カテゴリー: トライアスロン

  • これはいったい何なのか。長引く風邪、微熱と倦怠感。

    これはいったい何なのか。長引く風邪、微熱と倦怠感。

     今回はまったくの独り言です。

    1月19日以来の風邪から完治できない。微妙な感覚で長引いている。軽い喉の炎症、微熱、ちょっとした寒気、倦怠感、微妙な関節痛、長く寝ても十分な満足感はなく、すぐに眠くなる。熱は毎朝はかっているが、36度を超えると不快感が強い。35.5であればさっぱりと快適となる。今朝は36.3.なんかおかしい。何より、「さあ、トレーニングに行こう」といった気分になれない。今日は快晴。絶好のジョギング日和で、体調がよければすぐにでも走りに出ていると思う。先週の土曜日はスイムのトレーニングに出かけたが、それ以外はまったく身体を動かしていない。
    風邪は長くても2週間で治るという。一昨年から風邪のあとは咳が長引き、咳喘息との診断で、喘息用の薬をのんで対応した。今回もそうかと思っていたのだが、ちょっと違うんだなあ。咳はあまりでない。微熱と倦怠感なのだ。
    ネットでいろいろと調べてみると、「慢性疲労症候群」というものに出会う。
    慢性疲労症候群は、風邪や気管支炎などの病気をきっかけに始まることが多いと言われています。この場合、リンパ節が腫れて痛むなど風邪に似た病気の後に症状が現れます。発熱や鼻水と共に疲労感が始まり、風邪に似た症状が長い期間続くため、休養を取っても改善されないのが特徴です。また、血液検査などの全身の検査を行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。
    これを読むと「ああこれだ」となる。
    ただし、よく読むと症状が6か月続き、仕事もできなくなるとか。
    そんな状態ではないが、思い当たることが多いのが気にかかる。

    慢性疲労症候群の治療は、薬物療法が中心に行なわれます。そのなかでも、主になるのは「捕中益気湯」などの漢方薬を用いて、身体の免疫力を高める治療です。そして、体内の活性酸素による細胞の障害を防ぐため、抗酸化作用をもつビタミンCを大量に服用します。
    他にも抗ウイルス薬や免疫調整剤が使われることがあり、これらの投与によって免疫系の回復を目指します。また、うつ病向けの薬が効果を発揮することがあり、抗うつ剤、精神安定剤などが使われることもあります。
    また、内科的な治療による効果がみられない場合、ストレスに対処するための方法を患者と医者が話し合いながら見出していくための、カウンセリングによる治療も行なわれます。
    要は免疫低下とストレス、うつ病といった症候群ということのようだ。これらは相互関係にあり、ストレスは免疫低下の主原因の一つであり、長引く免疫低下はうつ病えの引き金にもなる。
    そこでこのところの状態を振り返ると、思い当たるのは「ストレス」。たしかに正月よりストレスが多かった。私のばあいストレスの原因は仕事とお仕事の金まわりで、ようやくこの数日でトンネルの先が見えつつある状態となった。
    さあ、どうするか。
    大事をとって休息というのが原則とは思うが、もうその状態に飽き飽きしている。なんとか手を打ちたいと思っている。
    さて、どうするか。

    どうするか 風邪に襲われ 自問自答
    はやりどうも、年齢によって、身体の様子が基本的に変わってきているように思うのだ。こうしたことも、いまの自分自身の、あるいは加齢が引き起こす状態の再確認のように思える。身体に耳を傾けつつ、まずその状態を受け入れ、そのなかでできるだけの快適を求めて、自分をコントロールしていきたい。
    そこで今日は、散歩に出かけて様子をみようと思っている。
    歩く速度を変え、身体の反応を確かめる。調子がよければ自然とハーフジョグへと移るのだが、どうだかなあ。
    写真は家の前の江戸川沿い。風も穏やかで素晴らしいコンディションだ。
    風邪の診断でもらったクスリが切れてきたので、週明けも様子が好転しなければクリニックに行ってみよう。

  • 今回は風邪の話です。1月は風邪に悩まされました。

    今回は風邪の話です。1月は風邪に悩まされました。

     今年の正月は3日に発熱して7.5度。これはいかんと家で首にマフラーを巻いて安静。4日は6.3度、5日は6.0、そして6日は5.5度でようやく平熱に戻った。それから10日経ち、トレーニングもしているが、体調はいまいち。どこか風邪が残っている感覚がある。たとえば目の縁の違和感、のどの痛み、ちょっとした倦怠感。トレーニングについては、スイムは意欲がわくが、天気がいいのに、ランには気持ちが向かわない。ということで、残念ながら新年のスタートダッシュはかなわず。毎日体の様子をみつつ、おっかなびっくりソロソロと歩くようにトレーニングに向かっている。

