今朝は迷った。大いに迷った。風邪は昨日から回復基調となり、昨夜は10時半に、できればトレーニングにでかけるつもりで床についた。今朝は6時に目覚ましをしたが、実際に床を離れたのが7時。これでもう、めげたね。寝床でぐずぐずしているのではなく、エイッと布団を蹴るようじゃなくては。TTAの朝錬に行くなら8時過ぎには家を出なくてはならない。そこで、ゆっくりと身体に訊ねる。「おい、どんな様子か?」。神経を体調に集中する。「どこかに違和感はないか? 身体が動きたがっているか? 休みたがっているか?」。結局は多少の寒気を感じたことで、今日は休みとなり、床に戻った。
自分の体調にこれほど意識的になったことは記憶にない。「体調管理」という言葉は頻繁に使われるが、かってない切迫感をもって「体調管理」とは何かを考えるようになった。
とりあえずネットで「風邪 トレーニング」を調べてみると、こんな情報が目についた。
◎運動選手が風邪にかかりやすい その1
つまり、オーバーワークになるような運動をしている人や栄養不足の人は、何もしない人よりもかえって病気になりやすいと言えます。
事実、一般のスポーツ愛好家でなく、普段の生活の大半が運動に費やされるようなアスリートや学生選手たちは、想像を絶するトレーニングをこなしており、つねにオーバーワーク一歩手前の極限状態にあるわけで、風邪などは日常茶飯事だそうです。
◎運動選手が風邪にかかりやすい その2
大学生を対象に行われた調査では、運動部所属の学生は、そうでない学生に比べて有意に風邪の罹患率が高かったそうです。
他の調査では、週1~2回の運動をする人が風邪に最もかかりにくく、次いで運動をしない人、最も風邪にかかりやすかったのは週に5回以上の運動をする人だったとのことです。
◎運動再開の難しさ
トレーニーにとっては風邪の回復期に「いつ運動を再開したらよいか?」が問題になります。とくに筋力トレーニングは短時間であっても身体にかける負担が大きいため、回復しきっていない状態でトレーニングを再開すると途端に風邪をぶりかえすことになります。
完全に回復したかどうかの見極めは大変に難しく、結論としては各人が判断するしかないでしょう。「自分の身体に訊く」のです。そのためには普段健康なときから、自分の体調を正確に把握する習慣を身につけておきましょう(と簡単に書いていますが、実際には難しいと思います・・・)。
ここで考える。
シーズンを前した、59歳のロートルトライアスロン挑戦者の練習は身体にいいのか、悪いのか。はてまた、60歳を過ぎてのトライアスロンライフとは健康なのか、かえって不健康なのか。
私の考える「健康な状態」とは
・気持ちのよい体重を維持している。
・気持ちよく目覚める。
・何かのときに無意識に走り出している。
・地面のものをとるのに無理がない。
といったところか。
そしてこの状態を維持するには、考えるに、第一に酒も含む食事管理、次いで規則的な就寝時間、毎日15分のストレッチング+筋トレ、週2回の30分ジョギング(あるいは1時間のウォーキング)といったところか。といってもこれは現実には実行できないのだが。
私は健康のためにトライアスロンを始めたわけではないので、そう考えることにためらいはまったくないが、単に「健康的な毎日を過ごす」ことのみを考えるのであれば、トライアスロンは「過剰」と思う。確かに60歳を過ぎてもチャレンジできるスポーツであるが、健康維持に適度なスポーツとは言えなと思う。
そもそも、適度な運動は健康に良いが、スポーツ競技は果たして健康に良いのだろうか。競技アスリートは免疫低下のストレスに直面しているのだから。
ここまできて、改めてトライアスロンライフと私の健康について考える。
基本的には、現在は、まあ、上にあげた「健康な状態」にある。それはトライアスロントレーニングの賜物であるが、健康を得たうえで、その延長で「競技」という修練に向かうことにトライアスロンの面白さがある。しかもその「競技」は、他人と競い合うより励ましあうものであり、「誰もが勝者である」というマジックに支えられている。そして、そのマジックにはまると「健康状態」からどんどんと「不健康状態」へと突き進む危険をはらんでいる。
トライアスロンの魅力とは誰もが「競技」に参加し、誰もがそれぞれの基準で何らかの成果を得られるところにあるのだろう。マラソン大会には参加しない健康ランナー、水泳大会に出場しないホリデースイマーは何ら不思議ではないが、「競技」に参加しないトライアスリート、健康維持のためだけにトライアスロンのトレーニングに励むというのは、私には実感ができない。そして「競技」になれば「不健康」の可能性を内在させる。
だからこそ、TTAの白戸太郎は、口を酸っぱくしてオーバートレーニングを戒めるのだとここで気がつく。先日白戸校長に会ったら「コツコツやっていますね。それがいちばんです」と声をかけていただいた。それは言い換えれば「健康状態」にとどまることへの注意なのだ。
では、トライアスロンライフスタイルとはどのようなものなのか。
それは単なる「健康維持」ではなく、「健康な身体管理」をベースに、「誰もが勝者となる」というマジックをもった競技のもたらす「挑戦」を価値とするものなのだ。
トライアスロンライフスタイル=健康な身体管理+挑戦。
だからこそ、競技にのめりこんで不健康な領域に浸らないこと。
「挑戦」はトライアスロンのみならず、暮らしの挑戦、仕事の挑戦、人生の挑戦としてとらえること。
それがトライアスロンライフスタイルと考える。
今日は書いているうちに、図らずももってまわった考察となってしまった。
風邪を病み からだに向かう 春の朝
春風邪に 思いめぐらす 健康や
今日一日休めば、明日はだいぶ回復しているだろう。その手ごたえはある。
よい目覚めを得られたら、ぜひ江戸川沿いに散歩に出たい。そこで気持ちがよければ、少し走ってみよう。明日の天候が気にかかる。
カテゴリー: トライアスロン
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風邪の対処法 トライアスロンと健康
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バイクの特別クリニック? フォームに開眼!?
