これまでのブログを見返すと、どうも最近、いい気になっている。よくないね。
多少のことを覚えたくらいで、もう、「人に遅れるのがしゃくに触る」という。
あるいは例えば今日の水泳。この3日間の休みで何とか自信を得たかに思えたが、今日の練習ではまったくのNG。すぐに息があがって、これまで何を分かった面をしてたか分からない。
いけない、いけない。
第一に大切なのは自分との対話。うまくできたかどうかの基準は、人より遅れないことではなく、いくら遅れても、下手でも満足できるような「自然な心地よさ」「自己満足」。だってこっちは70まではいくつもりなんだから。そこで競っても、スパートをかけても、仕方ない。そこに人と競う勝負の土俵はないものさ。
60歳からの暮らしのリズムをつくることが大切。単純に人に勝ちたいなら、58にもなってこんな負け勝負をしたりはしない。改めて肝に銘じます。
実はあたしは「勝ち負け」の世界が大嫌いで、だから運動会も大嫌い。それで勝ったか負けたか誰もわからない、勝負の土俵も見分けがつかないような世界で仕事をしてきたのに、それが、いまこうして「遅れる」ことに拘るのはなぜだろう。
あるいは、そこまで分かっていても「負ければ悔しい」は人間の業でもあるし、振り返ってみれば、あたしにも業があるんだねえ。改めて思い知りました。
ということで、2ヶ月を過ぎての心境、自戒は「ゆっくりマイペース」「楽しむ価値観」。
次に生活管理だが、私はこれまで、午前中は自宅でデスクワーク、午後に会社あるいは打ち合わせを基本にしていたが、朝6時のスイムの練習を終え、自宅に帰ると、気がつけばウトウト。あるいは帰宅後に部屋を掃除し、洗濯をし、アイロンをかけ、ゴミを捨て、なんてしていると、下手すればそれで1日が終わってしまう。
そこで、早朝トレーニングを終えたらすぐに会社に行くことにした。これは私の特殊な個人的状況だが、これを敷衍すれば、サラリーマンでもいけるということかも知れない。
以上、2ヶ月で肝に命じるのは「マイペース」と「時間管理」。簡単にいうとそうなるが、おそらくトライアスロンを始めた人の多くはこの課題に直面するかと思う。この課題は、あまりに当たり前であり、だからこそ「本質」である。それぞれに真摯に向きあう課題と思う。
また、「自己管理がポイント」という点から考えれば、「自己管理」が比較的しやすい、定年退職者向けのスポーツかと思うが、どうだろう。
60歳より2歳若いあたしとしては「競わない」ことで60歳定年後のスポーツとしての魅力を発見してそれを広く伝えたいと思っている。それだからこそ、改めて「人とは競わない」「自然に気持ちよく」を実践したいと思っている。
名月や 振り向いてみる おのれのかな
秋となり 遠い月日が 声かける
結局、これまで自分はどのようにして、何を価値観として生きてきたのか、そしてこれからの「老後」はどうするつもりかに思いを致す。
今日のブログは、私の下手な心情吐露となって、お恥ずかしい次第。
そうそう、このブログのアクセスが1,000を越えました。皆様ありがとうございます。多くのブログは身辺雑事を軽いタッチの短い文章と写真で綴るものであるのに対し、当ブログは基本的に「60歳前後でトライアスロンを目指す方、及びその指導にあたる方」をターゲットにした「レポート」で、トレーニング内容と合わせて心境を伝えることえを狙いとしている。写真はなく、文字量も多く「ハード」な体裁だが、書く身としては、より多くの方々に読んでいただくことを願っている。皆さん、お付き合いいただき、本当にありがとうございます。
少なくとも、最初の大会出場報告までは、書いていきますので、よろしく。
カテゴリー: トライアスロン
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2ヶ月目で、いい気になってはいけない。それとアクセス数が1,000を突破
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始めて2ヶ月 経過のクロニクル
