今日は4月の17日で、ホノルル大会まではホントに1ケ月となってしまった。
そこで、大会デビュー1ケ月前の準備状況についてのご報告。
まずは、「購入」の準備。価格はだいたいのお値段。
・トライスーツ ¥17,000
・ウエットスーツ ¥83,000
・トライアスロン用バイクシューズ(着脱が容易なもの)¥20,000
・トライアスロン用ランニングシューズ(着脱が容易なもの)12,000
・バイクを飛行機で運ぶための箱型バッグ ¥16,000
ということで、約148,000円となる。ホノルルツアーの旅費が約15万なので、合計で約30万円。これに大会参加費、空港までの交通費、現地での諸経費を加えるとプラス10万まではいかなくとも、5万は越えるだろうなあ。まいったなあ。ご参考までに。
トライアスロン用のバイクシューズとランニングシューズについては、必要ないとの考え方もあろうが、「練習用」と「試合用」の双方をもつという判断に傾いた。
何もトランジットを競うような気持ちはまったくないが、着脱に手間どるというのは、ストレスになるんだよね。
次いで、大会まで1ケ月のレッスンプログラム。
今週から毎日約30分、ストレッチと体幹トレーニングを行うようにした。身体が硬いので、特にストレッチは念入りに。基本の身体づくりだね。これを続けていくつもり。
種目のポイントはなんといってもスイムなのだが、昨日はTI(トータルイマージョン)の3回目のクリニックを受けた。ポイントとなったのは手のかき。手をあまりに下に突っ込みすぎている、前への伸びが不十分、手の着水時に肘をもっとあげるなど、今回も大いに参考になった。
クリニックのあと、プールに出かけ、初めて500メートルをノンストップで泳ぐことができた。どこまでいけるか、ゆっくりゆっくりと泳ぎ出したら500までいけた。少し余力もあった。これは嬉しかったなあ。次回は750を目指そう。
長い距離を泳ぐと、ややもすれば、距離がわからなくなる。その対策は、100、150、200と、呪文のようにつぶやき続けて泳ぐことというのをブログで読んだ。なるほどと膝をたたいた。そこで呪文のように唱えたら、それがいいリズムにもなった。よかった。
今日はTTAの土曜のスイムレッスンで、ドリルのメインはスカーリング(腕のかき)。昨日のTIクリニックに繋がるレッスンで、自分なりに手ごたえをもった。
よかった。どうやら間に合いそう。間に合うというのは、大会前にプールで1500を泳ぐこと。千駄ヶ谷のプールで挑戦してみたいと思っている。
ランはできれば週3回が目標。そのうち1回は60分を越える時間を走る。これは基礎体力と体調管理だね。
バイクは何より事故や落車をおこさないというのが第一で、初参加はサイクリングでけっこうと思っている。トレーニングはTTAのレッスンと4月末の1泊2日のTTA合宿でよしとしよう。
日常の生活管理は。
やはりお酒だね。呑みすぎないこと。できれば断酒といきたいところだが、それは無理。少なくとも、外で呑む、つまり人と呑むのは週に1回、多くても2回までにしないと、時間もとられてしまう。
睡眠時間を十分にとること。これは心配しなくてOK。
耳と歯が時折気になる。歯医者と耳鼻咽喉科には行っておきたい。
一番の課題は仕事との帳合だが、基本は時間のやりくり。仕事の集中力を高め、時間管理を徹底すること。バタバタしないで、ゆっくりとしたペースで確実にこなしていくような時間割を大事にしたい。
ホノルルの 遠い夏を 眺むかな
桜舞う その日に向けて 積み重ね
なんとか、ようやく、ここまできた。
どうにか落ち着いて、大会に出かけることができそうだ。
よかった。
カテゴリー: 60歳
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大会デビュー1ヵ月前、500メートルを泳げた!
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参加しました フレッシュメンズキャンプ
日本でもっとも贅沢なビギナー 向けトライアスロンキャンプ!
日本トップトライアスロンコーチが集結、
これであなたも必ずトライアスリートに!
