24日の日曜は板橋cityマラソン。昨年にこの大会でマラソンの初挑戦。時間が5時間7分37秒。昨年は初挑戦としては我ながらよくっやった感があり、まだ伸びしろもあると感じた。
そして今年のタイムは手元時計でギリギリ5時間。うまくいけば5時間を切りたいとは思っていたが、果たして切れたか、あるいは少しオーバーか、正式な結果を待ちたいが、この記録についての感想は微妙なところ。
この1年、けっこうフォームも覚えて、多少は楽に走れるようになった手ごたえがあり、それからすれば4時間50分ぐらいは、とも思っていたが手が届かなかったなあ、の思いも残る。
昨年は35キロを過ぎてからがヨレヨレで、足にけいれんも起こしてつらかったという経験も踏まえて、今年は35キロを過ぎてもしっかりフォームで走ることができたのには大いに満足しているのだが、おそらく20キロまでのタイムが昨年より悪かったかなあ。
などどあれやこれやとこねくり回している。
まあ、大きく言えば、今年もフルマラソンを無事完走できてよかったということ。もう少しフォームを固めれば4時間50はいけるかなあ、などど思えていることがよかったということ。
多くの人はこの年齢になると毎年記録が落ちてさみしい思いをするとのことだが、58歳で始めたおかげで、最低ランクながら記録はアップしている。記録にこだわるわけではないとはいえ、気分が悪いはずもない。素直に喜んでいる。
レース後はチームの仲間2人と焼肉屋。生を2杯。そこから一人九段まで出て靖国神社で一人花見を楽しんだ。
花見の風景としては、私はここが好み。上野はビニールシートの宴会風景が趣味に合わず、もっぱら上を見て歩く。谷中の墓地はややさびしい。洗足池の起伏も好みであるが、もう出かけるには遠すぎる。
妻を亡くしてからは花見はもっぱら一人となった。ワンカップ1杯、焼き鳥1本でこの風景を胸に、長居は無用と靖国を後にした。
夕暮れに 灯る明かりで 花見酒
マラソンで 痛む身体で 花を愛で
あと何年こんな花見ができるだろうなあ、と思ってしまった。
Blog
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板橋cityマラソン完走。ギリギリ5時間きりか・・・
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板橋cityマラソン1週間前のLSD
昨日はスイム&バイクのレッスン。今日は1週間後の板橋cityマラソンを意識して1時間30分のLSD。とにもかくにも1時間30分というのがポイント。16:15分から17:45まで江戸川沿いのランとなった。
意識したのは何よりもフォーム。フォームをしっかりと保つことで、呼吸を安定させたままの状態でスピードを上げる。最後の1キロはかなり頑張って走ったのだが、タイムはキロ6分ジャスト。6分を10秒ぐらいは切れるかとおもったけど残念でした。
ただし、ランのスピードはもう少しあげることができるように感じている。要はフォーム。もう少しダイナミックに膝をあげて腰を伸ばす。着地はあくまで前着地。これができて確実なピッチが刻めれば少し早くなるかな。
板橋のマラソンは昨年初参加。というよりマラソン初参加が去年の板橋。タイムは5時間7分ほど。今年は5時間を切れるかなあ。昨年は35キロからがまったく足が動かず、ピクピクと痙攣をおこして歩く人にも抜かれるようなありさまだったが、今年はどうなるかなあ。
大会までやることは朝の散歩、酒を控える、丁寧なストレッチング。積極的にいってみよう。
江戸川の 川風受けて ひた走り
今日はかなり多くの人が江戸川沿いを走っていた。 -
久しぶりのブログの再開
正月のご挨拶以来、お休みにしていましたが、ちょっと書く気になりました。
今日はいつもの江戸川沿いのコースを1時間30分。おもしろいなあと思うのは、今日はまず走り始めて5分でストップ。どうしようかなあ、と頭で考えている。どうしようかなあというのは、どの程度、どのように走るかということ。さらに喉の渇きを覚えてさらにどしようかと思っているうちに面倒になって歩くことにした。まあ1時間は歩いてみようと思って歩き出したが、10分程度歩いているうちに、身体がいらだちを感じて、キロ8分ペースでのろのろと走りだし、よし1時間30分は走ろうとの目標を定めてのランとなった。それで結局1時間30分をきっちりと走った。