7月22日に水泳のレッスンを始めて今日で2ヶ月が経過。この3日間の状態を記録する。
ラン 19日土曜日は南行徳でスイム+ランのレッスン。スイムは実戦的トレーニングでとてもついていけなかったので、ここでは報告をパス。ランはインターバルトレーニング。上級は1キロ4分30秒、次は5分、その次は1キロ5分30秒のペースで走る。私はもちろん5分30秒組。1周560メートルのコースで、500メートルを2分15秒ペースで走り、60メートルは流し、またペースをあげる繰り返しで3キロを走る。7月末の記録は8キロをちょうど1時間。10キロは1時間20分かかった。それが約1ケ月で1キロ7分ペース。今回走る前は1キロ5分30秒ペースはとても無理と思ったが、なんとか走れた。このレッスンは目標のペースを身体で覚えることが狙い。なるほど5分30秒ペースとはどういうものか、感覚をつかむことができた。まあ、インターバルだから走れたので、これが通しではそうはいかないが、でも、「やっていけばやれる」ように思えた。自己練習で挑戦してみよう。
バイク 20日日曜日は大井埠頭でアスロニアの方々と40キロを走ったのだが、大きく遅れをとってしまった。どうも坂で、登りも下りも、大きく離されてしまう。これはしゃくだね。なんて、まったくの初心者のくせに早くも競争心が生まれるとは自分でも驚きだが、正直、何とかしたい。40キロの距離は把握でるようになったが、これからは中身、スピードなのかな。しかし、気に掛かるのは、いまだバイクの魅力がわからない。始めたおかげで、ママチャリで、のんびりあちこちと出かける楽しさには目覚めたが、股を痛め、必死になってペダルを回すことの面白さがまだわからない。ちょっと余裕をもって気長にいくか。
スイム 21日月曜は近所の学校のプール開放で、11:30~12:45までの自己トレーニング。今日は25メートル往復の休みなし50メートルに挑戦。4本こなせた。初体験。これは嬉しいね。確かに一つステップを上がったように思える。息継ぎのコツももう少しでいけるような気がする。
2ヶ月のトレーニングでわかったことは、ランもバイクもスイムも、「前に進もう、先に行こう」という気持ちがとても大切だということ。この気持ちは「ゆっくりペースで行こう」というときも同様。この気持ちこそがキッチリした姿勢を作り、身体を動かすことの楽しみ、魅力を生み出のだと思う。「なるほどねえ」と一人納得。
そして、オリンピック仕様のレースを、現実的な目標として捉えられるようになった。これはその目標に向けてのトレーニングプログラムを自分でもイメージできるようになったということ。「来年5月の天草大会までには何とかしよう」。
息をつき 寒さにむけて 前に出る
秋澄むや シャワーの後の 頬に風
こうなると、白戸さんも岩田コーチも「一つの節目」と言っていた3ヶ月でどうなるかが、楽しみになった。 -
昨日は飲み会、にもかかわらず、今朝のプールはちょっと手ごたえ
昨日は6時から飲み会。今朝のプールがあるので「軽めに」と自戒し、ビールから始めてワインに移ったが、このワインがかなりうまく、話も弾んで、結局グラスを重ねてしまった。莫迦だねえ。そのうえ、久々にもらいタバコまでしてしまい、千鳥足での帰宅が9時半ぐらいだったか。
メールもチェックせず10時半には寝てしまったので、今朝は酒が抜けているだろうと思っていたが、これがけっこう残っていたんだなあ。起き抜けにゲップを連発。行こうかやめようかと煩悶。「この体調で泳いで、いったいどうなるのかを確かめるのもいいだろう」と思いを決めて出かけたら、平野コーチが「今日は泳ぎますよ。最後は20メートル10往復です」。えええええ!!!!。
でも不思議なことに、自分としては、いい感じで泳げたんだよね。ポイントはやはりブレスだが、ブレスそのものを意識する以前に、身体を水平に保ち、キックで揚力をつけること、つまり姿勢の保持に意識を向けたことが功を奏したようだ。また、手のかきもエイっと遠くの水をかき込むイメージをもつことで、リズムを掴むことができた。これらがあって、結果として、まだ息は苦しいものの、前よりも楽に泳ぐことができたと思う。ちょっとした手ごたえを得たように思う。体調が万全でないので慎重にいったのもかえってよかったのかもしれない。