もう3月も終わりというのに、昨日24日、今日25日と冷たい雨模様が続いている。昨日は実に寒かった。その影響か、今朝は喉の炎症と鼻づまりの違和感のなかで目覚め、花粉症かと思ったが、気がつくと寒気も加わり、午前中は床について様子をみた。どうもこれは風邪をひいたな、ということで今日はやむなく休みとした。
気をとりなおし、これ幸いとやり残していた仕事に向かってみたが、どうにも集中力が湧いてこない。横になって織田作之助の夫婦善哉を読む。夕方には少しラクになってきた。
昨日までは、今日はジムできっちりトレーニングと予定をしていたが、当然これも取りやめ。
この何年か、毎年少なくとも1回、あるいは2回は風邪で寝込んでいる。この冬はこれまで無事にきたような気がするが、ここにきてつかまった。なんとか土曜日のレッスンまでに回復したい。土曜日はスイム+バイクで、バイクを心待ちにしている。
というのは、この日曜にバイクをもってアスロニアに行き、いくつかの準備を整えた。
その報告。
こちらのリクエストは、二つ。ひとつは岩田コーチのアドバイスで、ハンドルを10センチほど手前にセッティングしたほうがいいのではないかという、その相談。今ひとつはDHバーをつけてもらうこと。
まず、ローラーに私のバイクを設置し、靴もバイク用にはきかえ、こいでみる。それをじっくりと眺める遠藤さん。とりあえず手前にしてみようということで、短い支柱に交換して、またこいでみる。そこから、フォームの話となる。
「岩崎さんは、お腹を出してこぎますか?」
「実はどのようなフォームでこいでいるのか、あまり自覚していないんですよ。ランであれば、自分がどのようなフォームで走っているのか、常に自覚しているけど、バイクでは、何かいいフォームかもよくわかっていない」なんてこぎながら答える。
「ちょっと腰を浮かせてもらえますか?」
そこでサドルを微調整。
「岩崎さんは、前に行きたがるほうですよね」
「そうかも知れない。走っているうちにだんだんと前にいき、後ろに座りなおすタイプと思う」
「私は、お腹を前に出すフォームがいいと思っているんですよ」と遠藤さん。何???
つまり、座る位置、フォームを決めてから、ハンドルを考えようということで、遠藤さんのアドバイスがありがたかった。アドバイスを以下にまとめる。
・腰は反る感じで座る。
・こぐのは、左右に腰を前に出す感覚で、足をおろしてまわす。これはランのフォームの感覚に近く、自分としてはのみこみやすい。初めてフォームへの実感を得た。
・足はガニマタでかまわない。ポイントは腰の動きでこぐこと。
・両足は常に水平に保つ。
・腕は通常は伸ばす状態でいい。伸ばした状態が力を抜いた状態である。
・それで、頭を斜め前に延ばすようにする。
なるほど、これで前が見やすくなる。背中を丸めると地面ばかりを見てしまう。
「よし、このフォームでいってみよう」ということになり、DHバーをつけ、さまざまなポジションに手を置いて漕いでみる。すると、ハンドルの位置が手前に感じてくる。
ということで、改めてハンドルの支柱をもとに戻し、更にDHバーも、肘がもう少し開くタイプのものに変更となって決着した。これで約1時間。
DHバーの使用については
・少しの動きでハンドルが大きく動くので、気をつける
・特に横や後ろを向いたときに、意識せず大きく動かすことがあるので要注意
・これで5キロは速くなる
とのアドバイス。
実にいろいろと参考になった。特別クリニックを受けたようなものだ。特にフォームに開眼したことは大きい。遠藤さん、感謝です。
ちなみにDHバーのDHとはダウンヒルの頭文字で、スキーのダウンヒルでストックをもつフォームにをヒントに作られたとのこと。こういう話は好きだな。DHバーを使うイメージが明確になる。
さらに、トライアスロンタイプの、着脱しやすい靴を競技用に購入。素材がまるで運動靴のような軽い感覚でベルトは一つ。デザインが気にいった。
ということで、これまで縁遠かったバイクが、今回のことでだいぶ身近な存在となった。自分のバイクに愛着が湧いてきた。
春の雨 風邪に臥しては 空眺め
雨模様 桜のつぼみ 暗い空
江戸川沿いに越してから、空の様子が目に付くようになった。私の部屋は4階だが、そこから眺める空は大きく広がっている。これまでになかった楽しみだ。 -
シーズンインへ準備開始! 決起集会!