http://www.ayato.jp/tfc2010/index.html
という「TRY! フレッシュメンズキャンプ2010」に1泊2日で参加しました。
場所は日本エアロビクスセンター。
よかったです。とてもよかった。
よかった その1
今回のキャンプは「日本トップトライアスロンコーチが集結」がアピールポイントで、そうした方々とこの機会にお会いできるのは格好のチャンスと思っていたが、「皆さん人柄がいいなあ」というのが何よりの感想。
それがわかったことがよかった。
どの集団にも何らかの特性がある。
先日知人と「やはり、ゴルフやテニスをやる人とトライアスロンをやろうという人は違うでしょう」といった会話を交わしたが、確かに自分が参加しようとしてるトライアスロンの世界には、独特な個性があると考えるのが自然だろう。それが違和感を感じるものであれば、いささかなりとも意気阻喪するだろう。
日本のトライアスロンをリードされている方は、どのような方々なのか。私にとってそれは重要な情報だ。
そして、実際に接した印象は「人柄のよさ」。それは単なる生得のキャラクターの問題ではなく、スポーツへの愛情と献身、人々にそれを広めようとする熱意、明るく人と接する社交性、人々をリードする指導力、これらの美徳の土台となる知性といったものを、日々の積み重ねによっって練って溶かしたところで表面に浮かび上がってくるものだ。私も実際の体験は高校までだが、スポーツの部活の世界に接してきたが、そこでよくみかける、人間を先輩後輩だけで律する非社交、非知性とは大きく違う人間的な魅力を感じることができた。
何も持ち上げているわけではない。「日本を代表する指導者も初心者も分け隔てなくつきあえるのがトライアスロンのよさ」といった意味のことを白戸太郎さんが語っておられたが、まさに、そういうこと。
特に心に響いたのは、最後の挨拶で、皆さんが「気軽に声をかけてください」というメッセージを残したこと。
「これからもよろしくお願いします」。素直にそう思える。こうしたことが「長い付き合い」をつくっていくのだと思う。
よかった その2
さて、実際のレッスンであるが、初日は自転車のメンテナンスレッスンと、ロードトレーニング約70キロ。二日目は、6時からのラン~スイムのレッスン、朝食、200メートルスイムと2キロランのアクアスロンを終えて、修了証をいただいた。
わずか正味丸一日であったが、「なるほどよくわかった」とともに「我が身を思い知る」ところも多かった。
「なるほどよくわかった」の第一はランニンフフォーム。速く走るためのフォームを身をもって確かめることができた。次いでバイクのメンテナンス。車輪をはずして取り付けるレッスンはとてもわかりやすくかった。スイムについては泳ぎながら前を見ることに重点を置いたレッスンで、こちらもポイントがはっきりしてたので、身についた。
「我が身を思い知る」は、やはり最後のアクアスロン。記録は19分14秒で、6人のグループでダントツの最下位だった。
今回はトランジットに気をつけていたが、それでも3分もかかってしまい、正味は16分14秒。やはりスイムがけっこうきつかった。でもランが1キロ6分とすれば、スイムの時間は4分14秒となる。先日のレッスンで100メートルが2分36秒であったから、これを200に換算すると、約5分。多分実際は4分40秒ぐらいだったのじゃないかな。つまり100を2分20秒、50が1分10、25は35秒というと、まったく普段のレッスンどおりとなる。
まあ、実力どおりの結果であったということだ。みんな速いんだよなあ。
・バイクで坂の登りに強くなる。
・ランで1キロ5分30ぐらいになる。
・スイムで50を1分、100で2分、200で4分となる。
これが目標だなあ。
それと、肝心のスイムの距離だが、200で結構きつかったので、やはり不安。これから1ケ月で泳ぎこんでいかないといかないと。
よかった その3
部屋はコテージで、2人ベッドが4部屋。コテージの割り当て人数は7人。私は阿弥陀くじで、一人部屋を引き当てた。これもよかった。
同部屋の皆さんとも、気持ちよく話すことができた。
多分、参加者のなかで、私が最年長ではないかなあ。30代の方々が多いように見受けられたが、私自身は素直に接することができて、よかったと思っている。
春合宿 季節に向けて 励むなり
春霞 思いをこめて 走る我
もし、来年もやるなら、またこのキャンプに参加しよう。
帰りは眠くて眠くてクルマの運転が怖かった。
4月末にはTTAの合宿が長野である。こちらはバイクメインのメニューとのこと。はい、参加の予定です。
4月になって、いくつかのプロジェクトがスタートし、仕事も忙しくなっている。
多忙を楽しみたい。 -
風邪の対処法 トライアスロンと健康
今朝は迷った。大いに迷った。風邪は昨日から回復基調となり、昨夜は10時半に、できればトレーニングにでかけるつもりで床についた。今朝は6時に目覚ましをしたが、実際に床を離れたのが7時。これでもう、めげたね。寝床でぐずぐずしているのではなく、エイッと布団を蹴るようじゃなくては。TTAの朝錬に行くなら8時過ぎには家を出なくてはならない。そこで、ゆっくりと身体に訊ねる。「おい、どんな様子か?」。神経を体調に集中する。「どこかに違和感はないか? 身体が動きたがっているか? 休みたがっているか?」。結局は多少の寒気を感じたことで、今日は休みとなり、床に戻った。
自分の体調にこれほど意識的になったことは記憶にない。「体調管理」という言葉は頻繁に使われるが、かってない切迫感をもって「体調管理」とは何かを考えるようになった。
とりあえずネットで「風邪 トレーニング」を調べてみると、こんな情報が目についた。
◎運動選手が風邪にかかりやすい その1
つまり、オーバーワークになるような運動をしている人や栄養不足の人は、何もしない人よりもかえって病気になりやすいと言えます。