でも、やはりプールの前の日の酒は控えないといけないね。せっかく早く起きて行くのだから、きちんとした体調でなくてはもったいない。そう考えるということは、「酒よりもプール」へと意識が傾いているということ。ライフスタイルがアスリートになってきているということ。結構じゃないですか。
土曜日の南行徳でのレッスンも楽しみしている自分がいる。これも驚きだね。
朝まだき ペダルを踏んで 秋の風
Tシャツに 長袖はおる 秋の朝
7月22日、夏の盛りに始めたトレーニングも、秋の訪れを知り、暮らしになじんできたようだ。
仕事も、トレーニングも、飲み会も、丁寧に日一日をおくっていきたい。 -
1日に3種目、記念すべきトライアスロンデイ
7月22日にトレーニングを始めて以来、今日は初めて3種目のトレーニングをこなした。これは記念すべき日だ。ランとスイム、バイクとスイム、バイクとランという日は少なくないが、バイク+ラン+スイムのトレーニングを1日のなかでこなしたのは今日が初めて。
まずは大井埠頭でバイクの40キロ。信号待ちで立ちごけをして膝を擦り剥いてしまった。ああ。引き続きランを約20分。私の場合1キロ約7~8分だから3キロぐらいかしら。家に戻り、用事をすませて、近所のプールで5時半から1時間のスイム。
トライアスロンなのだから、これまでも3種目を1日でこなすトレーニングをしたかったが、疲れ果てて、あるいは余裕もなく、叶わなかったのが現実。今日、それができたということは、いくばくかの余裕ができたということだろう。トライアスロンが少しは暮らしに馴染んできたということだろう。感慨深い。
今日のトレーニングの感想。
バイクは、今日は時速に目を向けた。なかなか30キロに届かず、27~28キロ程度。回転数を100として頑張ると30キロがでるが、息が続かない。でも、40キロをこなせたので満足。アスロニアの鈴木さんに伴走いただき、上達を褒められた。「足が回っているし、ギアも使えるようになった」。鈴木さん、ありがとう。励みになります。
ランは、バイクの後の走り出しは、足がフアフアとしてなんとも走りづらいが、1キロ・7分を過ぎるあたりでいつもの感覚を取り戻すことができた。皆さんは1キロ5分から6分ペース。私はあくまで7分ペース。それ以上早くは走れない。でもそれでいまのところは結構。まずは1キロ6分、10キロ1時間を目指そう。これは走りこみを重ねればいけそうな手ごたえはある。ランは感想にも余裕があるね。
スイムは、相変わらず。ああでもない、こうでもない、これでどうだ、いや何かおかしい、となる。キャッチアップを意識すると、リズムがつかめない。泳いでる感覚がつかめない。顔をあげないでキャッチアップをすると結構スムーズだが、息が続かない。要はスムーズに泳ぐ感覚がわからないんだね。キャッチアップにこだわり過ぎるのがよくなくいのかもしれないが、もう少しキャッチアップに取組んでみたいと思っている。昨日の海練の「いい感じ」を確かめたくてプールに行ったのだが、結果は残念。空振りでしたわ。
目標は天草大会
実は私の電通の友人がこの9月から天草地方の市(市の名前を忘れてしまった)に出向となる。地域ブランディングと地域PRがミッションで、私も「手伝ってよ」と声をかけていただいている。今年のうちに何回か行く可能性もありそうだ。であれば、来年の天草大会を目標にしたいと思う。ご縁だもの。大会開催は5月。間に合うのかよ、いったい。ホームページをみたら、トライアスロンスプリントディスタンス25.75km (S:0.75Km、B:20Km、R:5Km) もある。よし、これを目標としよう、と心に決める。
今日の状態を振り返れば、これまで再三言っているように、スイムだね。遅々として進まないので苛立ちますわ。あきらめずに持続、持続!
