カテゴリー: トライアスロン

  • 開始1ケ月 暮らしの雑感 いやあ大変だ!

    【時間割をつくる】
    現在は週2回、火曜日と木曜日の朝6時から渋谷のTIPNESで1時間の水泳。5時20分に家を出て、7時半に戻ってくる。土曜日は南行徳のTIPNESSで、隔週でバイク+スイムとバイク+ラン。クルマで行き来をしているが、まあ午前中いっぱいはかかる。そして日曜は大井埠頭でのバイクの集まり。アスロニアの遠藤さん、鈴木さんのリードで、アスロニアに集まる方々とトレーニング。大井埠頭は家に近いので助かるが、それでも8時から11時ぐらいまでの時間がかかる。さらにできるだけ家の近くのプールに泳ぎに行く。
    このほか、ネットで色々と疑問を調べる、身体の痛みのマッサージにでかける、疲れるので夜は早寝で昼寝もする、ビールが美味しくてよく呑む、呑めば一層眠くなる、そのうえこのブログを書く、といった具合で、いまのところ、相当に時間はとられる。
    私は自分で自分の時間を管理できる状態で仕事をしているので、この1ヵ月が可能であったと思う。サラリーマンでも仕事の時間が規則的か、あるいは予測がきけば、自分の時間のコントロールで対応できるかな。むしろより規則的な対応ができるかも知れない。
    しかし「タイトな締め切りをかかえている」「その日が始まってみないと1日の予定がハッキリしない」「突発的な事件や事故対応が多い」といった人には、なかなかに難しそう。そうした状態で仕事をしているのは、私の経験ではいわゆる「中間管理職」ですね。
    私としてもこの1ケ月はいわば「夏休み感覚」で取組んできたが、このペースでずっと続けられるわけではない。これからは「休みの終わり」を自覚し、仕事を前提にトレーニングを取り入れる「時間割」を作らなくてはならない。これこそが始めた意図であり最も重要な課題。
    まずは「呑み」のコントロール。具体的には「呑まない日」を増やしていき、「基本的に毎日呑む」生活から、「基本的に呑まない」生活に転換する。結果呑むのはまあ週に2日ぐらい。きっと毎日がサッパリとして、酒がよりうまくなるように思っている。次に毎朝1日の時間割をつくること。これはもともとやっているが、このところは新たな日常に翻弄されてかなりいいかげんな状態。この習慣を、正しく元に戻す。より厳密にする。人間は習慣の奴隷である。老人へと向かう自覚のなかで、テキパキとしたリズム感で毎日を過ごすことは爽快だろうと思っている。
    【減らない体重】
    平成19年1月26日に受けた人間ドックのデータでは、身長169.3、体重66.8、体脂肪率25.3%であった。私にとって体重63キロ、体脂肪率20%以下が大きな目標。医者からは「1日1300キロカロリー」と言われ、栄養士さんとその目安のメニューを相談したけど、まあ、厳しいこと。野菜ジュースは砂糖入りかどうか、砂糖入りなら違う銘柄に、フルーツは当面禁止、といった具合に毎日の食生活をチェック。それに向けたダイエットも定常的に行ってきたが、これだけのトレーニングを行うと、もう1300なんて言っていられない。だってお腹がすくもの。しかし、体重は少しは落ちていると思ったら、久しぶりに量った昨日の体重は68.3。これはショックだったなあ。そういえば、お腹は少しはしまったように見えるが、ズボンのきつさは変わってないもんね。
    40歳の頃、椎間板ヘルニアで20日間入院をした。入院時の体重は約70で、退院時には63まで落ちてビックリした。ただ寝てただけなのに。原因を考えると、酒だね。3度3度の食事はすべてたいらげていたのだから。
    まあ、上に書いたように、酒も控えて、はたして63キロ、20%以下という日常がやってくるのか。それは大いに楽しみである。その体重、体脂肪で歩く感覚は、現在とはかなり違うと思っている。それを体験、実感してみたい。
    【体育会系】
    と、ここまで書いてきて、「俺は体育会系だなあ」と思う。太宰治を評して「あんな悩みは乾布摩擦で治せる」と喧嘩を売ったのは三島由紀夫だが、私もそうした考え方をするタイプで、過剰な自意識より早起きの習慣のほうが人生とって大切という肉体主義。「部屋の中で自分を抱きしめていても何も天から落ちてはこない、さあ外に出て歩きだ出せ、現代史に参加しろ」という心情。学生時代は中学・高校とハンドボール部で、1回戦で負けたとはいえ、インターハイにも出場した。何を言いたいかといえば、トライアスロンを始めるというのは、学生時代に何らかのスポーツをやった、部活をした、厳しい練習に取組んだ、合宿をした、といった経験がいるのかと思う。
    要諦は、「鍛錬」「修養」といったもの。英語でいうとdiscipline、肉体を使っての修練。若いうちにその経験あるほうが、取組みやすいスポーツだと思う。単に楽しいといったレジャーの感覚は乏しいように思う。楽しみはあるが、楽しさのなかに「過酷な要素」があり、それがこのスポーツの魅力でもあろう。それはマゾというより、探究心、到達感のようなものかな。こうした感覚は、これからも確かめていきたいと思う。
    せんもなく 振り返るなり 夏の風
    老いに向け 鍛えてみよと 虫の声
    今日はこの1ケ月を振り返っての雑感。独り言。ひとことでいえば「いやあ、なかなか大変だあ!」。きっとそれがこのスポーツの面白さかと思っている。それは私に合っているとまでは言わないが、不快ではないようだ。さあ、先に進もう。と書いてみて、どうも暑っ苦しいタイプだな、俺は。。。