事実、一般のスポーツ愛好家でなく、普段の生活の大半が運動に費やされるようなアスリートや学生選手たちは、想像を絶するトレーニングをこなしており、つねにオーバーワーク一歩手前の極限状態にあるわけで、風邪などは日常茶飯事だそうです。
◎運動選手が風邪にかかりやすい その2
大学生を対象に行われた調査では、運動部所属の学生は、そうでない学生に比べて有意に風邪の罹患率が高かったそうです。
他の調査では、週1~2回の運動をする人が風邪に最もかかりにくく、次いで運動をしない人、最も風邪にかかりやすかったのは週に5回以上の運動をする人だったとのことです。
◎運動再開の難しさ
トレーニーにとっては風邪の回復期に「いつ運動を再開したらよいか?」が問題になります。とくに筋力トレーニングは短時間であっても身体にかける負担が大きいため、回復しきっていない状態でトレーニングを再開すると途端に風邪をぶりかえすことになります。
完全に回復したかどうかの見極めは大変に難しく、結論としては各人が判断するしかないでしょう。「自分の身体に訊く」のです。そのためには普段健康なときから、自分の体調を正確に把握する習慣を身につけておきましょう(と簡単に書いていますが、実際には難しいと思います・・・)。
ここで考える。
シーズンを前した、59歳のロートルトライアスロン挑戦者の練習は身体にいいのか、悪いのか。はてまた、60歳を過ぎてのトライアスロンライフとは健康なのか、かえって不健康なのか。
私の考える「健康な状態」とは
・気持ちのよい体重を維持している。
・気持ちよく目覚める。
・何かのときに無意識に走り出している。
・地面のものをとるのに無理がない。
といったところか。
そしてこの状態を維持するには、考えるに、第一に酒も含む食事管理、次いで規則的な就寝時間、毎日15分のストレッチング+筋トレ、週2回の30分ジョギング(あるいは1時間のウォーキング)といったところか。といってもこれは現実には実行できないのだが。
私は健康のためにトライアスロンを始めたわけではないので、そう考えることにためらいはまったくないが、単に「健康的な毎日を過ごす」ことのみを考えるのであれば、トライアスロンは「過剰」と思う。確かに60歳を過ぎてもチャレンジできるスポーツであるが、健康維持に適度なスポーツとは言えなと思う。
そもそも、適度な運動は健康に良いが、スポーツ競技は果たして健康に良いのだろうか。競技アスリートは免疫低下のストレスに直面しているのだから。
ここまできて、改めてトライアスロンライフと私の健康について考える。
基本的には、現在は、まあ、上にあげた「健康な状態」にある。それはトライアスロントレーニングの賜物であるが、健康を得たうえで、その延長で「競技」という修練に向かうことにトライアスロンの面白さがある。しかもその「競技」は、他人と競い合うより励ましあうものであり、「誰もが勝者である」というマジックに支えられている。そして、そのマジックにはまると「健康状態」からどんどんと「不健康状態」へと突き進む危険をはらんでいる。
トライアスロンの魅力とは誰もが「競技」に参加し、誰もがそれぞれの基準で何らかの成果を得られるところにあるのだろう。マラソン大会には参加しない健康ランナー、水泳大会に出場しないホリデースイマーは何ら不思議ではないが、「競技」に参加しないトライアスリート、健康維持のためだけにトライアスロンのトレーニングに励むというのは、私には実感ができない。そして「競技」になれば「不健康」の可能性を内在させる。
だからこそ、TTAの白戸太郎は、口を酸っぱくしてオーバートレーニングを戒めるのだとここで気がつく。先日白戸校長に会ったら「コツコツやっていますね。それがいちばんです」と声をかけていただいた。それは言い換えれば「健康状態」にとどまることへの注意なのだ。
では、トライアスロンライフスタイルとはどのようなものなのか。
それは単なる「健康維持」ではなく、「健康な身体管理」をベースに、「誰もが勝者となる」というマジックをもった競技のもたらす「挑戦」を価値とするものなのだ。
トライアスロンライフスタイル=健康な身体管理+挑戦。
だからこそ、競技にのめりこんで不健康な領域に浸らないこと。
「挑戦」はトライアスロンのみならず、暮らしの挑戦、仕事の挑戦、人生の挑戦としてとらえること。
それがトライアスロンライフスタイルと考える。
今日は書いているうちに、図らずももってまわった考察となってしまった。
風邪を病み からだに向かう 春の朝
春風邪に 思いめぐらす 健康や
今日一日休めば、明日はだいぶ回復しているだろう。その手ごたえはある。
よい目覚めを得られたら、ぜひ江戸川沿いに散歩に出たい。そこで気持ちがよければ、少し走ってみよう。明日の天候が気にかかる。 -
2月16日 50歳代 最後の誕生日
陽が射さず、寒く、暗い日が続いている。今朝は昨夜からの雪が降っている。昨日から喉の炎症が始まり、注意して早く床についたが、目覚めたのは8時10分。市川市に粗大ゴミ回収の予約をしており、処分する机を8時までに指定の場所に出さなくてはならない。大慌てで着替えて持ち出した。気がつくと、今日は鼻水も出る。こりゃ風邪だなあ。
風邪といえば、Uさんの話では、TTA渋谷同期生水泳仲間のKさんも風邪で2回レッスンを休んだと言っていた。Kさん風邪はもうOKですよね。
今日は17時からの打合せまで、家での作業としよう。ちょうど明日までの企画書をまとめなくてはならない。そのウォームアップでブログに向かう。
一昨日の16日は私の59歳の誕生日。50代最後の誕生日。母によると、私の誕生日である昭和26年2月16日は大雪であったという。いまネットで調べてみると「東京で観測史上(1946年以来)一番の最新積雪は33センチ。1951年(昭和26年)の2月15日のことでした」とある。初めて知った。しんしんと降り積もる大雪、刻々と変わる町並みの光景、音が雪にかき消されていく静寂のなか、母は陣痛を迎えて私を生んだのだ。劇的な印象がある。ふと気が向いてついでに調べると高倉健、金正日が同じ誕生日、といっても何の感慨もないが。