ようやくに 励む手ごたえ 秋の空
秋の宵 迷いに迷う 水のなか
昨日の海練、今日の3種目トレーニング。ひとつの区切りとなったこの週末であった。あと10日でトレーニングを始めて2ヶ月となる。 -
初の海練!! 楽しかったあ 海はいいなあ
今日は海練に参加しました。もちろん私は初の参加です。場所は内房総でサンセットブリーズ・保田(http://sunsetbreeze-hota.com/ 千葉県安房郡鋸南町大六1032)の横の”きすヶ浦海岸”。入江になっており、比較的遠浅で、波は少なく穏やかな表情の海岸だ。家からはクルマでアクアラインを使って約1時間30分であった。
参加メンバーは約15名。基本的に南行徳のトレーニングプログラムだが、渋谷からも5名が参加。もう海水浴を楽しむ人もなく、TTAの独占状態。まるでプライベートビーチの感覚だ。
「目立つキャップにしてください」ということで昨日は鮮やかな緑のキャップとスイミングシャツを購入してトレーニングに臨んだ。
天候はあいにくの曇り時々雨。水温はさほど苦にならない程度であったが、上にあがっている間は寒くてガタガタ震えていた。
以下はプログラムの概略
・準備体操から、海岸を裸足でジョギング。私はいちばん最後についていき、早くも1周遅れ。
・水泳のレベルで3つの班に分ける。私は4班にしてほしいところだが、3班に参加。
・ウォーミングアップ。3班は海辺から泳ぎ出して、足の立つところで往復。気持ちいい。。。
・足抜きのレッスン。足抜きとは岸辺で水の抵抗を避けて走る方法。スタート時に使う。見よう見真似でやってみるが、我ながら腰がひけて、いただけない。
・コーチ3人がブイとなって、ブイを回る持続トレーニング。1班、2班は3周、3班は2周であるが、私は1周もまるでかなわず、早々に脱落して岸に戻る。やっぱ、足がたたないと怖いんだよね。怖気づけました。
・ブイを回るターン。3つの方法に挑戦。見本を見せる岩田コーチのうまいこと。これはなんとなく様子をつかめたかな。
・最後は3つのグループに分かれての競争。沖に浮かぶコーチをブイにして往復する。長距離往復と短距離往復に分かれて、私はもちろん短距離。結果、私のいたグループがトップとなり、私としては「足を引っ張らなくでよかった」。ホッとする。これが最後のプログラム。
・シャワーを浴び、お風呂に入り、近くのお食事拠「ばんや」(http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htm)に集まって昼食。私は5品の刺身盛合せ定食で1,520円。
初めての参加の感想は「楽しかった!!!」。そのひとこととなる。
その第一の理由は、やはり「海」であるからだ。まさに「海」の魔力だ。
最後に海に入ったのは、子どもを連れて行った海水浴。多分これも20年も昔のことと思う。以来、毎年心のどこかで、年に1回は海水浴に行きたいと思ってきた。波を受け、海に浮かび、海水を口に含む。年に1回はそれをしたいと思ってきたが、毎年見送ってきた。それが今日かなった。それが第一にうれしい。
静かであるが、打ち寄せる波の躍動に身をさらすと、全身の細胞が波に洗われ目を覚まし、沸き立つような興奮が、身体の芯から両手両足へと広がっていく。伸ばす手でつかむ海水は粘り気をおび、身体にまつわりついてくるようだ。「そうだ、この感覚だ、これがしたかったんだ」。気分は海水浴!!!。
レッスンの面からすれば、浮力の要因もあるのだろう、今日は波が少ないこともあってか、はるかに泳ぎやすかった。特に足が浮く感じがして、プールではいつも気になっている足が沈む感覚を忘れることができた。手のかきもプールではできないこと、難しいことが、自然とできるように思えた。ただしこの感想は、海の魔力にあおられ、やや興奮し過ぎたためかも知れない。
足の立たない怖さはやはり強い。これについては「疲れたら余裕をもって休む」ことができるかどうかではないか。落ち着いて休むことに自信があれば、怖さは薄れるだろう。だが今の私では、息が切れて疲れてくると、足が立たないことでパニックとなる。例えば、泳ぐ距離は関係なく、15分間足をつかない状態で海に浮かぶことができること、これが重要ではないか。
次回の海が楽しみだ。次回はもっと落ち着いて、ゆっくりと海に浮かぶ感覚を確かめよう。