3月19日金曜。TTAのナイトランに初参加。このナイトランは第一と第三金曜に行われるもので、今回は2回めの開催。シーズンインを実感する。
こうした催しは早めに参加して様子をつかみたいというのが私の考えで行ってみたが、なかなか面白かった。午後8時に代官山のアスロニアに集合し、主に目黒川沿いを約30分6キロ弱。参加者は9名だったかな?
川沿いなので、都会の真ん中でありがなら、街の明かりが途絶えている。おしゃれな飲み食いの店の光が路上を照らすなか、高層ビルを眺めながら走るのは、迷宮の中に走りこんでいくような感覚があって新鮮だった。結構アップダウンがあるのも面白い。
走ったあとはアロハテーブルでの食事。これも皆さんの会話がはずんでなごやかに進行。おっともう11時20分! あわてて一足先におつかれさま。引っ越したばかりなので、終電の時間がわからない。かなり焦ったが、結局は東西線の最終3分前に日本橋駅に着いた。あぶない、あぶない。
ナイトランはなかなかいい雰囲気が気にいって、毎回とはいかずとも、月1ぐらいは参加したい。
金曜はナイトランの前に、7時にアスロニアに行き、ウエットスーツを採寸。大会参加に備える。
ウエットスーツの下は、下はトライスーツ、上は男は裸の人が多いこと、バイクとランはほとんどがはだしであることを教えてもらった。こんなことがわからないんだよね。さらに、バイクとランのシューズははだしで使う試合用を用意するといいという。なるほど、わかります。
ホノルル大会は、正式にはウエットスーツ着用禁止とか。しかし、こちらとしては正式記録、正式順位ではなく「完走」だけが狙いだから、ウエットスーツで行くつもり。でも、ハワイでは暑いんじゃないかなあ。「自然と浮く」とはいうが、それはどんな感覚なのかなあ。分からないことがどんどんと出てくる。
スーツができたらまずは着脱の練習だね。プールもそうだけど、ぜひ海のトレーニングでその感覚を確かめたい。
土曜の朝錬はちょっとアルコールが残っていたなあ。スイムはコースロープをとりはずしてターンのレッスン。かなりきつかった。レッスンの最後は5分間で壁をつかずにグルグルと回るメニューだったが、これも最後に立ってしまった。情けない。心理的な弱さを感じるなあ。これからは長距離トレーニングを重点に取組み!
スイムのあとのランは1キロ6分ペースでの持続トレーニング。こちらは風はあったが陽射しは柔かで気持ちよかった。
家に帰ると、近畿日本ツーリストから、ホノルル大会の案内がようやく到着。いよいよ近づいてきたぞお。
土曜の夜はアロハテーブルでTTAのシーズンインへの決起集会。南行徳、渋谷、十条のTTA、白戸さんが代表をつとめる月島の「グータロウ」から、全員で50名ぐらい集まったんじゃないかしら。ひさしぶりに渋谷のメンバーに会えたのが嬉しかった。会は大変なもりあがり。「ホノルル大会に出る人、手をあげて~?」「ハーイ!」とあがった手は20人はいたんじゃないかしら。
十条には60歳を越えたメンバーもいらっしゃるとか。いいですねえ。このブログを見ることがあったら、ぜひ声をかけてください。
岩田コーチより
・TTAのチームユニフォームをつくること
・4月30~5月2日、そして夏の2回の合宿を予定していること
・6月から毎月1回は海錬を行う予定でいること
を発表。そして最後に岩田コーチのリードで「スイム! バイク! ラン! ビール! オーッ!」の大合唱でお開きとなった。いやあ凄かった。
今日は春の嵐到来ということで、大井埠頭のバイク錬は欠席。これからスイムの自主錬をこなし、午後にはアスロニアでバイクのチューンナップをお願いの予定。
ということで、この週末から、本格的にシーズン突入のモードが一気に高まる。
いざいかん 春の嵐に あおられて
きたる日へ 新たな暮らし 風もよう
合宿も海錬も楽しみにしている自分がいる。
今年は本当に、トライアスロンが暮らしの柱になりそうだなあ。
けっこうエキサイティングで翻弄されそう。
ケガをしない、疲れない、を信条に! -
あと2ヵ月で本番に向け、穏やかな日々
今日のTTAはスイム+バイクのメニュー。久しぶりの好天で、東京ディズニーランドに出かけた。天気はよかったが、とにもかくにも風が強いのにはまいったまいった。平野コーチが前を走ってくれるのだが、それでも皆さんより遅れる。そのうえチェーンをはずして、これも平野コーチにケアしてもらい、もう、平野コーチには感謝感謝!!!。走った距離は約37キロ。本当に久しぶりのバイクで、大変ではあったが、けっこう気持ちがよかった。苦手なバイクにも多少はなじんできたかな。
帰宅後はご飯を2膳の食事で、15:30に渋谷に出かけてアースデイジャパン東京の事務局長Nクンと打ち合わせ。キーワード風に言えば「エコランド北海道」を売り出そうということ。次いで地下鉄銀座線で銀座に出て、教文館で本めぐり。