    以上を書いたのは15日のこと。
    15日は血圧の定期健診で病院に行き、コレステロールはやや高いものの、問題はなく、週末はトレーニングに向かった。
    それが週が変わり、雪が降り、19日水曜に喉の炎症、洟という典型的な風邪症状が到来した。なんだ、寒波襲来に完全対応ではないか。そんな状態で19日は静岡県は富士の麓の小山町に仕事ででかけた。風は強くかなり寒い。そして19日の夜は前から予定していた赤羽の飲み会に。赤羽で飲んだのは初めてで、人気の一端を実感。
    20日水曜は起きるとひどい喉の痛み、洟、くしゃみが更に悪化。以降、できるだけ出かけず、出かけてもできるだけすぐに帰宅という状態で23日土曜日、24日日曜は外出予定はすべてキャンセルして家を一歩も出ない状態。冷蔵庫の片付けとなった。
    症状としては、喉の痛みはだいぶ和らいだものの咳と痰が切れない。鼻もつまり気味。25日月曜朝までに送る企画書の仕事があり、我が身を奮い起こして済ませたが、ああ疲れた。
    振り返れば1月3日から風邪にとらえられ、本日25日にいたるまで、風邪に翻弄されている。長いなあ。完全な風邪疲れの状態だ。風邪で体調不良であるばかりでなく、こうした体調が長く続いていることにひどく疲れている。厭世観にとらわれ、咳き込みながらいやなことを思い出しては自己嫌悪に陥る。ああ、いやだ。

    一昨年あたりからか、冬には必ず風邪をひき、それも長引いていることが気になっている。風邪から咳喘息というコースである。今回もそんな感じで、明日は家の近くのクリニックに行こうと思っているが、気になるのは「どうしてこうなるのか」「予防の方策はないのか」。
    ネットでもいろいろ調べた結果、こんなことかと思っている。
    まずアレルギー体質である。これは喉を傷めやすく風邪を引き起こす要因である。そのうえ、気管支が強いほうではない。よって寒気に敏感に反応してしまう。こうした傾向は加齢によって強くなっている。この冬も暖かかった年末は無事であったが、寒くなったらてきめんだ。ひいて長引くのは風邪が咳喘息になってしまうことにあるのではないか。要は気管支のケアなのだ。そこに狙いを定めて「気管支が弱い」をネットで検索すると、いろいろ出てくる。
    水泳がいい、ジョギングなどの運動を、というのは除外。もうやっている。
    小児喘息と大人の喘息は違う。急増している大人の喘息などが出ている。
    朝と晩の2回ステロイドの吸入というのもある。
    ただし、予防の方策で考えると、日常生活の管理で風邪と喘息に強い身体としたいのだ。
    毎日風呂に入る(いまはほとんどシャワー)、家の掃除をまめにしてホコリをとる、寒くなったら手洗いウガイと襟巻とマスク。そんなところかなあ。
    寒いかどうか、天気はいいか、風は強いかが毎日気になる。
    起き抜けに また咳き込んで 外を見る
    実はトライアスロンを始めて健康になったという実感はない。体重も増えている。しかし身体への意識が高くなり、体調にはとても敏感になり、身体の管理と生活管理に関心が向いている。今年のテーマは身体づくりだ。合わせて「風邪体質」の改善を自分のものとしたい。皆さん風邪はいかがですか。
    写真は小山町から見た富士山。驚くほどに間近で、圧倒的な存在感であった。

  • トライアスロンのシーズンオフは身体づくりが目標。

    トライアスロンのシーズンオフは身体づくりが目標。

     Windows10にアップグレードしたけど、これがなかなか大変。デスクトップ上のファイルが消えてしまう。officeも消えてしまう。とりあえずgoogle cromeとDROPBOXを復活し、とりあえず仕事に使うものから整備してく。

    当ブログの下書きのテキストファイルも消えてしまった。そんななか、イベント学会の論文締め切り、新たな仕事の仕込みなどに気持ちと時間をとられ、ちょっとした混乱状態で年末に突入した。
    気を取り直してのブログ再開。
    11月1日の伊是名が今シーズンの最終戦で、シーズンオフに入ってはや1か月以上。このシーズンオフをどう過ごすかを今日のテーマとする。
    今年を振り返ると、5月の横浜(スプリント)、6月セントレア(ハーフDNF)、7月昭和記念公園(スプリント)、8月は沼津駅伝と手賀沼、9月99里、そして11月の伊是名と我ながら頑張った感はある。そう、今年で私も64。年齢を考えて、今年はともかくやれるだけやってみようと思ってのプログラムだった。おかげでようやく落ち着いてレースをコントロールできるところまで来たなあ、生涯スポーツとして続けていける手ごたえは得たかなあ、との感慨はある。
    そんな気持ちのなかでのシーズンオフ。
    今シーズンを終えて痛感したのは、身体づくりの大切さ。特に感じるのは「躍動感」。やっぱ若い人は全身の躍動がある。これを少しでも回復したいと思っている。躍動感を回復して道を歩く自分に出会いたいと思っている。どんな感覚なんだろう。楽しみじゃないか。おかしいかな。
    トライアスロンは生涯スポーツとして楽しんでいるので、生涯スポーツとして、少しでも長く続けていける身体の基本を「躍動感」をキーワードに作りたいと思っている。
    具体的にはまず減量。やっぱ体重が基本なんだよね。現在はおおむね70キロだが、5キロ減を目標とする。ちなみにトライアスロンを始める1年前に受けた人間ドックでの体重が66キロ。トライアスロンを始めて体重が増えるというのはどういうことなんだ。
    合わせて柔軟性、筋力。肩甲骨、背骨、骨盤、膝、足首の柔軟性。筋力も全身の筋肉に刺激を入れて、反応を高める。そのために毎日15分でもストレッチと筋トレに取り組む。
    そしてリズム感。ポイントは全身のリズム感と思っている。だからジムのメニューにエアロビックダンスを加えてみる。実はダンスは好きなんだ。
    特に大切にしたいのは、毎日のストレッチングと筋トレ。自宅でできる自己流のプログラムを改めて開発したい。10分しかなければこれ、30分あればこれ、1時間あればこれ、といったプログラムを持っておく。
    3種目のトレーニングとしてはラン重視。ランはすべの基本と思う。走ることは好きなので、なんとか習慣化したい。スイムはフォーム、バイクはペダリングの技術練習を意識して取り組む。
    あえて書き出してみると、こうしたところか。
    大会については、今年は「挑戦」の意識が強かったが、来年は「確認」をイメージしている。数は減らし、体つくりの状態を大会で確認する。ポイントになるのは、5月の横浜(スプリント)と99里、それとできれば伊是名か。伊是名はお金も時間もかかるので、伊是名に行ける余裕がある状態を期待したい。

