カテゴリー: スイム

  • スイムの個人レッスンで知るスポーツの楽しみと難しさ。

    スイムの個人レッスンで知るスポーツの楽しみと難しさ。

    6月からトライアスロンのトレーニングも始まった。ATA南行徳のトレーニングは、土曜日のスイム+ラン・バイクと火曜日のスイムからなっている。土曜日は8時半からの1時間スイムと、隔週でランとバイクのトレーニングとなる。火曜日は夜の10時半からの1時間スイム。これに参加するとどうしても寝るのが12時を過ぎてしまう。
    これができずに、土曜日のみの参加であったが、再開後は火曜日のスイムは午後7時半からのスタートとなった。そこで火曜日も土曜日もトレーニングに参加している。週1回と2回では暮らしのありかたも大いに異なり、仕事で外出する機会が増えたこともあって、自粛解除から1か月がたったが、まだ暮らしのリズムが作れない。身体の状態もどこかしっくりいかずに違和感を覚えて身を持て余している。

    ということでトレーニングの再開から書き出したが、今回はスイム個人レッスンを報告したいのだ。
    スイムは個人レッスンを受けている。定期的に受けているのではなく、気が向いたときに申し込んで、いろいろと相談にのってもらっている。ということは、毎回自分で教えてもらいたいテーマをもってコーチングをお願いすることになる。短くて月に1回、長くて3か月に1回程度のローテーションであろうか。
    私の場合目標は明確で、50メートルを1分、100メートルを2分とまでは言わなくとも、2分10秒程度に、しかも楽な感覚で泳ぐことにある。その目標に向けて何をすべきかをコーチに伺っている。目標はいつも変わらないのだが、それに向けた質問は毎回異なる。
    前回は手をかきだすタイミングであった。その前はフィニッシュの時の腕の振りであった。そして今回は、「フォームはまとまってきたと思うが、それでもスピードがあがらない。とりわけ25メートル以降にスピードが大きく落ちる」というのが、私から提示した課題であった。

    そこでコーチが行ったのが、つまり回答としてコーチが選んだのが、両腕、両肩のストレッチングであった。
    まず両手の指、二の腕、脇の下と刺激を与えてストレッチングをする。さらに四つん這いになって胸と両脇に空気を送り込む感覚でストレッチングを行う。
    なるほど、腕の動作に躍動感が生まれて、腕が大きくスムーズに回る感覚が生まれる。
    レッスンはいつもながら役に立ったが、私はある感慨を覚えた。
    今回はそれを皆さんにお伝えしたい。

    これまでのアドバイスは技術的なものであったのだが、今回はフィジカルなものとなった。
    トレーニングの最後にフォームへの質問をしたが「現在の状態でほぼまとまっている」とのことで、問題はフォームではなく、肉体に移ったのだ。
    私の身体はいたって硬い。あきれるほど硬い。そのうえで、皆さんと同じぐらいに泳ぎたいと思っていたのだが、結局は、皆さんについていくにはやはり「肉体改造」が必要になるのだ。
    これまでも「身体づくり」を掲げてきたが、それは改めて考えてみえば曖昧なもので、「頑張って柔軟性、筋力、持久力を高める」ということであった。しかし、今日のトレーニングでは、スイムのスピードを高める目標に向けて、両手の指、二の腕、脇の下と、ピンポイントにトレーニングを行う。
    漠然と「身体づくり」と言っている分には健康管理のレベルであったのが、「スピードをあげるための身体各所へのストレッチング」となると、途端に「アスリート」の気分になる。
    何を言いたいのかといえば、これがスポーツの楽しみなのだ。例えば、速く走ることに向けて、毎日走るようにしましょうではなく、歩幅をチェックして広げるトレーニングを考えましょうということであり、漫然とした行為から明確な目標への自己管理となる。もちろんアスリートではないので、うまくいくわけでないのだが、気分としては俄然アスリートとなる。
    トライアスロンをはじめて、気が付くともう10年を超えるのだが、いまごろそんなことに気が付いているのかと、あきれながらも楽しんでいる。
    しかし、技術の改良ではなく、肉体の改造でタイムをアップするというのは、この年齢ではいかにもハードルが高そうだが、あきらめずに続けていこうと自分に言い聞かせる。
    泳ぐって こんなにも難しいのか 水を打つ

    改めてスポーツをする楽しみということを思う。この年齢になっても、身体にこんな刺激を与えると、こんなことができるようになる。それは単純な、あまりに単純で素朴な発見であり、いたって爽快なことなのだ。
    コロナ禍で世間は何かと騒がしいが、そこからは一歩離れて、落ち着いて暮らしていきたいと思っている。しかし落ち着いて暮らすとは具体的にどのように暮らしていくことなのであろうか。
    私にとって、スポーツは落ち着いて暮らすという、その具体的な活動そのものとなっている。
    今回は写真はなし。
    気が付いたら1か月以上ブログを休んでいた。
    少なくとも毎週アップするようにしたいと改めて自戒!!!