今年の誕生日は、トライアスロンのトレーニングを始めてからの初の誕生日。おおげさに言えば、(まだレースに出ていないが)トライアスリートとしての初の誕生日。大雪の誕生日に次ぐ、寒空の第二の誕生日として記憶しておこう。
いま気がつけば、多少の寒気もある。心配だなあ。心配というのは、明日の17時に、スイムのクリニックを予約しているからだ。
(TIスイムサロン船堀 http://tisalon.jp/ スイム・クリニック(50分、料金税込6,300円)。水泳上達の最初の一歩は、まず自分の泳ぎを知ること。トータル・イマージョンの経験豊富なコーチが、あなたの泳ぎを徹底的に分析してカイゼンのための方法を提案します。)
泳ぐ姿をビデオで撮り、それを見ながらアドバイスをいただけるとのことで、前から気になっていたが、場所が船堀と、引越しで自宅に近くなったこともあり、予約を申し込んだ。この報告はまたの機会に。風邪でも絶対に行くと覚悟を固める。
トライアスロンのレッスンを受けるようになり、スイムについても、様々な理論があることを知ることになった。始めた当初はいくつかの入門書やネット、DVDなどをあさってみたが、いまはあまりそうしたことは行わない。ともかくいまお世話になっているコーチ(岩田コーチ、平野コーチ)に素直に習うことを第一に考えている。身体は動かなくとも、「素直に習うこと」なら私にもできることなのだ。「素直に習う能力」、即ち吸収する力を最大化しようと思ってレッスンに向かっている。今回のクリニックは、これまでのコーチの助言を我が目で確かめることになるだろう。「素直に習う能力」を更に向上すべく、ちょっと期待をしている。
新天地 江戸川川面 雪が舞う
雪のなか 生誕の時 探し出す
早く暖かくなってほしい。
陽射しを受けた江戸川沿いを気持ちよく走りたい。
風邪が早くなおるように。 -
2010年2月11日木曜、ライアスロンライフのスケッチ
9時半にTIPNESSへ。5分ほど早く着いたが、もう先に2名。ついで続々と集まってくるが、一様に、男も女も高齢者。私より10歳は年長、70歳ぐらいかな、という印象。
私が以前大森でスポーツクラブに通っていたのは、20年ほど前。その時は中年女性(主婦?)の姿が目立ったが、いまは高齢者なんだなあ。いまの日本の現実に直面した印象。
プールに行くと、ここは女性ばかりで3名。年齢は見た目やはり70歳ぐらいか。この方々が、まあ、よく泳ぐんだ。静かに、ゆったりと泳いでいく。多分30分はそのままに泳ぎ続ける。凄いよね。こちらも負けてはならじと泳ぐが、はじめは200で、次いで100メートルで足をついてしまう。仕方なく、100メートルを1セットにして、30秒の休みをとって6本。そのあと、50メートルでやはり5~6本。
女性の方々は、それぞれの泳ぎをすますと、それぞれにサッとプールをあがっていく。お互いに会話をかわすわけでもない。そのベタベタしない様子が潔くていい感じなんだよね。きっと毎日来ているんだろうなあ。朝の1000メートル水泳が生活になじんでいるんだろうなあ。なんて思いつつ、どうも200で足をつく自分が歯がゆいが、これも現実なのでいたしかたない。きっと彼女たちもやってきたように、日々積み重ねていく以外に方策はない。
プールで1時間の後はマシンルームに行き、バイクに挑戦。ケイダンス100~110レベルで20キロ。約40分。次にランニングマシンで、時速10キロレベルで20分、3キロを越える程度。昔と比べると、テレビがついているなど、マシンも違うんだよね。
ということで、TIPNESSの会員初体験で、十分に堪能した。あと、このスポーツクラブでいいなあと思うのは風呂の設備。私の友人で、いつもスポーツクラブで風呂をすませているので、自宅で風呂に入るのは年に数回というのがいるけど、ここでも、シャンプーなどお風呂セットを持ち歩いている人をロッカーで見かけた。でも私としては、スポーツクラブでお風呂セットというのはどうにも似つかわしくなく、そのうえその人が立派な胸毛でぽっちゃりタイプということで、そのアンバランス加減に思わず笑ってしまった。
第1回のスポーツクラブ体験は満足、満足。以前にスポーツクラブに通っていたときは、特定の目標はなく、なんとはなしの減量、健康管理であったが、今回はトライアスロンがある。満足というのも、「ここならキチンとトレーニングができそう」という実践的な評価となる。
この日は、夜の7時にUさん夫妻と日比谷で待ち合わせ、ドイツ風のビアホールで食事。Uさん夫妻はTTA渋谷校でご一緒させていただいたご縁。特に奥様はスイムの4コースでともに朝錬をこなしてきた仲間。私が南行徳に移ることをキッカケにお食事の機会をもった次第。
楽しいお話で、お二人とも聞き上手なので、ついしゃべり過ぎ、呑み過ぎとなってしまったが、屈託なく食事、お酒、おしゃべりを楽しめたことが嬉しい。Uさん夫妻はご主人が36歳、奥様は30歳とか。幸せそうな若いカップルを見るというのはいいもんだね。素直にそう思う。
Uさん、これからもよろしくお願いします。また一緒に皇居ランをしましょう。
以上、11日木曜(祝日)の私のトライアスロンライフのスケッチ。
こうした休日を過ごせるというのは、いいもんだ。そう思う。
トライアスロンをやってなければ、多分、午前中に散歩、昼に八重洲ブックセンターへ、それから有楽町に向かい、映画とガード下でホッピーというところか。それも別に悪くはないが、どうにも張りのない休日なんだよね、これでは。
いざ行かん 鍛えてみるか 冬の日に
みぞれ降る ほてった頬に 口笛が
要するに、過酷であると、張りが出てくるんだよ。 -
江戸川を眺め、新たなトライアスロンライフ!
