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  • 今回は体調管理の話。この土日は身体の不調で休息としました。

    今回は体調管理の話。この土日は身体の不調で休息としました。

    毎週土曜日午前はATAのトレーニングに出かけているのだが、昨日はお休みとした。ひとことで言えば体調不良のためとなるのだが、この体調不良にはいろいろの要因が重なっており、この土日は「ともかく休む」こととし、ひたすら眠ることにした。
    以前から、年に2回ぐらいは何もしないでひたすら眠る日を過ごすようにしているのだが、今回もそのタイミングと思って判断をした。とはいうものの、本日日曜は天気に誘われ、5キロウォークをしてしまった。やめればよかったか。いささか後悔している。休む時は休まねば。
    さて、今日は体調管理の話です。70歳の体調管理の一つのサンプルです。
    70歳にしてトライアスロンといえばいたって健康そうだが、このところ1日に次のクスリを処方している。数字は錠数。
    高血圧    朝2 夜1
    高脂血症   朝1
    逆流性食道炎 朝1
    整腸     毎食後2+1
    痔の炎症   毎食後1
    痔の軟膏   日に2
    花粉症    夜2
    通っている病院は高血圧、消化器外科・肛門科、アレルギー、歯医者(歯周症ケア)、ペインクリニック・整骨院。
    確定申告では昨年の医療費は15万近くになった。体調管理に使う時間も金も大きく増えて保険料の恩恵を十分に受けている。実感では3年ほど前、67歳あたりからか。65歳にはまだ日々自覚するまでに至っていなかったと思う。
    病院に行くことが日常となり、否応なくいろいろと対応策を考えるのだが、なかなか「解決」とはならない。これが老いの一局面なのかとも感じている。

    高血圧は半ば諦めているのだが、痔がなかなか完治せずにまいっている。当たり前のことだが、身体に痛みや不具合を感じるのがいやなのだ。痔の原因はこれも3年ほど前からの過敏性腸症候群による下痢で、子供の頃から愛飲している牛乳をやめるなど、食べ物の工夫もしているのだが、なかなか思うようにいかない。これも老化の一つなのか。
    加えてこの1か月は肩甲骨と腰が痛み、整骨院に通い、神経ブロック注射を打っている。
    その腰の痛みが増してきた。
    更に疲れがたまっている感覚がある。多分肉体的なもの以上に精神的な疲れが強いように思う。確定申告で疲れたからなあ。
    ということで、この土日を休息にあて、少なくとも腰痛と痔を押さえてリセットしたいと判断した。ともかく寝て疲れを癒し、身体の回復力をよみがえらせるのだ。

    肩甲骨と腰の痛みは右側だけに出ているが、原因はハッキリしていてスイム。泳いでいるうちはなんともないのだが、じっとしていると、身体の芯のほうから強い痛みを感じて、どうにもならない。
    泳げるものだから、練習は続けてきたのだが、腰の痛みが強くなってここでストップ。オーバートレーニングによる身体の痛みは、それを乗り越えることで新たな成長につながることは経験として実感してはいるが、はたして70歳となった今回もそのようになるのか。これはちょっと興味をもってみている。

    休息による回復のポイントはトライアスロンのトレーニングに向かうようになれること。
    痔が痛み腰が気になるようでは走れない。肩甲骨が痛くてはバイクに乗れない。かろうじてスイムはなんとかできるのだが、バイクはまだしろ思い切って走れないのがつらい。7月には大会を予定しているので、そろそろ大会に向けたトレーニングを始めたいと思っているのだ。
    などと書くといかにも殊勝なのだが、それ以上に、身体の痛みを気にせずトレーニングに向かう日々を回復したい、老いを実感していく中でも、少しでも快適な日々を過ごしたいということなのだろう。となると、あきらめずに工夫を重ねていくことになる。今回の休息もそうした私なりの工夫ということなのだろう。
    この風音は 夏の予感か 血が騒ぐ
    ちょっと疲れた感じがある。なぜだろうと思っている。睡眠時間は十分だが、眠りは浅い。同じように暮らしているのに疲れを感じるのも、これは老化なのであろうか。
    いまもすでにそうであるが、これから老化の研究はさらに進むだろう。
    私も私なりに、体験をとおして老化を見つめていきたいと思っている。

