カテゴリー: トライアスロン

  • ロタを完走! 今シーズンの終了!

    ロタ大会を終えて日曜日に帰国。
    まずはリザルト。
    スイム 1:17:23
    バイク 1:54:52
    ラン  1:16:09
    トータル 4:28:24
    順位 81/84(完走者)
    ロタはなかなかタフなコースだった。今シーズン最後を飾る結果としては、うーん、満足はしていないが「こんなもんか」と受け入れる心境かな。やや残念ではあるが、いまの実力どおりの結果だったと思う。
    まずはスイム。波が高くブイが見えない。よって波でリズムが崩れる、見えないブイを探すといったことで、クロールをやめて立ち泳ぎで立て直し、少し休んではまた泳ぎだすことになる。10回以上は立ち止まったかなあ。10回としても150メートルに1回となる。
    今回は1500を休みなくというテーマだったが、思いは到底かなわず。泳ぎ自体はだいぶよくはなっているが、結局は余裕がないということ。ロタは海がきれいなことで名高いが、それも堪能する心の余裕はなかった。そんなことだからすぐに立ち止まってしまう。また出直しだな。多分泳ぐ距離を重ねて余裕をつくっていくことなのかと思う。
    あと、次回からは袖なしのウエットにしようと思う。現在は袖つきだが、どうも腕のかきに違和感を感じる。なるほど腕は浮くが、キャッチアップスイムのような感覚になり、腕をつっこんでローリングしていくダイナミズムが失われるような気がする。
    バイクは行きは坂ののぼり、帰りは坂の下りというなかなかに厳しいなコースだった。坂は大の苦手だが、今回はダンシングで登るコツを覚えた。下りもドロップハンドルで降りるフォームがブレーキ操作も含めて自然に行え、時速59キロオーバーのメータを確認する余裕もあった。途中スコールがあって、身体に打ちつける雨は痛いほど、そのうえ、コースを間違え、戻る位置をミドルのBコースのほうまで行ってしまった。間違えなければ数分はタイムをカットできただろうけど、やはりちゃんと自分でコースを把握してないといけないよね。またやってしまった、ああ。
    ランは、走り出したらあんのじょう左の踵が痛む。おっかなびっくり、そろそろと走り出す。次いで左足のつま先あたりに異物の感覚が。なんじゃこれは。多分靴下がよれていたんだろう。よっぽど靴を脱いで直そうかと思ったが、これは走っているうちに直ってほっとしたところで、約5キロを過ぎたあたりで今度は左足の指の根っこが痛み出す。これは今年のフロストバイトのハーフの際に残り3キロで出た痛みではないか。まいったなあ。なんとか走りきれたが、最後は痛みで悲鳴があがった。あと、ランは暑くて日差しが痛いほどで、まいったなあ。
    こう振り返ってみて、イメージとしては4時間はきりたいと思っていたし、すべてがうまくいけばそれも可能であった、手がとどかないものではなかったという思いがあるが、一方、心の余裕、コースの間違え、身体の痛みも含め、これが実力なんだなあと自ら納得して結果を受け入れることができる。
    ロタの大会の参加者は、今回のショートコースで87名、ミドルで24名。つまり参加人数は少なく、海外のレースといっても、おおかたが日本人。コースは波の高さ、坂道、暑さと結構タフで、お金を使って海外に来るだけに、参加者のレベルもけっこう高い。
    ホテル以外にはショッピングや食事を楽しむような店もほぼ見当たらない田舎の島で、インターネットは無線LANのサービスがあったが、電波が弱くで結局は使えなかった。
    つまり、何もないだけに、限られているだけに、人間関係の密度が高いというのが私の印象。だから仲間と行けば仲間だけで心おきなく楽しめる。でも一人であれば、孤独をもてあますのではないか。それが私の印象。このあたりはなかなか難しい。
    私の場合は、TTA南行徳の練習仲間で、ホノルルでもご一緒したSさん、Hさんとまたもご一緒。vengavengaの知り合いもいっぱいで、恵まれていた。
    さらに、海錬で知り合ったTTA月島のMさん、N先生(女医さん)とも出会え、そこからさらに新しいかたがたとの出会いが広がり、アフターレースは思いもかけなかった楽しみをいただくことができた。
    皆さん、ありがとう。感謝です。これからもよろしくお願いします。
    泳ぎだし ロタのブルーに 身をもまれ
    肌こがす 常夏の島 ゴールへと
    レースの翌日は左足の踵が痛み、腿の前面が筋肉痛。今年は5つのレースに参加したが、身体のダメージは今回がいちばん。
    これからシーズンオフだが、ウエイトトレーニングを取り入れ、もう一段、身体をつくっていこうかなあと思いはじめている。