こうした心と体の動きが私にはおもしろい。人間ておもしろいなあと思う。どうしてこんなことで悩んだり迷ったりするのだろう。最近はそんなことがとても面白く感じられる。
以前はそんなことはなかった。練習でも走り出して途中で歩くなんてことは、まずなかった。でも最近では、走っているさなかに、なんだかめんどうになって、突然に足を止めてしまうことがある。トレーニングのために走りだし、走れてもいるのだから走ればいいではないかと思うのだが、ふと、足を止めてしまう。何も発作的な脱力といったものではない。プツリと糸が切れるように、足が止まる。少し歩いてまた走り出す。するとあとは結構走れてしまったりもする。
書店で走ることがアイデアを生み出すといったタイトルの本を見た。表紙を見ただけで読んではいない。きっとノンテンキなことを書いているのだろうとう勝手な思い込みで中を見てもいない。
ふと足をとめてしまう私はこう考えるのだ。走ること、生きることはきっとそんなことではないはずだ。
多分、多くの人が、そんなふうにして、歩くこと、続けることをふとやめてしまう。そんな日があるはずだ。それは私にもあるのだから。
東日本大震災の2年目の前の日に、走ることと生きることにふと思いが行く。
春の風 巻かれ嬲られ ひた走る
走ることで、何かに気づかされる。それは言葉にできないもどかしい感覚であり、書きたいという欲求を引き起こすものでもあるようだ。 -
明けましておめでとうございます。
本当にご無沙汰しました。元気でやってはいますが、どうも身辺雑然としまして、ブログに向かう気持ちの整理がつかなかったというのが正直なところ。またその状態はまだ続いており、ちょっと当ブログは休業の気配です。
年末年始は31日5キロ、1日10キロ、2日10キロ、3日5キロのラン。いずれも家の前の江戸川沿を走りました。3日は寒かったなあ。10キロとはいわず20キロぐらいと思って走り始めたけど、風が強く寒さに打ちのめされて5キロで目いっぱい。とても弱気になってシャワーで回復しました。
次回のブログがいつ書けるのか、ちょっとわかりませんが、皆様よいお年を!! -
前回のブログから1ヶ月のブランク。
お読みいただいている方には、本当にご無沙汰になりました。その理由はといえば、身辺諸事がバタバタとしていたため。それと、シーズンオフに入り、これを書こう、これを伝えようというモチベーションが低下したためななど、いろんなことが重なっております。
また、昨日より別途の新たなブログを始めました。
http://eventnavi.blogspot.jp/
タイトルは「イベントを始めよう」。
こちらはまったく仕事モードのブログです。
本ブログはトライアスロンにテーマを絞り、何を食べた、誰と会ったという話も、仕事の話も除外をしてきました。時折そのときの気分を記すこともありますが、それもトライアスロンに向かう心境を伝えるもので、それ以上の意図はありません。
ということで、この新たなブログで私の仕事姿の一部をお示しすることになります。
よろしくお願いします。
あと、このブログを始めたことで、このところさぼり気味の当ブログをいっそうサボってしまうことが危惧されます。
さらにさらに。前にもちょいと書きましたが、このあたりで今までの内容をいったんまとめてみようということで、その作業もポチポチと始めています。
私は仕事のキャリアを編集でスタートしたため、やはり「まとめて本にしたい」という気持ちが根底にあり、このブログを始めた当初から本にすることを意識していました。
具体的にはまとめて出版社に売り込んでみる。
どこかにファイルアップして、皆さんにお読みいただく。
といったことを考えています。
とは言うものの「出版社に売り込む」といっても、基本的には自費出版のようなものになるのかなあ。とすれば持ち出しのお金がかかるなあ。それは難しいなあ。などど苦慮(笑)しています。どなたか本にしてくれる出版社さんはいませんか~????