    写真は渋谷宮下公園の様子。東京オリンピック・パラリンピックをターゲットに整備をしてきたのだろうが、私は街として新たな魅力を感じた。お薦めです。

  • 前回の続きを書いていたら茫漠たる話となってしまったが基本は高齢者スポーツの楽しみ。

    前回の続きを書いていたら茫漠たる話となってしまったが基本は高齢者スポーツの楽しみ。

    前回のブログで生きているうちにやっておきたいことを挙げたのだが、このことでちょっと追加説明をしたくなった。
    70歳となれば、いついくのかもわからない。明日お迎えが来るかもしれない、というのが前提で、このリストは「死ぬまでに済ませておきたいこと」ではなくあくまで「生きているうちにやっておきたいこと」であり「生きている時間の望ましい過ごし方」であって、結局それができなくとも、ほかのことで忙しければ致し方なく、それが不愉快でもなんでもない。

    振り返ればトライアスロンも「生きている時間の過ごし方」としての好奇心から始めたものであった。
    トライアスロンを始める心のありかたを、このブログの当初に書いているのだが、それからもう12年もたってしまっている。かといって始めるときの心のあり方といま続けている心のあり方が大きく変わっているわけではなく、要点は「毎日何をして過ごすのが心地よいのか」ということになる。だから「これを続けていってなにかをなせばそれで満足」ということではなく「どこに行くのかもわからないがこれを続ける毎日を心地よく過ごすことが大切」となる。
    ここでわきまえておくべきことは「いまこれをしていれば心地よい」ことと「これを続ける毎日の心地よさ」とは大きく違うということで、苦行難行はその時々はつらくともそれを続けている毎日の心の安寧、充足、落ち着きということはあるだろう。
    私は「スポーツを続ける楽しみ」とはそうしたことであり、私のとっての生涯スポーツとはそうしたものだ。簡単に言えば身体が続くうちは続けていくという快楽を私は味わっているのだろう。動いている身体に感謝というわけだ。
    若いうちは今日のこと、明日のことなど考えない。しかし歳をとると何も考えず、ただ漫然と日々を暮らしていくことはできなくなる。何らかの工夫と自己管理、あるいは自己修練といったものが必要になるのだ。
    そこで話はスポーツの魅力となる。
    まず汗をかく楽しみ。これは身体を動かすことそのものの楽しみといっていい。
    これが第一だな。ここには健康でいることの快適な心身状態が含まれる。
    そしてやっていけば上達という励みがある。私のようなへっぽこ高齢者でも、まだ「どうすればもっとうまく泳げるのか」なんて考えている。これは自分自身と向き合う楽しみであり、第二にこれをあげたい。
    よく高齢者スポーツで同好の仲間に出会う楽しみがあげられており、それはそうだが、身体を動かして汗をかいているのは自分自身であり、その優先順位は大切なのだ。高校時代はハンドボール部でインターハイ出場は私の唯一の自慢のようなものであり、チームスポーツは知らないではないが、高齢者のチームスポーツというのはちょっとわからない。ゲートボールはあればチームスポーツなのだろうか。
    風と雨 春来りて 胸騒ぎ
    書いているうちに、茫漠と話が広がってしまった。
    また、これまで何回も書いてきたことを繰り返しているようで、苦笑いで己の老化を振り返る。
    写真は最近思い立ってでかけた九十九里の波。毎年のトライアスロン大会会場でもある。
    寄せては返す波のように、あるいは性懲りもなく、私は同じことを繰り返しているようだ。
    そんなしみじみ気分でじっと波を見ていると、いまこの時こそが永遠なのかと思われてくる。

    みつけた
    何を
    永遠さ
    それは太陽が海にとけていく
    残念ながら曇り空であったが、そのように歌ったランボー気取りとなり、帰りの特急電車で缶ビールをあけてポテトチップスをかじった。
    不要不急の身勝手外出なので、申し訳ない気分があるなあ。反省。
    でも九十九里まで特急で1時間。現地で2時間海を見て帰る。
    半日コースで、思い立ってでかけるのはお薦めです。
    ちなみにランボーの詩の訳については、幾多のものがあるが、これは私の記憶にあるもの。
    私はこのように記憶して、時折頭に浮かべているが、多分正しい翻訳ではないと思う。