  • 開始1ケ月 種目別の評価 バイクとラン

    バイクについては「股が痛い」「立ちごけ」「転倒」という痛みや事故に対するおびえがある。今のところこれがまず先に立つ。また、なかなかに息がきれ、グループで走っていると遅れがちとなる。しかしタイムを求めないのであれば、何とかこなせていけるように思う。取組むうえでの不安はない。だがバイクに乗ることの楽しみといったものをまだ感じてはいない。それが残念だなあ。
    きっとバイクならではの風をきる爽快感があるのだろうと思う。ツーリングの醍醐味もあると思う。せっかくだからそれを味わいたいと思っているが、まだその入口を見出してはいない。
    となると、開始1ケ月でのバイクの課題は「バイクに乗る楽しみを見出すこと」となる。今はタイムの向上を考えるところにはまったくいない。40キロを自分のペースで走ること、そのなかで何らかの楽しみを見出すことを当面の目標としよう。まずは自分との対話だ。
    最後のランであるが、現状は10キロで1時間20分、8キロでちょうど1時間のタイムである。走ることは苦にはならず、むしろ走り終えた後に、シャワーを浴びたような気持ちのよさを感じている。振り返ると以前は1日に1時間歩くことを目標としていた、次にトライアスロンを始めることを決め、できるだけ30分走ることに目標をシフト、その延長で1時間のランに無理なく移行できている。現在の目標は週2回は1時間のランをこなすこと。いまはまだ暑いので日中のランは避けているが、気候がよくなっていけば、この目標は新たな生活のスタイルとして達成できるように思う。ランについては、トライアスロンを始めることにより、その楽しさを見出すことができた。
    こうして1ケ月を振り返ると、やはり課題はスイムであることは明白。
    スイムについての一番の問題は、背中と腰の痛み。背中の側面、特に右の側面がひどく痛む。はじめは背中がひどく痛むものの、どこが痛いのかはっきりしなかったが、つい最近、自分で痛みの場所を発見した。これは進歩といえるのか?
    指で押すと痛む。その痛みは普通の「筋肉痛」とは異なる。「筋肉痛」であれば、指で押すと「痛気持ちよい」感覚があるが、それがない。ただただ痛い。これはちょっよ心配している。白戸さんによれば「始めの3ヶ月は身体づくりの期間」ということなので、この痛みはそのプロセスと捉えればいいのか。また、「痛いときは身体を休める」のは基本だとは思うが、「痛みを感じつつ乗り越える」道もあると思う。そうでないと練習ができなくなるだろう。そのあたりの判断がいまのところの悩みである。
    確かめる 痛みはここに たれる汗
    六十歳の 手習いにして 夏が過ぐ
    開始1ケ月の取り組み評価としては、今年は無理としても、来年には大会に出ることは可能と思える。その手ごたえは得ることができた。
    今日は亡き妻の3回忌があり、親戚にトライアスロンを始めた近況報告を行うと、伯母からは「3年たつとようやく始められるのよ。3年まではボーっとしちゃうけど、3年たつと何かを始めたくなる」と共感をいただいた。伯母も早くしてご主人を亡くしているので言葉に切実感がある。妻と親しかった伯母のお嬢さんからは「バイアスロンの大会ならラクだし、出てみると自分のポジションがわかるわよ」とのアドバイスをいただいた。「そうか、彼女もやっていたんだ!」。「何はともあれ健康、健康、健康が一番」ということで場が賑わった。そんな話題を提供できたことも、トライアスロンを始めたことによる楽しみの余禄である。

