを7分20秒で2周することができた。これを1キロのペースで換算すると5分15秒となる。これは自分でも驚いた。6分をきることすら考えられなかったのに、5分の前半とは。これなら10キロ1時間以内も視界に入るではないか。しかも走っていて、爽快であった。走り終えたあともシャワーを浴びたようなサッパリ感があった。これが大切。しかも気になっていた右足アキレス腱も無事であった。ありがたい。
このランの感覚が、いつかスイムでも訪れないかと楽しみにしているが、さて、いつになることやら、あるいはやって来るやら、来ないやら。
でも、昨日のランは「早く走る」ことに意識を向け、そのなかでフォームを確かめることを心がけた。タイムはその成果でもあろう。
ということで、スイムについても、これまで考えてみたことはまったくなかったが、ランと同じように、「早く泳ぐ」ことをに意識を向け、そのなかでフォームを確かめることとしよう。
なんとか25メートル20秒~25秒あたりを狙いたい。1メートル1秒だね。これでも相当に遅いけど、そこがスタート地点のような気がする。
前を向き 木枯らし受けて 日を眺む
汗をかき 一人むく柿の うまさかな
伊藤学園のプールは、日曜の11時30分~12時50分がお勧め。人がほとんどいなくなる。最後の10分は私一人という贅沢さ。電車賃を使ってもプール代は350円なので、行く価値はあると思いますよ。 -
身体の老化、二つのパーティ
現在NTT関東病院のカフェでこれを書いている。何かを注文すると30分インターネットが自由に使えるサービスで、いかにもNTTの病院らしい。
いまは昼休みで午後から「レーザー網膜光凝固手術」を受ける。以前は左目でこの手術を受けたが、今日の検査で右目にもその症状が見られるということで、手術となった。手術といっても30分程度のもので、今日は16時からの打ち合わせにもそのまま出席の予定。
今日は朝から整形外科と眼科の検査。整形外科は右肩の痛みで通っていたが、だいぶよくなり、これで定期的な通院はいったん中止となった。メデタシメデタシなのだが、肩とは別に右のアキレス腱を痛めていることを訴えると、「アキレス腱も歳とともに衰えていくから。同じことをやっていても痛みが出たりする」とのこと。そうかあ、歳かあ。
次に眼科。現在通っている病気の症状は「飛蚊症」というもので、その名のとおり、目に蚊が飛んでいるような、ゴミが浮いているような景色が見える。風景が平板な状況であるプールでの水泳時には特によく見える。
これは目のなかの硝子体というものが「年齢のために」萎縮し、網膜からはがれることで血がでて、そうした症状になるとのこと。
なんだ、気がついてみれば今日は肩も目も「老化」の治療であったわけだ。
確実に老化が進んでいる。そしてこの老化の速度はどんどんと速くなる。
では、私にとって「老化」と「トライアスロン」との関係は何かに思いをいたす。
「老化」を食い止めたり、「老化」の速度を遅くすることをトライアスロンに求めているわけではない。
いつまでも元気でいたいためにトライアスロンを始めたわけでもない。
まずそのことに気がつく。
むしろトライアスロンを続けていくことで、精神も肉体も、よりリアルに、確かに、指先で触るように「老化」を感じること。それを期待したい。「老化」を避けるのでも、老化と闘う「アンチエイジング」でもない。トライアスロンを通して、自らの「老化」をゆったりと眺め、いとおしむようでありたい。
今日は「老化」と診断されたことで、トライアスロンの、そして日々を楽しむことの心構えがひとつできたような気がする。これは思いがけないことで、嬉しい驚きだ。
話は変わって、先週はアスロニアの忘年会、東京トライアスロンアカデミーの渋谷・南行徳共同の打ち上げ会と2つのパーティがあった。二つとも楽しませていただいたが、特に感じるのは「皆さん若い。私の子供たちと同じくらい」という、これまた「年齢」の心境。そうした仲間に加わるには、正直、多少の引け目も感じるが、そうした席に仲間として参加できることを、これからも楽しんでいきたい。