もう一つの「楽しかった!」は、参加メンバーの方々と交流が図れたこと。レッスンの間もそうであるが、共に風呂に入り、最後に共に食事を楽しみ、歓談の時をもつことができた。大方の皆さんは30歳ぐらいかしら。私は初心者なので、「大変」だが、皆さんの話を聞いていると、皆さんもそれぞれに「大変」なんだね。その共感が基本にあるから、会話に気遣いがある。思いやりが効いている。あたしにはそう思えるな。皆さんと気持ちよくお話しすることができて、感謝です。
海をふくむ 口に広がる いのちかな
波をうけ 地球の鼓動に 包まれる
R60の皆さん! トライアスロンはなかなかいいですぞ。 -
メタボ予備軍! 貧血気味 肝炎ウィルス陽性
昨日、8月25日の人間ドックの結果が届く。
アドバイスは。。。。
・腹囲が85㎝未満でしたが、今回の内臓脂肪面積が100平方㎝以上あり、生活習慣病を認めます。メタボリックシンドロームの予備群の可能性が疑われます。
・軽症高血圧です。
・軽度の貧血を認めます。経過を追ってください。
・肝炎ウィルス(C型)が陽性です。
今回の私の内臓脂肪面積は101.04平方㎝。1.04平方㎝オーバー。うーん残念。しかし25日以降も身体は絞れている感じなので、いまは100を割っているかと思えるが、やはり、トライアスロンを始める前は、立派なメタボであったのかと感慨深い。以前はメタボ対策で「1日1時間のウォーキング」に励んではいたが、私の場合、あまり効果はなかったなあ。必ず毎日歩けるわけではないし、呑みが多いしね。それでトライアスロンのトレーニングを始めたわけだが、やっぱこのレベルに取組まないと、身体はつくれないことを実感。60歳以降の身体の土台をつくりたいと思って始めたわけだが、正解であったと思う。
それとトライアスロンを始めたことで「ダイエット」へのストレスはまったくなくなった。以前であれば、「食べてはいけない」がいつも頭にあったものの、いまはほぼサッパリとなくなった。だからといってバカバカ食べているわけではない。心身とも結構ストイックになって、食自体が細くなっているようでもある。
ちなみに昨日の食事はこんなもの。
朝 牛乳コップ2杯、バナナ1本、ゴマスティック数本
昼 野菜いっぱいそば(中華外食)
夜 自宅でレトルトカレー、冷蔵庫に残った豚とキャベツのシャブシャブ
アルコールはなし
食生活で大きく変わったのは朝食。以前は、味噌汁、焼魚、ご飯1膳といったものが、朝6時からのスイムの前はバナナ1本となり、これが新しい習慣になった。変わってないのは起き抜けの牛乳(低脂肪乳)2杯。この牛乳だけは旅行に行っても海外でも変わらない習慣だが、今回は2杯は飲み過ぎとの注意があった。でも、起き抜けはのどが渇いているし、おいしいから、すぐ2杯ぐらいは飲んじゃう。どうしよう。これからは何を飲もうかしら。
昼食は以前はサンドイッチぐらいにしていたが、いまは主に中華そば。野菜をとりたいので、中華の五目野菜そばが都合がいいんだよね。
夜は以前は、家では肉野菜炒めにご飯1膳程度か、あるいは外で呑みであったが、いまは家ではトースト1枚にハム、ポテトサラダ、野菜ジュースという、なんだか朝食メニューのような状態。この程度がちょうど気持ちがいい。
あと、最近は外で呑む量も減っているように思う。ひどかったのは3年ほど前で、しばしば記憶をなくし、同席の女性にからみ、電車を乗り過ごしていたものなあ。確実に歳をとっているのに呑みのペースは相変わらずなんだから、これはやるたびに悔恨の情で皆さんごめんなさい。結構なストレスだったが、こちらもサッパリなくなった。ひとつひとつ余分なものをおろしていく。
以上、別にトライアスロンに限らず、「適度な運動」ではなく「けっこうハードなスポーツ」に取組むことで、生活は確実に改善されていくことを身をもってかみしめている。皆さん、お勧めですよ。
それにしても「あなたはメタボ」と言われるのはイヤだなあ。落ち込んだ。メタボのみんなはどう思っているのだろうか。
メタボはわかった。高血圧もメタボとのからみで理解できる。しかし、貧血とは何だ。貧血というと女性に多い、か弱いイメージがあるが、メタボで貧血って、どうも釈然としないなあ。貧血には鉄分で例えばレバーだが、これは私の好物。でも血圧やメタボを考えて控えていたが、ようし、もっと喰ってみようか。
肝炎ウィルスはまったく考えていなかった。「一度も精査したことがなければ消化器内科を受診してください」との指示がある。行ってみなくてはなるまい。いろいろあるなあ。
食の秋 新たな身体で 挑むかな
ひとつづつ 荷物をおろし 秋うらら
この土曜日は初の海練!!!
