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  • 1年ぶりに再スタート・・・します。

    そう。

    これは何回も書いているのだが。

    CMSで自分のホームページをもったはいいが、どうにも使い方がわからない。

    わからない、わからないといっても、このままに放置してくつもりはない。

    はい。

    再挑戦します。

  • ニューヨークシティマラソン初参加

    まだまだWORDPRESSがわかっておらず、投稿がままならない。下づくりをお願いしたデザイナーにいろいろと聞きながら作っていくつもりだったが、やはり少しは自分で勉強して基本を理解しておかなくては、どうも意図がつながらない実感があって、先へ先へと延ばしてきたが、ここに来て「書きたい」気持ちが高まって、こうしてパソコンに向かっている。向かっているのだが、これがどのように表示されうのかがわからないのだが(笑)、これもともかくやってみながら覚えていくしかないだろう。

    「書きたい」というのは、「考えを整理したい」ということなのだ。漠然漫然と思いを巡らせるのではなく、言葉で現在の状態を書き出して、前に進んでいく力としたいのだ。

    さて、大会の11月5日(日)までに1か月を切った。出発は11月2日ということは、残りは約20日。目標は6時間30分で完走。ということで、練習目標として6時間を設定する。キロ8分30秒のペースである。記録をつけることはしていないので、記憶となるが、これまでのマラソン参加は5回かな。最後の大会はコロナ前。20キロで膝を痛めて歩けなくなってDNF。その前年は5時間以内(多分4時間45分程度)で完走していたので、マラソン自体は多少の経験記憶をもっている。その経験からすれば、ポイントは痛み。痛みは必ず出てくる。それを我慢できる程度におさえれば、6時間前後にはゴールできる。そのためのプランを検討している。

    とここまで書いてきて、次はまた明日。

  • 頭で考えて、身体で確かめる。私の試行錯誤。

    このゴールデンウイークは前半が雨模様。後半は天気も回復し、不安定ながらも気持ちのよい日中もあった。走るには絶好の季節であるのだが、ハムストリングスの痛みが回復せず、ゴールデンウイーク中は結局ランのトレーニングができなかった。ほとんどスイムだけ。
    それでも昨日は1時間ほど歩きに出かけたのだが、どうにも思わしくない。常に痛みを意識するうえ、何故か太股の前のほうまでピクピクと痛み出して早々に帰宅した。スイムにでかけようかとも思ったが意気阻喪してあきらめた。
    季節の風と日差しを全身に感じながら走るのは私の楽しみである。楽しみであるから、ランニングハイが自然に湧き上がってくるような、いい体調で走りたいと思う。走り終えて、ストレッチングで身体を伸ばし、シャワーで歓声をあげられるような、いい気分でいたいと思う。それができないのがつらい。フラストレーションがたまって、ついついビールに向かってしまう。落ち込んだ気分で一人飲むビールが爽快なはずもない。と、思わず愚痴が出てしまうような、ゴールデンウイークのトレーニングであった。
    話題を変えて、まずはバイクのお話。4月30日の日曜日に、ATAの仲間と90キロの江戸川沿いバイク自主錬にでかけた。そこで、私なりにバイクの姿勢について手ごたえを得ることができた。
    私は25キロペースの遅い組であったのだが、少しスピードをアップするときに、以前であればペダルを踏み込んでいたが、そのときは腹筋で膝を引き上げる感覚をつかんだ。そうなると、腰が立ってサドルへの接触面積が大きくなり、腕のひじを軽く曲げて手のひらをハンドルに置き、背中を広げる形となった。
    ポイントはやや内股の感じで、絞るようにして膝を引き上げること。これはテレビで自転車のロードレースを見ているときに、選手の膝が目に付き、そのイメージを自分なりに取り入れたもの。
    こうして走ると、ともかくラクになる。これが大切で、正しいフォームというのは自分をラクにしてくれる、言い換えれば、無理をせず、ラクなフォームを探していると正しいフォームに近づいていくように思う。
    フォームで大切なのは、どの部分に、どのように力をいれるのか。それが明確明快であること。それがリズムになること。このバイクでは、足先でペダルを踏み込むのではなく、膝を絞るようにして引き上げるところに力を入れる。あとはそれに応じて一連の流れができる。あるいはランであれば、腕の振りから腰を回転させると、自然と足の裏全体で着地できてリズムとなる。私としてはそんな感覚である。
    であれば、スイムはどうか。これが難しいのだが、昨日のスイム自主錬で「ラクなフォーム」を課題にしてみた。基本は50メートルをフォームを意識しながらユックリと泳ぎ出して意識して加速させてみる。どのような力の入れ具合であればラクに加速ができるのか。まずはひ肘を高くあげるという基本中の基本を意識したが、何かがちょっと違う。プルブイをつけて泳ぐとだいぶラクなので、意識して腰をあげてみるが、これもちょっと違う。と試行錯誤しているうちに、昨日つかんだコツは、手を伸ばしてローリングに入るときに、身体を絞ってみること。上半身はローリングしているが、下半身はできるだけフラットに保って腕を伸ばすと、自然と腹筋に力が入り、身体も自然に伸びて、加速感を得たような気がした。エイッと身体を絞って腕を伸ばすことで肘をあげるリズムをとる。そんな感じかな。しばらくはこれを追求してみたいと思う。
    あれこれと 考えあぐねて 汗をかく
    ああでもない 泳ぎながらの 独り言
    スポーツのセンスがないうえに、年齢のせいか、頭で考えていかないと、なかなか身につかない。
    今日は、自分のための反省整理。
    この競技をしていない人に無縁の内容となった。