最近特に思うことは、本屋に行っても買いたい本がない。あれだけ本が並んでいるのに、買いたい本を見つけられないとはどうしたことか。こちらがわの理由としては、買いたい本を探し出すモチベーションが低下していることがあげられる。悲しいかなそれも事実である。一方、こちらのモチベーションと本屋に並んだ本が一致しないこともあげられる。例えば、老後の一人暮らしを扱う本は色々にあるのだが、私が関心あるのは「健康的な毎日をおくる」ことであり「落ち着いた日常を過ごす」ことにあるのだが、そのうえで参考になりそうな本が見つけられない。どうも時代の感覚とずれているようで落ち着かないなあ。結局、文庫版で山田風太郎の推理ものと、城山三郎のエッセイ集を購入。
銀座は大変な人出で大賑わい。不景気なんてまったく感じられないのはどうしたことか。銀座をぶらぶら歩きながら、新しくできたSWATCHのショップで5,700円の時計を購入。そして銀座4丁目のライオンでビールとソーセージ、ピザを食して、満足満足。
私はどうにも「馴染みの店」というのが好まない。馴染み客どうしが大きな顔をしている様子、馴染み客が店の人間とタメ口を叩いている様子を好まない。しかも店は流行っている店でないと気がすまない。しけた閑な店はうまくないという思い込みがある。その条件を満たす店として、最近とみに気にいっているのが銀座のライオン。何しろビールがうまい。そのうえ一人でいくのにピッタリで、女性の一人客も多い。今日は老齢手前の女性が隣の席で、一人ビールとピザをたしなんでいた。私は好きな風景です。
不景気とはいえ、平和な日本の光景がここにあるのが至って不思議に思える。というのが、こうした平和がこのまま黙って続くとは到底思えないからだ。そんなことを漠然と頭にめぐらしながら、ホロ酔いで帰宅。明日は大井埠頭のバイクは欠席。午前中に集中して仕事を済ませ、江戸川沿いのラン+スイムをこなしたい。
スイムについては、「泳ぐ」とはどいうことか、ということが、多少なりともわかってきた感覚がある。これまでは「手をかく」ことで泳いでいた。ボートでオールを漕ぐような感覚だね。これではとにかく疲れる。それが「ローリングしながら這っていく」感覚となった。これは疲れが少ない、ということで、本番の1500メートルに向け、最低限のレベルに達したかと思うが、さてどうだろうか。
といったところで、5月16日のトライアスロンデビューまであと2ヵ月。心配は何よりスイムだが「ウエットスーツを着れば自然と浮くから大丈夫ですよ」といった発言を信じてその日に邁進。だっでどこかで崖から飛び降りなくてはならないんだから。それが6月が9月になっても変わらない、と思って挑戦する。
1500を泳いだことはまだないが、今年の正月にハーフマラソンを走る前にも20キロを走ったことはなかった。いってみよう!
バイクとランはまあ、どうにかこなせるとは思う。いってみよう!
いってみよう 夏の日に向け おだやかに
ペダルこぐ 身体を包む 春の風
今日はデビュー2ヶ月前の日常と心境。
気分としては、穏やか。
それよりも、このところ確定申告と決算の準備でこの一年の売上を見直しているのだが、こちらのほうが心落ち着かず、問題だあ。 -
「伏し浮き」に考えさせられる
金曜日から2泊3日で熊本県宇城市に出張してきた。仕事のほうはかなりの手ごたえと成果があったが、それは別として2日連続でよく呑んだなあ。楽しく呑んだ。ただし、50半ばを過ぎて「呑み疲れ」を自覚するようになり、今回はかなり疲れた。また、出張では飛行機やバスで同じ姿勢を強いられ、ホテルの部屋ではストレッチングもおこたりがち、とうことで、ダルーイ感覚が全身をおおう。
よく出張先にもシューズを携帯し、朝にホテルまわりをジョグといった話を聞くが、私にはできないなあ。どうにも運動不足、アルコール過多、過食となる。
今日(日曜)は帰宅するだけなので、好きな熊本城を散策してから帰ろうかとも思ったが、「日のあるうちに帰宅してトレーニング」の意識がはたらく。身体が要求するといったらちょっとカッコよるぎるかな。呑み疲れで寝坊をし、12時過ぎの飛行機で4時には帰宅。なにはともあれストレッチングで身体をほぐす。とくに足がパンパンになるので、下半身のほぐしを重点的に。いくぶんスッキリして血のめぐりがよくなったところで、スポーツジムに行ってスイムなのだが、これが全然ダメで自分でも驚くほど。約1時間半ほどの時間をかけたが、あまりのダメさに意気消沈。スイムの後に少し走ろうかとシューズも持ってでかけたのだが、まったく意欲が湧かずに帰宅となった。
スイムの何がダメだったのか。以下その自己分析。
ネットであちこち歩いていたら「伏し浮き」という言葉に出会った。
詳細はこちら。http://www.page.sannet.ne.jp/yamato99/tech_fusiuki/fusiuki_index.html
これには考えさせられた。ポイントはストリームラインのつくりかた。簡単に言えば、身体全体を反る形になるストリームラインを旧式とし、「腹がへこんでいる伏し浮き姿勢」を提唱する。