    幸福感 小春日和の ランニング
    写真はATA南行徳のラン練習。浦安までのLSDを楽しんだ。
    年の瀬になると、「1年があって言う間に過ぎてしまった」「時が過ぎるのは早い」といった会話が行き交う。
    これは前に書いたことでもあるが、私にはなぜかその感覚がない。今年の正月ははるか昔のような思いで振り返る。

  • いまだに好きになれない。私のバイクの取り組み。

    いまだに好きになれない。私のバイクの取り組み。

    このブログを見ていただいている「とむ」さんから「私見ですがバイクのスピードはキャリアの差が如実に表れるような気がします。三種目で相対的に一番遅く私の苦手種目です」といったコメントをいただきました。

    私もバイクが一番苦手なんですよ。
    実は今年はけっこうバイク練習に励み。力もついてきたかと思うのですが、最近の99里、伊是名の大会結果をみれば、記録は正直なもので、意気阻喪するなあ。
    そんな低レベルの個人的な体験ですが「私のバイク」をまとめてみます。

    私がバイクが苦手な理由。第一に怖い、無理な姿勢で痛い。走ることの爽快感のというのもわからなくはないが、坂、向かい風、雨は爽快どころではない。見ているとバイクが好きな人には「メカ好き」が多いようだが、その点でもまったくダメ。ガキの頃に模型を作ってうまくいったためしがない。2輪の免許も持っていない。要はバイクを好きになる素質を決定的に欠いていると思っている。
    しかし、トライアスロンの大会に出るのであれば、そんなことは言ってられない。
    私なりにバイクを理解し、楽しみを見出したいではないか。
    トライアスロンの3種目のなかで、バイクは道具を使う。どのように道具を使いこなすかが大きく問われる。よって道具を使う「キャリアの差」は大きいことは間違いない。であるからこそ、この道具の使い方を覚えれば、年齢による差が最も出にくい種目であるという説明を聞いたことがある。あるいは厳しい登りもポイントは体力ではなくペダリング技術であるとも聞いている。
    そうなのか。バイクは技術種目であるのか。であれば技術の獲得に向かっていこう。そこに楽しみを見出そう。
    これがいま、私のバイクへの基本認識となっている。ではどのようにして技術を獲得するか。自己流で立ち向かう若さはない。専門家、その道の先輩に教えてもらおう。ということで、私のバイク上達方法は「バイクの先生を見つける」ことにある。

    いま、私には3つの方法というか先生がいる。まずはATAのトレーニングでこれが基本。隔週でバイクのトレーニングがある。またATAの仲間の吉岡さんがリードするロングライドがいい練習になっている。吉岡さんは高校時代に自転車部であったというキャリアで、バイクのメカも実に詳しく、ライド理論もしっかりしており、私は大いに頼りにしている。ATA南行徳では吉岡さんのロングライドは「吉岡塾」として親しまれている。吉岡さんは「力がついていますよ」と励ましてくれる。
    そして、もう一人がトライアスロンショップ「Tail Wind」の遠藤さん。遠藤さんがアスロニア店長だった折に今のバイクを選んでくれた。よっていまでもバイクのメンテナンスは遠藤さんいお願いしてるのだが、バイクを店に持ち込んだ折にローラー台にのって姿勢とペダリングを見ていただいている。
    あとはジムでスピニングバイクを1回30分。
    事故が怖いので、基本的に一人で走りに出かけることはしない。
    バイクにまたぎ 北風に向かい 咳ひとつ
    どうもバイクには長距離の練習、坂道の練習、スピードアップの練習があって、それぞれが異なっているようなのだ。遠藤さんは「バイクは奥が深い」とつぶやく。ということは技術の習得にも時間がかかるのであろう。また遠藤さんは「ネコ科動物が走るイメージで」と言う。こうしたたとえはとても好きだ。
    いまだ熱心に取り組むことはできないが、それはそれ、息長くやっていくか、と思っている。
    写真は「Tail Wind」外観。お店のホームページ http://www.tailwind1306.jp よりDLしました。