  • ご無沙汰しているうちに70歳の誕生日を迎えました。

    ご無沙汰しているうちに70歳の誕生日を迎えました。

    もちろん、年齢を重ねるというのは継続的なもので、誕生日になって何かが変わるわけではないのだが、それでも自分の来し方行く末を改めて見つめる機会となる。
    来し方については、あまり過去を振り返らないようにしている。いい思い出も多くあるが、恥ずかしい、なんであんあことを、もう少しどうにかできなかったか、などという思いが先に立ち、心落ち着かなくなる。人生成り行きで生きてきたので、しっかりと自分を積み上げてきたという実感もない。こうしたデリケートな問題には近づかないのがいいと思い定めて避けている。
    行く末であるが、やはり「残りは何年か」の意識が強くなる。あと何年元気でいられるか、その間に何をしておくのか、時間は限られているということを実にリアルな実感としてとらえるようになり、時間割が気になってくる。
    これが70歳になっていちばんに感じたこと。
    限られた時間を嫌なことにつきあって過ごしたくはない。俺には時間がないんだよ。偉そうにそんな気持ちが強くなる。
    基本的には、振り返りはせず、遠くに目標を置くのでもなく、毎日毎日走っていって、力が尽きたら、はい終了というイメージでいるのだが、これを世間一般で言えば「ピンピンコロリ」というやつだな。
    また、生きているうちにやっておきたいことがあり、時間割はこれを中心に考えないといけない。
    そこで、やっておきたいことを書き出してみよう。(以下順位)
    いずれも実現できることに限る。
    1 できるだけ長く仕事を続ける
    やはりこれが一番だな
    収入を得ることが暮らしの基本
    そして仕事はおもしろい
    2 個人ホームページの開設
    いろいろと挑戦している積年の課題 今年の5月目標
    乞うご期待!!
    3 富士山登山
    日本人なら、という気分 来年かな
    4 2022年関西ワールドマスターズゲームトライアスロン参加
    どうやら参加資格はとれているようだ
    来年は富士山登山とこの大会
    5 試論作成
    これまでかかわって考えてきたことをまとめたい
    イベント・スポーツ・情報化など
    このブログも整理してまとめたい
    個人ホームページ開設に合わせて進めたい
    6 トライアスロン大会毎年参加
    そのための身体をつくり、緊張を楽しむ
    7 ラグビーワールドカップ
    2023年フランスは無理かな なら2027年に
    8 熊野古道旅
    これも日本人なら 行く前に少し勉強しておきたい
    9 夏の北海道
    札幌は一時頻繁に行っていたが 夏に鉄道で1週間程度
    イメージとしてはかなり先に お年寄り旅行
    10 邦楽(地歌 三味線)
    これも以前から思っていること
    お願いできる先生はいるので、いつか飛び込んでみたい
    軽い気持ちで書き出してみたのだが、いやあ、疲れてしまった。
    でも自分を見つめなおすいい機会となった。
    順位をみるとまずは仕事で次に思索、そしてトライアスロン、旅行となる。
    これは私の暮らしの実感に近い。
    目標ができると何をするのかがわかってくる。
    こうしてみると、旅行がいくつかあるなあ。
    お金がかかるのはラグビーワールドカップで、そのほかは何とかなりそうだ。
    などど、大きな話をしたのだが、いまの課題は「慢性の下痢と痔」の管理というのが情けない。暖かくなってそれを気にせずトライアスロンを楽しみたい。
    日一日 早まる朝を 味わう二度寝
    このところ仕事も忙しく、いい歳をして精神的にも疲れ、やたらに眠い。11時就寝6時に目覚め、しつこく二度寝をして7時に起床。その間トイレはなし。高血圧で痔の痛みに加え、花粉症のクスリも飲んでいるのだが、まあ、元気なんだろう。

    最後に、私は今年のオリンピック・パラリンピック開催を熱望している。スポーツは21世紀の基幹産業であり、社会のエンジン、暮らしの支えであり、その根幹がオリンピック・パラリンピックというのが私の考え。ただのスポーツ大会(その程度のもの)とは考えない。疫病に見舞われたなかでの開催の人類史的な意義は大きい。
    こうした考えも「私のスポーツ試論」としてまとめておきたい。
    写真は春の到来を雲に感じた一枚。私の散歩道での光景です。

  • 謹賀新年。新年のご挨拶を申し上げます。今年もよろしくお願いします。

    謹賀新年。新年のご挨拶を申し上げます。今年もよろしくお願いします。

    当ブログをお読みの皆様。

    明けましておめでとうございます。
    年明けからだいぶ経ってしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。
    いつもそう思っているのですが、今年は週一ぐらにはブログをアップしたい。今年は70歳になります。書くことで老いのなかの自分を確かめ、皆様に呼びかけたいと思っています。

    昨年はコロナ禍に明け暮れ、今年も正月早々の緊急事態宣言となりました。
    皆様はいかがお過ごしでしょうか。
    私はこれまではコロナに見舞われず元気に毎日を過ごしており、知り合いにもかかったという話は、幸いにまだ耳にしておりません。