これを見て、平野コーチが「腰を反るのでなくまっすぐにする」姿勢を保つように指導していたことを思い出した。というのは、私としては「まっすぐにする」ということがよく理解できなかったのだ。その理由は「ストリームライン=身体全体をまっすぐに伸ばす=必然的に身体は反る」という思い込みがあり、それと「腰をまっすぐ」は両立しなかった。これは大きな疑問であったが、「伏し浮き」は見事なぐらいにその解答になっていた。
さらに、TIで習った水中姿勢も、私には「伏し浮き」に共通するように思えた。
ということで、いま、自主錬では、腹をへこませるケノビ姿勢での伏し浮き、手を水面から30センチほど下で肩をグッと入れるTI姿勢でできるだけストローク数を少なくするドリルに取組んでいる。
それで、今日は何がダメだったのか。
まず、はじめの半分まではいい感じなのが、後半にガクンとダメになる。足が落ちる、スピード感がなくなる。ブレスが安定しない状態となる。頭が激しく上下する感覚となる。
前半がいいのは、多分ケノビでスタートしてノーブレスで泳ぐから。それが中盤になり、ケノビの勢いがなくなり、ブレスをするようになるといけなくなる。
今日はプルブイを挟んでも同じ状態で、後半は足がおちていく感覚にとらわれ、姿勢がふらつき、ブレスに余裕がなくなる。
この状態をいいほうに考えれば、「足が落ちることに、より意識が働くようになった」のかもしれない。また、これは「伏し浮き」の説明にもあったが、足を浮かすと、姿勢が前のめりになった感覚があり、それにあわせてブレスの感覚も大きく変化する。それがうまくつかめない。ノーブレスで6ストロークほど泳ぎ、1~2回程度のブレスは「いい感じ」なのに、だんだんと崩れて、バタバタとなっていく。ああ、困った。新しい課題だ。
ちなみに、これまで水泳に関するネットはいろいろと歩いてきたが、「伏し浮き」に出会うことはなかった。それがいま出会うということは、課題が出会いを生むということだ。
冬の雨 からだときもち 疲れ果て
呆然と 歩く頬うつ 氷雨かな
どうも元気がない。
こんなときは早く寝ることだ。
今日はノーアルコールで就寝。 -
江戸川沿いをラン。引越した実感を得る
昨日もいい天気だったが、今日も晴天で風も穏やか。絶好のラン日和。
9時30分から1時間、江戸川沿いをラン。片道30分で江戸川の河川敷に出て、戻ってくる。河川敷に出るあたりで、川の眺望が大きく広がるところが醍醐味で、気持ちが晴れやかになる。気に入りました。これでようやくこの地に引っ越した実感を得ることができた。
「よし、大いに走ろう」と意気込んで気がつくのは、いつ走るのかということ。やはり走るのであれば30分ではなく1時間は走りたい。ジョグなのでキロ6分ペースだから、距離は約10キロだね。しかし1時間をどこでとるのか、これは簡単ではない。間違いないのは朝だが、朝は仕事に集中したいしなあ。夜はスイムにあてたいし。気持ちのいいのは朝だよなあ。トレーニングの時間割をどうするのかが課題だな。
ランを終えていったん帰宅し、すぐにジムに行ってスイム。もちろん、TIでのクリニックを確かめるためだ。
クリニック後の初泳ぎは昨日のレッスン。最初のうちはどうもブレスがうまくいかない。顔をあげる側の左手はゆっくり前に伸ばせるが、逆に右手はすぐにかいてしまう。ブレスのたびにタイミングがずれているようで、しっくりこない。なんて思いながらも、昨日はかなり泳ぎこむドリルで、泳いでいるうちになんとなくなじむ方策をみつけてくる。そして、最後はハードペースで25メートルのタイムをコーチが測ってくれ、それが31秒。へえ、驚いた。これまでは25メートルは40秒弱、それが30秒に近くなった。これはクリニックのおかげ!? うれしいけれど、まだ半信半疑だなあ。
それで今日は昨日の成果を改めて確かめるのがテーマ。ともかくゆっくりと、姿勢を確かめることに集中して25メートル1分サイクルで泳いでみる。身体としては、だんだんと慣れてきて、速くなった感覚があるのだが、タイムをみると、相変わらずの40秒弱なんだな、これが。
しかし、それでめげてはいられない。25メートルの間に何回腕をかくか、できるだけ少なくすることをテーマにして、25メートル1分サイクルを繰り返す。どうにも安定しておらず、24から26であった。途中休んで他の人の回数を数えてみる。すると「見るからなかなかうまい」おばさんがやはり26程度。「見るからうまくない」がずっとロングを泳いでいるおじさんは35回程度。しかし私の速度はおじさんに近いのだ。うーん、不本意だなあ。
しかししかし、それでめげてはいられない。ブレスが慣れていないので、できるだけノンブレスで泳いでみる。それで自分なりに思ったのは、やはり腕の動きで、これまでは「腕を思い切り伸ばして着水~腕をかく」であったのが「うでを突っ込むように着水~思いきり肩を入れる」となった。このとき「腕をかく」意識はほとんどない。ともかくズボッと思い切り腕を突っ込んで肩を入れることに集中していくと、適度に左右にローリングして、スムーズに前を進む感覚が得られるようになった。でもなお、タイムが思ったようにつまらない。
