カテゴリー: 老い

  • 打ち上げ会で、シーズンオフの到来!

    足の痛みが尋常ではない。かかとを地面につけるのが痛くてまともに歩けない。不自由な歩きかたのおかげで、左のふくらはぎまで張ってきて金曜は整体マッサージへ。テーピングとマッサージで治していきましょうということになった。確かにテーピングをすると少しはラクになる。
    シーズンオフに入ったので痛みはひどいものの、気持ちに余裕はある。ネットをみるとこの手のかかとの痛みはよくあることのようだ。この際、足の痛みをしっかり勉強しようか。
    昨日の朝錬はスイムとバイクだったが、足の痛みを考えてバイクはお休み。それはいいとして、昨日の問題はスイムの15分泳。これは1コースを一人15分間泳いで距離をみるもの。3ヶ月前は500メートルだった。この3ヶ月で、自分としては確かに上達したと思う。足が浮くようになった。手のかきも腕を思い切り前に出して身体を伸ばす感覚をつかめるようになった。にもかかわらず、結果は500に12メートル達しなかった。これは意気消沈したなあ。500は越えると期待していたのになんたることだ。ブレークスルーできたつもりがまだだったということ。
    水泳の目標は再三書いているが、自然なペースで25メートル30秒をコンスタントに泳ぐこと。50メートル1分、100メートル2分、15分で750メートルになる。500メートルの1.5倍だから目標としてはきわめて高いが、トライアスロンではスイムで大きく遅れるとあとは一人旅となってレースというより自己記録会となってしまう。
    でも、今回の15分泳で、この目標は決して無理ではないという感触を得た。いまだブレークスルーはいたらずとも、手にかかるところに近づいていることを感じている。バタ足、フォーム強化、インターバル、長距離など「こうして練習してみよう」というイメージができてきた。
    足の痛みで年内はランはお休みにし、この際スイムを強化しよう。「よし、やってみよう!」と心に期すところあり。
    練習の帰りにちょっと気になって自宅近くの自転車屋をのぞいた。足が痛くて歩くのがつらいんだよね。家にあったママチャリは娘がなくして以降はそのままの状態。そこで目についたのが、国産の6段ギア、自動ランプの19,800円。ロードレーサーで街中を一人で走る気はまったくない。クロスバイクにしようかとも思うが、通勤・買物の日常利用をからするとかえって中途半端かなあと迷っていたが、これなら日常利用の延長で銀座あたりぐらいは出ていけそうだ。値段も機能からしてお買い得、ということでその場で衝動買い。あたりまえだが、自宅まで帰るのがラクだったこと。ホッと息をつくような安堵感があった。
    そして昨日はATA(アスロニア・トライアスロン・アカデミー)の打ち上げ会。代官山のイタリアンで、30人ぐらいの参加だったかな。普段なかなか会えない人とも久しぶりに顔をあわせて交歓した。ただし改めてみて思うことは皆さん若くて意気盛ん。来年還暦の私としては隅に置いていただいているのが素直な心境。
    私としては、岩田、平野の両コーチにお礼の挨拶ができたことが何より。特に平野コーチには酔った勢いも手伝い「私は平野コーチの作品だと思っていますから」と感謝の思いを伝えた。でも「作品」とはいうものの素材はいかんともしがたく、かなり不出来であるのが自分でも申し訳ない。
    一歩ずつ 冷える夜風に 足をひく
    よしいくか 小春日和に お洗濯
    今日も小春日和の好天気。
    部屋を片付け、洗濯をすませ、新しい自転車でプールに行き、月曜からの仕事の準備を整えよう。