  • 開始1ケ月 種目別の評価 まずはスイム

    アスロニアのスクール事業、TTA(東京トライアスロンアカデミー)http://www.athlonia.com/school/index.htmlでのレッスンを始めたのが7月22日、1ケ月が経過した。種目別に現状を整理してみる。
    スイム:
    「浮く」ことから始まり、今日のレッスンは「ブレスト」。1ケ月を経過して、ようやく「泳ぐ」ということの入口にたった手ごたえは感じる。それはストリームラインの維持、身体の軸を保ったブレスト、身体全体の伸びといったところ。平野コーチからは「身体をもっと伸ばして」「身体が伸びていていいですよ」と声をかけられる。確かに身体がピーンと伸びると、キックの音が耳に響き、無理なくスピードがつく感覚があり、落ち着いて泳ぐことができる。
    そこで、身体を伸ばすとはどういうことかといえば、私の理解では、力を入れずに両手を伸ばし、両手で耳を挟む。肩で泳ぐイメージかな。要は肩だと思うのだが、私の肩は硬い。
    そこで私の場合、肘を曲げずに腕全体を肩を根っこにブン回すとなんとなく要領がつかめる。平野コーチからも「腕が回るので、練習の時は肘を曲げない方法をとると良い」とのアドバイスを受けているので、まずはこの方法で自分なりのコツを得たいと思っている。
    私の場合、この方法でいいことは、両手を前で揃えるキャッチアップのリズムが取りやすいこと、身体の水平バランスがといやすいこともあげられる。水平バランスについては、手を着水するときに身体の中心に着水するとローリングがおきてバランスを崩してしまう。よって気持ちとしては、ブン回した腕を外輪船のように、肩の前に、感覚的にはやや開きぎみを意図して着水している。これは「無理なく長く泳ぐ」からのアドバイス。また、この方法でいくとキックのリズムも取りやすい。何故なのか、左に顔をあげて右足からキックを始めるリズムがつかめる
    それとブレストのポイントはアゴをひいて肩を見る、あるいは頭の先を少し沈める感じで腕をかく。息を吐くのは、水中で急いで吐ききってしまうと、あわてて顔をあげる(息を求める)心理が働くことを今日は確認。多分水中は鼻から吐き出し、顔をあげたときに口の周りの水を飛ばしつつパッと口から吐ききるのいいのかしら。それとこれは今日感じたことだが(今日はブレスのレッスンでした)、水の中で全体を吐ききってしまうと浮力が落ちるような感覚があった。
    以下、整理。
    <今日のレッスンで感じた悪いケース>水中で口と鼻から吐ききる→浮力が落ちる・一方息が欲しくて慌てる→焦って顔をあげて、まず息を吸おうとする→口の周りの水が口に入る→更に慌てる→キャッチアップのリズムがバラバラとなる→息が苦しくギブアップ。
    <今日のレッスンで感じた良いケース>
    水中は鼻から吐ききるが、肺としては余力を残している→リズムのなかで自然と顔をあげ、パッと水を吹き飛ばすように吐ききる→肩の回転に吊られるように(肩で耳を押さえるように)頭をつっこみ、ブンまわした手を少しでも先に崖を上るような感じで、エイっと伸ばす→このときのポイントはキャッチアップを意識→キャッチアップが出来ていると、足のキックのリズムが安定。
    とまあ、これがこの1ケ月で私自身が体で学んだこと。
    しかし問題は、上記の良いケースでも、すぐに息が切れて、20メートルでハアハア。それととくにキックを強くしようとすると、息切れが激しい。私としては4ビートでいきたいと思っているが、その感覚がコントロールできない。これがまずは当面の課題だな。
    しかし、上級クラスの人なんて、ホントにラクそうにスムーズに泳ぐよね。少しは近づくことができるのか、1500メートルなんて泳げるようになるのか? いやあ、目標にはしても現実の感覚としては想像できないよなあ。
    先週土曜日のレッスン。25の往復に途中で立って1分50秒もかかってしまった。平野コーチと「1分以内を目標にしましょう」「どのぐらいかかるのですか1ケ月でできますか?」「そんな簡単ではないですよ、数ヶ月はかかりますよ」「それはそうですよね」といった会話があった。
    私の長女は小学校でスイミングスクールを始め、結局高校卒業まで水泳部であったが、彼女によると「水泳は根気よく目標に向けてこつこつやるスポーツ。そこが自分に向いていた」とのこと。確かにきわめて外的な要因が少ない、自分と向き合うスポーツである。だから番狂わせが生まれにくい。そして、日常生活にはない「水中の感覚」を前提とするスポーツである。時間がかかるんだよ。あるいは時間をかければ俺にもできるんだよ。そうだ!
    平野コーチと娘の言葉を励みにして、あまり先を考えず、その時々を楽しみながら、コツコツいこうや。
    というのが1ケ月のスイムの総括。
    学ぶ夏 遠い日が よみがえり
    いつまでも 水に遊ぶや 老いに向け
    まずは泳ぐことをちゃんと教えてもらえただけでも始めてよかったと思っている。
    また、こうしたことは「外国語」と同様に、当初のある期間は集中的に取組んで体をなじませないとモノにならないと思っている。ダラダラやっていてもダメ。このレッスンは10月末までなので、この期間は「いい機会」と思い、できるだけ水泳に集中したいと思う。