    テレビやネットではコロナへの政府などの対応に多くの批判の声があがっていますが、こんなときに寄ってたかって、にわか知識に訳知り顔でああでもない、こうでもないなどと非難の声をあげるのは大嫌い。下品だなあと思っています。
    このブログもそうですが、自分がわかっていることを、自分で考えて、自分の言葉で語るよう、自戒しています。
    あと、村上春樹が菅総理の演説を小馬鹿にした発言をニュースで読みましたが、小説家のくせに簡単に人を断罪するなよ、お前に何がわかるんだと思います。これまで村上春樹の小説を読もうと思ったことはないし、今後も一生読むことはないだろう。
    私は終始一貫、政府をはじめコロナへの対応にあたっている皆様に感謝し、この船に共に乗っていることを幸いとし、黙って自分にできること、手洗いとマスク、三密回避などに努めています。これが私の処し方です。

    さて、トライアスロンです。去年を振り返ると。。。。
    長良川大会を目標にしてきたものの、あえなく完走はかなわず、大いに落胆した。
    一方、ATAの中島ヘッドコーチの夏合宿に参加し、スイムとバイクについては、大いに刺激を受けた。これが2大トピックだな。
    それと、記しておかなくてはならないのが、下痢。
    正月から尾籠な話で恐縮です。
    もともと下痢体質であり、数年前はマラソン大会で走っているさなかにもよおして、トイレに駆け込んだことが2回もあった。
    その下痢がひどくなった。昔から排便は朝食後なのだが、3回も4回もトイレに行くようになった。1回目から下痢気味で、4回目はほぼ水だけ状態。それが原因で痔になってしまった。これは困った。走ると痔が痛むので、走る気になれない。
    昨年の暮れには初めて「消化器外科・肛門科」の病院を訪ねて、下痢のための胃腸薬と痔の軟膏を出してもらった。少しは改善しいているが、まだスッキリしない。

    さらに、このところ血圧が高くなっている。3か月に1回、NTT関東病院に通って血圧の診療を受けているのだが、だいたい上が130以下であったのが、140前後になっている。
    そうなのだ。10月の長良川大会以降、体調がいまいちなのだ。大会で痛めた左ひざの痛みも、うっすらと残っている。
    そんな身心の状態で新年を迎え、思うことは「心身の体調維持」。
    心については、嫌なこと、不愉快なことは避ける、距離を置く。
    身については、ささいなことであれ快な状態を目指す。
    それは毎日の過ごし方なんだな。十分な睡眠、40分のウォーキング、ストレッチ、入浴、そしてトレーニング、さらにお酒。酒については、飲まない毎日が身についてきた。
    急がず丁寧に時間を過ごす感覚が大切と自分に言い聞かせている。
    しかし、こうした方向に心身が向かっていること自体「老化」と思うのだ。
    無茶を楽しみ、無茶しても悲鳴があがらない、というのが若さというものであろう。
    老化の自覚として「疲れ」を感じるようになっている。
    特に夕方以降、仕事に向かう意欲が起こらない。
    といった調子で「我が老化」を見つめている。
    トライアスロンを続けているが、アンチエイジングに関心はない。
    老化は自然の摂理であり、拒否するものではく、受け入れるものだ。
    その老化を、できるだけ手に取るように敏感に感じたい。
    それがトライアスロンを続ける大きな理由になっている。
    ああ、こんなことができなくなるんだ。なるほど。
    ああ、老化のなかでもこうした進歩があるのだ。驚き。
    元日の日は素晴らしい快晴だったなあ。

    快晴に 迎春迎春とつぶやいて 歩き出す
    最近は痔のおかげで走れないこともあり、スイムに向かっている。
    こんな年齢でも多少であれ上達というものがあることを楽しんでいる。

    写真は昨年夏の合宿でのスナップ。
    いい経験でした。

  • シーズンオフの私のささやかな楽しみは「見直し」。

    シーズンオフの私のささやかな楽しみは「見直し」。

    シーズンオフの日々を送っている。
    シーズンオフはシーズンオフとしての楽しみがある。
    左足の痛みがだいぶやわらいできた。焦らず無理して走らずに回復をまつ。
    日一日と回復していく感覚を確かめるのはうれしいものだ。
    常日頃気になっているところを見直してみる。
    これも楽しみだ。
    今日はこのささやかな楽しみついて考えてみる。