  • 10年も経って一向に向上しないスイムについての今日この頃。

    10年も経って一向に向上しないスイムについての今日この頃。

    今日はスイムの話。
    今日のスイムのレッスンでは50メートルを1分10秒で回し、3本を1セットで4セット。各セット間に1分のレスト。私の泳力ではとても回せるタイムではないので、3本のうち中1本を抜いてもらった。要は1分10秒の休みをもらっての50メートルというわけなのだが、そこでのタイムがおおむね1分5秒。ちゃんと回している人は1分で50メートルを泳いでいる。あと5秒かあ。しまわも私の場合はだんだんとタイムが落ちる。

    当ブログでも散々に書いてきたが、スイムを何とかしたいと思い続けて10年経った。10年も泳いでいきて、自分なりに「あーでもない、こーでもない」と格闘してきたのだが、なぜか、ここにきて、ようやく「泳げる」ようになってきたのではないかと思っているのだ。
    そのコツをを備忘メモを兼ねて以下にまとめてみる。
    もし間違えたことをしているようならご指摘いただけるとありがたい。
    私の場合は左ブレスなのだが、ブレスの際に伸ばしている右手が早く落ちてしまうのが、大きな欠点であった。それが自分なりにこの欠点を克服してきている。その大きなポイントは、右手に余裕をもたせること。
    これまでは落ちてしまうので、意識して右手を前に伸ばしていた。それが先のレースで、右手を強く前に伸ばすとバランスが崩れやすいことに気が付き、余裕をもって伸ばすようにして手ごたえを得た。具体的には「肩を上げない」「肘を伸ばし切らない」「肩甲骨を動かす」「腕ではなく体側を伸ばす」ということになる。こうすると、腕に余裕ができて落ちないのだ。
    それと合わせて、肘を曲げて着水する。以前は「肘を伸ばして遠くに着水」という「丸太をぶん回す」意識であったが、「肘を上げて顔の横で着水して腕を伸ばす」ようにした。静かな泳ぎである。
    これで随分と落ち着いて泳げるようになった。
    次にバタ足。
    バタ足が苦手で、そのために足への意識を怠けていたが、足の先まで全身をピンと伸ばして足でリズムをとるようにしている。曖昧な足の動きが水の抵抗を生み出していることに気が付いた。
    そしてブレス。
    ブレスの際にできるだけ上下動が生まれないようにする。これは「クローリングに合わせて顔を上げる」から「手の動きに導かれて顎が動く」意識となる。顔をあげるのではなく、自然と顔があがるようにする。

    ここまでは手ごたえを得ている。手ごたえというのは、練習の方法がわかって、練習のうえでこれが身に付き、多少は速くなったようだと感じていることである。
    練習というのは、まず丁寧なキャッチアップクロールを200。次に「けのび」「バタ足」「ノーブレス」でハードの25メートル。片手クロール。最後にゆっくりゆっくりと動作をかみしめつつ100を泳ぐ。
    そして次は何か。
    次のターゲットは「水中での手のかき」。これはもう泳ぐことの基本の基本なのだが、これがよくわかっていない。いろんな本を読み、模範映像も見るのだが、わかっていない。頭でも身体でもわかっていない。
    そんななかで、このところ「手のひらで水を押し出す」感覚がわかるようになってきた。そのためには肘の位置や曲げ具合、フィニッシュのときの手と肘の位置などがかかわるのだが、そうしたことを「手のひらへの水の圧」で感じて確かめるようにしている。
    水に浮く それがこんなに 難しい

    まあ、こんなところかなあ。
    泳ぐというのは実に難しい。
    トライアスロンを始めた当初に「レースに出れるまでいかなくとも泳げるようになればいい」と思っていた。しかし10年にしてようやく「泳ぐ入口」に立ったような気がしている。
    写真は10年前に買った「教科書」。いまだに繰り返し読んでいる。
    タイトルは「ゆっくり長く泳ぎたい!」であるが、いまはこれができる人は「速い」ことを知っている。

  • 苦手なことを覚える楽しみ。こちらはスイムのパーソナルコーチの麻生さん。

    苦手なことを覚える楽しみ。こちらはスイムのパーソナルコーチの麻生さん。

     58歳でトライアスロンを始めたとき、スイムもバイクもランも、なんの経験もなかった。競技に出たことも、誰かからコーチを受けたこともなかった。競技用のバイクは乗ったことすらなかった。時折ジョギングで汗を流すことはあったが、それも自宅の周囲だけで、誰かと一緒に走ることもなかった。