色づいて 落ち行く枯葉に 我が身を重ね
老いていく 身をいとおしむ 秋の暮れ
そろそろ受付にいかなくてはならない。
麻酔の点眼を受けてレーザー手術だ。 -
コンディショニング 白戸校長の座学から
今日はスイム+ランのレッスン。これまで気になっていたアキレス腱の痛みは果たしてどうなったのか。ランのレッスンは1時間のジョギングであったが、天候もよく、幸いにして気持ちよく走り終えることができた。岩田コーチからもご心配をいただき「足は大丈夫でしたか?」と声をかけられ「正直ホッとしました」と応えることができて嬉しかった。
レッスンのあとは風呂で汗を流し、水風呂でアイシング。まだジンジンする感覚もあるが、痛みとまではいかない。大事にケアをしていこう。
アキレス腱を痛めたちょうどこの時期、TTA(東京トライアスロンアカデミー)白戸太郎校長の座学を受講して、とても参考になったのでお伝えしたい。テーマは「コンディショニング」。
・コンディショニングの目的
・アマチュアは過酷?(生活の中の練習)
・加齢という現実(加齢とリカバリー)
・自分の体調を管理する
・良好なコンディション→良好なサイクルへ
・セルフコンディショニング
・他動的コンディショニング
・水分、食事補給
といった項目での講義だったが、特にお伝えしたいことは、「ああ、そうなのか」「そうなんだ」と腑に落ち、共感し、胸に沁みる「言葉」がいくつもあり、書きとめたものから、下にご紹介する。
いい体調で、いい練習をしないと、いい大会にならない
リカバリーがとれているのか、とれていないと練習は身体を壊しているだけ
調子がいい練習をしているのか
練習を休む勇気をもつ
ストイックな自分に酔うのは長距離スポーツの罠
週1回のいい練習のために練習をする
練習の前に体調
故障は大きくなるチャンス
このスポーツは長く続けないと本物になれない
自分で自分の体調を管理する
基本的な趣旨としては、日常的な体調管理の大切さと、初心者に陥りがちなオーバートレーニングへの戒めであったのだが、私が感じるのはこれらの「言葉」が含む情感、実感といったものであり、こうした「言葉」で語られるところが凄いと思う。
また、こうした「言葉」をもつ人が校長をとなっているところがTTAの個性、魅力であるとも思う。
特に私の胸に沁みた「言葉」は次の二つ
・週1回のいい練習のために練習をする
・故障は大きくなるチャンス
この「言葉」は、これからトライアスロンを続けていくなかで、自らへの励ましとして、何度も振り返るような気がする。
今日のスイムは参加者の少ないこともあり、平野コーチにほぼ付きっ切りでみていただいた。ありがたいことです。さて、課題は、言うまでもなくいろいろあるが、ポイントはやはりキック。キックで息が続かずすぐに立ってしまう。なんとか25メートルはビート板キックでいけるようになりたいなあ。そうすれば、ちゃんと浮くことができるようになるだろう。
落ち葉踏み 身体に耳を かたむける
日一日 風に包まれ 秋の空
レッスンの帰りは銀座に出て、4丁目のライオンでビールにステーキ。肉が食べたかったんだ。美味しかったあ。それから山野楽器でなつかしのフォーフレッシュメンを買い、オープンコーラスにひたる。最後の曲目は「枯葉」。これが私の秋の気分。
明日は久しぶりに大井埠頭のバイクに行って風に包まれてみよう。 -
Kさん ロタ大会完走 おめでとう!
私と同じ時期にトレーニングを始めたKさんからロタ大会での完走の報告をいただきました。
Kさんおめでとう。レース前にはさぞかし大きなプレッシャー、さらには恐怖心もあったかと思います。それをはねのけて目標を達成したKさんの挑戦、努力には、まったく感服します。尊敬します。他人の成功がこんなに素直によろこべる、これも重ねて嬉しい。
Kさんは私より一回り下の46歳。まさに働き盛りで、会社での激務と愛すべき家族をもちながらの快挙です。皆さん、Kさんに拍手を!