  • 「立ちごけ」という 言葉を覚える

    一昨日のバイク転倒による腰の打撲がまだ痛む。スキーも最後にやった記憶は少なくとも30歳前だったので、ほほこの30年は大きく転ぶということがなかったんだよね。日常生活でも蹴つまずくのはしょっちゅうだけど、大きく転んだ記憶はない。だから、たいした転倒ではないのだが、本人にしては心身ともにけっこうな衝撃であった。
    でも、みんなどうしているのだろう? というときに助かるのはインターネット。「ロードレーサー シューズ 着脱」で打ち込むとでてきますねえ。そのなかから「立ちごけ」という言葉を覚えた。私の場合は典型的な「立ちごけ」だね、これは。走ってこけるのではなく、まさに立ってこける状態で、誰が言い出したか、上手いネーミングと感心する。
    また「立ちごけ」で痛い目に会っている方も少なくないようで、「これは初心者の多くが体験する通過儀礼のようなものなのか」とも思う。その対応としては、練習を重ねて慣れるしかないのだろうが、それにしても公道では怖いよね。止まろうと思って右に倒れて車にひかれるなんて事故もあるだろう。もっとも私はロードレーサーを公道で一人で乗るつもりはいまのところまったくないのだが、それでも公道の時に履く普通のソールの(足を固定しない)シューズというのは考えなくていいのか? 今度、アスロニアの遠藤さんに聞いてみよう。
    立ちこけて 痛みを冷やす 西瓜かな
    立ちこけを 調べながらに 蝉の声
    水泳もバイクもランも、手探りのなかで「みんなそうなんだ」「そういうものなんだ」と知ることは安心と勇気につながる。こういうときに、インターネットのもたらした文明のありさまというものをリアルに感じる。
    ポイントは「これについて知りたい」という動機であり、言い換えれば「動機」さえ明確であれば、多くの知識や繋がりを手に入れることができる。キーワードとしてイメージできるような「明確な動機」、あるいはキーワードを探すなかで「明確な動機」を発見していくこと、これは自分自身との「対話=ダイアローグ」である。情報化社会を示す一つのキーワードである「対話=ダイアローグ」に思いをいたす。

  • 8月15日終戦記念日 痛む身体

    15日土曜日は南行徳での2回目のレッスン。8時30~9:30までがスイム。10:00から12:00がバイク。さすがにお盆シーズンのまっただなかで参加者は私も入れて7名ほど。スイムのレッスンでは初級者は私だけ。コーチは岩田さんと平野さんの2名で、結果、私は平野さんから個人レッスンを受けることになった。これはラッキーでした。
    キック、腕のかき、ブレストとメニューを進め、アドバイスを受ける。
    Drillの内容は。。。
    ①1.2.片手 これは右をかき、左をかき、右でブレスト、左でかき、右でかき、左でブレストと、右・左のブレストを交互に行うもの。私は右が苦手。左手が下がってしまい、顔がうまく上げられない。水をのむはめとなる。でもこれは基本だね。身体を安定させて泳ぐ基本のように思う。「必要ですから今のうちに覚えておくといいですよ」と平野コーチ。
    ②3.4.キャッチアップ これは手をかきながら、前に伸ばした手を一旦合わせるというもの。通常は左手をかいて前に着水するときは既に右手はかきはじめている。これを右手をかかずに、左手がきて前で揃えるまだ待つというもの。合わさった時点ではストリームラインを描くことになる。この泳法については最近購入した「ゆっくり長く泳ぎたい」という本で推奨されている泳法で、実は前の日に家の近くのプールで試してみていた。この泳法の難しさは手をかかずに前に揃うまで待つということ。がまんできずにかいちゃうんだよ。がまんとは、伸ばしたまま肩を落とさずに浮いていること。力を入れてがまんするのじゃなくて、肩の力を抜いて手を伸ばして「ゆっくり」するがまんなんだね。うまくいくのが4回に1回ぐらいかな。それとブレストが上手くいかない。平野コーチから、ブレストの際に頭があがってしまうので、アゴをひいてサッとあげるようにと注意を受ける。なるほど、なるほど。
    次いで、片手を伸ばしたままで、片手のみでかいて進む。右の顔上げがむずかしく、左手が落ちていく。すると平野コーチが左手を支えてくれるのだが、こうすると、いかに右手が落ちているかがよくわかる。これが基本なんだなあ。基本は「浮くこと」というのがよくわかる。いつも安定した状態で浮けることなんんだね。
    ③5.6.Fist Swim これは手を開かずコブシ状態にして泳ぐ。腕で水をかく感覚をつかむ。進まないのであわてるんだね。落ち着いて泳ぐことができずにバタバタジタバタ。
    ④7.8.ストレードアーム これは肘を曲げずに腕をまわす。やってみると「腕はまわっているので、練習の時はこれを続けるといい」と平野コーチ。私の感じだと、この方法では比較的からだが安定する。身体を水平に腕だけをグルグルまわす感じ。イメージは外輪船、あるいはカヌーだね。よし、やってみよう。
    この日は個人で見てもらうのはよかったが、その分密度が高かったためか、腰が痛い。これまでも痛んでいたが「もう臨界点」。痛くて痛くて身体が回せない。平野コーチに水中での腰のストレッチ方法を教えていただく。これは効果があったがすぐに痛くなる。背中全体が板みたい。
    南行徳では初めてのバイク。バイクに出る前に「まだころんでいませんか?」「まだですよ。ころぶような危ないまねはしていませんもの」「ゆっくりところぶというのもありますよ」なんて会話があったのだが、この日はなんと2回もころんだ。2回とも状況は同じ。2回とも、景色がまわように、「ゆっくりと」ころんだ。
    ・バイクをとめる際に左のシューズをはずす。この際、右の足の位置は上。
    ・止めるのに焦って、左をはずして、右の足を上にしたまますぐに右足をはずそうとして、そのまま倒れる。
    ・本当は、左のシューズをはずし、左足を地面につけて止まってから右足をゆっくりとはずす。
    この原因としては、2回ともそうだったのだが、止まるまでの距離がない。前に人がいる。つまり急に止まる状態で焦ってしまう。特に左が1回ではずせないと焦りが増す。慌てて右もはずそうとするが、ペダルが上にあるのでははずせず、そのまま右に倒れる。
    対応策としては、前の状況を早めに判断し、余裕をもって左足をはずすこと。
    特に1回目は腰をしたたかに打って痛かったあ。
    ということで、この日は「ともかく痛い!」。大井町の「すずらん」という整体のお店でマッサージ。なんとか楽になる。応対の感じもよかったので、通ってみるかと思うが、保険がきかないんだよね。
    腰の痛みは、今朝起きてみて痛みが増していないのに一安心。でもしゃがむのはソロソロと、座るのは恐々と。便座に座るとあたって痛いので、腰を浮かすように用をたす。
    ゆるやかに 景色がまわり 青い空
    ねがえりの 痛みに眼ざむ 夏の夜
    というわけで、今日は日曜日で大井埠頭でのバイクを予定していたが予定変更。カナダより帰国中の長女と、横浜の墓地にお参りに行くことにした。今日はゆっくりと身体を休めよう、なにか本を読もうと思うが、さて何にする。仕事の本はやめておこう。話題の「ミレニアム」か「IN」か。両方とも読み出すと眠れなくなりそうだなあ。さてどうしよう。
    今週は特に夏休みではないが、仕事の時間は少なく、トライアスロンへと向かう夏の日々であった。暑い夏だった。痛みで休息というのは神の声だろう。明日からの仕事に向けたウォーミングアップは十分だ。頭は走りながら、泳ぎながら巡っていた。行くぞ、いきなりスパート、トップギアだ。