    3種目とも、一から学んできたわけだが、それから9年にして、思うことは、9年にしてようやくコツを身につけることが多々あるということ。この年齢にして、まだまだ上達というものを感じるところがあるのだ。
    このブログでも再三書いているが、スイムには苦労している。好きなのだが、うまくなれない。そこで、パーソナルレッスンを受けている。コーチはINFINITY SWIM SCHOOLの麻生 剛弘(アソウ ヨシヒロ)さん。
    私が通っているTIPNESSで個人レッスンを開いている。習い始めてもう数年になるのだが、ブランクの期間もあり、このところ、改めて、月に2回程度、マメにレッスンを受けるようになっている。毎回30分で3000円+消費税。

    ともかく泳ぐのが遅い。しかし我ながらおもしろいのは、バイクもランも遅いのだが、遅いことが気になることはない。でもスイムは遅いことに腹がたつのだ。もっと速くなりたいと心から思うのだ。我が身を顧みず、なんとか100メートルを2分ペースでスムーズに泳げるようになりたいのだ。
    そこで一念発起して、麻生コーチにお願いをしている。言い換えれば、それは何とか達成できるのではないかと、思っているわけなのだ。
    現在のところは、2分40秒もかかってしまう。昨日のスイム練習では50メートルで60秒だったが、これはハイペースでのタイム。それでも2分を目標に掲げて行けるところまで行ってみたいと思っている。
    それは、だんだんと上達していく手ごたえを感じているからだと思う。個人レッスンはわずか30分であるが、毎回テーマを設定して、ポイントの修正をおこなう。
    今日のテーマはストローク。特に入水の深さ、水中での手の動きを確認した。そうした積み重ねにより、徐々にではあるが、水中での身体の使い方を覚えていく。「手のひらに水の粘りを感じる」ための力の入れ方、肘の使い方、ローリングの感覚が一連の動きとなり、泳ぎのてごたえを感じる。スカーリングを練習する意味がようやくにわかった。

    ああこうなのか 泳ぎながらに 一人合点
    両手の指先から両足の指先まで、頭から腰の位置、バランスとリズム。スイムはまさに全身のスポーツで、学ぶことに尽きることはない。学び、身につけることに楽しみを見出している。
    写真はINFINITY SWIM SCHOOLのホームページに掲載されている麻生コーチの姿。侍スイマーとは知らなったなあ。驚き!!!
    みなさん、お勧めです。INFINITY SWIM SCHOOL。麻生 剛弘(アソウ ヨシヒロ)さんはとても素晴らしいコーチです。
    http://infinityswimschool.tokyo/revolution/

  • 始めて9年にして、ようやく「泳げる」ようになったのかもしれない。

    始めて9年にして、ようやく「泳げる」ようになったのかもしれない。

    3月25日土曜日

    日一日と陽射しが輝きを増している。しかし今日の空気は冷たかった。こうした天気は苦手だなあ。明るい光に誘われて勇んで外に出ると、いきなり冷や水を浴びせられた気分になる。
    今日はスイムとバイクのトレーニング。日の明るさだけ見れば、バイクの気分満々となるのだが、風の冷たさを思うと気がなえてしまう。そんな状態で「よし行こう」と言いきかせ、すべての用意をして出かけようとおもったら、なんとヘルメットがない。見当たらない。仕方ない。バイクを諦め、スイムとジムに変更し、荷物を入れ替えて普通の自転車ででかけた。

    まずスイム。これがうまくいかなかった。100メートルを2分40秒×7本が回せない。1本目は2分30だが、2本目からタイムが落ちていく。これはいけないといろいろやってみるのだが、手ごたえなく、あがくように落ちていく。大いに意気消沈した。
    そこで1時間のトレーニングのあと、バイクは行かないので、スイムの自主練を続けた。特に何かの目的をもったわけではないが、意気消沈の気分をなだめたかったのだろう。そこで、ちょっとした、いや、私にとっては大きなことが起こったのだ。それをお伝えしたい。
    私のスイムの欠点。それはブレスをしたときに延ばしている手が落ちてしまうこと。私は左ブレスだが、左手を前に出そうとすると、右手が落ちてしまう。いや、正確に言えば、右手をかいてしまう。この状態を回避するにはキャッチアップクロールが有効で、これであれば、左手が「追いつく」まで、右手はのびた状態にある。これは問題なくできる。しかしだ。しかし、このキャッチアップクロールは楽しくないのだ。泳いでいるリズム感、躍動感が得られない。さて、どうしたものか。これがスイムの基本的な悩みであった。
    それが今日、完全にキャッチアップではなく、キャッチアップ気味でリズムをもって泳ぐ方法を会得できたのだ。リズムと躍動感をもって「キャッチアップ気味」に泳ぐことができたのだ。トライアスロンを初めてもう9年になる。9年目にしてようやく「クロールらしきもの」を手に入れた実感があった。大きな驚きであった。
    やってみればポイントは簡単で「リズム」である。私なりの(右手がおちてしまう)クロールのリズムはある。面白くはないがキャッチアップのリズムもある。しかし、その間のリズムがつかめなかったのだが、今日、つかむことができた。
    ポイントはブレスとキックのタイミング。そして大きなローリングでブレスを楽にする。これでなんとなくつかむことができて、25メートルを何回も繰りかえしてみた。感じはつかめたように思う。
    しかし、しかしだ。だからとって速くなったわけではない。
    まあ、それは次の楽しみとしよう。
    今日の驚きは、「続けていけば何かが起こる」ということ。
    トライアスロンを始めた9年前。レースまではいけなくとも、泳げるようになればいいだろうと思った。マラソンを走れることができれば、それでいいと思った。マラソンは5時間以内で走ることができるようになった。レースも伊是名ではハーフを完走できた。そしてどうやら泳げるようになったようだ。
    「続けていけば何かが起こる」。
    私にとって、これがトライアスロンの最も大きな楽しみだ。
    なにはなし プールであがいて 春来たり
    ヘルメットはジムに忘れていて保管されていた。
    始めたときから使っているので、これを機会に買おうと思っていたが、出てきたので、もう少し使ってみようか。
    3月26日日曜日
    今日は一日冷たい雨。終日友人の出す本の校閲に向かっていた。
    いま校閲済のゲラを宅配集荷で送った。
    明日の朝までには新規プロジェクトのコピーを書かなくてはならない。
    今日も泳ぎに行きたい気分は強いのだが明日にしよう。
    写真は出てきたヘルメット。
    消耗品なので、安全を考えれば買わないといけません。