  • 61歳初マラソン体験記。タイムは5時間7分。

    3月18日は板橋cityマラソンに参加。これまでハーフは3回経験しているもののフルは初体験。タイムは手元時計で5時間7分であった。2月の神奈川マラソンでのハーフの記録が2時間3分。
    お世話になっているパーソナルトレーナーの石橋先生によれば、この年齢ぐらはハーフで2時間以内、フルで5時間以内が目安ということであるが、ハーフ、フルとも少しオーバー。「あと少しだ、もっとがんばれ」という神の叱咤激励とも思うが、どうにも座り心地の落ち着かない気分ではある。
    フルについては、その過酷さをさんざん聞かされてきた。
    「足を切って捨てたくなった」「35キロからはパタリと足がとまって動けない」「なんでエントリーしたのかと思っちゃう」「フルはともかく痛みとの闘い」などなど。
    初めてハーフを走ったあとは、「私はこれで十分。フルには行かない」という気分であった。それがなぜフルを目指したのか。
    ひとつには、チャンスが身近にあるのだから、人生1回ぐらいマラソンを走ってもいいだろうという思い出づくり。生きているうちに1回は富士山頂でご来光を拝んでみたいというわけだ。生きているうち、元気なうちにすませておきたいことが気になる年齢になっている。
    いまひとつは、トライアスロンのロングに挑戦するには、フルマラソンを走れなくてはならないということ。いやいや、なにもロングに挑戦しようという気持ちはいまはまったくない。ただし、成り行きででやっていくうちに、いつしか参加のスタートラインに立つこともあるかもしれない、といった思いはあり、ATA南行徳の仲間も多く参加することもあり、背中をおされる気分で参加をしてみた。
    話は横にそれるが、先般亡くなった立川談志は色紙を頼まれると「人生成り行き」と書いたという。『人生、成り行き―談志一代記― 』 という本も出ている。
    これはいつぐらいからのことか、目標を明確に設定することの重要性があちこちで指摘されている。目標も短期・中期・長期と分け、しかも紙に書き出すことが大切。ATAのレッスン(座学)でもそのプログラムがあった。
    特に競技スポーツなどでは、そうした自己管理は絶対に必要なものと思うが、人生の心構えとして肝に銘ずるかといえば、私はちょっと違うタイプの人間なのだ。前を向き、明日に向かって顔をあげ、確実に足を踏みしめていく感覚がどうにもなじめない。身につかない。
    生きていくとは分けもわからぬ明日に背を向けて、これまで歩んできた過去と足元をを眺めつつ、おずおずと後ずさりをしていくものというのが私の感覚である。時折そんな私の肩をたたくものがあり、私は明日に向けて振り返る。明日からの風が頬をなでる。それを人は希望という。人生成り行き、行き当たりバッタリ。この年齢になり、もう少し計画的に生きてきたならば、と思いいたることは多々あるが、これが私なので仕方がない。
    よってマラソン参加も成り行きであれば、レースも成り行きで、タイムも成り行き。まあ、まずは走り出して自分の様子を確かめ、なによりもリズムを意識して行けるところまで行ってみようというわけだ。
    それで行ってみると、1キロ6分30秒のペースになじんで、10キロで1時間4分、20キロで2時間9分、折り返しで2時間17分だからペースは安定していたわけだ。折り返しでは、正直うまくいけば5時間を切れるのではと思った。
    でも30キロで3時間25分ということは、10キロペースで10分の遅れ。20キロまでは給水も行わずに走りきったので、30キロまではマメにエイドステーションで立ち止まり、補給のうえ軽くストレッチをしていたから、その分もあったかと思うが、1キロ7分をこえるペースとなり、40キロでおそらく4時間50分ぐらいとなると、最後の10キロは1時間25分、1キロ8分強のペースにまで落ちた。最後は早歩きの人にも抜かれたものね。
    肝心の痛みだが、走る前に気になっていたつま先の痛みは、幸いにも今回は発生しなかった。これが何よりも嬉しい。30キロを過ぎると太股の前、次に股関節と痛みが発生し、35キロを過ぎると脛の痙攣が始まり、一足ごとにぴくぴく。そのうえ、このところ調子のよろしくない痔がでるのではないかとびくびくしながら、肛門に力を入れる。
    でも、耐え難いほどの痛みはなかった。神奈川マラソンのハーフのほうがつま先の痛みではるかにつらかった。でも足が動かない。必死に腰を立てて足を振り上げるのだが、前にいかない。走ってみなくてはわからない「足が動かない」状態を体験して、これがそうななんだと一人納得をした。不思議に笑顔がもれた。
    氷雨受け 40キロを 走り抜け
    ゲート見え 最後の2キロの 長いこと
    初の体験を、かみしめながら楽しめた。
    女性ランナーのゆれるポニーテールを見ながら、頭の中にプリンスの歌が巡った。
    還暦を過ぎ、こんなことになるなんて、成り行きだからできたことで、目標にするなんて、考えてもみなかった。
    だからこそ人生は面白くまた容赦もない。