  • 伊是名トライアスロン報告。ともあれ完走できました。

    伊是名トライアスロン報告。ともあれ完走できました。

    このブログで確かめると、トライアスロンの練習をスタートしたのが2009年、初めて大会に出たのが2010年。初めて伊是名トライアスロンに出場したのが2011年で、残念ながらスイムでタイムオーバー。それ以来、2011年は不参加、2012年は台風で中止、2013年は不参加、2014年は台風で中止、そして今年は無事開催となった。

    結果は
    スイム2キロが1:04:57(468位)
    バイク66キロが2:51:33(448位)
    ラン20キロが2:55:30(431位)
    合計88キロが6:52:00(時間内完走462人中454位)
    制限時間が全体で7時間なので、残り8分のギリギリであった。
    自分では力を出し切った感覚はあり、大会に参加を始めて5年目の到達点かと思う。
    今回はスイムで1時間、バイクで3時間、ランで2時間30分の合計6時間30分を目安としていたが、こうしてみるとスイムとバイクはほぼ見込みどおりで、ランが約20分のオーバーとなった。しかし、順位でみればランが一番いい順位だったのは驚きだが、まあ、思い描いていたどおりの結果となったかと思う。

    まずスイム。前日にウエットなしでコース1周1キロを試泳をして自信はもった。さて本番では、前日と感覚が違う。そうなんだよ。ウエットのおかげで腰の位置が高くなる。これが違和感となり、1周目はフォームが定まらず大いに苦戦。バトルで頭を殴られたりもして、3回立ち泳ぎとなった。しかし「立ち泳ぎも1分以内であれば問題なし」と自分で言い聞かせて落ち着かせる。2周目はだいぶ慣れてきて、特に最後の200メートルはとても気持ちよく泳ぐことができた。だから、はじめに具合が悪くとも、粘っていればどうなるのかわからないのだ。1周目が35分で2周目は約30分か。
    「なるほど」と思いながらトランジッションへ。いつも一人遅れてほとんど人がいないが、今回はまばらではあれ、同じ程度の人がいる。安心した。
    バイクも前日に1周試走をしており、「まあいけそう」との感覚はつかんでいた。予測していたほどに坂が厳しくなかったので安堵。レースは5周で、回数を重ねていくうちにだんだんと慣れていく楽しさがあり、場所によっては時速40キロで攻めることもできた。初めてバイクを楽しんだのかもしれない。でもやっぱり登りは弱かったなあ。しかし、バイクを終わった時点で4時間弱(3:56:30)と予定どおりなので、気持ちは落ちついていた。
    最後のランも、前日にバイクで試走をしていたのだが、アップダウンが激しく、バイクでありながらバテバテとなった。3時間半というのはキロ7分半のペース。「よしいける」との気持ちでスタートしたが、坂が半端なかったなあ。登りもきついが、下りが問題。下りではすぐに右のハムストリングに痙攣が起きる。しばらく足を延ばして、おっかなビックリまた走る。10キロの折り返しで時計をみると、なんと1時間30分を数える。3時間以内でなくてはならないのだ。おいおい、大丈夫かよ。
    そこで作戦をたてる。走った感覚では平地では痙攣は発生しないので、ともかく平地ではキロ6分をキープする。坂は上りも下りも痙攣防止を第一とする。登りは大股での「早歩き」、問題の下りは「遅走り」の感覚でソロソロソロソロ。さらにエイドステーションで「サロンパス」を借りて痙攣部分に吹き付ける。そのうえで、しきりと時計を確かめる。
    この作戦が功を奏したか、なんと復路は往路より楽な感覚で走ることができた。15キロ地点で完走が計算に入り、残り3キロで完走を確信した。「最後の激坂がすごい」とは聞いていたが、そこははなから「激坂は早歩き」と思いを定めていたので対応できた。
    はじめてのミドル完走である。でも特にきつい、つらい、大変の感覚はなかった。4年越しの初完走であり、この大会を目標にしてきたが「念願の目標達成」といった心境でもない。
    「歩き続けていれば、ここまで来られる」というのが率直な感慨だ。さらに言えば「この私でも」というのが付け加わる。
    今回の大会はレース全体を通して意識的にコントロールできたことがうれしい。スイムの立ち泳ぎ、バイクの登り、ランの痙攣と困難はあったが、いずれも落ち着いて対処し、私なりに計算しながら時間内ゴールを達成できた。ようやくレースを楽しむことができたように思う。
    レース終え 振り返り眺む 秋の空
    今回のレースに向かうにあたり、自分自身の目安としたのは、以下のような数字だった。
    ・スイムは100メートル2分30秒 あるいは1000メートルを普通に泳ぐ=レースでは100メートル3分
    ・バイクは時速25キロ~30キロ あるいは100キロライドをこなす=レースでは時速25キロ
    ・ランはキロ6分 あるいは20キロを手の内に入れる=レースではキロ7分ペース
    私の実感としては、ミドルばかりでなく、ショートもスプリントも、このあたりがレースを楽しむ入口のように思える。
    なんの経験もないままにいきなりトライアスロンを始め、ここに来るまで7年を数えることになったが、もちろん多くの人はそんなにかかるわけではない。「この私でも」続けて歩いていけばここまで来られたということだ。
    58歳からでも始める生涯スポーツとして、改めてトライアスロンを勧める次第だ。息長く続けていきたいと思う。
    屈託のない気持ちで今シーズンを終えることができた。

