昨日はスイムの夜錬だったが、これがよくなかった。あまりにひどく、落胆し、なんとか立ち直りたくて、このブログを書いているような次第である。
レッスンのテーマは「ストローク」で、内容は以下のとおり。
①Swim/Kick/Pull/Swimを50メートルずつのウォームアップ。
②フォーム/前に手をのばした片手クロール/手を身体につけた片手クロール/キャッチアップクロール/フォームを各25メートル×4本を50秒サイクルで計20本。
③ストロークの回数をできるだけ少なくするクロール25メートル50秒サイクルを12本。
④最後に200メートル1本。
②の段階で早くも息がきれ、25メートルを泳ぎけれないありさま。キャッチアップは自主連にも取り入れ、自分なりには手のうちに入っていた感覚があるが、昨夜は25メートルを泳ぎきれず、キャッチアップで途中で立つなんて、始めての経験。③もストロークが伸びずに右手が落ちて、このところのレッスンはいったい何だったのかと思うような事態。④も水にのれず、泳ぎきれず、なんとも不本意なレッスンとなってしまった。
こうしたことはあるんだなあ。原因としては、先週の金曜・土曜・日曜と続けたレッスンの疲れか。特に日曜の100キロロングライドが考えられるが、それにしても悪いなりの対応がまったくできずに終わったことに意気消沈している。
もっとゆったりと、身体を浮かせて、呼吸をととのえて、とレッスンの間に自分に言いきかせたが、身体が浮かなかった。
泳ぐ力はだいぶ付いてきたと思うのだが、まだまだなんだなあ。本当にスイムは難しい。こうしてみると、ストロークが下手なことがよくわかる。トライアスロンのためにスイムを本格的に始めて、はや2年と8ヶ月。目標とする50メートルを余裕で1分、ビート板バタ足で25メートルを泳ぎきるところまで、近づいてはいるものの、いまだ達しない。あと1年でどこまでいけるのか。泳ぐたびに思うようにいかずに考える、ときに思いのほかに気持ちよく泳げる瞬間もある。そうしたスイムというスポーツの魅力も感じることはできる。せっかくここまできたのだから、それにトライアスロンは足の痛みの心配もあるから、スイムはスイムとして息長く続けていこうかと思い始めている。
それはそれとして、5月15日のレースを前にして思うことは、レースのスイムでこんな状態に陥ったら、という恐怖。ないとはいえない。あり得ると思う。
できることとしては、レース前はしっかりと休養し、体調を整えることか。連休中にユックリと泳ぎを固めてみよう。心をしっかりともとう。
水の中 もがいてみては 首ひねり
ここまでも 泳ぎきれずに 息きらす
今日は熊本県宇城市への出向から電通に戻ったSさんとのささやかな飲み会。
気持ちよく呑んで、早く寝て、リフレッシュしよう。
何はともあれ、おかしいことがあれば、寝るのが一番!
カテゴリー: スイム
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スイムのレッスンで落胆、なかなかうまくいきません。
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ホノルルまで1ヶ月をきった。不安のなかで大会前の準備確認。
気がつくと、本当に気がつくと、ホノルル大会まで1ヶ月をきっている。去年は大会デビューということで、事前準備を自分なりに計画してこなしていた。特に水泳は何回か千駄ヶ谷のプールに出かけて1500を泳ぐなどのトレーニングを重ねていた。でも今年は足の痛みもあってなかなか計画がたてられないままに今日に至っている。今日のブログは大会前の準備確認。
さて、1年を経過して、今年は何が違うのか。当たり前だが、既に大会の経験がある。だから自信が深まったかといえば、そうは簡単でない。
昨年のホノルルは特にスイムで大きな遅れをとってあとはまったくの一人旅になってしまった。最後のロタ大会でもスイムで大きく遅れた。そのスイムだが、昨年より、さらにロタのときより力はついていると思う。ポイントは泳ぎ方であり「浮く姿勢」がましになっている手ごたえはある。
でも、今年のホノルルも、やはり不安である。休まずに泳ぎきることを目標としているが、果たしてできるだろうか。いたって心もとない気分である。