  • シーズン終了。まずはからだのリハビリ。

    ロタの前から気になっていた左足かかとの痛み、ロタのランで走り出したらうやっぱり痛かった左足のかかと、このかかとが痛くてまともに歩けない状態が続いている。
    はじめは2~3日で直るかと期待していたがいっこうによくなっていかない。そんな状態のなかでこの前の日曜日はバイクの練習会に参加した。これはATAの生徒練習会で、30人ぐらい集まったのかなあ。上中下の3つのグループのライドだったが、、私はもちろん下のグループで、千葉のエアロビクスセンターから養老渓谷付近までの道、往復でほぼ70キロを走った。すると右足の膝が痛くなるんだ。これは初めての経験で、なんか、身体のあちこちが痛んできたようだなあ。
    バイクのあとは風呂に入って、そこでドイツ人のMさんと足の痛み談義。Mさんはめっちゃ足の速い方で、陸上選手を思わせるほど。まさに風のように走り抜ける。そのMさんが左のアキレス腱を痛めたと聞いていたので、その後どうなったかとたずねると、もうよくなったとのことだが、そのケアが参考になった。
    まず、9月の最後のレース以降、走っていないという。つまり約2ヵ月の休養をとったということ。その間消炎薬を貼り薬ばかりではなく、飲み薬も併用したという。さらにアキレス腱のストレッチと筋トレも続けて効果的だったというから、その真摯な治療態度には感心した。私のかかとの痛みについては、土踏まずのストレッチも有効とアドバイスをくれ、竹踏みを薦めてくれた。ドイツ人から竹踏みを薦められるとは思わなかった。
    やはりすごいパフォーマンスの人は身体のケアも徹底していることがリアルにわかった。
    そうなんだろうなあ。
    ロタにロングライドが加わったためか、今週感じていたのは身体の疲れ。ともかく睡眠をとるように努めた。水曜~木曜と札幌出張だったが、夜の街にでかける元気はなく、ホテルのすし屋でタラバ蟹と熱燗で身体を温め、9時には寝て7時に起床。出張だから遊びに行くのでなく、出張で時間があるから早く寝ようという年齢なったと思うと感慨深い。
    昨日も12時前に就寝で目覚めたのは7時。今朝の目覚めの感覚としては、疲れもまだ残ってはいるが、だいぶとれてきたように思える。爽快である。くるぶしの痛みも疲れがとれていくのに合わせて、和らいでいくようでもある。
    そこで思うのは「疲れていたんだなあ」ということ。シーズンオフとなって気分的にも開放感を自覚するにいたり、シーズン中はそれなりに緊張して過ごしていたことに気がついた。そのストレスも含めて「疲れていた」のだと自分に確かめ、そのことにいささか嬉しい思いを感じている。アスリートなんだという満足感かな。
    ところで、皆さんはいかがだろう。若い方々をみていると、「シーズンの疲れがたまっていた」なんてなかなか思えないが、シーズンオフの安堵感と疲れを感じているのだろうか。そのあたりが実感としてよくわからない。
    このシーズンオフは第一に身体のリハビリに努めたい。年齢的にもパワーアップなんてことは考えないが、歳相応にトライアスロンへの適応性を高めたい。
    スイム、バイク、ランとも、レース中に正しいフォームを維持するにはそれなりのパワーを必要とすることを痛感している。いや、正しいフォームになれば無駄なパワーはいらなくなることもあるのだろうが、それでも基本的な力は必要だ。
    いま感じているのは背筋も含めた腕回りの柔軟性と躍動感、お腹まわりの筋肉によるブレない姿勢の維持、股関節、ひざ、足首、かかと、指にいたる足の関節の柔軟性といったあたり。ひとことでいえばシャキッとしたいという感覚。もっと身体をラクにしたいというイメージ。それと体重。身体を軽くしたいが、これがいちばんむずかしそう。
    時終えて 冬への備え 確かめる
    振り返る この夏の夢 過ぎ行く日
    ブログで初シーズンの総括をしよう。
    書くことにより、過去を確かめ、明日への糧としよう。
    トライアスロンの大会、練習、スキル、日常、社交など、さまざまな角度から見て確かめたい。