しかししかししかし、それでめげてはいられない。目先を変えて、50メートルをゆっくりと泳ぐ。かなりラクな感じを得た。これは収穫としよう。それで50メートルを4本。
最後にプルブイを挟んで、できるだけノンブレスで泳いでみる。腕を突っ込むばかりか、イメージとしては腕と同時に頭も含めて水に飛び込んでいく感覚かな。25メートルのタイムは約30秒に縮まった。ということは、やはりまだ足が落ちているということか、と思いながら、1時間を越えて相当に疲れたので今日のスイムはここで終わり。
「泳ぎが劇的にかわった」「劇的な成果を得た」わけではないが、何らかの手ごたえは得たようだ。また、その手ごたえというのは、これまで教えられたものとまったく違うのではなく、入口のメソッドは確かにちがうのだが、泳いでいるうちに、同じようにも思えてきた。ただし、このあたりはまだ分からない。いずれにしろ、このクリニックを活用してみようと思う。
今後の予定。
・1週間ほど自分で続けてみる(フォームを中心)
・改めてクリニックにでかけ、また1週間ほどフォーム中心に自分でチェック
・今度は同じクリニックのトライアスロンメニューを受ける
・長距離スイムを重点に、なんとか4月末までに1500メートルに近づく
ひとつづつ 考え歩む 春の日へ
ゆるやかに 水を感じて 前を向く
スイムの後にジムでバイクをテレビを観ながら10キロ。
男子スケート1500メートルはすごい熱戦だった。
まったく別世界だが、よし、俺も頑張ろう! なんて思ってしまうのが、我ながら、笑ってしまう。 -
自分の泳ぎをビデオでみるクリニックに「かなり、驚いた」。
今日はTIスイムサロン船堀 http://tisalon.jp/ スイム・クリニック(50分、料金税込6,300円)に行ってきた。いやあ、かなり、驚いた。
場所は都営新宿線船堀駅からすぐ。小さいビルで、2回には栄光ゼミナールという塾が入っていた。そう、スポーツジムというより、下町の駅前によくある塾の1階のおもむき。
ご対応いただいたのは、株式会社トータル・イマージョン シニア・コーチの中村さん。「岩崎さんですね。よろしく」とフレンドリーに迎えてくれる。
まず、簡単な質疑応答がり、いまの自分が何を求めているのかを説明。私の場合は6月のトライアスロン出場であり、スイムの技術としては「足が落ちる」状態を抜け出したい、50メートルを1分で泳ぐようになりたいということ。
すぐに着替えて、流水プールへ。流水プールは2台設置されていた。
プールに入り、泳いで見る。すると、浅いこともあって、すぐに足がついてしまう。数回やるが、いずれも足がついてしまう。「何かうまくいかないなあ」という感触。
そこで第一のアドバイス。手を水面から30センチほど沈めた位置におく。これまではストリーム姿勢で、両腕で頭を挟み、手の位置は水面にあった。その手を沈め、目の位置は真下を見ると、何と足が浮く。これはちょっと驚き。
次に、片腕づつのかき。肩をグイッと伸ばす。「もっと伸ばしてください」ということで、思い切り肩を入れる。その際、身体が少し傾く。泳ぎを止め、立った姿勢で、傾いた身体の感覚を確認して、再び泳ぐ。手は30センチの水面下。
これで基本的な姿勢を体得。
今度はキック。これも驚いた。これまで膝を曲げないことのみ考えてきたが、少し膝をまげて、キックするように伸ばす。プールに立ち、左右をつま先立つ感覚を確認する。つま先立ち、左右の膝を交互に曲げてパンと伸ばす。そして泳ぎながらキックを試す。両手はまっすぐ水面下30センチ。
この段階で、身体がラクに水に浮いている、足が落ちていない感覚を得ることができた。
次は5回キックのタイミングで、左右の腕を順にかく。その際、かいた手の平を腿につける。これが動作の基本。かいた手をエイッと後ろにかき出すのではなく、手のひらを腿につける。
それから手をかくタイミング。キャッチアップクロールのように、次の手が前にきたタイミングでかく。ただし、キャッチアップのように両手を揃えるのではなく、手が前にきたタイミングでかき出すスムーズな回転の感覚をつかむ。
これらのステップごとに、映像を見てアドバイスをいただき、泳ぎ~映像~アドバイス~泳ぎ~映像を繰り返す。
最後に、この感覚で泳いでみて、その映像と、最初に泳いだ映像とを見比べると、当然ながら、明らかに違う。
(なお、以上はあくまで私の記憶で、正しいものであるかは保証の限りでない。というより、ご関心のあるかたはクリニックを受けてください)
感想としては、「かなり、驚いた」。
驚いたのは「なるほど、身体がラクで、足が沈まない」ということ。窮屈な感覚、力を入れる感覚が少なく、浮いている感覚を得ることができた。