当人としては、恥ずかしくもなく、そこそこ売れないか、などど夢想しています。(笑)
まあ、こちらはなんとか年末年始に片付けようと思っています。
最後にトライアスロンの話題。
念願であった「ゆっくりと1500メートルを泳ぐ」という目標に到達しました。
コツはやはりゆっくりと、力をいれず、手を伸ばしで泳ぐこと、でした。
ある日それをやってみたら、結果1500を泳いだことになり、翌日にチャレンジしたらできたのです。嬉しかったなあ。
いまは自主錬のプールでは、まず1500を泳いでからドリルという具合になっています。それなりに、ではありますが、上達しました。
しかし遅いのだ。50分もかかってしまうのだ。なんとか45分にならないか。
でも、ようやくここまで来たのは感慨無量。
秋の日が やさしく包む ランニング
行かないと もう日が暮れる ランニング
師走が近づいています。
皆さんもお元気で。 -
伊是名大会は台風の影響で中止に。茫然自失で酒を呑んでいる。
今年最後の大会、横浜の無念を雪辱する大会、来年のエントリーを占う大会、前回のブログで縷々それに向けた準備を語ったあの大会、伊是名が台風の影響で中止となった。
いろんな思いをこの大会に向けていたので、その対象が急になくなって、茫然としている。
どうも気持のもっていきようがなく、とりあえず酒を呑んでいる。今日は火曜日の夜錬で10時からスイムなのだが、思わしくない右足の治療に行ったらちょっとだが切開されてスイム禁止。まあ今日はサッカーのブラジル戦も見たかったので、ちょうどいいや、と酒を呑んでいる。
昨年は伊是名でスイムタイムオーバーでシーズンを終えた。今年は横浜でスイムオーバーでシーズンを終えた。なんといったらいいのだろう。「有終の美」「終わりよければすべてよし」といった言葉がある。特に今年は横浜まではなかなかいい感じできていただけに、最後の伊是名で「有終の美」を飾ることを思い描いていたが、なかなかままならない。
こうしたときは、とりあえず酒を呑んで、布団をかぶって眠り、先に歩いていくしかないなあ。
今回はとりあえずの報告でした。
秋の夜 呑んではみても ままならず
突然に 今年を終える 秋の風
依然として足の様子がおかしいのが気になるなあ。 -
横浜トライアスロンの残念無念と伊是名トライアスロンへの意気込み!
不安を抱えての横浜トライアスロンはスイムでタイムオーバー。50分の制限時間のところを5分程度オーバーしてしまった。このブログでも再三書いているが、横浜は私のふるさとで、トライアスロンとは無縁の友人も何人か応援に来ていただいていたので、まったくもって残念無念。ニューグランドの前をバイクで走り抜けたかったなあ。ということでブログからも遠ざかっていた次第。
スイムは山下公園前、氷川丸の横に設定されたコースを2周するもので、1周目をあがったところで係りの人から「30分かかりましたよ」。「ええ? あと20分か。ともかく行ってみよう」ということで行ってみたけどだめでした。
記録からすれば、1周目は慎重に入りすぎ、2周目はあわててタイムをあげたけど追いつかなかったということなんだよな。でも2周目のペースであっても50分でぎりぎり。自分では随分準備を重ねてきたつもりではあったが、それでも力不足という現実がある。
さて、どうするか。今回は相当に意気阻喪し、トライアスロンをやめようかとまでは思わないが、どのようにして付き合っていこうか、さまざまな思いが頭を巡った。
私の周囲ではアイアンマンを目指そうという話で盛り上がっているが、それとは距離をおき、ハードルをさげてスプリントに焦点を絞って楽しむか、というのも現実的な選択である。それであれば適度な練習量でタイムオーバーなどというストレスもなく大会を楽しむことができるではないかとの思いも浮かぶ。