  • 気が付くと泳げるようになっていた。この愉快な気分を伝えたい。

    気が付くと泳げるようになっていた。この愉快な気分を伝えたい。

     8月15日の終戦記念日、今年は終戦70年の記念日だが、私は御宿でOWSの練習に参加。主催はオーシャンナビで30名ぐらいは参加していたかな。かなりの賑わいであった。

    オーシャンナビは守屋さんが主催されているスイムスクールで、以前品川のホテルのプールでのレッスンに参加した経験がある。今年はOWSの機会が少なく、先日の沼津駅伝でもスイムは中止となったので、久しぶりに守屋さんに会い、指導を受けて海で泳いでみたいとの思いもあって参加した。
    御宿までは津田沼で特急に乗り換えて約1時間。ほとんど寝ていたけど、これは快適至極。駅到着の10分前に目覚めてメールをチェックしてピタリと到着となった。便利ではないか。
    さて、今回のテーマはスイム。
    スイムは伊是名、横浜と2回もタイムオーバーで足切りに会っている。このブログを読んでいる方にとっては「またかよ」というほどに、スイムに悪戦苦闘する姿を示してきた。
    しかし、今年、セントレアでは1.9キロを1時間以内で泳ぐことができた。そして、今回のOWSでは、距離に対する恐怖を、泳ぎだす前も、泳いでいる最中も、感じることはなかった。いつまでも泳ぐことができそうな感覚があった。余裕をもって波を受け止めることができた。新たな地平に立った感覚がある。実に感慨深い。
    何を言いたいかといえば、気が付けば、1.5キロを泳ぐことができるようになっていた、ということだ。泳ぎ始めてから5年。なるほど、やっていればできるようになるのだ。
    いやいや、何もこのことを普遍化し、続けていけば得ることができるなどど語るつもりはない。続けてやっていてもできないものはできない。私はそう考えている。誰もが努力すればオリンピック選手になれるわけではない。あきらめずに続けていけば、誰もが事業の成功をゲットできるわけではない。もちろんやらなくては、続けなくては何も得られないが、努力を続けていけば何かを得られるわけはないだろう。
    なんて、そんなに力を入れるまでもなく、自然とそう思っている。
    だから、あんなにできなかったのに、いつしか泳げるようになっていたということは、愉快である。
    この愉快な感覚をどう表現したらいいのだろう。なかなか難しい。
    単にできなかったことができるようになったからではない。努力が報われたからというわけではない。さらに継続は力であるを示したからでもない。そのことは一面事実ではあろうが、そうした美談は趣味ではない。そう、趣味の問題なのだ。
    さて、何が愉快かといえば、なるほど、人間の考えることは人間はできるのだ、ということを自ら体験できたことなのだ。
    どこに根拠があるかわからないが、誰かが1.5キロを泳ぐことを考えた。そしてトップアスリートではなく、多くの人がそれをクリアしている。努力目標ではあるが、不可能な目標ではない。そんな人間の営みが愉快なのだ。人間とは面白いと思う。そんな面白い営みに、我が身を題材に参加できたことが愉快なのだ。まどろっこしいかな。でも、そういうことはあるのだよ。
    人間の作った目標であれば、多分、続けていけば、気が付くとできている、ということは大いにあるのだ。そんな波に自ら巻き込まれてみることは、愉快なことであるのだ。となると、アイアンマンはどうなのか。私はその世界に行くつもりはないが、続けていけば、気が付くと、そこに立っているのかもしれない。そう思うことは愉快なのだ。そこに向かっていくことは愉快なのだ。
    そして、トライアスロンを続けていくなかで、このように、生きていくことの愉快を考えるに至ったことは、これもまた愉快なのだ。