  • 年末に向かって、この冬の予定は・・・

    昨夜は昨年のロタ大会に参加して仲間となったメンバーでの呑み会。男性3名、女性4名のメンバーで、ボージョレーを楽しんだ。それはいいのだが、途中から記憶を失い、帰りの電車も乗り過ごしてタクシーでの帰宅となった。電車の乗り過ごしはよくあるが、最後に呑んでいて記憶を失ったのはいつだったか。
    さらによくないのはお尻が痛い。これは転んでお尻を打ちつけたためだと思うが、どこでどうしたものやら覚えていない。痛くて便座に座れない。怖いなあ。これから年末に向けて呑む機会が多くなるが、月並みだけど気をつけないといけない。もういい歳なんだから、もっとペースを落として呑まないと。危ない危ない。
    昨夜は今年もロタ大会に出たIさんの報告、これからコスメルのロングに出場するHさんの壮行というのが基本的なテーマであったが、話がもりあがったのが、Sさんがこの週末に行ってきたトータルイマージョンの水泳合宿報告。
    Sさんによると、フォームの全面改良が目的とのこと。早く泳ぐとかいう意識はまったくなく、もっとラクに泳げるようになるのが狙いという。その気持ちはおおいにわかるよなあ。25メートルで24ストロークであったのが、16ストロークまで落とせたというからすごい。私の場合、落とせても19ストロークぐらいだもの。
    Sさんは私と同じ60歳の還暦だが、この前の横浜シーサイドトライアスロンでもエイジ別で2位入賞という実力派。やはりそれなりの工夫と努力があるのだと思う。
    そこで話となったのは、あちこちといろいろに手を出すより、何かに絞っていったほうがいいということ。あちこちのコーチを渡り歩くより、これはと思うコーチについていくことが大切ということだ。
    私もトータルイマージョンのレッスンを受けたり、オープンスイムのレッスンに参加し、それぞれにそれなりのヒントや収穫があるものの、続けていくところまではいかなかった。
    そこでいまのところは、セントラルスポーツ錦糸町の石橋トレーナーについていってみようと思っている。
    費用は1回1時間で7,500円。基本は前半に入念なストレッチを行い、後半にスイムの指導を受ける。気にいっているのは、「身体づくり」から入っていること。私の身体を理解したうえでのレッスンという連続性が明確であり、この冬は石橋さんについて、しっかりと身体づくりとスイム練習に励んでみようと思っている。
    なお、この冬の予定は以下のとおり。
    11月27日 ツールどひたちなか
    12月3日  TOKYOエンデューロ
    12月10日 ATA南行徳忘年会
    12月13日 12月 venga定例会&忘年会
    1月5日  フロストバイト(ハーフ)
    2月5日  神奈川マラソン(ハーフ)
    3月18日  板橋cityマラソン (フル)
    確かに昨年よりしっかりとしたトレーニングができそうだ。
    冬となり また呑みすぎて 寒さしむ
    余計者 酒に呑まれて 鏡みる
    やや二日酔いの一日であったが夜は10時からスイムのレッスンだ。