  • 白戸代表の「座学」で「納得」できたこと

    8月11日火曜日は「座学」の日。アスロニアで19:30~20:30、今回の講師はアスロニア代表取締の白戸太朗さん。
    テーマは「トライアスロンを始める前に」で序論、するべき準備(心理的、身体的、物理的、社会的、生活の習慣)、トレーニング(練習計画を立ててみる、練習日記をつける、一番の近道は基本のマスター!)の3部構成。7月22日のスイムのレッスンから始めてほぼ20日。まったくの「始める前」ではなく、ささやかながらも入口での体験を経て、自分なりの印象や理解をもったところで話をうかがうタイミングがよかった。自分なりの気持ちの整理ができたように思う。
    参加者は4名と少なかったが、そのぶん緊密な雰囲気で、これから進めていくうえで参考となり、あるいは納得を得るところが多かった。
    私自身の講義内容の確認と、当日来られなかった方々へのご参考に、まずは講義のなかからの私なりのピックアップ。
    ・やることはたくさんある。でもスタートラインに立っていることに意味がある。始めることに振り切れた時点で3分の1はOK。
    ・始めると生活を変えなくてはいけない、新しい時間、エネルギーをつくらなくてはならない。これが続いてくると折れることがある。阻害要因はたくさんある。最初に思った気持ちが大切。それをしっかり書きとめて、折れそうになったら見る。
    ・職場や家庭などでストレスをもたない、無理をしない。何ヶ月、何年のスパンで考える。
    ・日々の生活は練習のできる環境なのか、ちょっと意識する。時間をコーディネートする、酒、食生活を考える。
    ・週に1日は完全休養にしようというのもいい。それが週に2日でもいい。
    ・練習日記、体調日記をつける。1分、2分ですぐに書けることが長続きの秘訣。いつも使っている手帳にちょっと書きとめるだけでよい。自分の習慣や進化などがわかっていくる。
    ・冬を乗り切る、1年間は続ける、続くための環境づくり、計画づくり。
    ・3ヶ月でようやくトレーニングのための身体ができてくる。それまでは身体づくりの段階なので、焦らずにやる。たとえばスイムなら、うまく泳げないのは当たり前で、本当の泳ぐレッスンは身体ができてから。
    ・基本のマスター。これがすべて。時間はかかる。そのために考える習慣をもつ。
    私が一番納得できたところは「時間も手間もかかる」ということだ。だからといってそれは苦しいことではなく、むしろ無理のない生活管理、生活習慣を身に着けることであり、それがこのスポーツの良さであって、私が老後のために始めた動機の一つでもあるが、そのことがベースとなった講義であることに安心を覚えた
    また、参考になったのは「3ヶ月、1年」という時間のスパン。3ヶ月で身体が変わり、1年で大会に出る準備を整えるというのは、今後に向かううえでの分かりやすいイメージであり、いまの自分の状況からしても妥当なものと思えた。
    さらに、このスクールの代表である白戸さんの発言に違和感をもつところなく、自然に受け止められたことは、このスクールへの信頼ともなった。
    改めて、「自分自身との対話」を基本ポリシーとしてこのスクールで学ぶことに納得を得た、始めて良かったと思う。
    帰り道 夜風にふかれ 独り言
    改めて 自問自答の 夏の宵
    このところ疲れぎみであったが、新たな緊張感をもった。丁寧に日々を過ごし、トレーニングを続けていきたいと思う。その習慣、暮らしのリズムを身につけたい。