  • 明日はロタに出発 いまの心境は・・・・

    私にとってのトライアストン初シーズンの最後を締めくくるロタ島の大会が11月13日。明日11日の20時50分、成田空港から出発する。多くの仲間、知り合いが参加するが、皆さん、いま、この時をどのように過ごしているのかしら。私はいま、一人の夕食を部屋で終え、パソコンに向かっている。
    ロタ大会に向けては、かなりな緊張とともに、「ようやくここまできたか」といった感慨に包まれる。緊張も感慨と一体となったものなのだ。
    今年を振り返れば、デビューとなったホノルルは完走した満足よりも、大きく遅れた苦い思いが心に残っている。次いで館山、沼津の駅伝とも完走はしたが、やはり大きく遅れた。いずれもネックはスイムで、息が切れて続けて泳ぎきることができなかった。ライフガードと世間話をしてしまった。笑
    横浜でようやく休みなく泳ぐことができたが、これもスプリントだったしなあ。ということで、スイムの練習には力を注いできた。おかげで海にもだいぶ慣れてきた。泳ぎ自体も、ようやく最低限のレベル一歩手前まできたように思う。さて、ロタ島では1500メートルを休みなく泳ぎきることができるのか。
    初めてのシーズンである程度は経験を重ねることができた少しの自信と、その自信が果たして通用するのかわからない不安の間の緊張に揺れている。
    いま考える作戦として、スイムはともかく先を考えずにユックリ、ユックリと泳ぎだして無心のままにリズムをつかみたい。バイクは坂が厳しいと聞いている。坂はまったく苦手でこれも不安だが、のぼりきれないことはないだろう。攻めの気持ちで向かいたい。ランでの気がかりは踵の痛み。痛みはまだ残り、今日もマッサージに行ってきた。だいぶよくはなっているが、痛みが出ないように祈るばかり。痛みがないようであれば、思い切ってスピードアップをしてみたい。スピードアップの方法はわかったので、レースで試したい。
    こう書いていると「ただ完走」から「チャレンジ」へと意識は向かっている。チャレンジといってもタイム云々以前に、より攻めの気持ちで、前へ前へと進むレースを楽しみたいということだ。
    昨日のスイムのレッスンで、多くの仲間から「ロタをがんばって」と声をかけていただいた。嬉しいなあ。結果はともかく、前へ前へと、少しでも速くと、意識をもちたいと思う。ただマイペースだけを考えるのではなく、少しでも速くと前に進む、それこそが大会の楽しみであることもようやくわかってきた。その結果として完走を得たいと願う。
    このところ大いに練習不足だが、岩田コーチによると「半年前の練習の成果が出る」という。半年前といえば5月のホノルル大会だ。それ以来のレースの積み重ねの成果が出るものと考えてみよう。そう考えれば、このロタ島大会は、私にとって初シーズンの総決算となることは間違いない。満足できるレースを期待して、明るく前を向いて、気持ちを確かにもって、スタートに臨もう。
    スイムも、バイクも、ランも、好きなランを楽しむのと同じ心理、同じような身体との対話で通過したいと思う。それは先を考えるのではなく、常に「いまの自分のリズム」に意識が向かうこと。レース中の呪文は「現在・現在・現在」。
    「師匠」ITOさんのアドバイスに従い、昨日のスイムのレッスンでは、「正座」の感覚を意識して、腰を浮かしてみた。自分の感覚としては、キックによる浮力をより効果的に使えるような気がしたがどうだろう。キックによる浮力のおかげで、前につんのめる感覚がより強くなった。いいじゃないか。
    ちなみに昨日は平泳ぎのレッスン。習ってみると、いままで自分が考えてきた平泳ぎとはまったく違うことに驚く。特に驚くのは身体をのばすタイミング。これまでは、腕をかききって腰に手をつけて身体伸ばす感覚だったのがまったく違う。キックで両手を前に出してけのび姿勢で全身を伸ばすんだね。頭ではわかったが、自分のリズムをつかむまでにはまったく至らなかった。
    ロタから帰ったら、また「正座」の感覚を試してみたい。それとキックのトレーニングで25メートル30秒以内に行き着きたい。その模様は逐一ご報告します。
    正直「ここまで来たなあ」という感慨がある。それは「よくここまで来た」という自分を褒めるような感覚とは違う。それはまだまだ先の話であろうし、そうした実感はまるでない。むしろ私ごときであっても「やってみればここまでは来れるのだ」という手ごたえ、驚きといえようか。そのことを面白がっている自分がいる。それがどうであれロタの結果が楽しみであるし、それを受け止めることができると思っている。
    だから皆さん、トライアスロンはやってみる価値がありますよ。
    ロタでお会いする皆さん、よろしくお願いします。
    レース前も、レース中も、そしてレースの後も、よろしくお願いします。
    皆さんとお会いすることを、皆さんとの集いを、心より、楽しみにしています。
    レースは「社交」だということがわかってきました。
    皆さんをお見かけしたら声をかけます。
    私を見かけたら声をかけてください。
    皆さん、がんばりましょう。
    よろしく!!!
    振り返り 前向きなおす 秋の暮れ
    秋風に 吹かれてわが身を 確かめて
    少しは落ち着いてきたかな。
    来年は還暦だあ。