それにひきかえ、こちらはペースダウン。特に右のアキレス腱を痛めてからは、どうも気持ちが今ひとつ前向きになれない状態。まだ痛み、違和感が解消できない。どこかでペース回復のキッカケを得たいと思っているが、今週末土曜日のスイム+ランのレッスン、日曜には久しぶりに大井埠頭のバイクに参加していいキッカケにしたい。それと、怠っている日々の体重+脈拍チェックをちゃんとしないといけない。何より自己の生活管理と体調管理。
この土曜日から今日まで、熊本県の宇城市に出張。宇城市は天草に隣接した位置にあり、時間の余裕があれば天草大会のスイム会場を見たかったが、結局は叶わず、不知火の海をみながら、改めてトライアスロンデビューへの決意を固める。夜の会食でご一緒させていただいた宇城市役所のNさんは53歳。スイムについてはOKとのこと。是非来年一緒に参加しましょうとお誘い。
秋雨に 朗報きたる 歓びや
秋の海 心に期する 5月の日
Kさんの刺激を受けて、こちらも頑張ります。 -
アキレス腱を痛めた 不安だなあ
2週間前、軽くジョグするつもりで走り始めたら、3キロを過ぎるあたりから右足のアキレス腱が痛み始め、5キロあたりで痛みが激しくなって走るのを中止した。アキレス腱が痛くなって走るのを中止したのは人生初めての経験だ。ハンドボール部であった中高時代、週に1日から2日は3キロ程度を走っていた最近まで、足についてはマメで痛めたり、ふくらはぎを筋肉痛で痛めたことはあっても、アキレス腱そのものを、このように痛めた記憶はない。
ネットで調べると「安静第一」とある。この2週間のトレーニングはスイムだけとし、ランもバイクもパスしてきた。そして、今日は南行徳でスイムとランのレッスン。昨日はマッサージに行ってもみたが、痛みはとれない状態で、果たして今日のレッスンをどうするか、迷いに迷ったが、「様子をみながらいってみよう」と思いを定めてレッスンに参加した。今日のレッスンのポイントは上半身の使い方。立ち姿勢、腕の振り方、腰の回転、そして足という一連の流れを「上り坂」「下り坂」で確かめる。
姿勢の保ちかた、力の抜きかたと入れかた、リズムのとりかたなど、ランのレッスンはとても参考になる。ただ走るだけなのに、その奥の深さに触れ、自分自身の身体で確かめる反復レッスンは知的好奇心を触発して倦むことがない。ひそやかな肉体との対話だ。「そうそう」「これかな」など、レッスン中の独り言が増えてくる。
レッスンを続けながら、絶えず右足の状態を意識するが、なんとかいけそうでまずは一安心だったが、最後のメニューのジョグで15分ほど走ったところ、痛みがやってきた。困ったね。帰りはいつもはジョグだが、今日は歩き、TIPNESSの風呂で身体を洗い、冷水に足を冷やす。でも痛みはひかない。帰宅後はウトウトしながらアイシング(氷をビニール袋に入れてタオルで足首に巻く)を2時間。なんとなく痛みがひいてきたようだが、スッキリとまではいかない。
夕方に美容院で髪をサッパリし、ドラッグストアで、エアサロンパスとシップ薬を購入して、帰宅後にまず手当て。
不安だなあ。
これまでの「肩が痛くでうまく手が伸ばせない」という痛みには「不安」はなかった。痛みはなんとか克服する課題以上のものではなく、おかげさまで、痛みもだいぶ和らいできた。また、痛くとも、スイムのレッスンを中止しようとはまったく思わなかった。でもアキレス腱の痛みは「不安」そのものである。
・走るとまた痛くなる~結局走れなくなる。
・痛みが慢性化する~トライアスロンをあきらめなくてはならなくなる。
・痛みがひいても、何かのときにまた再発する。それはレース中かもしれない。
・1月のラン大会にエントリーしたいが、それまでに治っているものなのか。
・この冬は走りこみで持久力をつけようと思ったが、それが叶わない。来年の大会デビューに影響するか。
などど、「不安」は様々な形で心のなかに広がっていく。これは「大げさな心配」であるのか? うーん、困った。