  • 意気込んだ、にしては、3回目のバイク

    8月9日日曜日、3回目のバイク。場所はいつもの大井埠頭。だいぶ要領もわかり、8時過ぎに家を出て、アスロニアの仲間を待つ。「もう仲間」の感覚というのが、ちょっと恥ずかしくもあり、偉そうでもあり、微妙な居心地ではある。だいいち皆さん私よりはるかに若いしね。
    実はこの3回目は、ひそかに心期するところがあった。まったくコテンパンの1回目、なんとかつかめた2回目。それで、3回目となれば、俺の股を痛めるバイクに向かっても、「ようし、イタリア娘を股に挟んでやろうじゃねいか!」といった戦闘精神いっぱいで臨んだんだよね、実のところ。
    アスロニアの仲間は2つのグループ、ひとつは上のクラス、今ひとつは初心者に分かれ、私は初心者に参加。いつものように一番後ろで走っていくと、結構余裕。ちょうどそのとき、先に出発した上のクラスが早くも1周を終え、こちらを追い抜いて先に進む。この日の私はともかく戦闘精神旺盛なため、思わず初心者クラスを離れて、追い抜く上のクラスを追いかける。でもなあ、背中は見えるが追いつかない。1周目はまだしも、2周目は完全に取り残されて、ああ一人道。
    20キロを走り、公園で初心者グループを待つことしばし。伴走している鈴木さんに出会い、初心者グループに合流して一番後についたんだけど、最後にはこちらも追いつけなかった。淋しい~っ。もっとも初心者グループとここでは私が適当に名づけてはいるが、それは遠藤さんとの会話から私が勝手感じたことであり、見たところは20代後半の肉体たくましく精悍な若者5~6名で、いやあ、はなからかないませんや。
    といったことで、3回目はやや意気阻喪。鈴木さんから「だいぶバイクになれてきましたね」のひとことが唯一の慰め。「はい、そうですね」と愛想よく応えるも気持ちは沈みがちな8月9日でした。
    30キロでバイクを終え、同じ場所でのランのトレーニング。すると、なんか足が変なのよね。フアフアと空振りしているような感覚で、きっとバイクのペダルの感覚を引きずっているんだろうなあ。暑くて疲れてランも10分で終了。
    意気込んで 我見失い 汗が眼に
    熱風が ささやくように 落ち着けよ
    ということで、当初の意気込みはどこへやら、イタリア娘に金玉握られて退散といったところかな。まあ、いい薬でした。次回はマイペースで40キロを目標に、そのタイムを見てみよう。そこからスタートしてみよう。

  • バイクに慣れていくということは 二回目の体験

    8月2日日曜日は第二回。場所は大井埠頭でアスロニアの方々と一緒、というより、考えてみると、アスロニアの一メンバーととしての参加となるか。今回は初めから皆さんと出発。また、前回は初ということで、運動靴を履いていたが、今回は専用シューズで臨んだ。また、股ずれを考慮し、前回はウエアの下にパンツをはいたが、今回はじか。
    なお、股痛についてもネットでいろいろと見てみたが、参考になったのは「これは痛いものなのだ。競輪の職業病でもある」といった内容。こんなに痛いのか、と思って乗るのと、このぐらいは痛いものなのだ、と思ってのるのとではまったく違う。要は気の問題という以上に、メンタルのトレーニングであると思う。痛いというと、「そのうち慣れますよ」といわれ、それは間違いないのだが、「慣れる」というなかには、慣れて痛くなくなるのと、痛みそのものを慣れていくことの双方があるのではないか。これは今後確かめていく課題。
    今回はアスロニアの鈴木さんに加え、遠藤さんにご一緒いただき、横からギアの指示をいただく。平地では「右を一段重く、はい、ではもう一段重く」、下り坂では「左をギュッと握って、あとは右で軽くして」といった具合で、これが実に適確。痒いところに手が届くとはこのことか。名人だね。手ごたえがはっきりとわかる。
    靴の効果もあり、股への気構えもあり、第二回は進歩した感があった。遠藤さんからは「前回は鈴木さんが心配していたけど、いいじゃないですか」。鈴木さんからは「足が回るようになりましたね。全然よくなっています」とお褒めをいただき、ノンストップで30キロ。達成感を得ることができた。鈴木さん、遠藤さん、ありがとう。感謝します。
    第二回で感じたのは、自分の身体がバイクと繋がっている感覚。鈴木さんからは、「少しかかとを下げた感じでペダルを踏むようにするといい」とのアドバイスがあったが、なるほど、こうするとペダルを漕ぐ感じから、ペダルを回す~
    車輪を回す感覚になる。それが機械との一体感を生み出す。
    遠藤さんは「自転車というと簡単に考える人もいるけど、奥深いですよ」とおっしゃったが、そうだろうな。実にテク
    ニカルな乗り物であることがよくわかる。この機械と肉体との会話が魅力の一つなのかもしれない。
    汗が散る 風を知るかな 陽を受けて
    バイク乗り わが身につなぐ イタリアから
    「サスペンションがないから、両手と両膝がサスペンションになるんですよ」と遠藤さん。とてもすばらしいアドバイスと思う。初心者がイメージをつくるうえで実にイマジネイティブである。おもしろいなあ。ヨーロッパは馬車の歴史があり、マクラーレンのようにとても高いサスペンション技術と文化をもっている。それがこうした「人がサスペンションとなることを前提とした」乗り物を創るんだ。それが、いま、私の肉体につながっているんだ。そんなところがこの乗り物、スポーツの面白さではないか。あとは、それが好きになるかどうかだね。