もともと趣味で楽しむスポーツに「自分の可能性を広げる挑戦」などといった大きな思いを仮託する意識は希薄であり、ただトライアスロンのある暮らしの形をつくることを考えてきた。あまりにトライアスロンに意識も時間も体力もかけることは本意ではない。
たとえばゴルフというスポーツは思いどおりにいかないことを重ねていくスポーツのように思えて敬遠してきた。楽しみでやっているのにストレスを重ねてどうするの、なんて思ってしまうほうなのだ。
さて、どうするか。こうしたときは考えるよりも行動に移ったほうがよい。往々にして思考は行動を阻害し、行動は思考を生み出すのだ。ということで、とりあえず10月21日の伊是名大会へと意識を向ける。その体験、その結果が思考を整理してくれるであろうと思いを定める。
伊是名大会は昨年初参加し、これもスイムで2分のタイムオーバーであえなくストップしている。まず今年の目論見を書き出してみる。
コースはスイム2km / バイク66km / ラン20kmで制限時間7時間(但し水泳は1時間30分の制限時間あり)となっている。
今年の予想となると、問題のスイムは横浜の結果からしても1時間15分以内であれば目標設定できるだろう。やはり1年間の蓄積はあるのだ。バイクは時速25キロ平均で2時間40分。ランはキロ6分で2時間となり合計5時間55分。まあ、スイムさえ無事にクリアできれば6時間を目標にできると考えているが、さてどうだろう。不安のスイムでまたもタイムオーバーのような事態となったらどうするのだろうか。これまでの最長運動記録はフルマラソンの5時間6分。果たして身体はもつだろうか。
あれやこれやと、思いをめぐらせながら、やはり思うことは「適度なトライアスロン」を探しだすという課題であり、「適度」の前提には「楽しむ」ことがなくてはならない。課題は「私が楽しむトライアスロン」を探し出すということなのだ。
スイムの力不足は大きなストレスとなっているが、泳ぐことは楽しい。少なくとも「トライアスロンの大会に出られなくとも水泳を覚えられればいいか」といった当初の気分からすれば、現在の成果に大いに満足である。大会結果に意気阻喪しても、これを忘れてはいけないと自戒する。
秋の朝 空を吸い込み 背を伸ばす
夏を終え 何を残すか 思い病む
昨日は孫の運動会で久しぶりに娘家族と時間をともにした。
それは孫もかわいいけれど、娘に会うのは心ときめくものだ。
運動会のあとは仕事の取材をすませ、気分が高まってひさしぶりに一人焼トン呑みやでホッピー。トライアスロンを始めてから、一人で呑みやに入ることは少なくなったものなあ。
よし、これで意気阻喪の気分を振り払った。
さあ、元気をだしていってみよう。
やるべきこと、やりたいことは山ほどあるじゃないか。 -
30日の横浜大会を前に、海錬で意気阻喪。嗚呼。
久しぶりです。9月になってから日が過ぎるのがとても早かった。前回のブログからもう20日もたっている。忙しかったこともあるけど、漫然と緊張感なく日々を送ってきたような気もしている。夏ばてなのかなあ。なんかスッキリしないなあ。
この30日に横浜トライアスロンがある。私の生まれ故郷。高校時代までを過ごした地であるので、気合も入っているのだが、気になるのはやはりスイム。制限時間は50分。果たしてクリアできるのか。スイムコースは山下公園前、氷川丸の横で750メートルを2周する。
今シーズンは、同じオリンピック距離の館山トライアスロンで0:47:55。このタイムであればギリギリのセーフだが、その前のレースである幕張大会では半分の距離の750メートルで0:26:42。このペースではタイムアウトになってしまう。沼津千本浜の駅伝は500メートルで0:18:49で、これもアウト。実績としてはきわめて危ういのである。