まずは、マッサージ、ストレッチ、湿布薬など、こまめに手当てをして様子をみるほかはあるまい。現在は肩の痛みで通っている整形外科の先生にも相談しなくてはならない。その間はランのトレーニングはお休みで、腹筋など、体幹のトレーニングなどに力を入れるとしよう。だいぶ様子がわかってきたスイムを「自分のもの」にしよう、と、前向きに考える。
しかしこんな早い段階で、まだ大会にも出ない状態で、こうした「不安」を抱えるとは、「何事もそんなにスムーズにいきはしない」ということなんだよなあ。特にストレッチングなどの身体のケアをキッチリ行うための身体からの警告と受け取って、自己管理を見直していこう。
そうそう。問題のスイムについては「着実にやっていけば来年5月まではなんとかなりそう」といった心理的な余裕が生まれてきた。バイクについては、江戸川でのレッスンで立ちごけして以来、休み状態。明日も娘がクルマを持っていってしまったので、バイクを運べないのでお休み。近いのだから、バイクで大井埠頭まで行ってもいいのだが、まだ公道を一人で走る意欲はない。明日は近くのプールでキックとプルの練習をしよう。
今日、岩田コーチから「左手はいいが、右手がすぐに沈む」と指摘された。私は左に顔をあげるので、顔をあげると右手が沈んでしまう。自分でも気になっていた欠陥だ。そこで、右手が着水するまではキッチリ目視し(すぐに顔をあげて息をつかない)、手を伸ばす時にパッと顔をあげることを意識したら、左手と同じように、右手をグイッと伸ばして水をすべる感覚がつかめてきた。その感覚を明日、また、確かめてみよう。
秋の道 痛くはないか 足に聞く
湯に浸し 足をもむかな 秋の風呂
この冬はいくつかのランの大会に出たいと思っていたので、現在の状態が残念。
THIS IS ITはすばらしい、美しい映画だった。
マイケルが美しい。「美しい」以外の言葉が見当たらない。それを一丸となって支えるダンサー、ミュージッシャン、スタッフが美しい、その全体が生み出すパフォーマンスが美しく、映画はただただ美しい。その時への思いを遂げることができなかった悲しみと、その時へと向かう人々の思いが感動を誘う。忘れることのない、すばらしい映画だった。 -
経験のない58歳は、3ヵ月で、どこまで、これるか
以下、まったくの個人的な見解、というより感想です。
トレーニングを始めた7月末時点での私は、「10キロを1時間20分で走る」レベルであった。これをある程度の地ならしがあったとみるべきか、あるいはまったくのゼロスタートとみるべきか。これで3ヶ月での到達をどう評価するかが変わってこよう。
であれば、まったく何もスポーツをしていない状態から「10キロを1時間20分で走る」にはどの程度かかるのか。私の年齢となると、体力の個人差はかなり大きくなるが、私の場合、何もしない期間と週に1回は3キロ~5キロ程度走る期間とを3ヶ月ぐらいのスパンで交互に繰り返ししてたことからすれば、まあ、3ヶ月で「10キロを1時間20分で走る」にはもってこれるように思える。
言い換えれば3ヶ月程度の地ならしはできていたわけだ。特にランの練習ではこの地ならしに助けられたように思う。また「10キロを1時間20分で走る」程度ではあったからこそ、トライアスロンを始めようなどと思い至ることができたように思う。
60歳前後でトライアスロンを始めようかと思い立ったあなた、まず10キロを連続して走れるところまでは地ならしをしたほうがいいと思う。その期間は私の場合は3ヶ月。1ケ月は週に3日は1時間歩く、2ヶ月は週に2日は3キロを走るといったペースで3ヶ月で10キロを、多分、その気になれば、1時間10分ぐらいで走れるようになると思う。
では、そのうえで、3ヶ月たった今の段階で大会に出て完走することはできるか。
当初はそのタイミングで11月のロタ大会があり、目標にしようかと思ったが、9月時点で、大会出場は来年に決めた。その最大の理由は、やはり水泳。1500メートルを泳ぐなんて考えられなかった。それと引越しがあり、仕事の具合もあって、早々にあきらめた。