    写真はゴール後のアスロニアの仲間と。隣は岩田コーチ。アスロニア、岩田コーチ、藍コーチ、仲間たちに感謝です。藍コーチ、完走のご報告ができてとてもうれしいです。

  • 伊是名大会まで1週間、ブログを書いて気持ちを整理する。

    伊是名大会まで1週間、ブログを書いて気持ちを整理する。

     24日土曜の夜更けから強い風が吹き渡りヒューヒューと高い音が耳に響いた。ニュージーランドと南アフリカのワールドカップラグビーの準決勝に興奮しつつ、木枯らし1号の激しい音に冬の到来を感じていた。そして日曜には、もう半袖では寒い陽気だ。

    次の日曜は伊是名大会。バイクはすでに送り、金曜には出発する。体を朝の外気に慣らそうと朝食後すぐに外に出てストレッチと散歩。日差しも風も強く天候は冬の厳しさを増している。1時間はと思って家をでたのだが、やや意気阻喪して30分で帰宅。金曜までの予定詳細を検討して、まずはブログに向かっている。
    伊是名への準備だが、先週は毎日呑みが続いて体はパンパン。金曜夜も呑んで帰宅は1時近くとなり、土曜日は6時には起きてATAトレーニングへ。ゲップの連続となったが、スイムとランをなんとかこなし。「あとは伊是名までしっかり体調管理」と思いを新たにする。
    前回のブログで何とかランでキロ5分30秒にまでいけないかと書いたが。土曜日の練習でちょうど5分30秒を出すことができた。自分の理解としては、ポイントはフォーム。とくに力を体の中心に集めることで自然な躍動感が出てくる。ちなみに500メートルでは2分50秒。ということは残りの500は2分40秒。であれば5分20秒はいけるだろうし、手ごたえとしては5分ジャストも視界にはいってきたように思う。
    スイムも同様で、力を体の中心に集めることでもう少しましな状態にもっていきたいなあ。
    そんな課題をもって日曜はジムに行き、スピニングバイクとウエイトトレーニング、ストレッチで全身をほぐしてプールへ。
    アップで500メートルをこなして「長距離の感覚」を確かめる。あとは25メートル練。「けのび」~「グライドキック」で行けるところまで行き、その感覚を維持しながら力を中心に集めて残りを泳ぐ。あえてタイムは測らない。でもいい感じかな。
    水曜までは毎日軽く体を動かす。そして木曜はストレッチのみ、たっぷりと眠って金曜に出かける、というのが私の予定。呑みも最低限にする。
    こんふうに書き出してみることで、伊是名への気持ち整理する。よしよし、といった感じかな。ここでめげているとせっかくの大会がつまらなくなる。
    さて伊是名だ。
    スイムは2キロ、バイクが66キロ、ランが20キロで合計88キロ。制限時間は7時間。ただし水泳は1時間30分の制限時間である。
    4年前に参加し、スイムでタイムオーバーとなってしまった苦い思い出があるが、今回はスイムは大丈夫であろうと思う。いまの力であれば1時間以内で泳ぎ切れるはずだ。
    バイクは3時間、ランは2時間30分と考えてみると、合計6時間30分となる。大変なのはランで激坂があるとのこと。そこは歩いていこうじゃないか。
    心配なのはランでの足の痛み。暑さにやられたことはないので、その点は心配はしていない。どうも幸いにして体内保水量は多いようなのだ。呼吸の様子をみつつ、無理せず自分のペース、一定のリズムでいきたいと思う。
    いま、伊是名大会のホームページをみると、男子の平均年齢は44.17歳。年齢が高いなあ。でも私の年齢はそれより20歳高いのか。

    散歩道 木枯らし来たり 逃げ戻る
    なんとか落ち着いてレースのスタートに立てるようになりたかった。
    この伊是名を無事にこなしてそんな状態になれることを期待している。
    今年最後の大会だ。
    楽しく屈託のない気分で今年を終えたい。
    そうすれば、来年への気持ちが作れるように思う。

    写真は伊是名の海。
    伊是名トライアスロンのFacebookページよりいただきました。

  • 足指の痛みは甲の横アーチの退化によるという発見。足を鍛えろ!

    足指の痛みは甲の横アーチの退化によるという発見。足を鍛えろ!