最後に海水に身を浸したのは何年前か。いつかしら。
怖さ8割、楽しみ2割。期待しています。 -
今日は ちょっとした 手ごたえ
今日は南行徳のTIPNESS。まず江戸川沿いに出てのラン。皆さんは1キロ5分のスピードで5キロ。私のみ1キロ7分のスピードで4キロ。平野コーチに伴走いただき、27分40秒。私の場合、1キロ8分のスピードであればジョギングの感覚で走れるが、7分となるとかなりネジを回さなくてはならない。1キロ5分からすると相当なスローペースだが、自分としては満足、満足の結果。それと平野コーチが私のランの状態を把握するのにいい機会だったのではないかしら。
1キロの道のりをジョギングで戻ってスイム。本日は15分間泳!!。15分のタイムでどれだけ泳げるかを計測する。初の体験で緊張。途中で何回も立ち、歩きもして、375メートルという結果でした。いやあ、結果というより、そもそもスタートラインにたっていないわな、これじゃ。でも、まず75メートルは連続して泳げた。これまでは25メートルでいっぱいいっぱいだったのだからこれは嬉しい。少しはブレスができてきたような感じ。また、疲れてアップアップで泳いでみることで、少しは力の抜けたフォームの感覚を得たことも大きい。先の見えないトンネルにかすかな一条の光、といったところか。
という具合にランも、スイムも私なりに「何かを得た」レッスンだったが、ポイントはそのあと。クルマで家に戻り、これまでであったら疲れ果ててソファーにごろり、しばし動けず、の状態だったのに、今日は違うんだ。
家に帰ってすぐに洗濯機をまわし、洗濯物をとりこみ、畳んで箪笥にしまい、ゴミをマンションのゴミ置き場にもっていき、クルマからバイクを出して部屋に入れ、洗濯物を干し、そして、いま豆乳を飲みながらこれを書いている。帰宅後約1時間は動いていた。今日のトレーニングはこれまででも一番といえるほどにハードだったのに、どうしたことか。すこしは身体ができてきたかなあ。これから駅前に出て食事と買い物をすまそう。ハイターがなくなった。
今日は、ちょっとした手ごたえで、心が明るくなった。
薄皮を また一枚重ね 秋きたる
虫の音と 疲れた身体の 心地よさ
ちょうどNHKの名曲アルバムでフィガロをやっている。明るくなった心にピッタリだ。 -
夏休みも終わって さて、スイムをどうする???
1日も家の近所の中高一貫校のプールに行き、1時間ほど泳いだ。このプールは夏休み中はほぼ毎日、午前・午後・夜の3回入れ替えで終日オープンしていたが、9月1日からは、基本的には土日のみのオープンとなる。7月22日に水泳のレッスンを始めて以来、我ながらよく通いました。昨日も行きました。しかし、なかなかうまくならないなあ、水泳は。「泳いでいる」という感覚がいまだに得られない。水泳の入口には立ったがバタバタとしているだけ。
一昨日の南行徳のレッスンでは25メートルで4回タイムをとったけど、最高31秒、最低35秒。遅いよねえ。しかも25メートルで息があがってめいっぱい。今日は「ともかくゆっくりで25メートルをターンして行けるところまで行こう」と心に決めてでかけたが、ターンしてけのびでいっぱいいっぱい。立ってしまいました。
さて、どうする。
一つは今年のロタ島の大会を目標とするか否か?