では、それから1ケ月半を経過した今日時点ではどうか。「スイムスーツを着て、休み休みでいけば、やれるかも知れない」ぐらいは思えるようになっている。自信はないけど。
ちなみに同じく7月22日から東京トライアスロンスクールに参加した一回り年下のKさんは、ロタ大会に参加されるが、「泳ぐ夢をみる」とそのプレッシャーを語っておられた。Kさんのスイムは私よりは数段上。その言葉を聞いて「私の場合は来年にしてよかった」と一人納得している。
できるかどうかは、言うまでもなく、基礎的な運動能力、特に水泳のスキル、そして精神的なことが複合しての判断となるが、経験のない58歳が3ヶ月で大会に出るのは、つまるところ気持ちの問題のように、いまは思える。特に大きなファクターは「水泳」だが、Kさんのように自分でプレッシャーをかけて追い込んでいく積極的な人は可能だと思う。あるいはそうした人のほうが早く先に進むように思う。
でも、私はそうしたタイプじゃないんだな。準備万端でコトを始める「慎重派」というわけではない。多分、自分にプレッシャーをかけるタイプではないのだろう。一拍、人より遅れて、周囲を見回し、様子を確認してから出かけていくタイプ。あるいは周囲に失敗をさらしたくないという「エエカッコ心理」かとも思う。前にも書いたように小学生のときから運動会が苦手だったなあ。自慢じゃないがリレーの選手だったけど、出るのは楽しみではなかったことをよく憶えている。
この歳になってそんなことに思いをめぐらすというのも、我ながら面白い。はからずも人生を振り返る。
話が横道にそれてしまったが、私のここでの結論は「58歳の未経験者が、3ヶ月でトライアスロン大会に出て完走することは可能であるが、私には可能ではなかった」となる。一抹の寂しさはあるなあ。
なお、高校時代に水泳部であった方は、問題なく3ヶ月で可能と思います。
で、来年の予定だが、ちょうどスクールからのアンケートがあり、その回答のなかで、以下のように来年の予定(というより願望)を記した。
2010年の目標は(このなかから選びたいと思います)
・5月 天草大会(知人がいるので)
・5月 館山の自衛隊基地(南行徳のNさんにすすめられています)
・7月 昭和記念公園(皆さん出そうだから)
・9月 銚子(この大会での完走が一番の目標)
・11月 ロタ島(海外で締めくくることができればいいなあと思っています)
この私の回答に岩田コーチから以下のような、ありがたい励ましをいただいた。
いよいよ2010年、トライアスロン、大会デビューの年ですね!
岩崎さんの予定の中からいうと、僕は天草はおススメですね!
交通の便は目をつむるとして、コース・食事・大会の雰囲気などは好きで、
現役時代はずっと7年連続出場していました!
この冬を上手く活用して、2010年につなげていきましょうね!
つまり、3ヶ月でこうしたやりとりが自然にできるまでになったというのが私の3ヶ月の成果なのだ。
「浮く」ことに驚いた最初の水泳レッスンを振り返ると、こうして書いていて感慨深い。
岩田コーチ、平野コーチ、アスロニアの皆さん、感謝です。これからもよろしくお願いします。
この冬の目標
・水泳はあと3ヵ月で400メートルをクリアしよう。そうすれば1500は手に入るだろう。
・ランは、いま右のアキレス腱を痛めており、これを治してどこかのラン大会に出場したい。またシーズンオフの基本トレとして、走り込みをしたい。走るのは好き。
・安全に、もっと自転車に慣れることを目標に、スクールのレッスンで対応して春にペースアップ。
冬に向け 振り返る夏 遠い日々
身と心 引き締めて 寒さかな
このところアキレス腱の痛み、引越しの準備、仕事の立て込みなどもあり、練習はペースダウン。
そんななか、昨日は娘夫婦とオールブラックスVSワラビーズのラグビー観戦で興奮。今日はTHIS IS ITを観るために、ママチャリで品川プリンスシネマへGO。暖かい日で汗をかき、いい気分で予約を確認したら、「これ、31日、昨日の予約ですよ」「えええええええ!!!」。間違えたああああ!。