    トライアスロンを始めたのがこのブログのタイトルにあるように58歳。来年には70歳になる。始めてから10年もたつのに、できないことを数えあげればきりもないのだが、今年はようやくスイムとランの入口に立ったような気がしている。泳ぐこと、走ることが、自分なりにようやくわかってきた気がしている。
    正しいフォームとはどのようなものか、どのように身体を使えばそのフォームを維持できるのか、フォームを身につけるための練習方法は、といったものを考えられるようになった気がしている。
    たとえばスイムでは姿勢が重要。ランは腰を落とさないこと。これはイロハのイの字なのだが、そのことが身をもって納得できるようになってきた気がしている。なるほどそのとおりなのだということを身体で確かめる。

    プールに入ったらまずけのびをして身体の浮き具合、バランスの感覚を確かめ、その姿勢で胸を張りスカーリング、ゆっくりとキックをうってその姿勢を維持する感覚をつかんでいく。身体をこのように動かすとこんな反応がでるのか、ということに驚き、楽しむ。
    テレビやインターネット動画を見ても、以前よりはるかに、我が事として、実感をもって受け止められるようになった。
    たまたまマイケル・フェルプスのクロール動画を見た。以前であれば、漠然と見ていたと思うのだが、肘の使い方に目がいき「なるほど」と一人納得をした。「肘を立てるとはこういうことなのか」と思った。特に前からのカメラがとらえた映像では肘がまっすぐに立っており、肘から先の脱力までも見て取れる。
    私なりの勝手理解であるのだが、肘をしっかりとまっすぐにあげることで、胸が張れ、クローリングが生まれ、身体が前のめりになり、入水がスムースになり、水中で肘を立てて水を押すまでの一連の流れが生まれる。だから「なるほどなあ」なのだ。
    肘の使い方はこれまでも指導を受けていたのだが、あげる肘が起点で全身が動いていくのだ。これまでは、前に押し出す手が起点だと、それも漠然と思っていた。

    おそらくできる人は考えずにできるのだろう。しかしこちらはそうはいかない。しかしこうして考え考えながら身体と対話することは楽しい。こんな楽しみに出会えるとは思ってもいなかった。
    年寄りには年寄りならではの、能力のないものにもそれなりの、スポーツの楽しみというものがあるのだ。

    ランについても同じようである。起点は肘ということで納得している。ポイントは腰なのだが、まず肘を起点にして振ることで腰が動き、膝をあげて前に進む力がうまれる。なほどどなあ、と感じながら走ってみる。
    ところが、バイクについてはまったくわからないのだ。バイクの姿勢とはどのようなもので、身体はどう動かすのかわかっていない。基本はクルクルクルクルとペダルを回すこと。わかっているのはこれだけで、どうしたら効率よく回せるのかがわかっていない。
    これを何とかしたいと思っている。
    秋空に 流れる雲を 眺め走る
    毎朝の40分の散歩が日課となってきた。風を感じて思わず走り出したくなり、20メートルほど走ってみる。
    コロナの第三波でまた「ああしろこうしろ」と騒がしい。
    マスコミは騒ぐのが仕事であるにしろゲスだなあ。
    私は私ができることをするだけで、できるだけ普通に日々を過ごすことを大切に考えている。
    写真はネットでみつけたマイケルフェルプスのクロールにおける肘。しっかりと立っている。

  • 失意の長良川大会のご報告。ようやく回復してきました。

    失意の長良川大会のご報告。ようやく回復してきました。

    長良川大会の報告が遅れました。
    遅れたということは「完走アウト」で、心身ともなかなか立ち直れず、ようやく回復しつつある今日この頃で、まだ詳しくレースを振り返る心境ではないので、簡単にお伝えします。
    水温が低くスイムは750mになったのだが、スイムがタイムオーバーでSKIP扱いとなり、ゴールまで走ることはできたのだが「完走」とはならなかった。
    敗因は川の流れ。これがまったく進まない状態で、対応がとれなかった。
    じつは、大会直後の公式記録では「完走」となっていたのだが、数日後に確認すると訂正されていた。
    この大会は「完走」できれば関西ワールドマスターズゲームに参加できる権利を得られるのだが、完走の記録を送ってしまったぞ。どうなる?