    さあいこう 海に向かって 泳ぎだす
    OWSの気分は愉快であった。

    終戦記念日なので、ひとこと。
    私の母方の祖母は横浜大空襲で亡くなっている。私の両親は終戦の1か月前に結婚している。母は「どうせ死ぬと思っていた」と語っていた。その戦争が私を生み出した。
    そうした家族の歴史を、子供たちに語り継いでいくことは大切と思っている。
    でも毎日を愉快に暮らすことはより大切なのだ。愉快に暮らすことを伝えたい。
    新聞でもネットでも、非難の罵詈雑言が絶えない。人を罵る呪岨にあふれている。そういう人は日々どのような気分で目覚め、床についているのだろう。私はいやだね。
    小林英雄は敗戦への反省について「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と啖呵を切っている。そして小林英雄の批評とは、ドフトエフスキーであれ、ゴッホであれ、そして本居宣長であれ、「どうして私はこんなにも魅かれるのか」という自問自答に他ならない。私が考える「生きる」とはそのようなことであり、私もそのようにして生きていきたいと思っている。
    ささやかながら、このブログは私なりの生きることの考察でもあるのだ。
    写真はOWSの最中を撮っていただいた。かなり見苦しいかと思いますが、頭がちゃんと横になっている。いいと思います。

  • 私の週末日記。トレーニング、仕事、家事で心地よい緊張感。

    私の週末日記。トレーニング、仕事、家事で心地よい緊張感。

    この週末。土曜日はATAで8:30から1時間のスイム練習。13:30に稲毛海岸のOWSのレッスンに。波が荒く、泳力のなさを思い知らされる。スピードがないので波にもっていかれる。力んでバテる。最後の10分泳では3回も中断して回りを見てしまった。確かに波は荒かったが、これではいけないなあ。一進一退だ。

    帰宅後は江戸川沿いのランを5キロ。時間は17時ぐらいから。風が涼しく気持ちのいい気候で、多くのランナーが出ていた。我がATA南行徳のエースである井出さんと偶然遭遇。井出さんは疾風のごとく走っていたが、私は痛めているアキレス腱の様子を確かめつつのビルドアップ走で、約35分。
    夕食はスーパーで買った握り寿司。缶ビールに日本酒少々。ソファーで横になってうたた寝。パソコンに向かう気力を失い、テレビ、読書で11時半に就寝。
    日曜日。なんと8時半の目覚め。たっぷり9時間の睡眠。起きて30分ほどボーっとして覚醒を待つ。最近は起きてすぐに動くことができない。何はともあれ小水をすませ、長くて30分、短くて15分はソファーに座り、テレビにスイッチを入れ、ボーっとして覚醒を待つ時間が必要になっている。それからおもむろに手と顔を洗い、うがいをし、体重計に乗る。ここで一段落。
    布団を畳み、仏壇にお線香をあげて朝食。朝食はこのところトースト1枚と温泉ゆで卵1個が基本。牛乳は欠かせない。トーストはコンビニパンに代わることもある。たとえば、アップルパイとかドーナッツ。要は甘いもの。
    朝食後に歯磨き。これもテレビを見ながら約20分をかける。そうしているうちに大をもよおしてトイレに。簡単なストレッチングを15分ほど。決まってまたもよおしてトイレに。毎朝2回のトイレが必要となっている。とはいえ、2回目はほぼ水の状態。

    通常はそこで、パソコンに向かい、メールチェックから仕事にと向かうが、今日は洗濯、掃除、アイロンかけと家事に向かう。アイロンかけはシャツを7枚。汗びっしょりで終わるともう11時30分。昼食の時間ではないか。
    レタスを洗い、豚しゃぶを作って昼食。デザートはヨーグルトに蜂蜜とドライフルーツを混ぜたもの。これは自宅昼食の定番。それから、ソファーに横になって、なんと昼寝を1時間。我ながらよく寝るのにはあきれるが、この昼寝でかなり身体の回復感があった。
    ここからようやく仕事に向かい約3時間。昼寝のおかげでけっこう集中できた。仕事の中身はある会の25周年記念誌の編集。24ページほどのボリュームで会員のみに配布するものなのだが、これがなかなか難しい。さて、どうしたものかと悩みつつ、資料をひっくり返して年譜を打ち込んだ。会員にとっては、特にその中心で会をひっぱてきた人にとっては、貴重な歴史のクロニクルになるものだ。25年だよ、25年。それはどのようなものであるべきか。どうも糸がほどけない。10月末の例会で配布の予定。時間も迫ってきたので緊張が高まって頭から離れない。