仕方なく、のんびりと自転車散歩で帰り、慎重にネットで再予約、ゆっくりとストレッチングして気分転換。人生は瑣事の集積であり、その瑣事は他愛もない間違いの連続なんだなあ。はあ、楽しきかな人生! としましょう。 -
閑話休題 60歳を前にした男たち
昨日は56歳、57歳、58歳2名、59歳という60前の男ばかり5名での飲み会。場所は日比谷の外国人記者クラブのレストラン。このレストランは気のおけない大人の仲間の集まり処といった、落ち着いてはいるが堅苦しくはない雰囲気が気に入っている。食事もおいしく、昨夜はサラダ、チキン、ローストビーフに赤ワインを楽しんだ。
昨夜の呼びかけ人で、メインとなったのはこのクラブの会員であるHさん。大手広告代理店を早期退職して、海外のバッグパック旅行に挑戦している。その様子は「元広告マンの世界放浪記」として、ブログにアップされている http://blog.50ing.net/?cid=39444。他のメンバーは別の広告代理店のOKさん、社団法人事務局長のOSさん、そして私は初対面となった出版社経営のOTさん。
Hさんの最新の旅は中国からパキスタンのイスラマバードへの24時間壮絶バス旅行で、その行動力はバリバリの広告マンで鳴らしたHさんの面目躍如。是非お読みください。
私はサラリーマンではないので定年はないが、この年齢の男が集まると、どうしても60歳、定年以降をどのように生きるかという話題となり、Hさんの旅の報告も自然とそちらのほうに向かっていく。
Hさんは60歳定年を前に退職して「世界放浪」へと向かっているのだが、そこにあるのは70歳までをどう生きるかという意識だ。70になったらもうなかなか新しいことはできないだろう。では、やりたいことを始めることのできる人生のリミットはいくつなのか、それを考える。計算してみれば、身体の動きもまだ利く60前から65までの5年間、要はこの限られた年齢をどのように生きるかということになり、そのためには、定年までを勤め上げるのではなく、いち早く「やりたいこと」に着手することになる。その心境はよくわかる。
Hさんの場合は、「新聞にはそう書いてあるが、本当はどうなんだ、自分の目でみてみたい」というのが世界放浪へと向かわせる衝動という。新聞では毎日テロのニュースばかりが伝わってくるが、本当はどうなのか。人々はどのようにして暮らしているのか。Hさんによると、人々は機関銃を構えた兵士の横でワーワー騒ぎながら食事を楽しんでいたという。そうした光景が新聞だけではわからないリアルな現実なのだろう。そうだろうなあ。そうでなくては人は生きていけないよなあ、とこちらも共感して聞き入る。
Hさんは今回の旅は「水を浴びたようなもの」とまとめた。「何十年も会社にいたけど、こんなことはなかった」とも言った。まさに60を前にして一つの旅で一皮向けた感じなんだろう。結構じゃないですかHさん。
こうした心理は、過酷な世界にあえて身を投げるような快感があり、私のトライアスロン挑戦にも共通するものだ。飛び込む世界は、ある程度の「過酷さ」がなくてはおもしろくない。前回のブログでも書いた「我が身を頼む」という話でHさんとの会話は盛り上がった。
話の最後に、やはり60の定年を前に、Hさんと同じ広告代理店から、単身赴任で九州熊本での地域ブランディングに身を投じたSさんの話題となり、「Sさんが東京に戻ったときは集まって呑もう」ということでまとめになった。帰りがけに「これから年に何回かはこのメンバーで呑むようになるんだろうなあ」と頭が巡って電車の窓から流れる夜景を眺める。そうした人間関係をもてるということは、私は恵まれているのだろう。ありがたいことだ。こちらもいつも自分のリアルな体験を新しい話題として提供できるようでありたいと思う。
そんなことを、あれこれと、考えさせられた夜でした。