妻の三回忌を終えたらできるだけ早い時期に引っ越したいと思っていた。その理由は家族構成の変化。妻、長女、次女、長男と大人5人で暮らしていたのが、ほとんど私一人の生活となった。家が賃貸マンションであったこともあり、老後を前に「終の棲家として手頃な大きさのマンションを購入したい」と考えた。ほとんど一人暮らしといっても、親の努めとして、最低限の実家機能は確保したい。それで3LDKに狙いをつけて中古マンションを探し始めてみると、南行徳あたりはかなり安い。しかも東西線で都心には20分で出られる。そしてそして・・・トライアスロンライフに極めて適している。そこで現地を見ていくと、江戸川沿いに気に入った物件がみつかった。
昨年末には契約を行い、以下のような文面の年賀葉書を出した。
『長年住み慣れました大井町を離れ、この一月末より千葉県市川市に引越すことになりました。
マンションの4階で、ドアを開けると、眼下に江戸川の川面が広がります。
昨年の七月よりトライアスロンのトレーニングを始め、今年の五月には大会に出場するつもりでおりますが、江戸川沿いはランとバイクのトレーニングにはなかなか適した場所です。
子どもたちも家を出て、60歳を前に基本一人住まい。身体を絞り、余分な荷物を整理し、必要最低限の装備で猟に旅立つ狩人の心境です。』
これはあくまでイメージだが「老後はだんだんと余分なものは捨てていき、文字通り心身ともに身軽になり、最後は何もない四畳半で人生を終える」ようでありたいと思っている。江戸川に住まいを移すことで、その第一歩を踏み出したような、ちょっとした高揚感がある。
南行徳で、新たな、本格的な、老後の、トライアスロンライフの始まりだ。
トライアスロンスクールも、渋谷は中止して、南行徳一本にした。昨日は初めて木曜の10時からのスイムに参加。渋谷の朝6時からのレッスンもつらいが、10時からのもなかなかにきつい。力がはいらずにフラフラした。自転車で5分で帰宅。缶ビールにウイスキーの水割りを流し込み、就寝は1時近くになっていた。
これからは朝に江戸川沿いを走ってみよう。帰宅前にタップリ泳いでみよう。この地ならではのトライアスロンライフを自分のものにしていきたい。
新年に 新たに住まう 老いに向け
江戸川の 冬の水面に 胸おどる
南行徳を知ったのは、ここでトライアスロンのトレーニングがあったから。それ以外に何の縁もゆかりもない。少なくともトライアスロンのトレーニングを始めていなければ、ここに住むことはなかった。去年までは考えられなかった意外な展開を楽しんでいる。
昨日は5月のホノルルトライアスロンの申込みを行った。 -
明けましておめでとうございます さて、今年の抱負は・・・
2010年の初ブログ。2010年のトレーニング開始は、4日に大井勝島公園での1時間ジョグ。右足の甲が痛くなって心配したが、その後は痛みもひいて一安心。
TTAの練習開始は1月7日木曜のスイム。9日土曜日は南行徳でスイム+ラン。10日日曜は大井埠頭でバイク、今日11日月曜は渋谷で8時~9時でスイム。次いで、TTA渋谷校秋山さんのお誘いで、皇居ランに参加、2周を走った。明日は渋谷で6時からスイム。
かつてない正月を迎えている。
・スイムは、昨年末の東京都体育館プールをキッカケにブレスが随分と楽になった。9日土曜日のレッスンではついに200メートルを達成。これは自信になった。
・バイクは、10日に日体大トライアスロン部コーチでアスロニアの松下さんと一緒に走り、練習で走るペースが分かってきた。ほぼ時速23~25キロで、これならついていける。これは大いに参考になった。それと、走りながら水を飲むコツを覚えた。怖くてできなかったんだよね。嬉しい。
・ランは、今年はこれまで3回走っているが、約1時間、約10キロは安心して走ることができている。心配していた足の痛みもいまのところOK。いいじゃないか。
ということで、時間もとられ、ブログもままならなかった次第。引越しが1月24日に決定で、準備を始めている。仕事もあれこれと、立て込んできた。そのなかで、忙しさに翻弄されることなく、ゆっくり着実に日々を過ごす大切さを痛感。
今年の抱負は「日一日着実、大切に」だね。なんだか出来の悪い標語のようだが、これが素直な心境。なお、この言葉には「終わったことは考えない」気持ちも含まれる。今日、予定がこなせなくとも焦らない。できなかったことは後悔しない。どんな一日でも結果オーライ。明日は明日にできることを着実、大切にやりたい。
さて、今年のトライアスロンの目論見は、まず1月17日のフロストバイトでハーフマラソンに挑戦。何しろこうした大会に出ること自体が初めてだが、アスロニアのショップの方々もサポートでいらっしゃるとのことで、これを大会デビューとした。20キロを走ったこともないが、10キロの感覚は身体でも掴んでおり、足を痛めない限り、心配はしていない。けっこうワクワクした気分で待っている。
次に2月7日の昭和記念公園でのデュアスロン。第1ラン:2km・バイク:10km・第2ラン:2kmのビギナーズクラスにエントリーをした。これも距離からすれば、大きな不安はない。この大会ではバイクがポイント。ともかく一度はバイクの大会を経験しなくては、というのが参加理由。
そして、本格シーズン開始で、5月16日のホノルル大会をトライアスロンデビューに予定。このブログで書いていたように、当初は天草を予定していたが、アスロニアの忘年会で皆さんと話しているうちに「皆もいくホノルルに参加」と宗旨変え。
いま、確かめたら、天草大会は5月30日なんだね。うーん、日程的には重なってはいないものの、とても二つの大会をエントリーする勇気はありません。宇城市の方々。すみませんが、今回はホノルルにいたします。
その後はホノルルの結果をみて、2つほど国内大会に参加し、できればロタ島で今年を終えたい。
と書いてみて、「これはなかなかお金もかかるなあ。しっかりと働かなくては。。。」
このことは何回も書いているが、目論見をもって始めたというより、無謀に飛び込んだトライアスロンの世界だが、よかったと思う。トライアスロンのおかげで、今年を思う気持ちがこれまでとはまったく違う。
老後に向かうことは「不安」を抱えて衰えの坂を下っていくことである。「不安」の多くは健康への不安と経済的な不安である。不安な心で一日を無為に過ごすこともあろう。酒に救いを求める気分もあろう。しかしトライアスロンに向かう日々は挑戦的かつ健康的な修練の日々である。ここには無為の日々はない。不安を感じたら走りにでかけよう。そうした日々の暮らし自体が「不安」への力となっているように思われる。
「日一日着実、大切に」。
「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」(マタイによる福音書6章34節)。
走りぞめ 前へと向かう 気持ちこめ
落日の 光に包まれ お正月
トライアスロンのおかげで多くの人に出会えたことを、出会えた皆さんに感謝したい。
その思いのなかで、今年は「気になっていたが会えなかった人」に思い切って連絡をとりたいと考え始めている。
ようは積極的になったということかね。 -
都立体育館プールで開眼? 呪文は「現在・現在」!