     こちらは今日のラントレ、8キロビルドアップの私の記録。

    「設定」は当初の申告。申告通りに走るのが目的のトレーニングであるが、まったく離れているなあ。まあ、ビルドアップはだんだんとスピードをあげていくトレーニングであり、タイムは、まあ、上がっていると言えるのか、微妙なところではある。
    設定6’40-6’40-6’30-6’30-6’20-6’20-6’10-6’10
    結果6’22-6’38-6’11-5’53-6’01-6’00-5’57-6’01(49’03)
    私にとってこの結果は「なかなか6分は切れないなあ」が第一の感想。
    トライアスロンのトレーニングを始めたころは、キロ8分で10キロを走れたことに感動していた。キロ7分で走れなかったことを覚えている。そこから考えれば、速くなってはいるが、5分30秒ぐらいは目指してみたい気分はある。
    ランに先立つ今日のスイムトレでは、100メートルを2分30秒で回すことができた。だいたい2分15秒から20秒ぐらいであった。これはかなり満足。泳いでいるなかで、ちょっとコツのようなものを感じたので、それを意識してラクに2分15秒となるところを目標にしてみよう。
    などど書くと、ひたすらタイムアップを目標にしているようであるが、そういうわけでもない。スイムもバイクもランもそうなのだが、しっかりとフォームができてくると自然と楽になってタイムもアップする。苦しい練習を重ねてアップするというより、楽なところを探していくとアップしていくといった感覚があり、それはそれでけっこう楽しいことなのだ。
    どんなフォームになれば1キロを5分30秒で安定的に走ることができるのか。あるいは100メートルを2分で泳ぐことができるのか。果たしてその世界を知ることができるのか、あるいはそこまで行くことはできないのか。まあ、行く先は分からぬが、できるかも知れない道を探していこう。
    写真は私の足。タオルギャザリングをしている。
    とても恥ずかしいのが指の短かさ。とくに人さし指が親指より短い。結婚して10年も経って女房がそのことに気づき、大笑いしてからかわれたのも懐かしい思い出だ。思い出すと、私の女房は私をからかって笑っているときがいちばん楽しそうだった。
    いやいや話題は思い出話ではない。このブログでも書いてきたが、実は長い距離を走ると足の指の付け根、特に左足の付け根が痛くなることに悩まされいる。その原因はフォーム、あるいはシューズにあるかと思いこんでいた。そこでアスロニアにシューズを見に行き、藍コーチに相談をしたのだが、それは足の甲のアーチの問題ではないかとの指摘を受けた。なるほど。驚き。目から鱗。
    このアーチについての解説はこちら。
    http://gaihanboshi-site.com/category2/entry15.html
    タオルギャザリングや指のグーパーで指を鍛え、ストレッチに励んでいる。
    伊是名はランが20キロだ。なんとか走り切りたい。
    秋たつや 冷気に向かう ランニング
    だいぶ気温が下がって走りやすくなってきた。
    テレビでイングランド敗戦(対オーストラリア)の録画を見る。
    負け方がよくない。
    フアンの失望はいかばかりか。
    今日は10時半よりサモアとスコットランド。
    サモアの勝利を切に祈っているが、イングランドとスコットランドが共に予選敗退となったらイギリスはどうなるのか。

  • 気が付くと泳げるようになっていた。この愉快な気分を伝えたい。

    気が付くと泳げるようになっていた。この愉快な気分を伝えたい。

     8月15日の終戦記念日、今年は終戦70年の記念日だが、私は御宿でOWSの練習に参加。主催はオーシャンナビで30名ぐらいは参加していたかな。かなりの賑わいであった。

    オーシャンナビは守屋さんが主催されているスイムスクールで、以前品川のホテルのプールでのレッスンに参加した経験がある。今年はOWSの機会が少なく、先日の沼津駅伝でもスイムは中止となったので、久しぶりに守屋さんに会い、指導を受けて海で泳いでみたいとの思いもあって参加した。
    御宿までは津田沼で特急に乗り換えて約1時間。ほとんど寝ていたけど、これは快適至極。駅到着の10分前に目覚めてメールをチェックしてピタリと到着となった。便利ではないか。
    さて、今回のテーマはスイム。
    スイムは伊是名、横浜と2回もタイムオーバーで足切りに会っている。このブログを読んでいる方にとっては「またかよ」というほどに、スイムに悪戦苦闘する姿を示してきた。
    しかし、今年、セントレアでは1.9キロを1時間以内で泳ぐことができた。そして、今回のOWSでは、距離に対する恐怖を、泳ぎだす前も、泳いでいる最中も、感じることはなかった。いつまでも泳ぐことができそうな感覚があった。余裕をもって波を受け止めることができた。新たな地平に立った感覚がある。実に感慨深い。
    何を言いたいかといえば、気が付けば、1.5キロを泳ぐことができるようになっていた、ということだ。泳ぎ始めてから5年。なるほど、やっていればできるようになるのだ。
    いやいや、何もこのことを普遍化し、続けていけば得ることができるなどど語るつもりはない。続けてやっていてもできないものはできない。私はそう考えている。誰もが努力すればオリンピック選手になれるわけではない。あきらめずに続けていけば、誰もが事業の成功をゲットできるわけではない。もちろんやらなくては、続けなくては何も得られないが、努力を続けていけば何かを得られるわけはないだろう。
    なんて、そんなに力を入れるまでもなく、自然とそう思っている。
    だから、あんなにできなかったのに、いつしか泳げるようになっていたということは、愉快である。
    この愉快な感覚をどう表現したらいいのだろう。なかなか難しい。
    単にできなかったことができるようになったからではない。努力が報われたからというわけではない。さらに継続は力であるを示したからでもない。そのことは一面事実ではあろうが、そうした美談は趣味ではない。そう、趣味の問題なのだ。
    さて、何が愉快かといえば、なるほど、人間の考えることは人間はできるのだ、ということを自ら体験できたことなのだ。
    どこに根拠があるかわからないが、誰かが1.5キロを泳ぐことを考えた。そしてトップアスリートではなく、多くの人がそれをクリアしている。努力目標ではあるが、不可能な目標ではない。そんな人間の営みが愉快なのだ。人間とは面白いと思う。そんな面白い営みに、我が身を題材に参加できたことが愉快なのだ。まどろっこしいかな。でも、そういうことはあるのだよ。
    人間の作った目標であれば、多分、続けていけば、気が付くとできている、ということは大いにあるのだ。そんな波に自ら巻き込まれてみることは、愉快なことであるのだ。となると、アイアンマンはどうなのか。私はその世界に行くつもりはないが、続けていけば、気が付くと、そこに立っているのかもしれない。そう思うことは愉快なのだ。そこに向かっていくことは愉快なのだ。
    そして、トライアスロンを続けていくなかで、このように、生きていくことの愉快を考えるに至ったことは、これもまた愉快なのだ。