  • 久しぶりの落ち着いた週末で冬への衣更え

    土曜日の夜7時15分。いま、とても落ち着いた気分でいる。とても珍しい心境だ。
    まず、昨日順天堂病院に行き、それなりに納得した診断を得られたことがある。すぐには直らないし、ひょっとしたら一生の付き合いとなるのかもしれないが、気持ちの整理がついて、痛みに向かう気分となった。
    このところでかける週末が続いたが、この週末はトレーニング以外に出かける用事はなく、なんと二日間家ですごすことができる。うれしいなあ。月曜までに仕上げるデスクワークはあるが、プレッシャーを感じるたぐいのものではなく、作業のなかでどんなアイデアやプランが出てくるのか、楽しみにして取り組む気分がある。今日はアイデアをメモに書き出すなどの下ごしらえをして、作業は明日としよう。よしッ!と気合を入れる。
    昨夜はナイトランに出るかどうか迷ったが、久しぶりに自主錬でTIPNESSに出かけた。まずはストレッチで身体をほぐしてバイクを30分。それからスイム。バイクでかいた汗が気持ちよかった。
    スイムの自主錬はホントに久しぶり。当ブログでもいただいたアドバイスを胸に確かめ、けのびをしっかりと行ったあとに、プルブイで姿勢をしっかりして泳ぎだす。はじめにストローク数を意識して、20以下を目標にしてみるが、どうもリズムがつかめない。そこで発想を変え、リズムを重視し、1分サイクルでハードスイムに切り替える。するとストローク数はなんと22になるんだ。これはいかんなあとは思うが、現実なんだから仕方ない。気にせずに姿勢とリズム重視で泳ぐと、25メートルで31~2秒となる。これを10本、タイムが落ちないように繰り返す。
    次に、プルブイをはずして、やはり姿勢とリズム重視で25メートルを1分サイクル。すると35秒以内で泳ぐことができた。これはうれしかった。うれしい感覚を大事にしたいので、6本で終わりにした。
    実は今週火曜日のスイムのスロー・ハード練習で、平野コーチからハードのほうがいい感じとの指摘を受けており、リズムを重視しようという意識はあった。それがうまくいったようだ。
    そして今日はスイム+ランのトレーニング。スイムは「水を捉える感覚作り」で、スカーリングやストロークのドリルのあと、25メートルを1分サイクルで合計20本。昨夜の続きのような感覚で泳いだが、ほぼコンスタントに35秒をきることができた。意識するのはまず姿勢、次にリズム。リズムは足のキックを基本とする。ストロークは大きく、躍動を意識した。タイムもさることながら、今日は少し上のレベルで泳ぐコツをつかめたような気がする。
    「歳なんだから体力でなくリズム」というのが私の基本的な考えで、ランでは自分のリズムをもっているのに、スイムではつかめなかったが、ようやくつかめてきたように思う。ポイントはキックだね。1・2・3で1に力を入れてキックというのは、スイムの入門書に出ているが、その意味がわかるようになった。ダンスをするようにキックを打つ楽しさに目覚め、自分のスイムができてきたようで、それがなによりうれしい。バイクも自分のリズムを探さなくちゃ。
    ランの練習は、公園の景色がきれいだったあ。青い空、白い雲、雨に洗われた芝生の鮮やかな緑、少し色づいてきた樹木の葉。鮮やかでうっとりとみつめるような陶酔感があり、緑のTシャツ白い帽子で芝生をヨタヨタと走る子供がかわいい。孫より半年ほど年下だな。
    いい気分でジムに戻り、風呂に入って体重を計ったら、最大69までいったのが、なんと66.5まで落ちている。うれしい。
    食事をすませて家に帰り、サワーを飲んで昼寝。それから洗濯と簡単な片付け。明日は衣更えをしよう。そうだ、この週末は衣更えの週末なのだ。あわただしく何かに追われる週末ではなく、衣更えを楽しむ週末。身体も仕事も、そしてトレーニングも、ちょうど衣更えなのだ。
    うきうきと プランを描く 衣更え
    秋空に 緑の芝生 色模様
    駅の近くでギター教室をみつけた。
    チラシには「あなたのギターへの想い、憧れ、目標を実現できるお手伝いをいたします」とある。
    ギターを始めたのは中学生の頃だが、まったく上達していない。いくつかのコードをおさえるレベル。
    アコースティックギターでブルースを弾くのが憧れなんだ。
    ロタを終えたら行ってみるか!