    ということで、なんとも考えもまとまらないままに、頭に浮かぶことをスケッチして、前に進んでいくことにしたいと思う。
    スイムは思うようにいかなかったが、バイク、ランともなんとかなった。ともに参加者中最下位クラスのタイムなのだが、予定していたパフォーマンスが出せた。
    これなら70歳になってもなんとかオリンピックディスタンスもやれそうだ。
    バイクはギアの工夫だな。向かい風は軽いギアでケイデンスをあげる。クルクルクルクル。いまさらながら、「なるほどなあ」といろいろ考えながらの走りとなった。今後の工夫と努力で少しは伸ばせそうな気がする。
    ランはアキレス腱と膝の痛みが心配で、左膝にサポーターをはめての走りであったが、走り出しはキロ6分45秒、最後になっても7分30秒を下回るペースで私としては満足。これもトレーニング次第でまだ少しは伸ばせそうな気がする。
    しかしだ。ゴールをしてトランジッションに戻り、着替えて歩き出すと、これが左足が痛んでまともに歩けない。膝もアキレス腱も痛い。足を引きずりながら「我ながら頑張った」と自分をいたわる。このときはまだ大会記録は「完走」で安ど感が大きかったなあ。

    大会を終えてほぼ1か月。日一日と痛みがなくなり身体全体が回復していく状態を味わってきた。これは予測もしなかった楽しみとなった。痛くてできなかった屈伸ができるようになった。素直にうれしい。
    そこで今日は散歩とは別に、大会後初めて走ってみた。50メートルランを繰り返しながら、足の痛みを確かめる。走れはするのだが痛みは感じる。でもうっすらとかく汗が気持ちいい。ランのトレーニングも再開できそうだ。
    秋の日は つるべ落としで 夕暮れラン

    ということでこのブログに向かっている。
    いまはもう大会の予定はない。少なくとも、これからの半年はない。
    今回は大会前はかなり意識をしてトレーニングに向かってきた。この意識というのは、ただの気の持ちようではなく日々の暮らし方であり、それは老人にとって良き生活の習慣となった。これからの暮らし方のイメージが少しつかめてきた気がしている。
    大会後1か月の休息を経て、この良き生活を続けていくようにしたいと思う。
    写真は散歩のコース。ここまでで1キロ。ストレッチをして戻る。いい眺めでしょう。

  • 現地は寒く明日はどうなることやら。無理をせず、でもしっかりと意識をもって挑戦してきます。

    現地は寒く明日はどうなることやら。無理をせず、でもしっかりと意識をもって挑戦してきます。

    10月17日
    6:00 起床
    昨日は9時過ぎに寝たので今日も9時間の睡眠となった。
    我ながらよく寝る。
    土曜日にも仕事メールが入る。
    荷物をまとめる。
    朝のルーティーンを済ませる。
    お湯をためて入浴。神経を覚醒させる。
    9:00 出発
    小雨のなかママチャリで駅前駐輪場へ。
    10:00 新幹線乗車
    東京駅は寒いぞ。
    12:00 名古屋駅前で予約していたレンタカーをピックアップ。
    名古屋も寒い。雨が降っている。
    13:00 桑名駅前のホテルへ
    バイクと荷物が届いていることを確認。
    チェックインは3時からなので、大会会場へと向かう。
    途中ロードサイドの松屋で牛丼。
    14:00
    大会会場へ。
    降り続く雨。寒い。そのなかで選手が走っている。
    ともかく寒い。
    バイクメンテのテントを確認してスタッフの方に声をかける。
    頭のなかで到着からスタートまでのシミュレーション。
    15:00
    ホテルにチェックイン。
    バイクを組み立て、荷物を整理してクルマに運ぶ。

    昨日のブログ日記に向かう。

    18:00 ホテル近くの飲み屋で夕食。
    天むす寿司という珍妙なものを食べる。
    海老天をネタに巻き寿司にしたもので、このあたりが名古屋食文化なのか。

    帰りがけにコンビニで明日の朝食と水分を用意。
    部屋に帰りユニットバスにお湯をはってつかる。
    ともかく部屋が寒いのだ。
    エアコンは全館のシステムで今日現在は「送風」とのこと。
    明日朝のシャワー用にバスタオルを1枚追加してもらう。

    ホテルは「三交イン桑名駅前」。ビジネスホテルとしてはまったく文句はないのだが、こうしたときは飲食のついたワンランク上のホテルがいいようだ。これからは奮発しよう。
    19:28
    風呂につかって人心地ついたところでいまこれを書いている。
    ありがたいことに足の痛みがあまり気にならないが、どうだろう。
    一方、夕食のせいでおなかが鳴っている。
    いつもレースで一番の心配事はおなかの具合。
    ランの大会でレース途中でトイレに駆け込んだことが2回もある。
    足とおなかの無事を祈るばかり。
    思い立って「大会準備日記」を書き出した。
    私としては自分を振り返るいい経験になったが、はからずもいつしかビジネス報告のようになり、読んでいただいている方には恐縮するばかり。

    とにもかくにも明日は落ち着いてレースを楽しもう。
    いまの力を試してその結果を見てみたい。
    これで日記は終了。
    9時前には寝られるだろう。
    テレビでブラタモリをやっている。私としてはタモリといえば「タモリ倶楽部」かな。でも最近は見ていないなあ。
    写真は明日に走るコース。
    寒そう!!!