  • 2年目のトライアスロンの夏は「太ってしまった!!!」

    沼津千本浜トライアスロン大会が開催されたのが8月7日。まずはその報告から。
    ATA南行徳からは、4チームが出場し、すべてのチームが無事完走できたのは何より。これが初のトライアスロン、初の海でのスイムといった方もいたが、皆さん、かなりの高いパフォーマンスを示していた。終えてからは沼津魚市場の2階にある市場食堂にみんな集まり、海の幸に舌鼓。なごやかに終えることができた。
    ATA南行徳はクラブチームではないが、私は最年長者、さらに昨年も出場といこともあり、多少なりとも幹事役との意識がはたらき、「よかったなあ」と安堵の気分であった。
    ATA南行徳はこの一年で、年齢は20台から40台、女性も含め、かなりメンバーを増やし、25名ほどになっているが、なかなかいい雰囲気のチーム意識ができあがっている。そこにいることをありがたいと思う。
    さて、私の成績を(昨年)と比較。
    トータル 1:48:42(2:06:40)
    スイム  0:22:18(0:34:47)
    バイク  0:50:16(0:55:46)
    ラン   0:35:28(0:36:07)
    昨年と比較するとトータルで18分程度短縮しているのだから、まあ、満足すべきだろう。スイムについては、相変わらず休みが入ってしまうが、休みの時間が短くなった。バイクは少しサドルを上げた効果があったかな。ランはこのところの体重ではこんなところか。でも自分勝手に振り返れば、スイムであと5分、バイクで2分、ランで3分の合計10分は短縮できるだろうなんて思っている。自分としては実現可能な目標数字というところ。
    タテトラと比較してもだいぶ落ち着いてレースに臨めるようになってきた。
    6月、7月、8月と海錬に出かけた。今年はオープンウォータースイミングの第一人者である東 翔(あずま しょう)さんがコーチに参加。このレッスンが私には大いに参考になっている。特に参考になるのはヘッドアップ。東さんはすべてのストロークでヘッドアップを行っている。さらに、よく目標をみるためには、平泳ぎでのヘッドアップを推奨する。つまりはよく前をみるということ。
    私の場合、休んでしまう理由としては閉所恐怖症があげられるが、閉所とは海の中。しっかりとヘッドアップして周囲を確認することに意識を集中すれば、閉所の感覚はずいぶんと薄れていく。
    また、休んでしまうキッカケとなるのも、ヘッドアップであった。そこでリズムが崩れて周りを見てしまう。しかし、ヘッドアップを前提にしてヘッドアップのリズムをつかむことで、安定した泳ぎを確保することができる。
    まだまだ自分のものとはなっていないが、「ヘッドアップのリズムをつかんだ泳ぎ」を意識することで、てごたえをつかめそうな気がしている。
    また、ヘッドアップのために休むことは悪いことではなく、休んでもちゃんと確認し、すぐにまた泳ぎだせばよい、といった考え方も気を楽にしてくれる。
    それと、海で泳ぐことが好きであることを意識することも大切だ。海に泳ぎだして気持ちのよさを感じる、手をかいて海の手ごたえを歓びと感じる、少し頭を沈めてみて海に挨拶をする、だけとヘッドアップのリズムはしっかりとキープする。ヘッドアップを苦痛ではなく、泳ぎの基本として積極的に受け入れる。そんなことを考えている。
    今年の海錬は9月、10月のあと2回。
    伊是名大会の2キロを1時間30以内をクリアするための方策となればいいのだが。
    沼津大会の写真ができてみると、なんともポチャポチャと太っているではないか。なんとも恥ずかしい。いま体重計に乗ったら70キロを越えてしまっている。昨年のホノルル大会時は65キロだったから、なんとプラスの5キロ。
    伊是名を目標に減量に取組もう。おそらく、原因として考えられるのは酒。この1年ほど、サントリーの「ほろよい」という缶とアタリメの組み合わせが気に入り、日々の生活習慣になっている。これをやめて体重の変化をみてみたい。
    トライアスロンは減量にもなると思っていたが、かえって太ってしまったなんて、どうにもしまらない話ではないか。
    トライアスロンのおかげでダイエットストレスから開放されたなんて思っていたのが甘かった。むしろアスリートとしての食事管理を考えるくらいではないと、満足のいくレースはできるはずもないと心を入れ替える。
    といった具合で、2年目のトライアスロンの夏は、一方で手ごたえを感じつつ、「太ってしまった!!!」。もっと食事と身体の自己管理を進めて3年目を楽しみにしよう。
    肌さらし 走る身体に 肉揺れる
    この酒と つきあう夏に もの思い
    酒に親しんで42年。ほぼ毎日呑んでいる。
    酒との付き合いかたって本当に難しい。
    週に1日は断酒の誓いもいつしかなくなってしまった。
    できれば「基本は呑まない」としたいのだが、これは自信がない。
    どのように折り合いをつけていくのか、考えてみよう。