  • 順天堂医院へストレートネックのチェック

    行きたい、行かねばと思っていた「首と腕のしびれ・痛み」の診察。今日、順天堂医院に行ってきた。なぜ順天堂かといえば、第一にスポーツ医療を掲げていること。そして会社のある秋葉原に近いこと。予約や紹介状の必要なく診察が受けられることなどがあげられる。
    診察はレントゲンと問診。人間の首は7つの骨によって支えられているという。この7つの骨は連結した電車とおなじように、個別であるとともに、つながることで柔軟な動きが可能となる。ところが、レントゲンでみると、私の場合は、上から5番目と6番目の骨がひっついている。医師の説明によると「おそらく先天的なものであり、こうしたことは珍しくはない」という。ひっついているのだから、当然その部分は柔軟性はなくなり、首を曲げると、その前後の4番目と7番目に負担がかかることになる。そしてその負担が腕の神経を圧迫して、しびれや痛みが起こる。
    ただし、しびれは腕に限定され、足にいたっていないので、脊椎に問題があるわけではない。安心してほしい、という。
    対処療法としては、手術によって矯正するといったたぐいのものではなく、整体院や整骨院で、マッサージや首の牽引などを受けて対応することになる。これらはいわば首の筋肉をストレッチするものであり、首をのばす、周辺をもむといった首のストレッチングはお勧めである。
    ということで、スティック状の塗り薬(スミルスチック)をもらって帰ってきた。
    もう一つはアキレス腱の痛み。レントゲンをみると、アキレス腱を支えるかかとの骨が突起しているようであり、これも十分なストレッチのアドバイスと、こちらは塗り薬(ボルタレンゲル)をもらって帰ってきた。
    特に致命的な重症というわけではないので安堵はしたものの、といって対応は薬を塗って十分なストレッチなので、なんだかなあ。サッパリとはいかないものだ。スポーツ治療の看板を掲げているので、何かそれなりの指導やコンサルティングを漠然と期待していたけど、そうしたことはまったくなかった。ただ、こうしたケースにはなれているように見えたかな。
    とどのつまり、この痛み・しびれとは適当につきあっていかなくてはならないんだなあ。どこか気長に通える整体院・整骨院を探そう。これまで自宅近くで2軒、会社近くで1軒に行ってみたが、いまいちピンとこない。何がピンとこないのかもわからないが、相性があわないということでもあるのかなあ。ちょっと考えてみよう。
    でも腕のしびれと痛みは普通に歩いている状態でも発生し、自然と左腕をまげて脇をしめるようにして歩くようになっている。スイムでも痛みが気になって仕方がない。これは困ったことだよねえ。
    といって嘆いていても仕方がないから、ストレッチ・薬・整体院のセットで頑張ってみよう。
    気がつくとロタ大会(11月13日)がドンドン近づいている。気を取り直して、今週末の練習に向かおうとはいうものの、来週以降は25日~27日、30日~1日、3日~5日と東京を離れての旅がらすでトレーニングもままならない。どうするよ?困ったねえ。せめて体重だけでも落としたいが、外に出ると太るんだよ。
    秋の夜 痛みと痺れ かみしめて
    肌寒く 空を眺める 秋の朝
    ロタまでの体調維持を肝に銘じて。

  • ようやく海で泳げた気分 こつは大きく泳ぐ・・・かな?

    書いていたのに「公開」のボタンを忘れて、こちらが後に「公開」です。
    10月11日月曜は今年最後の海練。穏やかな秋晴れの気持ちの良い一日であった。参加者は20名ほどかしら。初めてお目にかかる方々のほうが多かったが、ムードはいたって和やかで、楽しめた。やっぱり海はいいよなあ。
    レッスンは途中で2チームに分けて進行。1チームは距離を泳ぎ、もう1チームはターンなどの技術連を中心とする。自信はなかったが、今年最後の海錬、ロタ大会への準備などから思い切って距離を泳ぐチームに参加した。
    そこで、多分500メートルぐらいを往復する距離に挑んだが、他の方々よりも大きく遅れ、途中休みながらもなんとか泳ぎきることができた。やはり回を重ねることで、海になれてきたことが第一。これで不安いっぱいのままに海に飛び込むこれまでの状態から、不安ながらも自分をコントロールして泳ぎだす状態になれたように思う。
    途中の休みも、これまでは息が苦しくてギブアップの状態であったが、方向確認をかねて気合を入れなおすリセット程度の小休止となった。
    精神的にはやはり「自分が前に進んでいるのかわからない」という閉所恐怖症的孤独状態がつらいが「そのうち着くだろう」といった開き直りも自己コントロールできたように思う。これも回を重ねた慣れに加え、ブレスが多少は上達したのかもしれない。
    あと問題はやはりスピードだね。一人大きく遅れる。多分皆さんは50メートル1分以内ではないか。私の場合は50メートルで20秒ほども遅れてしまう。ウエットを着ているので、身体は水平位置に保たれているのかとは思うが、結局はクローリングや手のかき、それと姿勢のブレといったところが問題なんだろうなあ。
    遅れということでいえば、水泳に限らず、ランでも若い人には大きく遅れる。若い人の巡航スピードがキロ5分30とすれば、私の場合は6分から6分30秒、レースでは7分ペースとなってしまう。しかしランでは遅れても抜かれてもあまり気にならないのに、スイムでは遅れがどうにも気になるのはなぜだろう。
    多分ランは遅くとも「これが自分の速度」と納得できるのに対し、スイムは「もう少し速く泳げるようになるはずだ」という思い込みがあるからだろう。それは過酷な練習によってもたらされるようなものではなく、もう少し技術的に上達すればできるはずのことであり、そんなに遠い目標ではない、といった認識である。この認識が錯覚でなければいいのだが。。。
    そんな状態のなか、今回のスイムで自分なりに手ごたえをえたことがある。それは腕のかき具合。例えばトータルイマージョンの映像などをみると、手をかく際に肘を曲げ、割合と近い位置で水に肘をたてた状態で入水し、水中でクローリングしながら腕を伸ばす。一方は、肩から大きく腕を回すように遠い位置に肘はどちらかといえば伸ばした状態で遠くのものをつかむようにして入水し、更に腕をのばし、肘を曲げてキャッチする。
    これまで大きく二つの方向があるなあと漠然と思っていたが、今回のスイムで、海では大きく腕をまわすほうが泳ぎやすいと思った。一つには、大きく腕をまわすことで波の影響を避けることができるような気がした。小さいかきだと時折波にぶつかる気がすんだな。そしてゆっくり大きくまわすリズムが長距離を泳ぐのになじみやすいように思えた。海のリズムに合っているような感覚なんだな。
    そこで改めて振り返ってみると、私からみると岩田コーチ、平野コーチとも大きく腕をまわすタイプ。遠泳に挑んでいるIさんの泳ぎを先日TIPNESSのプールで見る機会があったが、Iさんも大きくまわすタイプであった。なるほど。
    これで速くなるかどうかは別として、スイムについては、少しづつ、薄皮を一枚一枚重ねるようにしていくことなのだと一人納得している。
    なんて書いていると、今日はそのつもりではなかったが、夜に泳ぎに行こうか、なあんて考えてしまう。あともう少しで手が届くような気がしているが、難しいものです。
    あそこまで わが身励まし 海泳ぐ
    海に浮き 秋の気配を つかみとる
    海錬から帰り、次女の家に。
    久しぶりに孫の顔をみてソーメンをいただく。