  • バイク こんなに股が痛いとは!

    バイクに初めて乗ったのは7月26日日曜日、次が8月2日日曜で、今日の9日日曜日が3回目。これはアスロニアのお店関係の方々の集まりで、毎週日曜の8時半ぐらいに大井埠頭に集合して1周10キロのコースを巡回する。
    まずは7月26日。バイクを買ったときにアスロニアの鈴木さんに日曜日のことは聞いていた。私の自宅は大井町なので、大井埠頭はいたって近い。これも事前にネットで調べると、例えばこんな案内が出ている。こういうときにホントにネットは便利だと思う。
    大井埠頭は毎週日曜日になると、多くの人が自転車の練習をしています。ローディーだけでなく、トライアスロンの人もたくさん練習しています。
    このあたりは倉庫、流通基地などが多く、平日や土曜日はトラックが多く、走れたものではないようです。日曜日は、車も少なく、交差点を渡らないようなコースができているので、走りやすいです。たまに、倉庫への車の出入りがあるので注意。
    コースは、上の地図にあるように、みなとが丘埠頭公園を起点とした、1周約10キロの周回コースとなっています。
    公園から北上し、高架のわき道に入り、180度曲がって同じ道を南下します。公園を通りすぎて、左折。道なりに右折、右折と進んでいくと、城南島に渡る橋を左折します。このとき、道の中央分離帯側によるとよいですが、車には注意。橋の坂を下ったところで、180度曲がって同じ道を戻り、左折します。また、高架のわき道にはいり、つきあたりで右折です。直線をしばらくいって、高架をくぐってすぐ右折すると、公園のところへ戻って来ます。
    全体的に平地のコースで、坂は城南島に渡る橋だけです。
    みなとが丘埠頭公園には、トイレとジュースの自動販売機はありますが、周りに食べ物やはないです。
    http://www2.plala.or.jp/spring/passo/course/ooi.html
    25日の土曜日にクルマで行ってみる。なるほど、なるほど。場所の様子はわかりました。そして26日の朝は早めに8時到着。アスロニアの遠藤さんが「こんなにいるのかとビックリするくらい」といっていたが、独特のウエアに身を包んだロードレーサーが、どんどんと増えていく。大学の名前のついたユニフォームのグループがシューッと走りぬけていく。
    アスロニアの方々の到着を待っていたが、「より、試しにいってみるか」とその気になり、乗り出してなんとかコースを1周。「ともかく股が痛い」のに驚き、参った。みなとが丘埠頭公園で一休みしていると、アスロニアの方々に出会い、鈴木さんに見つけていただいた。「ウエアを買ったときにアスロニアのユニフォームを選んでよかった」。
    2週目は皆さんについていくのだが、これが追いつけない。遅れるばかり。それを鈴木さんが私の前につけて引っ張ってくれる。スキーと同じで、上手い人の後につくと、なんとなく様子がわかる。大いに助かります。でも股が痛い。よく自転車に乗るとお尻が痛いという話を聞いていたが、より確かに言えば、サドルがあたる股の部分ですね。ここが打撲のように痛みを増し、擦れてひりひり。「みんなよく走っているなあ。痛くないのか。それとも俺だけこんなに痛いのか」、そんなわけはないが、思わず被害妄想、悲劇の主人公。
    鈴木さんの確かなリードでようやく2週目を終えてギブアップ。鈴木さんからは「もう1周いきますか」と問われるも「いや、今日はここまでにしておきます」と逃げるように脱落。苦いバイクデビューとなった。
    流れてく 焼け付く路面 また悲鳴
    もう無理だ 股の痛みに 刺す陽射し
    暑いし痛いし疲れたし。話には聞いていたロードレーサーの爽快感を味わう心境ではなかった。
    家に帰り、プールに行き、シャワーを浴びると擦れた股が水にしみた。
    さて、どうなる。心は重い。

  • ランのレッスンが始まる(その2)