    4時半を過ぎて迷う。このまま仕事を続けるか、トレーニングに向かうか。スイムかランか、ストレッチか。3時間の作業である程度の成果がでたこと、そのために指と頭が疲れたことから、スイムに決定。水に入って気分転換したい、昨日のOWSのレッスンをフィードバックしてみたいという気分が働いた。プールはあっさり済ますつもりだったが、ああでもない、こうでもないと考えていたら約1時間半。2000メートル。ジャグジーでじっくりと足を泡でマッサージ。このアキレス腱は何とかならないか。祈る気持ち。
    帰宅後パソコンを開けると仲間たちの洞爺湖アイアンマンの報告が。この2日間、ほぼ誰とも口をきいていない。気持ち良い緊張感のなかにいる。
    秋の空 うつろい眺め 川沿いラン

    夏が終わろうとしている。日照りと熱風の夏だった。なぜか、あっけなく終わったような気がしている。過ぎたことは、すべてあっけない。
    写真はOWSの海。けっこう荒れているでしょう。大変でした。
    OWSとはOpen Water Swimの頭文字で、海や湖など開かれた場での水泳。

  • ようやく、オープンウォータースイムを克服できたか????

    ようやく、オープンウォータースイムを克服できたか????

    今日はとても気持ち良い日となった。
    その1はOWSのレッスン。
    稲毛海岸で行われているもので、今日で3回目の参加。プログラムの最後は15分泳であったが、とても気持ちよく泳ぐことができた。
    波はそこそこあって、水は濁り視界は悪かった。参加人数は約60人で、けっこうバトルっぽい状況もあった。ゴーグルが曇ってブイが見えにくかった。でも15分の間、自分の状況を常にしっかりと把握し、時々の状況に対応し、ノンストップで泳ぎ切り、爽快感があった。まだまだ泳げる状態だった。これは初めての体験だ。
    レースではいまだにノンストップで泳ぎ切ったことがない。長く泳ぐことができず、すぐに立ち泳ぎで一休みになってしまう。この克服がこの夏の課題であったが、今日は克服の手ごたえを得たように思う。率直にうれしい。

    その2は夕方のラン。帰宅してから、暮れなずむ雨上がりの江戸川沿いを約40分走った。雨の影響か気温は下がり、風は秋の気配をはらんで心地よい。とても気持ちよく走ることができた。
    スイムの克服に次ぐこの夏の課題は、左足のアキレス腱の治癒であったが、いまだ違和感は残っているものの、いいフォームで走ることができた。無理をせずに走りながら意識をフォームに集中すると、自然とスピードがアップする。アキレス腱の痛みでできなかったこの感覚を久しぶりにつかむことができた。
    びっしょりとかいた汗が心地よく、帰宅後はプロテインを飲んでシャワー、それから体重計にのる。
    そして3の体重に出会う。いったんは72キロまで増えた体重が68まで落ちていた。歳のせいか、なかなか体重が落ちない。以前は3キロぐらいは1週間で落とせたが、落とし始めてからもう半年に近くなる。1か月1キロか。この調子で65までを目標にしている。10月12日の伊是名トライアスロンを大きな目標にしている。あと2か月でなんとか66まではいってみたい。体重は身体づくりの基本だ。
    ということで、今日はこれまで取り組んできたことの成果を一挙に得たようで、いささか驚きもしている。やっていればこんな日もあるものなのだ。
    わずか40分のランであれ、走り出しから、中盤、後半に至るまで、様々な変化がある。今日気をつけたことは、まずアキレス腱。痛みの感覚を確かめながら、腰を伸ばして、しっかりとした着地に意識を向ける。痛みはないか、大丈夫か。体が温まってくると自然とスピードがあがるが、呼吸に意識を集中してペースの管理を図る。歩幅を広げすぎるなよ。腰はしっかりとまわっているか。
    そして最後は、アキレス腱を意識しつつのスピードアップでフォームの感覚を確かめる。やっぱりフォーム維持の要諦は腹筋かなあと自問自答。走りながら、こうしたことを常に考え、微妙な変化に対応し、自己コントロールを行っている。
    スイムにおいてもこうした状態となりたかったが、今日は初めてその感覚を得たように思う。ランもスイムもポイントはフォームだなあ。そしてフォームを支えるのは身体。春から海谷さんと作ってきた甲斐があったかな。9月の99里トライアスロンの前には、久しぶりに、海谷さんのところに行ってみるか。
    身体を作り、フォームをコントロールできれば、グンと楽になる。しかし、ランにしても、5分と走れない日だってある。スイムだって次はわからないぞ。そんなことを考えながらの40分ランであった。

    波にもまれ 心を保ち 泳ぎ切る
    こうした自己管理の楽しさがこの競技の魅力かと思う。比較をすればとても低いレベルなのだが、それぞれの愉しみというものはあるのだ。明日はバイクとラン、そして仕事。仕事の楽しみも自己管理にある。私の性分としては、計画性はないものの、こうした緊張感のある生活は心地よい。心地よく暮らしていきたいと願っている。
    写真はランで見た江戸川の空。