さてさて、これで普通に泳いだらどうなるか、明日はTTAのレッスンなので、そこで確かめたものをまた報告したい。
今日は、「かなり、驚いた」ということを、とりあえず報告。それは行ってよかったということだ。
寒空に 小部屋に入り 泳ぐなり
春に向け 新たにためす 驚きや
いやあ、かなり、驚いた。
スイム・クリニック、お勧めします。 -
2月16日 50歳代 最後の誕生日
陽が射さず、寒く、暗い日が続いている。今朝は昨夜からの雪が降っている。昨日から喉の炎症が始まり、注意して早く床についたが、目覚めたのは8時10分。市川市に粗大ゴミ回収の予約をしており、処分する机を8時までに指定の場所に出さなくてはならない。大慌てで着替えて持ち出した。気がつくと、今日は鼻水も出る。こりゃ風邪だなあ。
風邪といえば、Uさんの話では、TTA渋谷同期生水泳仲間のKさんも風邪で2回レッスンを休んだと言っていた。Kさん風邪はもうOKですよね。
今日は17時からの打合せまで、家での作業としよう。ちょうど明日までの企画書をまとめなくてはならない。そのウォームアップでブログに向かう。
一昨日の16日は私の59歳の誕生日。50代最後の誕生日。母によると、私の誕生日である昭和26年2月16日は大雪であったという。いまネットで調べてみると「東京で観測史上(1946年以来)一番の最新積雪は33センチ。1951年(昭和26年)の2月15日のことでした」とある。初めて知った。しんしんと降り積もる大雪、刻々と変わる町並みの光景、音が雪にかき消されていく静寂のなか、母は陣痛を迎えて私を生んだのだ。劇的な印象がある。ふと気が向いてついでに調べると高倉健、金正日が同じ誕生日、といっても何の感慨もないが。
今年の誕生日は、トライアスロンのトレーニングを始めてからの初の誕生日。おおげさに言えば、(まだレースに出ていないが)トライアスリートとしての初の誕生日。大雪の誕生日に次ぐ、寒空の第二の誕生日として記憶しておこう。
いま気がつけば、多少の寒気もある。心配だなあ。心配というのは、明日の17時に、スイムのクリニックを予約しているからだ。
(TIスイムサロン船堀 http://tisalon.jp/ スイム・クリニック(50分、料金税込6,300円)。水泳上達の最初の一歩は、まず自分の泳ぎを知ること。トータル・イマージョンの経験豊富なコーチが、あなたの泳ぎを徹底的に分析してカイゼンのための方法を提案します。)
泳ぐ姿をビデオで撮り、それを見ながらアドバイスをいただけるとのことで、前から気になっていたが、場所が船堀と、引越しで自宅に近くなったこともあり、予約を申し込んだ。この報告はまたの機会に。風邪でも絶対に行くと覚悟を固める。
トライアスロンのレッスンを受けるようになり、スイムについても、様々な理論があることを知ることになった。始めた当初はいくつかの入門書やネット、DVDなどをあさってみたが、いまはあまりそうしたことは行わない。ともかくいまお世話になっているコーチ(岩田コーチ、平野コーチ)に素直に習うことを第一に考えている。身体は動かなくとも、「素直に習うこと」なら私にもできることなのだ。「素直に習う能力」、即ち吸収する力を最大化しようと思ってレッスンに向かっている。今回のクリニックは、これまでのコーチの助言を我が目で確かめることになるだろう。「素直に習う能力」を更に向上すべく、ちょっと期待をしている。
新天地 江戸川川面 雪が舞う
雪のなか 生誕の時 探し出す
早く暖かくなってほしい。
陽射しを受けた江戸川沿いを気持ちよく走りたい。
風邪が早くなおるように。 -
私もアスリート? オリンピック応援の心境変化。
オリンピックが大好きだ。お金と時間があれば、4年ごとに(冬季を含めれば2年ごとになるか)オリンピックの追いかけをしたいと思っている。何が好きかといえば、やはり、世界最高の能力を備えたアスリートたちが究極の目標としている舞台だからだ。そのパフォーマンスを見るのはそれだけで、ただただ「ありがたい」という気持ちで、同じ人間として理屈なく陶酔する。種目として一番好きなのはなんといっても100メートル。まさに最高中の最高の人間があつまった舞台であり、こちらは純粋に観客として楽しんできた。肉体の芸術だ。
そこで、今回の冬季オリンピック。私の関心はなんといっても村上愛子であった。金とまでは言わなくとも、村上愛子にメダルをとらせたかった。今日は朝からハラハラドキドキで、見ていられないほどに撞着し、レースが終わったあとは呆然として心落ち着かず、スポーツジムにトレーニングに出かけて自分を取り戻したほどだった。
こんなふうにスポーツを見たのは始めての経験だ。私はモーグルという競技にとりわけ関心があるわけではない。村上愛子のレースを追いかけてみてきたわけでもない。彼女のパフォーマンスに陶酔したこともない。つまり、村上愛子というモーグル選手のフアンではない。ただ、アスリートとしての彼女のもつ前向きな明るさ、心和ます爽快感に心ひかれ、テレビで伝えられる12年の努力の軌跡を目にすると、応援せずにいられなくなる。