  • ナイトラン。そして日本選手権。

    先週からナイトランを始めた。木曜、金曜と1時間のラン。土曜日はTTAのレッスンがあるので自主錬はお休みで昨夜の日曜は時間がなくなったのでやむなく30分のラン。
    トライアスロンは3種目の競技だが、ランは種目を問わずあらゆるスポーツの基本と考えており、このように走れていることは気持ちがよい。いつも走り出しの10分程度はかなりきつく、足が動かず息も切れる状態が続くが、15分を過ぎ、汗をかいてくるころから気持ちがハイになり、フォームも固まって歩幅も広くなる。これはランの自然な流れとして受け止めているのだが、スイムもバイクもこのような落ち着いた気持ちで臨みたいなあ。
    ナイトランを始めた理由は、第一に左足のアキレス腱の痛みが和らいできたこと。アキレス腱の痛みは普段の日常生活では気にならなくなり、手で押してわかる程度。そのかわり、かかとが痛むが走るうえでは苦にはなっていない。苦になっているといえば、困っているのは左手のしびれ。インターネットで調べたところ、その症状は典型的なストレートネックと思われる。どうもこのところ、痺れがひどくなっているようだ、走っていても走り始めには左腕がジンジンと痺れ痛む。不思議なことに走って身体が温まって汗をかく程度になると、痛みが和らいでくる。バイクでも同様で、汗をかいてくると痛みを忘れる状態になっていく。
    始めたもうひとつの理由は「秋到来」だな。シャツ一枚で走るのにホントに気持ちのよい季節となった。
    さらにもうひとつの理由は身体の絞りこみ。このブログでも再三書いているように体重が増え、身体のタポタポ感がたまらない。ズボンのウエストもきつくなっており、不愉快極まりない。
    始めたばかりではあるが「良き習慣」としてえ続けていきたいなあ。ポイントは足の痛みだね。だからストレッチとマッサージなど、足を丁寧に扱うようにしている。それと夜に走ると思うと「帰りに一杯」の気分が薄れるね。帰って走って一杯の生活パターンがなじむようになりたい。
    昨日日曜はお台場でのトライアスロン日本選手権。8時には会場に着き、女子、男子と見学をした。いくつかの感想を箇条書きで。
    ・トライアスロンは全体では長距離レースだが、中距離×3種目という印象が強い。それほどにハイスピードであるということ。
    ・だからスイムで3分遅れるとなかなか回復はきかない。ランまでトップ集団にいないと上位争いには参加できない。レースとしての盛り上がりを考えると、やはり最後のランでのデッドヒートになる。私もスイムで早くも一人旅の状態を抜け出したい。
    ・体つきが違うよなあ。例えば箱根駅伝の選手のほうがランは速いのだろうが、走る身体のダイナミズムはこちらが上。特に胸板、背筋がすごい。
    ・男子では上位10位までが2時間以内でゴール。すごいと思う反面、こんな人たちの倍の時間=4時間以内であればいいじゃないか、3倍でもおかしくない、という気がした。
    ・今回は日本選手のみであったが、外国のトップ選手も含めたレースを見てみたい。これは完全にスポーツ観戦の楽しみ。
    ・少なからず刺激になった。一番の刺激は、やはり「肉体の躍動」なんだなあ。とてもまねはできないが、自分なりに「還暦の躍動感」に挑んでみたいと思った。いまひとつ大きく腕を回す感覚だな。
    秋到来 風に誘われ 走り出す
    秋うらら 身体がおどる 男たち
    ロタまでしっかりとしたトレーニングをすませ、今シーズンを終わるようにしたい。