考えてみみると、まだ1500メートルという距離を自分のものにしていないんだな。バイクの20キロ、ランの10キロについては、その距離、その時間を自分のものとしてイメージすることができる。でもスイムは茫漠と広がっている闇に飛び込んでいくようなこころもとなさがある。
暗闇の旅のなかで何を頼りにするかといえば、やはり呼吸だと思う。例えばランの場合も第一に気にかけるのは安定した呼吸であり、呼吸でリズムをとりながらペースを探っていく。より細かくいえば水中でのバブリングを意識すること。
昨年は泳ぎだしてすぐに過呼吸の発作に見舞われた。過呼吸の発作はあれ以来おきてはいない。それを励みに残された時間をブレスの練習にあてていこうと思っている。
バイクは特に重点的な練習をしていないが、だいぶ慣れてきたとは思う。まだペダリングはスムーズではないが、それでもギアを変えながら自分のペースを探り出す感覚はわかってきた。本来のレースとしてはバイクのウエイトは高いが、こちらとしてはタイムうんぬんより、一定したペースで落ち着いて走りきればいいと思っている。
ランは足を痛めて間に合うかが心配だたが、このまえのハーフマラソン完走でようやく自信を得た。フォームもだいぶよくなってきて、腰をあげてスピードアップする方法も身についてきた。フォームをしっかりと保ってどこまでいけるか試してみたい。自分でも楽しみにしている。
このように書き出してみると、改めて、バイクとランはコントロール下にあるが、スイムはいまだにコントロール下にないことがハッキリする。ホノルルでスイムも一皮むけてコントロールできるようになりたいと思う。昨年はリラックスして泳ぐことに心を砕いていた。泳ぎながらも「リラックス、リラックス」と自分に言いきかせていた。でも今年は「前へ、前へ」という意識で、水中で勢いよく息を吐いて、力強く泳いでいきながらペースをつかんでいきたいと思っている。
あと1ヶ月のうちにやっておくこと。
第一にもっと走りこむ。これはとくに連休中の課題だね。
一度は千駄ヶ谷に行ってブレスのチェックを行う。日常の練習もブレスを意識しながらフォームのチェックを行いたい。
そうそう、最近のスイムだが、前に伸ばした手をおとさずにブレスをするコツの問題。これはキャッチアップクロールの練習でつかんだ感触だが、左の肩と顎がつながっているような気持ちで泳いでいる。肩の回転に顎を引っ張られて顔をあげ、肩を前に伸ばす動きに合わせて顔を水中にもどし、そのまま前に伸ばした肩にあわせて水中に顔をつっこんでいく。肩と顎とを一連の動きとする。これは自分としてはいい感じとなっている。
それと、やはりキックが弱み。いまだにビート板キックで25メートルを泳ぎきれないのだから困ってしまう。
最近思うのだが、スイムというのは、無理に力を入れない、自然でスムーズな動きを探り出すことなんだとしみじみと感じる。でもそれがなかなか探りだせない。
バイクは通常の練習だが、ペダリングの意識を高めていきたい。スムーズなペダリングの感触をもっと足に覚えさせたい。
春来たり 胸騒ぐなか 整える
春一番 日一日が 不安なり
この日本のなかで、新年度を迎え、さまざまな不安な思いに心を揺さぶられている。
そのなかで、トライアスロンが心落ち着く糧となっていることを思う。
ホノルルも取りやめようかと思ったが、明日への糧を得たいと思って参加する。 -
108本スイムで、泳ぎおさめとなりました。
一昨日29日はATAのスイム練習会。年末にちなんで108本を泳ぐ。場所はATA十条のホームグランドである十条の東急ウエルネス。
第一コースは100メートルを1分40秒で108本
第二コースは75メートルを1分40秒で108本
第三コースは50メートルを1分20秒で108本
第四コースは50メートルを1分40秒で108本
第五コースは25メートルを1分で108本
参加者は全員で50名ほどにものぼったが、もちろん私は第五コースに参加。
よくなったとはいえ、アレルギーで扁桃腺をはらしていたので、やや病み上がりの感覚であったが、何とか参加でき、泳ぎ終えてホッとした。
108本のなかには、スピードにのれないときと、のれるときがある。その違いはやはり「姿勢」にあることを改めて実感した。のれるときは姿勢が前のめりとなり、腕のかきにもスピード感がでてくる。