目標にするとなれば、11月までに1500メートルを泳げるようになってなければならない。
相当なレッスンがいりそう。。。。
これを目標にしないとすると、目標の大会は来年となる。
仕事の状況、費やす時間とお金、現在のスイムの状態を勘案して、今年のロタ大会は見送りに決定。
この1ケ月を相当なペースできたが、ここらで、長期戦にシフトチェンジしよう。
目標を決めて到達するのではなく、無理なく長く続けることを目標に、結果は自然の恵みとして待つ。
水泳をリラクゼーションとして楽しむ。
水泳は遅々として進まないが、そのなかにも「工夫する楽しみ」、「ささやかながらの達成感」を得ることができる。これ重要なことだ。
1日は渋谷のTIPNESS。キックの練習だったが、やはり息があがっていっぱいいっぱい。
平野コーチに相談すると。
「水の中ではく息が少ない」「あわてて首をあげている状態」「もっとゆっくり水に顔をつけて」「1、2、3とリズムをとって水のなかで息をはくように」「ビート板を使ったキックで、息継ぎを練習するといい」とのアドバイス。
「なるほどなあ」。あわてて首をあげているというのは、「まさにそのとおり」と思う。ランニングで2回はいて2回吸うように、1、2、3とリズムをとってはくようにしてみよう。
にこやかに 水に遊ぶか 長い目で
息を継ぐ 苦しくなりて 秋のおとずれ
しばらくは「ブレス」の練習を第一に! ここはどうしても通らなくてはならない関門! -
2日連続バイク つかんだとことは
8月29日土曜日は南行徳TIPNESSでのレッスン。時間は10時から12時。内容は「ケイデンス・ダンシング」。「ケイデンス(Cadence)とは、自転車において1分間のクランク回転数のこと。自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す数字である。rpm(回転毎分)を単位として表す。一般に測定にはケイデンス対応のサイクルコンピュータが用いられる」Wikipedia。
ダンシングとは立ちこぎのこと。
・TIPNESSからディズニーリゾート周回コースへ移動 片道約6キロ。
・ケイデンスを90~100以上で。周回コース(約6キロ)を3周。
・TIPNESSまで移動 約5キロ。
この日は29キロを走ったことになる。
ディズニーに着いたら、岩田コーチからスキルの説明。ケイデンスについては「足の付け根から回す感覚」をつかむこと。ダンシングについては、立ったときに前に身体を出すのではなく、できるだけサドルの上に立ち、自転車を揺らさない。
ママチャリであれば立ちこぎはあまり考えずに行うフツーのことだが、ロードレーサーとなると、怖いよねえ。
ディズニーに着いたら、上級者と初級者に別れて周回コースへスタート。こちらはもちろん初級者コース。2名で岩田コーチを先頭に走る。先生について走るのは勉強になる。
ケイデンスについては、だいたい90~100を越えるペースで走ることができた。幸いにして呼吸も足も苦しくはなかった。ただ、前を走る岩田コーチの回転は明らかに私より速い。岩田コーチは「今日は110。ただし目標指数は120といわれています」とのこと。やっぱり10違ったんだな。私も時として110をマークしたが、巡航回転というわけにはいかない。まあ100を少し越える程度かなあ。でも初心者としては十分に満足と思っています。
岩田コーチからは「靴の着脱はだいぶよくなりましたか?」の質問。前回はそれが話題だったので覚えてくれていただいた。「少しはよくなりました。だいぶとはいきませんが」。前回は着脱とも難しかったが、今回は少なくとも「脱」については少し余裕ができている。「着」についてはうまくいくのは3回に1回ぐらいか。うまくいかないとペダルのところに目がいって前をみなくなるのが怖い。でもこれは確かに「慣れ」、つまりは回数の問題ですね。
ダンシングについては、この日のコースは平地なので、使うタイミングとしてはカーブを曲がって加速させるときなど。カーブに入って足を止めている時にギアを入れ、カーブを抜けると同時にダンシングという具合。ダンシングもオッカナビックリであったが、自分では何とかこなせた。ポイントは足をシッカリ締めて姿勢を保つことかしら。
自分としては結構コツをつかんだ手ごたえをもって30日日曜に大井埠頭コースに。アスロニアの遠藤さん鈴木さんにはお目にかかったが、いつも集まるメンバーはみんな大会に行っているとのことで、女性のお二方のみの参加。というわけで、私は一人でスタート。途中、小雨も降ったが、結果、目標である4周、約40キロをこなした。途中、2周時点で立ち止まりアミノ飲料を飲んだが、40キロを走ったのは初めて。時間は10キロでほぼ20~25分。40キロで1時間30分~40分ぐらいか。達成感がありました。なお、アミノ飲料を飲んだ時に驚くほど肉体が蘇生した。こんな感覚は初めて。のどを通る間にみるみる力が蘇ったが、あれは何だ? あと、さすがに股が痛くなった。シャワーの水にしみた。