    さあいこう 海に向かって 泳ぎだす
    OWSの気分は愉快であった。

    終戦記念日なので、ひとこと。
    私の母方の祖母は横浜大空襲で亡くなっている。私の両親は終戦の1か月前に結婚している。母は「どうせ死ぬと思っていた」と語っていた。その戦争が私を生み出した。
    そうした家族の歴史を、子供たちに語り継いでいくことは大切と思っている。
    でも毎日を愉快に暮らすことはより大切なのだ。愉快に暮らすことを伝えたい。
    新聞でもネットでも、非難の罵詈雑言が絶えない。人を罵る呪岨にあふれている。そういう人は日々どのような気分で目覚め、床についているのだろう。私はいやだね。
    小林英雄は敗戦への反省について「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と啖呵を切っている。そして小林英雄の批評とは、ドフトエフスキーであれ、ゴッホであれ、そして本居宣長であれ、「どうして私はこんなにも魅かれるのか」という自問自答に他ならない。私が考える「生きる」とはそのようなことであり、私もそのようにして生きていきたいと思っている。
    ささやかながら、このブログは私なりの生きることの考察でもあるのだ。
    写真はOWSの最中を撮っていただいた。かなり見苦しいかと思いますが、頭がちゃんと横になっている。いいと思います。

  • 猛暑のなかで「なんでもやってみる」ことの楽しみを得る。合宿と沼津駅伝報告。

    猛暑のなかで「なんでもやってみる」ことの楽しみを得る。合宿と沼津駅伝報告。

    前回のブログでは、館山合宿への不安いっぱいな内容であったが無事終えることができた。

    私としては今回の合宿の狙いはバイクにあった。昨年の99里トライアスロンでは、緩やかに続く坂への対処がまったくできずに惨敗となった。さらにセントレアではバイクでタイムオーバーとなり、バイクの向上が大きな課題になっているのだ。
    今回の合宿初日では、房総のフラワーラインを往復で約60キロ。海岸沿いなため、峠を上るような劇坂はなく、適度なアップダウンが続くコースで、99里に向けてはいい練習になった。
    前回の99里では、坂に向かうとすぐにギアを下げて失速していたのだが、できるだけギアを落とさずに坂に向かっていく。さらに新たなフォームも身体に馴染んできて、大きな失速なく坂に向かっていくコツを確かめることができた。
    バイクは本当に愛着がもてないままにここまで来ているのだが、ようやくバイクに乗る身体の動かし方がわかってきたようで、手応えありかな。だいぶ慣れてきたのだが、でも「楽しい」までにはいかないなあ。なんとかバイクとの和解の日を迎えたいと思う。
    合宿2日目は8キロバイク+2キロランを40分サークルで3本というメニュー。果たして無事回せるか、大いに不安であった。大変な暑さで「運動してはいけない」注意報が出ていたそうだが、1本目が31分、2本目は33分、3本目が36分で、参加者のなかでは最下位ながらもなんとかこなすことができた。
    今回の合宿では山本淳一コーチの指導をうけるのが初体験。私にとってはレベルが高いかと心配していたのだが、終わってみると新鮮な印象が残る。コーチによって準備体操から違うんだよね。とても上手にはできなかったが、自主練でもこの動きを取り入れてみようとか、大いに参考になった。とくに最近は基礎体力、筋力の衰えを実感する日々であり、身体づくりの準備運動は、すぐに日々の自主練に取り入れている。