  • クロールが少しはましになったかな。

    クロールが少しはましになったかな。

    自分の年齢を間違えてしまった。前回のブログで64歳と書いたが、実は63歳の誕生日。同じ年齢のトライアスロン仲間からの指摘で自分でも気がついた。恥ずかしいなあ。実はブログを書く前に年齢の記憶が曖昧となっていることに気がつき、間違えてはいけないと計算をしたうえで64歳と書いてしまったのだから救いようがない。(笑)
    それに先立ち、先週末のとある電話で、現在ニューヨークに暮らしている長女の生年月日を伝えなくてはならなくなったが、生年を思い出すことができなかった。というよりもシッカリと覚えていないことを改めて確かめた。
    まあ、誰に迷惑をかけているわけでもなく、苦笑いをして済ませてしまうことかと思うのだが、ブログを訂正するまで、年齢詐称のような気がして、多少気持ちが落ち着かなかった。(笑)
    さて、今日はスイムの話題。今週火曜のは夜の10時からATAでスイムのレッスン。50メートルを1分45秒のサイクルで15本という内容であったが、なんとかこなすことができた。息が切れ、途中何度も休もうかと思ったが、ようやくの思いで達成できたのは嬉しい。あきらめずにやっていれば苦しいことだけが更新していくわけではなく、途中楽になる瞬間があったり、少しはスムーズに前に進む瞬間を感じたりと、いろんなことが起こるのだ。
    最近のスイムの収穫は写真のパドル。ATAの2月のスイムは「泳ぎ込み」がテーマで、プルブイとこのパドルをつけ、さらに3ハイポを交えて泳いだりしているのだが、これで自分なりに スピードアップの感覚をつかんだ感じがしている。
    私は左に顔をあげるのが通常だが、3ハイポというのは、左右交互に顔を上げる。それで右に顔を上げたときに、これまで以上の加速を感じた。これはなぜか。たぶん右に顔を上げたときは右手がしっかりと伸びているのではないか。そう思って普通に泳いでいるときも、右手をかくときに、右に顔をあげた感覚を思い出して注意していると、多少はいい感じがする。
    吹雪かれて 泳ぎ疲れて 夜道かな
    スイムは本当になかなか先に進めないが、それでもやっているとこんなこともある。これを楽しみとしたい。

  • 前回のブログから1ヶ月のブランク。

    お読みいただいている方には、本当にご無沙汰になりました。その理由はといえば、身辺諸事がバタバタとしていたため。それと、シーズンオフに入り、これを書こう、これを伝えようというモチベーションが低下したためななど、いろんなことが重なっております。
    また、昨日より別途の新たなブログを始めました。
    http://eventnavi.blogspot.jp/
    タイトルは「イベントを始めよう」。
    こちらはまったく仕事モードのブログです。
    本ブログはトライアスロンにテーマを絞り、何を食べた、誰と会ったという話も、仕事の話も除外をしてきました。時折そのときの気分を記すこともありますが、それもトライアスロンに向かう心境を伝えるもので、それ以上の意図はありません。
    ということで、この新たなブログで私の仕事姿の一部をお示しすることになります。
    よろしくお願いします。
    あと、このブログを始めたことで、このところさぼり気味の当ブログをいっそうサボってしまうことが危惧されます。
    さらにさらに。前にもちょいと書きましたが、このあたりで今までの内容をいったんまとめてみようということで、その作業もポチポチと始めています。
    私は仕事のキャリアを編集でスタートしたため、やはり「まとめて本にしたい」という気持ちが根底にあり、このブログを始めた当初から本にすることを意識していました。
    具体的にはまとめて出版社に売り込んでみる。
    どこかにファイルアップして、皆さんにお読みいただく。
    といったことを考えています。
    とは言うものの「出版社に売り込む」といっても、基本的には自費出版のようなものになるのかなあ。とすれば持ち出しのお金がかかるなあ。それは難しいなあ。などど苦慮(笑)しています。どなたか本にしてくれる出版社さんはいませんか~????
    当人としては、恥ずかしくもなく、そこそこ売れないか、などど夢想しています。(笑)
    まあ、こちらはなんとか年末年始に片付けようと思っています。
    最後にトライアスロンの話題。
    念願であった「ゆっくりと1500メートルを泳ぐ」という目標に到達しました。
    コツはやはりゆっくりと、力をいれず、手を伸ばしで泳ぐこと、でした。
    ある日それをやってみたら、結果1500を泳いだことになり、翌日にチャレンジしたらできたのです。嬉しかったなあ。
    いまは自主錬のプールでは、まず1500を泳いでからドリルという具合になっています。それなりに、ではありますが、上達しました。
    しかし遅いのだ。50分もかかってしまうのだ。なんとか45分にならないか。
    でも、ようやくここまで来たのは感慨無量。
    秋の日が やさしく包む ランニング
    行かないと もう日が暮れる ランニング
    師走が近づいています。
    皆さんもお元気で。