  • 息せききって走りきった10日間。江戸前トライアスロンは不参加。

    前回ブログを書いた10月1日の夜はTTA南行徳の誇るバイクメカニック(笑)Iさんの送別会で帰りは終電。以降、2日から5日までは上海、6日・7日と幕張でCEATECの取材、8日金曜はニューヨークへと旅たつ長女を成田まで見送り、9日土曜の夜は横浜で高校の同窓会、10日は江戸前トライアスロン、11日月曜は千葉で海錬、昨日の12日夜は上智大学オープンカレッジでのイベントセミナー講師で、その準備に本をひっくりかえす。この間、仕事の締め切りは立て込み、北海道からの来客を迎えての打合せ~飲み会、もちろんTTAの練習のうえ、サッカーのアルゼンチン戦(もちろんテレビ観戦)もあるわけで、息せききって走りきったようなあわただしい状態だった。
    それぞれの出来事にたくさんの思いがあるがここでは簡単にスケッチ。
    上海は、現地の提携会社との打合せのほかに、万博見学が目的であったが、これは印象深かった。海外での万博見学は、ブリスベン、ハノーバーに続く3回目。ブリスベンの開放的でのんびりしたムード、ハノーバーのスケールの大きな取組みと、それぞれに特徴があったが、上海では、人・人・人。
    見学した4日日曜は中国では建国記念日休暇の真最中ということもあり、会場は45万人の人で満たされた。いま調べてみたら、石川県金沢市の人口が約45万。我が国の中規模都市の人口に匹敵する人が夜は上海の中心街にドッと繰り出し、公園に路地にあふれる。旗をもったガイドに引き連れられた団体客が多い。あの人々はどこであの夜を過ごしたのだろう。もちろんそんなにホテルはあるわけもなく、おそらく、続々とバスに乗って帰路に向かったと思われるが、その人の群れる迫力は、かってみたことのない光景であった。
    万博見学の感想としては、とても驚き、しまいにはそれなりにあきらめたのが、人ごみのなかでの中国人の傍若無人な態度。あれだけの押し合いへし合いの混雑のなかで、「失礼」「すみません」という言葉が一切ない。あらゆる人が、まるで周囲に誰もいないかのように振舞う。
    人ごみにパラソルをさして歩く。かさの針がコツンと頭にぶつかる。アレッとぶつけたおばさんの顔をみても、何の反応もなく、そのままの状態で次々とぶつけながら歩いていく。ぶつけられるほうも無反応。おばさんばかりか、ほら、あの若い娘もそうだよ。
    人が並んでいる列に挨拶もなく割り込み、運営管理の担当に大声でどなる男がいる。しぶきが顔にかかる。担当の若い女性はしらけたクールな顔で応対する。横で困った顔をしている私はまったくの無視。仕方なく私は少し身体をずらして避ける。するとその男は当たりまえのように、もちろん何の挨拶もなく、私のいたところに座り込む。いやあ、驚いた。こうした状態の連続体験のなかで気がついたのは、そんな状態のなかで喧嘩もなく、みな当然のようにしてそれぞれの時を過ごしていること。
    どこに行くにも、何をするにも「ちょっと、すみません、すみません」と遠慮がちの日本人、自分のやりたいことを進めるにあたって周囲に何の挨拶もない状態を当然としてやり過ごす中国人。この違いは深いよなあ。
    上海見学記は、また別の場所で別の機会に行いますので、乞うご期待!!!
    CEATECは目玉は3Dだが、そのアピールの方法がソニーとパナソニックでまったく異なるのが興味深かった。企業固有の文化というのは確かにあるのだ。この違いも深いのだ。
    長女は1年半のインターンビザをもってニューヨークに働きに出た。日本で探し出した日本人向けのタウン雑誌編集部に試採用とのこと。新たな人生の始まり。税関へと見送るときには思わず胸がつまり「何も心配してない。ともかくゆっくりゆっくりやるんだよ」というのが精いっぱい。
    10年ぶりの還暦同窓会は、予想以上に女性の出席が少なく、やや寂しい状態であったが、憧れだった先生がまだ元気いっぱいで、お互いになつかしくて手を握り合い、思わずセンチな気分に浸り、先生をエレベータで見送り、「岩崎行くぞ」の声にひかれて、そのまま3次会まで。
    この日は横浜で宿をとり、翌朝は強い雨のなか、高速横羽線を第一回江戸前トライアスロンへと向かう。
    ここでようやく話題はトライアスロンになりました。
    実は恥ずかしながら、江戸前トライアスロンは不参加。雨にめげたんだなあ。会場に行って駐車場にクルマを入れたのだが、駐車場から会場までは結構な距離。駐車場は舗装が悪く、案内に従ってとめたまわりは水浸し。クルマを降り、水たまりのなか、バイクを出そうかとハッチバックを空けた時点で、不参加を決断。まだ前夜同窓会の酒が残り、おなかもゆるく、体調も不十分だったこともあり、「身体を第一」と思うことにあまりためらいはなかった。「これじゃあ楽しめないなあ」が自分に向けた決意の文句。
    傘をさして会場に行き、知り合いを探して挨拶しているうちに雨が小降りとなり、あがっていく。でもあの駐車場まで戻って行く意欲はおこらなかった。
    スイムのスタート時には雨もおおむねあがり、大会は応援にまわり、知り合いをゴールで迎えた。このときはやっぱりうらやましくてやや後悔の念あり。皆さんの笑顔で和やかな気分を心に抱いて家へと向かう。
    前から行きたいと思っていた近所のびっくりドンキーで300グラムのハンバーグを注文したが、食べきれず。これでは体調不十分が明らか。やはり同窓会翌日というのは、私には無理だったんだよ。
    帰宅してまず昼寝。そして久しぶりに江戸川沿いを1時間のジョグ。これは気持ちよかった。早めに床につき、翌日の海錬に備える。
    海錬はとても楽しく充実感を得られたが、ニュースはこのブログを読んでいただいているというTTA月島のMさんに声をかけていただいたこと。Mさんはスラリとした美人女性で歯並びの美しさが印象的。折に触れて読んで励みにしていただいているとのことで、ありがたく、うれしいものです。改めて、ブログへの意欲が湧いてきた。Mさん、ありがとう。
    めくるめく 人の大波 上海の夜
    秋晴れに 海を泳ぐ 心地よき
    心地よい海錬の報告は次回に。
    次回は明日です。
    Mさんからもらった刺激で、書きたいことが次々と。。。
    皆さん、よろしくお願いします。