    なんでもやってみるもんだなあ、というのが不安いっぱいだった合宿を終えての率直な感想だ。
    もともと、しっかりとした準備もなく、なんでもやってみたいタイプの人間であり、だから60近くになってトライアスロンを始めているのだが、トライアスロンを続けていくなかで感じることは「なんでもやってみる」ことの楽しさだ。
    「なんでもやってみる」といっても上手くいくわけではない。大概のことはうまくできない。でもこの歳なんだからそれは仕方ない。でもできないながら何らかの発見がある。つまり楽しさとはうまくできたり達成した充足といったものではなく、発見の楽しさなのだ。できないことも発見となる。うまくできなくとも反復しているうちに、コツのようなものをつかむこともあり、ひとり納得する。
    8月2日は沼津駅伝であった。昨年も潮の流れが速くでスイムが中止になったが、今年も第2走以降はスイム中止。セントレア以降、海でしっかり泳いでいないので泳いで力を確かめたかったのだが残念。
    バイクはまったくフラットなコースの往復で、アウターのトップにギアを入れてきっちりと漕ぐことをテーマに向かった。20キロを49分ということは、時速25キロぐらいか。もうちょっといけるかと思ったがいい感じのコツはつかんだ。ただしそれが長く続かない。いい感じを長く続ける体力の問題かな。
    ランは暑くて暑くてともかく無事にゴールできたのが救い。
    灼熱の 太陽担ぎ 息あえぐ
    ともかく、やってみるといろんな発見を得ることができる。
    ささやかながらコツというものに出会うこともできる。
    そんな気持ちで仕事もトライアスロンも向き合ってみよう。
    そんなことを考えている夏の日です。
    写真は沼津のゴール直後。おじさん3人のチームでした。

  • 灼熱の日々。昭和記念公園のリザルト。ハードな合宿を前に乱れる心。

    灼熱の日々。昭和記念公園のリザルト。ハードな合宿を前に乱れる心。

      だいぶブログをさぼってしまった。

    前回のブログが6月22日でもう1か月近い。
    だいたいこのブログを1本書くのに30分から1時間の時間がかかる。
    精神的にも穏やかでないと、なかなかパソコンには向かえず、酒に走ってしまう傾向がある。まず飲んでは書きません。
    なんだかんだで気ぜわしい週末が続いたということなのだが、でも、毎週は書いておきたい。書くことで自分を確かめたい。改めて自省!!

    セントレアは無念のタイムオーバーとなってしまったが、次のレースは7月5日の昭和記念公園トライアスロン大会。スイムが750m、バイク20キロ、ランが5キロのスプリント。
    結果は以下のとおり。
    トータル  1:48:41
    スイム   19:15
    バイク   58:01
    ラン    31:25
    327人中321位
    スイムは100m2分34秒ペース。バイクは時速20キロをちょいオーバー。ランはキロ6分を少しオーバー。こう考えてみると、バイクはもう少しいいかと思ったけれど、カーブが多いコースでもあったし、まあ、今の実力ではこんなところかなあ。
    と思いつつ、2011年のリザルトをみると、なんと驚き。
    トータル 1:43:13
    スイム  0:15:30
    バイク  0:55:37
    ラン   0:32:06
    トータルで5分30秒も落ちているではないか。特にスイムは3分30秒も落ちており、100m2分4秒ペースではないか! ええ!! いまだに練習でも2分20ぐらいはかかるんだぞ。どういうことだ、これは。昔の俺はそんなに速かったのか? 信じられんぞ!!!
    昭和記念公園のスイムは流れるプールを2周半泳ぐ。多分前回はうまく流れにのり、今回はのれなかったということなのかなあ。なんとも釈然としない。
    スイムもバイクもランも、当初よりかは力がついてきたと思ってきて、だから練習にも身を入れてきたのだが、うーん、心の整理が必要だ。

    今月末の7月25日、26日にATAの館山合宿に申し込んだ。単に「近いから」という理由で申し込んだのだが、改めてメニューをみて驚き。
    7月25日(土)
    9:00  館山集合
    9:15~ ガイダンス・準備
    9:30~ バイク(100km)
    15:00~ チェックイン
    16:00~ ラン(5km)
    16:30~ OWSスイム(1500m)
    17:00~ ラン(5km)
    18:30~ 懇親会
    7月26日(日)
    06:00~06:45 モーニングラン(5km)
    07:00~08:00 朝食
    09:00~10:00 バイク(20km)
    10:00~ デュアスロン
    (Bike 8km +Run 2km)×3set
    13:00~   ランチ(道の駅にて)
    14:00~   バイク(20km)
    この暑さでこれだけの運動なんて、ついていける自信はまったくない。
    よほどやめようかと思ったが、ついていけるところまでいってみようかと思い直している。心のどこかで、「こんなにもしなくてはならないのか?」という声が聞こえる。
    今年は頑張ってみようと思ってやっているが、ちょっと迷いがでてきたなあ。
    生涯スポーツの楽しみとして始めたものが、いつしかストイックな挑戦になっている。
    これはよくないと思っている。
    灼熱を 背中に受けて バイクこぎ
    写真は日曜日のバイク錬。印旛沼100キロのコースの中間点。疲れた顔をしている。
    消耗激しく、家にもどり、冷たいシャワーを浴び、しばらく動けなかった。
    それなのに。
    合宿ではさらに5キロ走り、1500mを泳ぎ、5キロを走るんだと。
    まあ、怖いモノ見たさ、物見遊山の気持ちでいくしかない。
    我が身大切がだいいち。シルバー待遇でお願いしよう。
    ただ、皆さんの足をひっぱってはいけないし。
    などど、心は乱れているのだ。