振り返ると一人であったのがよかったと思う。自分のペースでケイダンスを見ながら、その身体の感覚を確かめることができた。以下がそのポイント。
・目標は90~100以上においたが、40キロでほぼコンスタントにキープできた。これは嬉しい。
・この日は台風を前に向かい風が強く、モロにあたると80を切るまでに落ちるので、ギアを下げて90をキープ。
・上り坂も同様で、80を切るとギアをさげるが、これはなかなか90までいかない。
・カーブでケイダンスはまずまず要領が分かった。しかし、カーブ時の身体の重心の持ち方がよくわからない。こんど遠藤さんに聞いてみよう。
・カーブからの立ち上がりで平地で90で走っているときは、むやみにギアを下げず、頑張って100までアップすると、また楽な感じとなる。慣性力がつくような感覚だね。
といったところでこの2日でようやくバイクが身近なものとなった。入口に立った手ごたえをもった。よかった。ここまで来るまで7回かな、一つの目安と思います。
でも、まだその「楽しさ」がよくわからない。例えば景色を楽しむのであれば、もっとゆっくりのんびり走ったほうがいいのではないかしら。風を感じるといったスピード感については、もとより怖がりなのか、爽快感より恐怖感が先にたつ。いまは10回を越えると何か新しい世界、楽しさが見えてくるのではないかと期待している。
土曜日のレッスンが終わり、疲れ果てた状態での岩田コーチとおしゃべり。「いまはやっと終わったあ、という感じでしょう」「いっぱいいっぱいですよ。いずれなれてくるんでしょうか」「主観的にも変わってきますよ」。
この「主観的にも変わっていく」とのひとことに大いに惹かれた。いい言葉、いい表現ですね。そそられます。変わっていく自分に出会いたい。楽しみです。
秋を前に 歩く歩幅を 確かめる
雨をつき 風をうけては 身を頼む
一人で裸になって、肉体で戦っている感覚があるね。このスポーツは。それが新たな「主観」をつくるというのは、そもそも始めるにあたって求めていたところでもある。60を前に、余分な思考の贅肉をそぎ落としで肉体に聞いてみる。はたしてどんな答えがかえってくるのだろうか。 -
開始1ケ月 人間ドックでチェック!
今日は人間ドックの1日コース。トライアスロンのトレーニングを始めて1ヵ月で、はたして何らかの成果はあるのかどうか。正式な報告は後日だが、本日、お医者様の診断でわかったこと。記憶したこと。
・体重66.7キロで体脂肪は22.3%であった。平成19年1月26日に受けた人間ドックのデータでは、体重66.8、体脂肪率25.3%であったのだから、体重はほとんど同じで体脂肪が落ちている。絞れている。嬉しかったねー。いい感じじゃないですか。これまでは65キロを割らなくては22%台にはならなかったんだから。これで20%を割るのも夢ではない。体重も落ちていけば言うことなしなんだけどなあ。そうすれば自然と20%を割ると思う。
・そのほか特に悪い数字はなかったが、やや酒の量が多く、先生いわく「肝臓に言わせれば、容量をオーバーしている」状態とか。この夏は呑んだものねえ。思い当たります。やはり「基本呑まない」生活へとシフトしよう。気をつければ、多分これまでの量の半分ほどになるのではないか。
ということで、基本的には健康で問題はなしだが、特に検便の検査で血が混じっていいないというのはホッとした。検便の検査なんて、多分、高校卒業以来ではないか? いやあ、安堵した。
ようし、安心してトレーニングに励みましょう。
今日は大井町の自宅から五反田の病院までママチャリで約20分。ドックを終えて六本木の事務所まで20分。帰りは六本木から自宅まで1時間近くかかったけど、こうして自転車に乗るなんて、トライアスロンを始めるまでは考えられなかったなあ。帰り道に近所の自転車屋さんに寄ってみた。ロードレーサーで公道を走るのは怖いが、ママチャリでは坂がキツイ。東京は結構坂があるんだよね。その中間レベルの自転車をみると、予算は5万円から。前が3段、後ろは9段のギアでまあ6~7万というところ。そんなにギアがいるのか、と思うがそういうものらしい。いまは無理だね。当面ママチャリで行ける範囲に限定します。せいぜい30分以内だな。
家に帰って近所のプールで1時間。ポイントはキャッチアップでゆっくり泳ぐリズムを掴むこと。相変わらず難しい。帰宅して一人で食事。2日酒ナシでドックの結果も祝して一人発泡酒2本(何が基本呑まないか? いいかげん!)。
夕立の 気配におびえ ペダル踏む
夏の終わり 夕日を浴びて 風を受ける
明日は早起きして企画の整理と会議の準備。12時に有楽町でビジネスランチで2時半から会議。