  • 30日の横浜大会を前に、海錬で意気阻喪。嗚呼。

    久しぶりです。9月になってから日が過ぎるのがとても早かった。前回のブログからもう20日もたっている。忙しかったこともあるけど、漫然と緊張感なく日々を送ってきたような気もしている。夏ばてなのかなあ。なんかスッキリしないなあ。
    この30日に横浜トライアスロンがある。私の生まれ故郷。高校時代までを過ごした地であるので、気合も入っているのだが、気になるのはやはりスイム。制限時間は50分。果たしてクリアできるのか。スイムコースは山下公園前、氷川丸の横で750メートルを2周する。
    今シーズンは、同じオリンピック距離の館山トライアスロンで0:47:55。このタイムであればギリギリのセーフだが、その前のレースである幕張大会では半分の距離の750メートルで0:26:42。このペースではタイムアウトになってしまう。沼津千本浜の駅伝は500メートルで0:18:49で、これもアウト。実績としてはきわめて危ういのである。
    そこで先週の日曜にお台場で開催されたアクアスロン大会に事前練習のつもりで出場。これが500メートルで0:13:20。1500メートルにすると40分となる。このときは休むことなく、全体をとおして自分のコントロールのもとで泳ぐことができた。
    ようやく一段上に登れたかなあ、という記憶をもって、今日、海錬に参加したのだが、これが散々の状態。今日はあいにくの雨模様で気温も20度程度。海に入ると水中は暖かいのだが、表面が冷たい。波はなく、悪いコンディションではなかったと思う。
    何が散々だったかというと、なかなかスピードが出ない。その力みもあるのか、フォームが固まらず、腕がやたらと疲れ、息が切れる。最後の前に400メートル程度を泳いだが、一人まったくちぎられた。最後のリレーでは、息が切れてたち泳ぎの休みが入ってしまった。海錬のリレーで休みが入ってしまったのは初めての経験で、みんなの見ている前で、これはみっともなかったなあ。ああ意気阻喪。
    岩田コーチからは、寒さのせいではないかとのアドバイスを受けたが、果たしてそうなのか。そうであってくれればいいのだが。
    8月26日のブログにも書いたが、8月末の15分泳も実に不本意な状態で、我ながら実にもどかしい。泳いでいる感触としては、少しずつ少しずつ薄皮を重ねるようにして多少は上達をしている手ごたえがあるのだが、うまくいかないものだ。
    とりあえず、横浜への準備をまとめてみよう。
    海はほぼプール状態で波はないはずである。であるから、東京アクアスロンを思い起こし、ともかく休むことなく泳ぎきれば45分程度、時間内となるはずと思いを固める。これがいちばん大切。
    次は休みなく泳ぐための方策。第一にウォーミングアップ。東京アクアスロンでも柔軟体操と15分のランで30分近いウォーミングアップで全身に汗をかいた。これが重要。皇居ランでも1周目より2周目のほうが、呼吸が落ち着きはるかに楽に走ることができる。スタートは7時41分と早いがしっかりと準備をしなくてはいけない。
    そしてユックリとしたスタートで、まずはヘッドアップと呼吸のリズムを作る。
    苦しくなったら、ともかく呼吸の安定を第一に、泳ぎを止めず、できるだけ脱力をする。
    頭に浮かべるものは「現在・現在・現在」という呪文。これは千駄ヶ谷のプールで1500メートルを泳いだときに浮かんだもので、先を考えず、「現在」だけを考えるということ。
    シッカリとした意識を維持してゴールへと向かう。緊張でかたくなってはいけないが、積極的な意識はすべての源である。
    スイムが人並みであれば、もっと心地よくトライアスロンを楽しむことができるだろう。私の考える人並みというのは50メートル1分、1500メートルで40分。さらにランのように大きな疲れを感じることなく1時間を続けて泳げるようになれば、どんなにか楽しいことだろう。果たしてそこまで行けるのだろうか。その前にギブアップしてしまわないか。今日のような日には弱気になってしまうなあ。スイムの制限時間が1時間であれば、どんなにか気が楽か。50分は厳しいと思う。
    心して 泳げ遠くへ 秋の海
    雨のなか 海に泳ぎ 秋を知る
    今日は急に寒くなったので、いまちょうとテレビで「セプテンバーリスク」について紹介している。夏ばてと急速な気温の低下で自律神経のバランスが崩れ、血管が収縮し、脳卒中や心筋梗塞が起こるという。特に朝は気をつけなくてはいけない。リスクは高齢者に限ったことではない云々。
    やはり、今日は大変だったのだよ、と我が身を慰める。
    横浜の日の気温はどうだろう。特に朝早いので、気温は上がらないことも想定される。十分なウォーミングアップを改めて自戒する。