そこで先週の日曜にお台場で開催されたアクアスロン大会に事前練習のつもりで出場。これが500メートルで0:13:20。1500メートルにすると40分となる。このときは休むことなく、全体をとおして自分のコントロールのもとで泳ぐことができた。
ようやく一段上に登れたかなあ、という記憶をもって、今日、海錬に参加したのだが、これが散々の状態。今日はあいにくの雨模様で気温も20度程度。海に入ると水中は暖かいのだが、表面が冷たい。波はなく、悪いコンディションではなかったと思う。
何が散々だったかというと、なかなかスピードが出ない。その力みもあるのか、フォームが固まらず、腕がやたらと疲れ、息が切れる。最後の前に400メートル程度を泳いだが、一人まったくちぎられた。最後のリレーでは、息が切れてたち泳ぎの休みが入ってしまった。海錬のリレーで休みが入ってしまったのは初めての経験で、みんなの見ている前で、これはみっともなかったなあ。ああ意気阻喪。
岩田コーチからは、寒さのせいではないかとのアドバイスを受けたが、果たしてそうなのか。そうであってくれればいいのだが。
8月26日のブログにも書いたが、8月末の15分泳も実に不本意な状態で、我ながら実にもどかしい。泳いでいる感触としては、少しずつ少しずつ薄皮を重ねるようにして多少は上達をしている手ごたえがあるのだが、うまくいかないものだ。
とりあえず、横浜への準備をまとめてみよう。
海はほぼプール状態で波はないはずである。であるから、東京アクアスロンを思い起こし、ともかく休むことなく泳ぎきれば45分程度、時間内となるはずと思いを固める。これがいちばん大切。
次は休みなく泳ぐための方策。第一にウォーミングアップ。東京アクアスロンでも柔軟体操と15分のランで30分近いウォーミングアップで全身に汗をかいた。これが重要。皇居ランでも1周目より2周目のほうが、呼吸が落ち着きはるかに楽に走ることができる。スタートは7時41分と早いがしっかりと準備をしなくてはいけない。
そしてユックリとしたスタートで、まずはヘッドアップと呼吸のリズムを作る。
苦しくなったら、ともかく呼吸の安定を第一に、泳ぎを止めず、できるだけ脱力をする。
頭に浮かべるものは「現在・現在・現在」という呪文。これは千駄ヶ谷のプールで1500メートルを泳いだときに浮かんだもので、先を考えず、「現在」だけを考えるということ。
シッカリとした意識を維持してゴールへと向かう。緊張でかたくなってはいけないが、積極的な意識はすべての源である。
スイムが人並みであれば、もっと心地よくトライアスロンを楽しむことができるだろう。私の考える人並みというのは50メートル1分、1500メートルで40分。さらにランのように大きな疲れを感じることなく1時間を続けて泳げるようになれば、どんなにか楽しいことだろう。果たしてそこまで行けるのだろうか。その前にギブアップしてしまわないか。今日のような日には弱気になってしまうなあ。スイムの制限時間が1時間であれば、どんなにか気が楽か。50分は厳しいと思う。
心して 泳げ遠くへ 秋の海
雨のなか 海に泳ぎ 秋を知る
今日は急に寒くなったので、いまちょうとテレビで「セプテンバーリスク」について紹介している。夏ばてと急速な気温の低下で自律神経のバランスが崩れ、血管が収縮し、脳卒中や心筋梗塞が起こるという。特に朝は気をつけなくてはいけない。リスクは高齢者に限ったことではない云々。
やはり、今日は大変だったのだよ、と我が身を慰める。
横浜の日の気温はどうだろう。特に朝早いので、気温は上がらないことも想定される。十分なウォーミングアップを改めて自戒する。 -
夏の終わりの一日。妻の命日と佐渡トライアスロン。