  • 出発前日の金曜日。高田馬場のT-conditioningで足と全身をケア。

    出発前日の金曜日。高田馬場のT-conditioningで足と全身をケア。

    10月16日
    6:00 起床
    昨夜は9時に寝たので、9時間のたっぷり睡眠。身体の回復を感じる。
    気になる膝は、少しはいいか。
    悪化はしていないので満足とする。
    明日は大会に出発する。
    今日はほぼほぼ休みの状態にしようと予定を組んできた。
    会議の予定はない。
    仕上げないといけない資料はない。
    仕事で出かける用事はない。
    仕事はメールと電話のみとなる。

    9:00 散歩
    朝のメールと電話を済ませて散歩に。
    1キロを歩き、そこでストレッチをして戻ってくる。
    今日はストレッチを少し念入りにした。
    屈伸すると膝がいたむので、主に股関節と肩甲骨をメインに。
    帰路に30メートルほど数回走る。
    だいたいキロ6分45秒ほどで走れるようだ。
    走っているときに痛みは感じていない。
    何とかなりそうか。
    11:00
    帰宅して午前の連絡をすませて朝食。
    今日は仕事の急用はなさそうだ。
    金曜の午前になるとだいぶ穏やかになる。
    15日のブログの日記を書く。
    大会への荷物の用意を始める。
    15:00
    高田馬場のT-conditioningへ。
    両足のケア。特に左足はアキレス腱~膝~ハムストリングスと痛みがある。
    さらに股関節と肩甲骨を中心にしたコンディショニングで約1時間。
    実は大会前にコンディショニングを施すのは今回が初めて。
    今回はコーチのアドバイスで試したのだが、やってよかった。
    身体が刺激をうけ、爽快感がある。

    今回は14日にフットケア、今日のコンディショニング。
    合わせて13,000円ほどかかるがそれなりの満足は得られる。
    今後、大会に出るのはおそらく年に1回ないし2回であろう。
    許容できる出費として頭に入れておこう。
    17:30
    南行徳に戻り駅前Tipnessへ。
    今日はプールとバイクで1時間と考えていたが、足の痛みも気になる。
    15分程度のスイムでフォームを確かめる。
    特にスタート時のフォームを意識する。
    18:30
    帰宅、夕食、荷造り。
    9時過ぎにはあわてて床につく。

    この1週間は仕事でバタバタであったが、今日はようやく大会準備のモードに入った。
    たっぷり睡眠をとったこと。何とか痔をなだめたこと。アキレス腱を悪化させなかったこと。
    このあたりがこの一週間の収穫か。
    予想外だったのは膝の痛み。
    ともあれ、いままでになく自分の身体に敏感になって暮らしたのは、いい体験になった。
    写真は9月の合宿帰りに新幹線の車窓から見た空。
    きれいな空をみると写真を撮りたくなる。

  • 大会準備の日課は朝の30分散歩と夜の入浴。足の痛みが気になる。

    大会準備の日課は朝の30分散歩と夜の入浴。足の痛みが気になる。

    10月15日
    5:00起床
    昨日のことをいま、16日12:35に書いている。昨日のことなのに起床時間がよく思い出せない。4時ではなく6時でもなく、多分この時間ではなかったかということで、記憶力が低下しているなあ。
    8:00
    朝のルーティーンにメールなどの仕事をバタバタとこなして散歩に出かける。これが大会準備の日課。ストレッチのメニューが自然と増えて30分が40分になった。雨に降られたが気持ち良い。散歩は身体をいやす力があることを実感しているのだが、右膝の痛みはさらに悪くなって屈伸もできなくなっている。帰宅してシャワー。
    11:00
    今日1日の仕事準備に向かい11:00から1時間のオンライン会議。
    12:00
    チャーハンと餃子の昼食。
    13:00 別途1時間のオンライン会議。