TTAのレッスンも正月休みに入り、昨日は夕方に帰宅してから1時間ジョグ。水族館で知られている大井勝島の公園を4周する。帰宅して風呂に入ったら、気持ちよく、湯船のなかでウトウト。やはり1時間ジョグは結構身体にこたえる。
そして今日は都立体育館のプールに出かけた。このプールは以前、TTAの水泳仲間のKさんがロタ島大会の前に特訓ででかけたことをうかがい、気になっていた。なんてったって本格50メートルプールだもの。そこでネットで調べてみたら、今日まで一般開放を行っていることを知り、よし! と腰をあげた次第。
さて、その結果は「よかった」のひとこと。
プールは低速、中速、高速、歩行にコースを分けてある。もちろん低速に入り、緊張のなかスタート。すぐに水深が深くなり、足がたたない。事前に分かっているが、緊張が増す。50メートルで壁につくと、ああ、壁が高くてつかまるところがない。足も立たない。あえぐようにターンをして、帰りの50メートル。それがなかなか着かない。焦りながらも100を泳ぎ、ハアハアと一息つくが、緊張が収まらない。
基本的には想定していた範囲であったが、驚いたのは壁の高さ。手をかけるところがない。ターンができない。気を落ち着けて2本目。残念ながら50でコースロープにつかまり一息。なんとか100を2本泳いだところで休憩時間。
休憩の間に、頭を整理する。「泳げているのだから焦るな」「ゆっくりとブレスに意識を集中」。
休憩後にまたスタートすると、前がつかえてしまう。あわててプールサイドにつかまると、監視員の方が心配そうに「大丈夫ですか?」「はい、前がつかえて焦りまして」「ここは追い抜き禁止ですから、つかえたらUターンしてください」。なるほど。これはいい。
まず、私はスイムはもちろん、バイク、ランとも、いつも追い抜かれ、引き離されて、追い抜くことはなかった。それが追いついた。正直、自信になりました。自信というのは自分の速さへの評価ではなく、「俺ぐらい遅くともここで泳いでもいいのだ」ということの自信。
次にいいと思ったのは「追い抜き禁止」。トライアスロンをやるのにそんなことは言っていられないのだが、初心者としては、追い抜かれると焦るんだよね。これで焦らなくてすむ。
よし、気を取り直して100を2本。だが50を越えると疲れる。キックも腕のプルも疲れてしまい、疲れが焦りを呼び、やっとの思いでの100メートル。
いったん上にあがり、また一息つき、しばし泳いでいる人を眺めてスタートすると、今度は意識が違った。まず、忘年会で知久さんに言われた「頭のなかで音楽が鳴る」感じを呼び込みたく、フォーフレッシュメン(ジャズ)、モーツアルト(クラシック)、マイケルジャクソン(ロック)といろいろ試してみるが、音楽が湧いてこない。困ったね。
と、そのうちに、呪文が頭に湧いてきた。「現在、現在、現在」。後先を考えず、先も見ず、鼻からのバブルを眺め、あるいは目を閉じ、アゴをひくことに意識を合わせ、「現在、現在、現在」という言葉だけを繰り返す。「現在のみを意識していれば、そのうち着くだろう」という信念に身をまかす。これが効を奏したようだ。息がグンと楽になり、100を2本泳ぎ、手ごたえを得た。
気分をよくして、手ごたえの記憶を確かめるべく25メートルプールに移りフォームのチェック。ポイントはブレスの際にアゴを引くことを確認する。
そしてまた50メートルに戻り、かなり意識を強く「現在、現在、現在」。すると「現在」がリズムになり、キックとプルの力が気にならなくなった。多分余分な力が抜けたのだろう。最後に1本と思ったが、調子がよく2本。今日は合計100を8本となった。
この「現在」の感覚はランも同様なのだが、スイムではどうしてもつかめなかった。それが今日つかめたのは、やはり50メートルプールのおかげだろう。
今日は行ってよかった。スイム開眼!??。
そこまでは分からないが、少なくとも「私の呪文」を見つけ出すことができたことを喜びたい。多分音楽はストーンズの「悪魔を哀れむ歌」がいいだろう。呪文なんだからね。「フーッ、フーッ」というやつだ。これをテーマミュージックとして1500へのスタートになることを期す。
Let me introduce my swim! hoo,hoo! ♭
東京都体育館プールは施設としても気にいった。鍵はIC機能で操作が簡単。手首に巻くのではなく、上腕に巻く方式がいい。ロッカールームにシャワーも綺麗で、湯船の風呂もある。値段は600円だが、風呂付と考えれば、銭湯の450円を引いて150円がプール代となる。安いじゃないか。時間は朝9時から夜の9時。
よし、これから通って1500メートルに挑戦しよう。まずは200メートルだね。今日はちょっとご機嫌です。
水中に 言葉を浮かべ 戯れる
冬の日に 水に浮かび 今を見る
帰りは入口のコーヒーショップで暖かいコーヒーを一杯味わいながら色川武大のエッセーを読む。