  • 足の痛みから 自分自身の身体を知る

    この22日に札幌出張。北の大地はすでに雪化粧で、みぞれまじりの雪に見舞われ、北国ムードを満喫したけれど、それ以来、どうも風邪気味で喉が痛い。のどの痛みは金曜の夜から高まり、気をつけて10時には床に入って土曜トレーニングに備えたものの、おきてみたら痛みはさらにますばかり。トレーニングはやむなく休みにして内科クリニックへ。
    そこでの診断は、風邪ではなく、激しいアレルギー。実は2週間前に、突然の激しい鼻炎でクリニックに行っていたのだが、診断によると、鼻の具合が悪いためにやむなく喉呼吸となり、その影響から激しいアレルギー反応で扁桃腺に炎症を起こしたとのこと。抗生物質をもらって昨日からのみはじめ、今朝は回復に向かっている印象があってホッと一息。あ~よかった。
    29日の水曜日はATAのスイム練習会がある。年末にちなんで108本を泳ごうというもので、1コースは確か100メートルを1分40秒サイクルで108本。私は5コースで20メートルを1分サイクルで108本。そのあと、忘年会となる。
    じつはけっこうやるきマンマンで楽しみにしており、何とか29日までに治したいとあせっている。
    ちなみに私がアレルギーを発症したのは50歳になってから。身体が痒くなるアレルギーはあったが、花粉アレルギーなんてまったく縁がなかった。人生いくつで何に出会うかわからない。
    扁桃腺炎を拾って帰ったような札幌だったが、それ以外に思わぬ拾いものもあった。ロタ以降、足の痛みに悩まされていたが、札幌ではだいぶラクに歩けるようになった。その理由のひとつが「靴」。実は雪用の革靴を履いていったのだが、これがよかったようだ。なにがよかったというと、あまりはいていないので、靴底が減っていない。これがよかった。
    話は21日火曜日にさかのぼる。
    回復が思わしくないので、順天堂のスポーツ整形に行ってみた。そこで治療としては特注のインナーソールがいいとの診断をうけ、その日のうちに発注することになって、ソール作成の業者の方が来て足形をとることに。
    そこでの会話。
    「両方靴を脱いでください。こうしてみると(痛む)左足の底の内側の減りが激しいですよね。左足の内側に負担がかかっていることになります」
    「なーるほどー」と目からウロコ。
    「では買い替えたほうがいいかしら」
    「いや、底だけ張り替えればいいですよ。まだ上は大丈夫ですから」
    「このソールは日常生活でも、走るときも使うのですか」
    「はい、どちらも使っていいです」
    来週には出来上がるので、そのときはいつも履く靴をもってきてほしいとのこと。
    「日常の靴ですか? 走る靴ですか?」
    「2足とももってきてください」
    改めて、なーるほどー。
    そこで翌日の札幌では、底の減っていない靴が有効だということを身をもって確かめたということ。それ以来、歩き方を改めて意識するようになった。
    ちなみにソールの価格は31,621円。このうち70%が保険で還付されるので、実質1万円程度になる。この火曜日にできあがるので、その使用報告はまたの機会に。
    トライアスロンをはじめ、それが原因で身体を痛めることもあって、「あまり無理をするなよ」との声もあるが、このように身体を痛めることも悪いことではないように思っている。痛めてその原因を探り、対応法を模索しているうちに、自分の身体への意識が高まっていく。例えば首・左腕の痛みは「正しい姿勢」への、左足の痛みは「正しい歩行」への、鼻炎は「予測できない具合に出会う」ことへの意識喚起になっている。これって簡単に言えば、「日々より気持ちよく暮らす」ということなのだ。
    冬の陽に ぬくもりながら 足をもむ
    足痛め 枯葉を踏むや 冬の道
    年末となり、多くのテレビ番組では一年を振り返っている。TBSのサンデーモーニングでは、これまでアメリカを追いかけて物質的な豊かさだけを追求してきた日本人が心の豊かさに気がついてきた、なんて言っていた。
    そんなもんかねえ。
    アメリカだけを、物質的な豊かさだけを追いかけてきた人なんているのかしら。私はそんなふうに生きてきていないし、少なくとも私のまわりには見当たらないよ。わかったような正義面の発言はいやな感じだなあ。