前のめりになるポイントは、ひとつはコメカミに意識を集中して潜るように水中につっこんでいくこと。合わせてキックをしっかり打って浮力をつけ、お腹を伸ばしてできるだけ腰を浮かす。これがうまくいったときは結果として腕のかきにスピード感が出る。あと、スタートのけのび姿勢のそのままに、スピードにのって泳ぐこと。よくないときはコースの半分ほどで失速しまうのだが、何回かは最後までスピードを維持することができた。ようは「水にのる」ということなんだな。
逆によくないときは、腕のかきに意識が向かいすいて、いわばバタバタした状態になってしまう。私のイメージでは、そうなるときは顔がふらふらしているように思える。しっかりとあごをひいて目線をやや前方に向けているときは、姿勢も伸びて意識も集中してうまくいっているような感覚であった。
一本、一本、そんなことをあれこれと考え、確かめながら泳いだのは、とてもよかった。
第五コースは8人参加。40本、80本の2回、4分の休憩があり、励ましあってのスイムだったので、泳いでいるうちはテンションも高く、つらくはなかった。
ただし、3回ほど足がつりそうになり、その際は痙攣がおさまるまでプルブイを使った。3回目は股関節がつりそうになりびっくりした。泳いでいての股関節の痙攣なんて初体験。そんなことはあるのだろうか。
あと、プルブイを使うと、水ののりがいいんだよね。スーッとのっていく。やはり姿勢なんだよ。このプルブイ姿勢が目標なんだよ。
全員が泳ぎ終えたあとは記念写真。終わったあとは両足ともつりそうになり、あわててプールサイドのジャグジーにつかって足をあたためた。
いい経験だった。来年は第四コースにステップアップを目標にがんばってみよう。そのためには、やはり50メートル1分が目標だな。今回25メートルは30秒をキープできたが、かといって50メートル1分ができるわけではない。プラス10~15秒となってしまう。
でも目標としては手のかかるところに近づいてきたとは思う。がんばってみよう。
練習会のあとは十条駅前の庄屋2階を借り切っての忘年会。ここではATA南行徳メンバーが集まった席での、気のおけない馴染みの宴席となった。
だいたいいつもそうだが、トライアスロン仲間が集まると、これからのレース予定の情報交換となる。来年はハーフに挑戦か、なんて話もでるが、こちらとしてはオリンピックを安定してこなせることが来年の課題で、なかなか視界には入らない。ましてはアイアンマンなんてまったくの別世界。でも若きトライアスロン仲間でアイアンマンへの挑戦が広がっているのを見るにつけ、うらやましいとは思う。
私より2ヶ月年下、来年はともに還暦トライアスリートのSさんとの会話。
「もう、こっちは時間がないからねえ」
「ピークをつくるとしてもこの数年だよね」
「まあ、この2・3年だね。あとは身体がおとろえる」
「元気があるうちにやらないと」
「やるのは70までやるつもりだけど」
「エッ? そんなにやる気?」
「まあ、続けられるまでは続けてみようかと」
ちなみに、Sさんはホノルルでも3時間10分でアップする実力者。
「Sさんならハーフは十分いけるんじゃないの?」
「ハーフになると問題はバイクだよね」
私とては、来年は少しでもSさんに近づこうというポジション。
「やっぱり来年はオリンピックに自信をつけて、それから考えたい」
私もSさんも若く見えるほうで、まあ、この歳になってトライアスロンを始めるのだから、歳の割りに若いといえば若いが、Sさんと共有するのは「若さ」ではなく「老い」なのだ。若そうに見えても、この年齢になれば、身体の老いが、さらにその先にある死までもがとても身近になる。「こっちには時間がない」というヒトコトへの深い共感がある。
そんなことも考えると、今年はスタート、来年は確認、再来年にピークというスケジュールが見えてきそうだが、さて、どうなるか。
翌日は両肩、肩甲骨まわりがすごい筋肉痛。これも初体験。足の具合はだいぶよくなったが、これはスイムとは関係ないか???。あと、今朝からはのどの痛みがぶり返している。こちらも困った。
3日のランの練習会の参加は無理そうだな。朝8時には代々木公園に集合で走りながらあちこちの神社におまいり、昼には終えて昼食で終了というスケジュールだそうで、楽しいだろうなあ。足さえ痛くなければぜひ参加したいが、残念無念。
108本 泳ぎおさめて 忘年会
呑みかわし 新年語らう 仲間かな
上野から赤羽までがあんなに距離があるとは驚いた。
十条という駅にははじめて降りた。
今年も初体験で年を終えることになり、満足している。