金曜の夜に友人と酒をのみながら、本当に疲れたなあと思った。この週末は疲れをとることに専念しようと思った。土曜は朝6:30からのラントレであったが、すぐに息が切れてアップのジョグに一人だけついていけない。あっという間に全身汗びっしょりで、自分でも驚くほど。次いでのスイムは身体を冷やしたおかげか、多少なりともアップができたおかげか、まあ、こなすことはできたものの、相変わらずの意気消沈。
ママチャリで帰宅の道すがらで雨、またたく間に雨脚が強くなり、逃げるように家に駆け込めば、まるでタイミングを合わせたような豪雨。その後も降ったりやんだりの不安定な天候。早々に食事をすませると、ともかく寝ることに決めて文庫本数冊を片手に横になり、雨音を聞きながらうとうとと寝たり醒めたりで一日を過ごす。
年に数回、疲れてただただ眠る日が訪れる。すると翌日はかなり回復する。私の貴重な癒しの日であるが、この土曜日がその日であったようだ。特に夏休みもなかったので、この日を夏やすみと考えよう。
十分な睡眠を得て、それでも日曜に起きたのは8時過ぎ。ともかくよく眠れる。
今日は亡き妻の命日。仏壇を掃除して花を飾りお線香をあげる。位牌をふきながら後ろをみると享年55歳と刻印されている。同い歳なのでそのとき私も55歳である。
妻が第一回目の胃がんの手術をうけたのが2001年3月6日で49歳であった。そして命日が6年後の2007年9月2日で55歳。今年で没後5年となる。こう振り返ってみると私の50歳代というのは妻との闘病の日々であったなあとの思いにいたる。
亡くなってから5年という受けとめかたもあるが、私としては手術から11年という気持が強い。亡くなるまではがんという病気をともにし、亡くなってからは記憶に残された存在感とともに生きてきたというほうが実感に近い。
このように書くと、亡くなった妻にいまだにひきづられている印象を与えるかもしれないが、当人としてはそうした意識はなく、59歳からの独り身の暮らしをいたって前向きに生きているつもりである。「いやあ、身のほど知らずにトライアスロンなんかはじめて、いいお仲間もたくさんできて、元気にやっていますよ」というのが偽りのない現状報告である。
一人で生きていくライフスタイルを作りたくて始めたトライアスロンである。かっこをつけるようだが、獲物を求めて一人放浪する老いた狩人のように生きていきたいと望んでいる。でも命日ともなると、今日までともに生きてきたような思いにとらわれるようで、我ながら不思議である。今日だけは、そんな感慨に身を任せている。
部屋の掃除もすませ、洗濯物にアイロンをかけ、走りに出かける。とても気持ちよく1時間の江戸川ラン。ラスト20分はスピードアップのフォームも身になじんで爽快ですらあった。フォームのポイントは手。手首の力を抜き、体の前で振るように意識すると、身体が前のめりになってリズムができスピードがアップする。これは昨日タップリ休んだおかげである。土曜日に意気消沈した気分が大いに回復する。
シャワーを浴びて冷麦をゆでて夕食。佐渡トライアスロンに出場した仲間たちの完走報告がFACEBOOKで行きかっている。最近お会いしていない方々も多い。皆なすごいなあ。励まされもするが、自分にはとてもとてもというのも正直なところで、さて、仲間の活躍をどのように受け止めようかといった気分もはたらく。
そんな気分のときは、自分のことはともかく、まずは祝福しよう。すばらしいじゃないか。
おめでとう 夏の終わりの ナイスレース
亡き妻を 呼び出している 夏の暮れ
今日は夏の終わりのスケッチとなった。
明日からはまた、老いた狩人のように、仕事に精を出そう。 -
沼津千本浜駅伝の報告。心身夏ばて状況での日常報告。
残暑が続いているけど、日差しも風も秋の気配を含んで夏の終わりを告げている。
どうにも元気がでない。体調としても元気がなく、気持としても意気消沈している。心身ともに夏ばて状況である。