  • 秋に入って なかなかままならず

    またまた、前回からだいぶ日にちがたってしまった。今回の原因はハッキリしていて、仕事が忙しかった。昨日でようやく一段落したかと思ったが、今朝のメールでまだ続きそうな様子だ。明日から5日まで上海にでかけることもあり、きわどい綱渡りが終わりそうにない。この年齢でこうした状態は、ありがたいことと思わなくてはいけないが、でも、以前のようにはいかない。一昨日は久しぶりに午前1時過ぎまでパソコンに向かったが、どうも根気が続かなくなっている。休む機会と時間が増えている。やり残しの仕事がたまっていく。
    さて、前回のブログ以降の出来事といえば、先週末土曜日のトレーニング。スイムで100メートルのタイムを計測したが、私のタイムは2分40秒。ということは50メートルで1分20秒、25メートルで40秒。いつもどおりのタイムだ。このブログにも再三書いているように、なんとか、25メートル30秒、50メートル1分、100メートル2分を切るぐらいになりたいが、先に進まない。足踏みが続いている。
    自分で考える泳ぎとしては、ようやく1・2・3、1・2・3というキックのリズムがわかってきた。そのリズムで手を合わせると、確かに沈みがちな右手のタイミングがずれているのが分かる。それでいわゆる「右手を我慢する」ということがどういうことなのか、どの程度我慢するのかが、自分でも理解できた。足のリズムを左右一定にし、同じように手をかくリズムを合わせることが「右手を我慢する」ことなのだ。
    で、100メートルでもそのようにしたのだが、タイムはいっこうにあがってこない。このところ自分ではだいぶ泳ぎができてきたように思うのだが、足踏みが続いているのはどうしてか、どこに欠陥があるのか。今度コーチとじっくり話してみるか。あるいはまたトータルイマージョンにでも行ってみるか。何か打開策を講じたい。
    スイムの後のランはインターバルトレーニングで、400メートルをキロ4分30秒ペースで5本走るというもの。1本目はなんとかついていけたが、そのあとはとてもとても、息があがっておいていかれるばかり。更におなじみの左足アキレス腱も痛んできたが、痛みのほは、後にひきずらず、ホッとしているのが現状。
    といったところで、トレーニングもTTAのレッスンが精一杯で、不足気味。上海では何もできないだろうなあ。そして10日は第一回の江戸前トライアスロン(スプリント)となる。大会というより、ロタに向けてのトレーニングと思ってユックリやるしかないなあ。
    このところ、1月のマラソン大会情報が周囲を飛び交っている。私はフロストバイトと新宿シティマラソン(共にハーフ)に参加の予定。新宿シティは9月30日にエントリー開始ということで、私は30日の午前1時過ぎにエントリーしたが、30日昼ぐらいにはエントリー締め切りの様子。すごい人気に驚くばかり。
    起き抜けに 江戸川眺め 秋の雨
    秋雨に 緑の芝を かけぬける
    涼しくなって下痢も多少はおさまっているが、これも足踏み状態。
    上海から帰って大会を終えたら、消化器内科に行ってみよう。

  • 秋に向かい、いまの課題は、身体の管理!

    前回のブログからは12日のお休み。この12日間を振り返ってみると・・・忙しかったかなあ?
    確かに、やることは詰まっていたことは確かだが、どうも「しまらない」状態であったように思える。いわゆる「夏バテ」というやつか。あるいは、今年が初のトライアスロンシーズンの疲れなのかもしれないなあ。
    一昨日ぐらいからようやく夜には涼しさを感じるようになったが、そのおかげか、この2日は実によく寝た。10時には床をひき、目覚めるのはなんと8時近く。2日連続で10時間ではないか。その間はトイレにも起きない。現在の感覚としては、「これで疲れが抜けた」とまではいかないが、洗濯物を取り込み、布団を干してブログに向かうというのは、多少意欲を回復している証拠なのか。
    ちなみに一昨日は高尾山の登山に初挑戦。これは思いのほかきつくて達成感を十分に得られた山登りとなった。そして昨日の土曜日はTTAのレッスンが休みだったため、家の片付け、フローリングの拭き掃除。這いつくばって床磨きに汗をかき、スイムの自主錬を1時間。というわけで、2日ともかなり身体を動かし、ビールを飲んでバタンキューというのだから、まあ、適度に疲れてよく寝たということにもなるのだろう。
    そこで現在の体調を確認。まず大いに気になるのが下痢。多分、水分、特にビール、ホッピー、ハイボールの過剰摂取が原因と思っているが、なんと一日に10回もトイレに行く状態になっている。これでは普通の生活にも差し支えが出てくる。
    次に困っているのが体重の増加。ホノルルに行く前が65.5キロ、昨日、プールあがりで68キロ。このところ、67~68あたりでうろちょろしている。自分でも肉があまった感覚があり、服のウエストもきつくなっている。
    トライアスロンを始めて、ダイエットストレスから開放された気になっていたが、どうにも、そうはいかないようだ。
    夏はいつも体重が増える。振り返ってみれば原因は酒と運動量の低下。それが今年も変わらずにおきているということか。
    身体の痛みは、腕の痺れが治まらない。原因は首であることはハッキリして、いまでは顎をあげると連動して痺れが走る状態を確かめられる。左足のアキレス腱はもうほとんどなくなっているので、これからは首に集中。
    秋の訪れとともに、これらの身体の問題に対処すること、これがいまの私の関心事。まず、体重をアンダー65までに落とす。下痢と首については、ちゃんとした病院に行く。あるいは、今年はまだ人間ドックに行っていないので、折をみて行きたいと思う。これを10月末程度までに終え、しっかりとした身体で次のシーズンに向かいたい。
    あと、どこか手ごろな整体クリニックを探したい。家の近くの2軒に行ってみて、悪くはないが、どうもシックリきていない。
    今日の最後は昨日のスイム自主錬の手ごたえ。
    いまの課題は腕のかきとタイムアップ。腕のかきについては、これまでは腕の伸びとクローロングだけに意識が向かい、スカーリングまで気がまわらなかったが、最近はようやくスカーリングに意識が向かうようになってきた。昨日はプルブイで25メートルを1分サイクルで14本、同じくクロールで10本、最後に50を6本。足のキックで浮力をつけ、身体の側面を大きく伸ばし、腹筋に力をいれ、水をキャッチしておなかにむけてかきこむ感覚は自覚することができた。自分でも多少のメリハリがついてきたように思う。
    で、タイムは25メートルで40秒弱。50メートルで1分15秒。
    なんとか、普通に泳いで25メートル30秒、50メートル1分にいきたいなあ。これが来年の目標。
    酷暑の夜 疲れにひたり 足さする
    届かない 汗にまみれて 手を伸ばす
    今日はセントレアの大会。
    多くの知り合いが参加している。
    コースはミドル。
    来年は目標にできるかどうか。。。。