そうした心理は、彼女の多くのフアンにもあるものとは思うが、私の場合、誠に恥ずかしながら、自分としては、アスリートとしての共感があるように思えている。その共感というのは、「修練」への共感とでもいおうか。自分もささやかながら、トライアスロンという修練に向かうなか、オリンピック選手への、一流のアスリートへの、人間としての尊敬の念といったものが芽生えてきた。
あそこに行くまでにどのような努力を積み重ねてきたのか。しかもその努力の積み重ねが一瞬にして崩れてしまうこともある。特にモーグルなんて競技はアクシデントの要素が極めて大きい。それを前提に向かっていく人々の勇気に心うたれる。
こうした心境は、年寄りの趣味とはいえ、トライアスロンを始めて初めて知ったことだ。
始めてみることで知ることは実に多い。というよりも、私たちは始めてみることでしか、何事かを知る方法はないのかもしれない。こうした考えも、いま、こうして書くことを始めてみることで知ったことなのだ。
踊るよう 滑り降りるや 美しき
息をつめ 雪のカナダに 思い込め
私のバンクバーオリンピックはもう終わったような思いでいる。 -
2010年2月11日木曜、ライアスロンライフのスケッチ
9時半にTIPNESSへ。5分ほど早く着いたが、もう先に2名。ついで続々と集まってくるが、一様に、男も女も高齢者。私より10歳は年長、70歳ぐらいかな、という印象。
私が以前大森でスポーツクラブに通っていたのは、20年ほど前。その時は中年女性(主婦?)の姿が目立ったが、いまは高齢者なんだなあ。いまの日本の現実に直面した印象。
プールに行くと、ここは女性ばかりで3名。年齢は見た目やはり70歳ぐらいか。この方々が、まあ、よく泳ぐんだ。静かに、ゆったりと泳いでいく。多分30分はそのままに泳ぎ続ける。凄いよね。こちらも負けてはならじと泳ぐが、はじめは200で、次いで100メートルで足をついてしまう。仕方なく、100メートルを1セットにして、30秒の休みをとって6本。そのあと、50メートルでやはり5~6本。
女性の方々は、それぞれの泳ぎをすますと、それぞれにサッとプールをあがっていく。お互いに会話をかわすわけでもない。そのベタベタしない様子が潔くていい感じなんだよね。きっと毎日来ているんだろうなあ。朝の1000メートル水泳が生活になじんでいるんだろうなあ。なんて思いつつ、どうも200で足をつく自分が歯がゆいが、これも現実なのでいたしかたない。きっと彼女たちもやってきたように、日々積み重ねていく以外に方策はない。
プールで1時間の後はマシンルームに行き、バイクに挑戦。ケイダンス100~110レベルで20キロ。約40分。次にランニングマシンで、時速10キロレベルで20分、3キロを越える程度。昔と比べると、テレビがついているなど、マシンも違うんだよね。
ということで、TIPNESSの会員初体験で、十分に堪能した。あと、このスポーツクラブでいいなあと思うのは風呂の設備。私の友人で、いつもスポーツクラブで風呂をすませているので、自宅で風呂に入るのは年に数回というのがいるけど、ここでも、シャンプーなどお風呂セットを持ち歩いている人をロッカーで見かけた。でも私としては、スポーツクラブでお風呂セットというのはどうにも似つかわしくなく、そのうえその人が立派な胸毛でぽっちゃりタイプということで、そのアンバランス加減に思わず笑ってしまった。
第1回のスポーツクラブ体験は満足、満足。以前にスポーツクラブに通っていたときは、特定の目標はなく、なんとはなしの減量、健康管理であったが、今回はトライアスロンがある。満足というのも、「ここならキチンとトレーニングができそう」という実践的な評価となる。
この日は、夜の7時にUさん夫妻と日比谷で待ち合わせ、ドイツ風のビアホールで食事。Uさん夫妻はTTA渋谷校でご一緒させていただいたご縁。特に奥様はスイムの4コースでともに朝錬をこなしてきた仲間。私が南行徳に移ることをキッカケにお食事の機会をもった次第。
楽しいお話で、お二人とも聞き上手なので、ついしゃべり過ぎ、呑み過ぎとなってしまったが、屈託なく食事、お酒、おしゃべりを楽しめたことが嬉しい。Uさん夫妻はご主人が36歳、奥様は30歳とか。幸せそうな若いカップルを見るというのはいいもんだね。素直にそう思う。
Uさん、これからもよろしくお願いします。また一緒に皇居ランをしましょう。
以上、11日木曜(祝日)の私のトライアスロンライフのスケッチ。
こうした休日を過ごせるというのは、いいもんだ。そう思う。
トライアスロンをやってなければ、多分、午前中に散歩、昼に八重洲ブックセンターへ、それから有楽町に向かい、映画とガード下でホッピーというところか。それも別に悪くはないが、どうにも張りのない休日なんだよね、これでは。
いざ行かん 鍛えてみるか 冬の日に
みぞれ降る ほてった頬に 口笛が
要するに、過酷であると、張りが出てくるんだよ。