    会議後はすぐに家を出て茅場町のオフィスに向かう。
    15:00 茅場町のオフィスで1時間のオンライン会議。相手は中国。
    16:00 茅場町のオフィスで別途会議を2時間30分。
    買ったばかりのパソコンの通信状態が悪く、この会議でのオンライン参加メンバーとの連絡がうまくいかない。つないでいたのに突然切れてしまい、再起動させてもうまくつながらない。かなり困った。LENOVOに連絡しないといけない。製品を替えてほしい。
    いろんなことがある。
    19:00 帰宅
    コンビニで買った調理パン、柿、物足りなくてお茶漬け1杯。
    お湯をためて入浴。
    朝の散歩とともに、この入浴を大会準備の日課にした。
    若いころから朝シャワー派で、いまでも入浴の機会は少ないが、足の痛みや痔の対策、睡眠促進を考えてのこと。粉末の温泉入浴剤を入れてリラックスなんだけど、慣れていないためか、すぐにのぼせてしまう。
    21:10
    気がつくと9時をまわっており、急いで床につく。
    今日もあわただしい一日だった。
    この「大会前日記」を始めるにあたっては、大会前の心身の準備をリアルにお伝えすることで参考にしていただくつもりであったのだが、身体の具合は思わしくなく、仕事は立て込み、大会準備としては、あまり参考にはなりそうもない。
    日記を書く習慣はこれまでなかった。今年から仕事の整理のために1日の行動記録のメモをつけていたが、この1か月ほどさぼっている。
    毎日日記を書くのは大変だ。
    でも、こうして書くと、改めていろんなことに気がつく。
    仕事は会議がたてこみ、外出も増え、社会の活動が回復している実感を得ている。
    長良川トライアスロン大会のURLをリンクします。
    https://www.nagaragawa-triathlon.jp/

  • 時間がとれて、バイクジャージー購入と人生初のフットケア。第一準備は終了。

    時間がとれて、バイクジャージー購入と人生初のフットケア。第一準備は終了。

    10月14日
    6:00起床
    昨日は8時~9時のスイムトレーニングのために床についたのは11時近くになってしまった。起床は6時。身体が7時間睡眠を欲していたということか。昨日よりは身体の回復感がある。やはり睡眠なのだ。
    7:30散歩
    朝のルーティーンとメールを済ませて30分散歩。痛み始めた左足の膝が気になる。ハムストリングにも痛みが走る。最悪だあ。仕方ない。大会まではジタバせず、睡眠をしっかりとって静かに回復を待つことに割り切る。なんだかなあ。
    9:30 八丁堀での会議~メール、電話連絡など。
    13:20 昼食は久々の鯖塩焼き定食。大満足。
    14:00 御徒町のバイクショップ
    夕方の打ち合わせまでに使える時間ができた。ありがたい。
    御徒町はバイク関連ショップ、スポーツショップがあり、スポーツグッズは御徒町で買っている。それと最近は駅前スーパー吉池の食堂にのみに出かける。昼からやっている年金爺さんのたまり場のみ屋もある。私にはなじみの街なのだ。
    バイクショップでジャージーとスペアチューブを購入。
    いつもレースで着ているトライウエアはノースリーブなのだが、天気予報を見るとちょっと寒そうなので、半そでのジャージーを用意しておこうと思った。
    16:00 日本橋のフットケア
    両足の小指にマメができやすく、走る前にはゾーリンゲンのケア用具を使って自分で手入れをしているのだが、一度プロの手入れを受けたいと思っていた。そこでネットで調べて「快歩堂フットケアセンター日本橋館」に飛び込んだ。
    フットケア初体験。40分の施術で3,980円。やってみてよかった。ここはなじみにしよう。
    ここまできて、第一準備を一通り終えた気分になった。あとは金曜に第二準備、前日土曜の第三準備、当日の直前準備で大会となる。
    大会に参加するためには、様々な準備がいる。まずはトレーニングに直前の体調準備といった身体の管理のうえに、大会の申込とルール確認、宿の予約、バイク送付、時刻表確認、用具とウエアチェックなどなど。終わってからの温泉とイッパイも考えておく。これらの総合的な準備は刺激となる。
    これは生涯スポーツの重要な意味である。年老いて流されていく日常のなかで、こうした自己管理の機会を仕込むことは、心身のマッサージになるのだ。
    17:00 茅場町での打ち合わせ
    茅場町交差点のプロントで1時間半。いったん壁に当たった状態を抜け出す見込みがついて安堵とともに、新たな宿題が生まれ、さてどうしたものかと頭が巡る。
    今日はお疲れ様で歩きながらiphoneでKaryn WhiteのSUPERWOMANを聴く。このところこればかり。知らない方はぜひYoutubeで聴いてください。カッコいいから。
    19:30 帰宅
    食事にかける時間をとりたくないので、駅前スーパーで弁当を買い、帰宅して夕食、歯磨き、メールを2つ。
    9時に床につくことができた。
    明日は何時に目覚めるのだろう。

    写真はフォットケアの前の時間に食べたアイスクリーム。15分ほどの豊かな休憩時間となった。