    トレーニングの場所は歩いて10分ほどの江戸川公園。本日のレッスンのテーマは「上半身との連動」。着いたら軽い準備運動から、10分のジョギング。サンダルでやりましたよ。他にないもの。
    「アベベは裸足でマラソンを走ったぞ。マケドニアの将兵はサンダルでインドまで行ったんだぞ」なんてフレーズが頭を巡る。まったく関係はないけど、人間何か心の頼りが欲しいんだよね。
    今日のレッスンのポイントは、肩甲骨を大きく動かし、手の動きに即して腰をリズミカルに動かす姿勢を保つというもの。実はこのことはマラソンの入門書でも読んでいたので、知識としては知っていたが、実際に教わるのは格別。特にそのためのトレーニング方法から入るので、体を動かす感覚がよくつかめる。ここがとても大切。練習方法を学ぶことはコーチングの最も大きな魅力の一つと思う。
    一歩一歩坂を上がる、リズミカルに手を振りながら身体を左右にひねるジャンプをするなど、手をリズミカルに振りながら肩を動かし腰をひねるという感覚。やはり教わるものです。大切なのは姿勢とリズム。これはスイムもバイクも同じなんだね。
    平野コーチから、「普段から走っていますか?」「はい、土日に3キロから5キロぐらい」「ポーズは力が抜けていていいですよ」とお褒めの言葉。「ヨシ!」。励みになります。ありがとうございます。
    最後にまた10分のジョギング。いつも走るときははじめの1キロがしんどい。3キロを過ぎるとスコーンと楽になる。今日も最後のジョギングは足が楽に動き、息継ぎも自然のペースが出来ていた。
    歩いてTIPNESSに帰り、スイム。内容は「持久トレーニング」。息が切れてとてもついていけない。そこで私は個人メニューに。この点は本当によく見ていただけます。ポイントはやはりキックで「けのび」で10メートルまで行こう。次にビート板キック。この二つのメニューで体が伸びて前に進む感触を得たのが今日の大収穫。初めてですよ。ホントに嬉しいよ。個人メニューになって平野コーチに見ていただいたのも効を奏したと思う。自分でも手ごたえを得て、コーチからも「いまのはできていましたよ」と言われると、確かな自信となる。
    やはり肩なんだな。肩の力が抜けると前に進む。で、肩の力を抜くには正しい姿勢、まっすぐに浮くことが必要。まっすぐ浮かないと何とか矯正しようと力が入る、力は肩に入る。足が沈む。キックは下に蹴るから進まない。まずまっすぐに浮いて、そこからおもむろに肩の力を「ホッ」と抜く余裕。こんな感じかしら。
    でも、長く泳げない。バテバテで息が切れる。この件についてネットで調べると、まず息継ぎの問題という。これは泳ぐ時間で解決するしかないのかな。力を抜いてというが、力の抜き方が分からない。とくに足は流す程度といっても、私の場合、足に意識をもって集中しないとリズムがとれない。キックを流して足が沈む感じがすると、手のリズムがとれなく肩に力が入る。手と足の同調リズムが混乱していく。
    「持久トレーニング」だけあって、皆さんよく泳ぐんだよね、これが。どうしてあんなに泳げるのか。驚くよ。大切なのは疲れない方法というのを知っているんだね。
    以下、私の考え。
    先週、ランではじめて10キロを走ってみた。時間はなんと1時間20分のスローペース。いや、特にゆっくりしたのではなく、これがマイペース。2キロを過ぎるあたりでペースができて、苦しまずに走ることができた。息もきれない。まだ少しは走れるくらいの余力もあった。8キロあたりで少しスピードをあげる(歩幅を少し広げる)こともできた。おそらくランについては、疲れない方法を知っているのだと思う。だから平野コーチから、「ポーズは力が入っていなくていいい」と言っていただいたのかと思う。
    きっと同じことがスイムでもいえるわけで、姿勢を正しく、肩の力を抜き、自然とキックのリズムがとれることが疲れない方策かと思うが、それを覚えるには、ある程度の泳ぎこみがいるのかなあとも思う。でも頭でそうは思ってもよくわからない。出来てみてわかることなんだろう。いまは、「とても自分でできるようになるとは思えない」と「できるようになったら見てみたい」といった双方の心境で揺れ動く。
    息きらし 立ち止まりけり 水の壁
    水を打つ 足の手ごたえ 耳で聴く
    スイムのレッスンは8時半から9時半まで。途中クルマのガソリンを入れ、銀行に寄り、帰宅12時前。帰国中の娘のお出かけとすれ違い。まず洗濯機に衣類を投げ込みスイッチオン。鯵の開きを焼いてご飯を一膳。それでは物足らずお茶漬けでもう一膳。二膳のご飯を食べるなんて、ホント久しぶり。
    ちなみにトレーニングの朝は牛乳とバナナ一本とゴマスティック。今日もそうでした。夜はお土産鮨を買って久しぶりに姉を訪問の予定。トライアスロンの食生活・呑み生活もいずれまとめます。
    しかし今日は疲れた。こんなに疲れたのは、いや、こんな肉体の疲れ方は、高校生以来ではないかしら? パンツ一つで3時まで昼寝。洗濯物を干して、これを書いている。
    明日の日曜はバイクの3回目。心に期す思いはあるが、それはまた、思いの結果を含めて次のブログで。。。