先週木曜の水泳、土曜日の水泳・バイク、火曜日の水泳と、続いてレッスンを休んでいる。人生はなかなか忙しい。明日は6時から水泳のレッスン。さあ、元気を出して行こう。
秋の夜 酒を傾け 旅の夢
あと十年 秋風が 誘い来る
今日はトライアスロンのレッスンから離れた60男の近況報告。共感いただけるご同輩も少なくないことを祈りつつ。 -
3ヶ月経過、まずは心境の告白から
先週の金曜は飲み会に誘われ、行ってみたら日本テレビの「行列のできる法律相談所」に出演なさっている弁護士の菊地幸夫さんも参加されていた。まったくの初対面。菊地さんといえば、私からすれば、トライアスリート。当方はかなり酔っ払い、菊地さんは、多分呑まないんじゃないかなあ、ジョッキのビールがまったく減らなかったように思う。とはいえ、私はかなり酔っていたので、記憶は曖昧。酔っ払いの話に付き合っていただいた菊地さんに感謝です。とっても柔らかい人あたりの紳士で、テレビでみるそのまんまでした。
菊地さんのお話によると、トライアスロンを始めたのは35歳で現在は44歳とのことで、もう9年のキャリアをもつベテランですよね。いろいろお話をささていただいたのですが、特に心に残った話をお知らせします。
「トライアスロンは旅なんですね。その土地を泳いで、自転車で、走って旅をするわけで、様々な形で旅を楽しむわけです」
これは「うーん、いい話」ですね。こうした視点からトライアスロンを見る視点はまったくなかったが、それだけに、虚を突かれた驚きがあった。
それとあわせて、「ロードレーサーは都心を走るものではありませんよ」「泳ぐのは4キロはいけます。まったく何もなく楽に泳げます。岩崎さんもまず300メートルを越えれば、そうなります」といった話を伺うと、菊地さんが言われる、競技ではなく「旅」という意図がより深く理解できる。
そうかあ、旅に行くのだ。旅を全身で味わうのだ。
3ヶ月を期に菊地さんにお会いしたのも、区切りとしては、何か芝居じみたご縁を感じる。そこで、私が感じているトライアスロンの魅力を菊地さんに話して共感をいただきました。
それは「我が身を頼む」ということ。泳いでいるとき、走っているときは誰も頼りにできずに我が身を頼む。私は60歳の老後を前に、トライアスロンから「我が身を頼む」意識を学んだことがしみじみと胸にしみる。
「我が身を頼み」つつ、毎日の生活で余計なものを剥ぎ落とす。トレーニングという緊張のなかで、日々の時間割を決めていく。それが、スポーツによって得た60歳からのライフスタイルではないかと思う。でも、いくつまで続けられるかなあ、なんて始めたばかりで気にすることもないだろうが。。。
「3ヶ月たつと主観が変わってきますよ」と岩田コーチに言われたのがこのことなのかどうか、わからないが、私にとって「身一つで立っている」感覚は、これまでの暮らしにはなかったものだ。
例えば今日一日を振り返ると。。。。
・5時起床~バナナの朝食~仕事の企画書作成を9時半まで、メールで送信。
・近くのプールに2時間~帰宅して昼食。コロッケ、野菜、ご飯一膳。
・1時間昼寝~別途報告書を作成してメールで送信。
・4時半から5時までラン。本当は1時間のつもりだったが、右足のアキレス腱が痛むので30分で切り上げ。
・帰宅後久しぶりの入浴。いつもはシャワーなのだが、アキレス腱が痛いので、バブを入れてゆっくりと半身浴。
・ドラッグストアに行き、トイレットペーパー、洗濯洗剤、漂白剤、柔軟材を購入。
・昨日次女が持ってきてくれたハッシドビーフを食べる。缶ビール2本。やっぱ呑んじゃうね。
そしていま、これを書いている。今日は誰とも話をしなかった。トレーニングをこなすこと、身体ができあがっていくことで、日々の暮らしに緊張感が生まれる。それが「身一つで立っている感覚」を際だたせるように思える。
これがトライアスロンのライフスタイルというものか。確かに爽快な緊張感がある。
これが3ヶ月の心境の報告。
秋風に 我が身を頼み 走るかな
湯につかり 痛みをさする 秋の風呂
次回は3ヶ月のレベルアップ報告の予定。