今日は書くことでこの気分に区切りをつけたいと思っている。「よし、いってみよう」という今後の指針を見出したいと思っている。
まずはレースの報告。先週の日曜日19日は沼津千本浜でのトライアスロン駅伝。3人1チームで、それぞれがスイム、バイク、ランをこなす。私のチームは「レレレのおじさん」でATA南行徳の仲間と3年続けての参加。
リザルトを3年続けて見てみよう。(今年/昨年/一昨年)
トータル 1:47:09/1:48:42/2:06:40
スイム 0:18:49/0:22:18/0:34:47
バイク 0:51:37/0:50:16/0:55:46
ラン 0:36:43/0:35:28/0:36:07
昨年と比べてトータルでは1分30秒ほど短縮できたけど、これはスイムのおかげでバイク、ランともタイムを落としているんだなあ、これが。特にランについては一昨年よりも30秒ほど落ちている。
スイムはようやく人並みに近づいてきたが、バイクとランは頭打ちだなあと思う。といっても順位としては全体でも最下位クラスで、このポジションでタイムを語ること自体、喜劇なのだが。
次いで、昨日はスイムの練習で15分間泳があった。これは15分間ノンストップで泳いだ距離をカウントするもの。年に3回ほど行われるが、過去2回は風邪などの体調不良でお休み。久々の参加でひそかに心期すところがあったのだが、これがノンストップで泳ぎきれず、300を越えたあたりからターンのたびに休みがはいり、450の一歩手前で完了となった。550越え、できれば600を目標にしていたので、とても残念で自分でも歯がゆい。自分なりに長時間泳の練習も重ねてきたにもかかわらず、距離はともかく、ノンストップで泳げなかったことが不本意。
振り返ると、この週は沼津の疲れと残暑から「お疲れ」の状態であった。木曜は朝に走りに出たものの5分と走れず歩いてしまう。暑さのせいかとスイムに行っても100でバテて立ち止まる。久しぶりに体重計に乗るとなんと69キロで驚愕。
ちなみに月曜から火曜、水曜、木曜と呑み会も続いた。太るはずだよ。
金曜は土曜の15分泳に向けて夜に泳ぎにいこうかと思ったが、結局は丁寧なストレッチのみでで早めに床についた。
こう書き出してみると、土曜日の15分間泳は思うような結果とならなかったのもいたしかたないよなあ。
今年はあと、9月30日の横浜と10月21日の伊是名を残しているが、いまの時点で、果たして制限時間に泳ぎきれるかなどと不安も湧き上がってくる。どうするかなあ。
何もわからずトライアスロンに飛び込み、好奇心だけで突撃してきたが、ようやく様子もわかるようになったところで、一息つきたくなっている自分がいるようだ。
トライアスロンでもうワンランク上を目指すポイントは躍動感であろうと感じている。それを目指してみるか。あるいは疲れをとることを第一にペースを落としてみるか。
と、ここまで書いてきたが、私の基本方針としては、頭で考えるよりも暮らしの形をつくることを優先する。よってこれについては、今日はこれからトレーニングに出るのか、あるいは家で休むのかの問題というように考える。
はい、ジムに行き、スイム、バイク、ランの3種目を軽いメニューでこなしてみよう。
ベランダに 干からびた蝉 タオル干す
どうするか どうしようもない この残暑
昨日の土曜日は孫の誕生日で次女の家で誕生日会であった。
息子とは1年ぶりに会ったが、見た目に大きな変わりがないことに安堵した。
来週の日曜9月2日は亡き妻の命日である。
こうして日々は過ぎていく。
残念ながら書くことで指針を得るまではいかなかったが、とりあえず家事をすませ、明日の仕事の準備を整えてジムに行ってみようと今日の予定はたった。身体を動かしているうちに、何かの手ごたえを得るかもしれない。
これがスポーツとともに暮らすということなのだと改めて確かめる。
スポーツはいいよなあ。