色川は「一生を通算して九勝六敗を続ける」ことの大切さ、難しさを説く。ふと、昨日のNHKテレビで立花隆と梅宮辰夫が中学時代に同級生であったことをドキュメンタリーで追った番組を思い出す。立花隆の「僕はいろんなところに出ているから、お金に余裕があるように思われるけど、いつもカッツカッツで、年末はどうしようかと思う」という発言に驚いて、そのことが頭にあった。あの立花隆がカッツカッツなら、私が余裕のないのも当たり前かと我が身を慰める。
年末は人生を振り返る時期であり、仕事、家族、自らの老後を考えれば思いも様々に乱れるが、スイムでの達成感を土台に振り返るのは、悪くないと正直思った。心のありようとは面白いものだ。 -
年の瀬を迎えて 新しい生活の始まりを実感
12月26日土曜日はTTAの今年最後のレッスン。南行徳でスイムの実戦トレーニング。バイクはデュアスロンのトレーニング。
スイムでは息があがってなかなか長く泳げない。この件につき、岩田コーチと意見交換。この前の木曜、渋谷のレッスンでは脈拍を測ったが、160後半か170近く。岩田コーチによるとやはりちょっと多い。つまり息があがっているということ。その会話を受け、レッスンの最後に10分ほどフリーの時間があったので、ブレスを特に意識して泳いでみて、かすかながら手ごたえを感じたように思えた。息があがるのは十分に息を吐いていないから、というのはシッカリと頭に入っているが、「十分に息を吐く」という感覚がなかなか身につかない。ブレスは平野コーチからもかなり特訓を受け、入口には立っているが、まだまだ自分のものにはなっていないんだよね。しかしフリー練習で、水中で大きく息を吐き、最後に顔を上げてパッと吐ききる感覚が少し理解できたように思う。このときのポイントは水中で鼻から吐く息によるバブルの光景だ。目の前にバブルが広がり、バブルを眺めつつ腕をかく。「ああ、このバブルなんだ」というのがこのとき感じたコツ。年末最後に確認したスイムの課題は「ブレス」で、課題克服のヒントは「バブルの光景」。
デュアルスロンは、500メートルのラン~ローラーでバイクを5キロ~ランで1.4キロというかなり実戦を意識したもの。トランジットも含め、バイクの所要時間が16分もかかってしまった。靴を脱いではくのが難しい。靴べらがほしい。
バイクのスピードはだいたい時速23キロ程度で、頑張っても25キロは越えることがなかった。もう汗びっしょり。一緒にメニューに参加した山田コーチはほぼ時速38キロとのこと。まさか山田コーチと比較するつもりはまったくないが、自分としては25キロを越えるのが目標かな。最後のランは1キロほぼ6分10秒のペースで、6分を切れなかったのが残念。しかし、「まあ、こなせたかなあ」というのが実感で、落ち着いてトレーニングできたかと思う。
先週は90分のランで、大変に消耗したが、今回もきつかった。そのため、先週も今週も日曜の大井埠頭のバイクはお休み。日曜はタップリと睡眠をとることになる。
1年の最後、トレーニングを開始してほぼ5ヶ月。年の瀬のレッスンは課題の確認も含め、トライアスロンが確実に暮らしの一部となっており、今年を振り返ると、新しい生活の始まりを確かなものとして実感する。
「新しい生活」という点で、最近とみに実感するのは、睡眠時間が長くなったこと。一度もトイレに起きず、8時間タップリと寝る。6時間でいったん目が醒めることはあっても、また、幸せな気分で二度寝を堪能する。同年齢では「最近は朝が早くて」「一度目が醒めると寝てられない」が決まり文句であるのに。トライアスロンで快眠を得たわけだ。
残りの快食、快便はいかに。
食生活は随分と変わった。以前は朝食重視を思想としいたが、いまは朝はバナナとスナック程度。昼は野菜が欲しくなって、中華ソバを食べることが多い。野菜ソバ、タンメンなど。それが実においしい。汁が心を満たし、血となり肉となる実感がある。食べることを楽しんでいる。
夕食はまだスタイルが定まっていないなあ。つい呑みすぎが問題だね。しかし呑む量は確実に減っており、この調子でいけば、近いうちに年相応の適当な状態を掴むことができるようになるだろう。
快便については、トイレに新聞をもたなくなったこともあり、短時間にいい便が出る。この数日は出血が気に掛かるが、これは年末の忘年会による下痢症状のため。痔で悩まされたこともあったこれまでを振り返ってみれば、いい状態と思う。
ということで、トライアスロンのおかげで快眠、快食、快便を得たことになる。いま書いていて、そのことを改めて確かめ、いささか驚いてもいる。
27日日曜は、土曜のトレーニングの疲れから、ゆっくりと8時過ぎに起き、家の片付け、仕事の整理、娘家族、息子、姉と集まってのクリスマス会。
引越しは1月20日過ぎと決定し、この家での最後のクリスマス会。そしてこれから最後の大晦日、最後の正月を過ごすことになる。妻との思い出がつまったこの家での最後の日々を、「トライアスロンで得た新しい生活の始まり」を実感しつつ、思い出に引きずられることなく、前を向いて過ごせているのは、それを意図して始めたこととはいえ、よかったとひとまず安堵している。