  • 横浜シーサイドトライアスロンのリザルト

    5日日曜は横浜シーサイドトライアスロン。スイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロのコースで、私のリザルトは。。。
    完走者633名のうち、580位。
    総合タイムは 1:52:13
    スイム(順位) 0:24:37(599位)
    バイク(順位) 0:48:16 (563位)
    ラン(順位)  0:39:20 (554位)
    とても遅いけど、スイム~バイク~ランとだんだんに順位をあげているのがおもしろい。得意、不得意が実に正直にでるものだ。
    まず問題のスイム。ようやく休止せずに、連続して泳ぎきることができた。正直これはうれしい。初めての体験。今回のスイムのコースはヨットハーバーのなかで、防波堤に守られて波はなく、ほぼプール状態。とにもかくにも「連続して泳ぎきる」ことを目標にした。途中300メートルあたりで、左足がつりそうになったが、かえってこれがよかったようだ。左足に意識を集中することで、余分な雑念を忘れることができた。ヘッドアップで前方を確認しながら、ただひたすらに泳ぐことができた。
    バイクは周回コースを4周するもの。アップ・ダウンもそれぞれ1箇所ずつで、初心者向けの走りやすいコースであったと思う。
    バイクについては、左腕の痛みと痺れ対策として、レース前日にアスロニアにバイクを持ち込み、ハンドル位置などを調整して臨んだ。これが功を奏したようだ。今回は痛みをほとんど意識せずに乗ることができた。
    ランのコースは八景島と隣接の公園を走るもので、雰囲気としてはホノルルトライアスロンを思い起こさせる。風景も楽しめ、フラットで走りやすいが、ともかく暑かった。給水ポイントでは、水を飲むことはもちろん、必ず頭と両肩を水で冷やした。特に、頭と肩を冷やすのは大切で、マメに冷やしているうちに、だんだんと体調が安定して最後は気持ちよく走りきることができた。
    今回のレースは、スイムを休みなく泳ぎきることと、暑いなかでのコンディション維持を課題としたが、満足できる結果となったと思う。おそらく、コースが初心者向けであったとが大きかったが、自分としても、初めて自信への手ごたえを得ることができた、重要な大会になったと思う。
    なかでも大切なのは、安定した体調を意識的にコントロールしながら、無理を感じることなくゴールを目指すことであり、今回はスプリントとはいえ、その実感を得たことがうれしい。
    この日はレース後はすぐに撤収、帰宅後、夕方からは六本木に出かけてトライアスロン仲間のカラオケ大会へと向かい、年甲斐もなく大騒ぎを楽しんだ。皆さんありがとうございます。体力、気力とも余裕があったということだろう。
    さらに翌朝の起き抜けの感覚が重要だが、気になっていたアキレス腱の痛みがないこと、腕の痺れが悪化していないことを確認して一安心。
    しかしさすがに疲れは身体全体に残り、早々に帰宅して家で仕事をすませて早く寝た。いまパソコンに向かっている二日目の朝は、全身の疲れも低下し、足と腕の痛みも悪化していない。ああ、よかった。
    今後は10月10日の江戸前トライアスロン(スプリント)と、11月13日のロタ大会(オリンピック仕様)でトライアスロン初シーズンを終える予定。この二つの大会で自信を深めることができれいいのだが。
    自分では今回の大会で「まだ1~2割りは伸びるな」と感じているが、果たしてどのような結果となるか。
    落ち着けよ 言いきかせながら 泳ぎきる
    水かぶり 息ととのえて 走り出す
    今回のレースを無事に終え、ようやくスタートラインに立てたように感じている。
    なかなか思うように上達しないが、初のシーズンでこの実感を得たことを素直に歓びたい。