28日夜はトライアスロンショップ、アスロニア関係での忘年会。多くの若い方々の間に仲間として忘年会に参加していることに不思議な思いがする。だって私の長女が30歳。子どもの集まりに出ているPTAのようじゃない。
ここには思い出話や仕事のアレコレもない。話の中心はもちろんトライアスロン。皆さんとの会話から、来年の大会デビューは5月の天草から、ハワイのホノルルに変更を決意。「皆さんも行くなら私もそちらにしようか」「みんなも行くから一緒に行きましょう」といった会話が嬉しい。これも新しい生活の始まりの実感だ。
また、ブレスの苦しさについて、TTAの知久さん、アスロニアの富永さんから貴重なアドバイスをいただいた。
「ともかくゆっくり泳ぐこと。ゆっくり泳いでも実はスピードはそんなに変わらない」。スピードは変わらないは目から鱗でした。そのとおり。知久さんありがとう。富永さんの「出だしは誰でも苦しい。300を過ぎるとスッと楽になりますよ」には勇気つけられた。
年の瀬を 確かめ歩む 新しき
積み重ね 師走にながむ 新風景
若い人たちとの飲み会に参加するにあたって私が自戒していること。
呑みすぎない。一人で勝手にしゃべらない。一足早めに帰る。
ちょっと横で仲間に入れていただくぐらいが年寄りのたしなみ。
時折ご機嫌となって我を忘れてしまうが。。。。 -
安定したシーズンオフ とりとめのない日常
前回のブログが12月6日。今日が19日。いやあ、だいぶ時間がたってしまった。その理由としては、やはり忙しかったんだなあ。
まず、年末に向けてだいぶ仕事が立て込んできた。
また、通常の仕事以外に、イベントナビというイベントポータルサイトを一般社団法人として運営することにしたため、その設立手続きがなかなか手間取った。
忘年会など、年の瀬の飲み会が増えて夜の時間がとられるようになった。
引越し先が決まり、その準備が始まった。
もちろん火木土のトレーニングは続けている。
洗濯、掃除などの家事も、これはこれで結構時間がとられる。
といった状態で、起きてから寝るまで、とりとめもなく動きまわり、目の前の用事を済ませていく年末の日々である。
トレーニングとしては、火木土のTTAでのレッスン以外には日曜に水泳で出かけるぐらいで精一杯。本当は週に2回は1時間のランをこなしていきたいのだが、これについては、やはり夜の飲み会が影響しているね。
朝に走るという手もあるが、なんとか午前中に仕事の目鼻をつけたいので、朝はまずパソコンに向かい、そのまま昼になってしまう。
以上、あまり面白くもない近況報告だが、これが現実の日常。
シーズンオフの過ごし方については、岩田コーチの座学で、目標を立てて着実にこなすことが基本だが、無理をしてはいけない、というアドバイスが頭にあり、まずは火木土のTTAでのレッスンをベースにできるだけ安定して過ごしていくことを第一にしている。
そう、いまは安定してトレーニングに取組んでいる状態と思う。十分なトレーニングとは思わないが、日々働く日常を考えれば、この程度のペースで息長く続けるのが頃合のような気もする。
今日は南行徳のレッスンで、水泳はブイを回る3つの泳法を学ぶ。一つは回る内側の手をお腹に向けてかく、二つは回る外側の手だけを連続してかく、三つは背泳のように身体を回転させて進む方向を変える。いずれも体力の消耗が激しく大変なのだが、水のなかで身体を動かすことで進む方向を変えるというのは、まるで身体を舟を操作する感覚に似て、楽しさがある。そしてこのレッスンでも感じることは、身体を伸ばす姿勢の大切さ。特に足。回るときにややもすると膝を曲げてしまうのだが、伸ばす姿勢を維持するほうが、かえって楽に感じられる。いつも伸ばしていることが自然に身につくようにしていきたい。
ちなみに、今日の水泳は生徒は3名。それも私も含む2名は遅刻で、私が遅れて着いたときは、岩田コーチ、平野コーチ、山田コーチに、生徒はHさんしかいなかった。年末なんだよね。
続けてランは90分のジョグ。ランにはディズニーランドを原因とする高速の渋滞で遅れてきたMさんも参加で、生徒4名、コーチ3名の合計7名。江戸川沿いを45分で往復したが、風は冷たいが天気がよく、冬の風景はあくまでクリアで、さすがに疲れたものの、遅れずに走りきることができ、実に気持ちがよかった。
トレーニングを始めて4ヶ月が過ぎたが、このところ身体つきも一段としまったように思え、少しづつトレーニングの手ごたえを感じられるようになった。やはり年齢のためか、3ヶ月ではなく、1ケ月遅れた4ヶ月目で、ようやくトレーニングに向かえる状態になったように思われる。ただ、気になるのは体重が減らない。67.7キロ。65を割りたいのだが、そのためには食生活を少し考えないといけないのかなあ。
江戸川の 川辺を走る 冬景色
川を見る 冬の風受け 前前に
これといったポイントのない、とりとめのない今回の内容となったが、これが今のところの現実の報告。次は南行徳への引越しにまつわる顛末をご紹介したい。